RENT/レント Rent (2005) 3.5/5 (2)


■ 作品情報へ ■
スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

ジャコモ・プッチーニのオペラ”ラ・ボエーム”を基に、1994年2月にオフ・ブロードウェイで初演され、その後1996年4月ブロードウェイに移り上演、2008年9月までの12年間で5124回のロングラン公演を記録しトニー賞各賞他ピューリッツァー賞も受賞したジョナサン・ラーソンの伝説の大ヒット同名ミュージカルの映画化。
開発予定のある建物から、家賃を払わないために立ち退きを命ぜられている若きアーチスト達が様々な問題を抱えながら生き抜く姿を描く、製作、監督、脚本クリス・コロンバス、出演アンソニー・ラップアダム・パスカルジェシー・L・マーティンウィルソン・ジャーメイン・ヘレディアロザリオ・ドーソン他共演のミュージカル。


ミュージカル


スタッフ キャスト ■

監督:クリス・コロンバス
製作総指揮
ケヴィン・マックコラム

ラタ・ライアン
アラン・ゴードン
ジェフリー・セラー

製作
クリス・コロンバス

ロバート・デ・ニーロ
ジェーン・ローゼンタール
マイケル・バーナサン
マーク・ラドクリフ
原作:ジョナサン・ラーソンレント
脚本
ジョナサン・ラーソン

クリス・コロンバス
スティーヴン・チボスキー
撮影:スティーヴン・ゴールドブラット
編集:リチャード・ピアソン
音楽:ジョナサン・ラーソン

出演
マーク・コーエン:アンソニー・ラップ

ロジャー・デイヴィス:アダム・パスカル
トム・コリンズ:ジェシー・L・マーティン
エンジェル・デュモット:ウィルソン・ジャーメイン・ヘレディア

ミミ・マルケス:ロザリオ・ドーソン
ベンジャミン”ベニー”コフィン3世:テイ・ディグス
ジョアンヌ・ジェファーソン:トレイシー・トムズ

モーリーン・ジョンソン:イディナ・メンゼル

アメリカ 映画
配給 コロンビア・ピクチャーズ

2005年製作 135分
公開
北米:2005年11月23日
日本:2006年4月29日
製作費 $40,000,000
北米興行収入 $29,077,547
世界 $31,670,620


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

1989年、クリスマス・イヴ、ニューヨーク
映像作家を目指すマーク・コーエン(アンソニー・ラップ)とルームメイトで、HIV感染者である元人気ロック・バンドのメンバーであるロジャー・デイヴィス(アダム・パスカル)は、他の住人と共に家賃を滞納しているために電気を止められていた。

かつての仲間で、資産家の女性と結婚したため、義父が一帯の建物と土地の所有者となっている、ベンジャミン”ベニー”コフィン3世(テイ・ディグス)が、家賃の取立てに現われる。

貧しいマーク達は、当然、家賃が払えるはずもないのだが、ベニーは、開発が予定されているこの地で、才能ある芸術家のためにスタジオを立てる夢を語り立ち去る。
その後ロジャーは、麻薬中毒でダンサーのミミ・マルケス(ロザリオ・ドーソン)に出会い心惹かれるようになる。

翌日、AIDS患者で、ゲイの哲学教授のトム・コリンズ(ジェシー・L・マーティン)が、強盗に襲われた後に、手を差し伸べてくれたドラァグクイーンのエンジェル・デュモット(ウィルソン・ジャーメイン・ヘレディア)と恋仲になり、マークらを訪ね、クリスマスを祝う。

バイセクシャルの元恋人で、パフォーマンス・アーティストのモーリーン・ジョンソン(イディナ・メンゼル)に、立ち退きに講義するライブ会場に呼ばれたマークは、その場で彼女の恋人で、ハーバード大出身の弁護士、レズビアンのジョアンヌ・ジェファーソン(トレイシー・トムズ)に出会う。

ステージのマイクを直したマークは、その足で、コリンズやエンジェルが参加する、AIDS患者が集まる集会に向かい、その場を撮影する。

その夜、ロジャーを誘っていたミミが現われるが、彼は気持とは裏腹に、相手を気遣いそれを拒んでしまう。

翌日、ミミも来るという、マークのライブの誘いも拒んでしまったロジャーは、AIDS患者の集会に参加する。

その夜、ミミに謝罪したロジャーは、二人でライブに向かい、地権者側のベニーらを前にした、モーリーンのパワフルなパフォーマンスを楽しむ。

しかし、会場の者達と警察官とが衝突し、多数の逮捕者が出てしまう。

その後、カフェに向かったマークらに、その場に居たベニーは、今の生活で満足できるのかを問う。

マーク達は、芸術家の生き方をベニーらに伝え、そんな中、ロジャーは、ミミもHIV感染者だということを知り、二人は心通わせて惹かれ合い、何かの始まりを感じる。

ニューイヤーズ・イヴを祝ったマークらは、ついに建物が閉鎖され、内部の荷物が片付けられたことを知る。

ジョアンヌは、居住権を主張すれば、ベニーも強制退去に訴えられないことを仲間に伝え、その間に資金を作ることを提案する。

マークは、ジョアンヌとモーリーンを伴い、テレビ局に向かい面接して、カメラマンとして採用されることになる。

その帰り、ジョアンヌは、街角でモーリーンにプロポーズし、二人は愛を確かめ合う。

二人は、家族や仲間達に祝福されて婚約パーティーを開くが、他の女性に色目を使うモーリーンを見てジョアンヌは嫉妬し、その場で言い争いになり別れてしまう。

その後、かつて付き合っていたミミとの話し合いで、ベニーがマークらに新たな契約を提案する。

マークはギャラで家賃を払いベニーは退散するが、ロジャーはミミの行為に気分を害してしまう。

ミミは、何とかヤクを絶とうと苦しみ、その間、AIDS集会のメンバーは次々と命を落としていき、エンジェルの症状も悪化する。

そして、エンジェルは亡くなり、仲間達は悲しみの中で、彼の葬儀を執り行う。

しかし、エンジェルのような愛を受けられない仲間達の心はバラバラになり、ロジャーは西に旅立ちニューメキシコに向かう。

苦しい日々を送った末に、ロジャーはマークの元に戻り、彼はミミが失踪したことを知り、仲間達と共に彼女を捜す。

1990年、クリスマス・イヴ。
ホームレス生活を送っていたミミが見つかり、衰弱しきった彼女は寄り添うロジャーに、ベニーとは何もなかったことを伝え、二人は互いに愛を告げる。

ロジャーは、ミミのために書いた曲を歌うが、彼女はそれを聴きながら息を引き取る。

悲しみに堪えるロジャーと仲間達だったが、ミミは息を吹き返し、彼女は、向こうの世界でエンジェルが、みなの元に戻るよう励ましたことを伝える。

仲間達の間には愛が満ち溢れ、マークは、地道に撮影と編集を続けていた、自作ドキュメンタリーを上映する。

そして仲間達は、今日この日を、精一杯生き抜いていくことを決意する。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

1989年、クリスマス・イヴ、ニューヨーク
映像作家を目指すマークとルームメイトで元ロック・バンドのメンバーのロジャーは、家賃を滞納して建物の電気を止められる。
かつての仲間である、地権者側になったベニーは、マークらに家賃の催促をするのだが、彼らはそれに従わず、その場に居座る。
HIV感染者のロジャーは、同じ建物に住むダンサーで、麻薬中毒のミミに心を寄せるが、彼女を気遣い誘いを断ってしまう。
マークらの元には、AIDS感染者でゲイの哲学教授コリンズや、同じ感染者でドラァグクイーンのエンジェルらが集う。
建物閉鎖に抗議するライブを、マークの元恋人でパフォーマンス・アーティストのモーリーンが進め、彼女はレズビアンの弁護士ジョアンヌと付き合い始めていた。
ベニーは、建物を壊して、才能ある芸術家のためにスタジオを建てる計画を進めようとするのだが、マークらはその場を立ち退こうとしない。
そんな中、ミミに遠慮していたロジャーは、彼女もHIV感染者だと知り、心通じ合い、愛を確かめ合うのだが・・・。
__________

監督クリス・コロンバスをはじめとした、一流のスタッフの作品だけに、ステージでは味わえない、ダイナミックな映像と、舞台となるイースト・ヴィレッジの雰囲気がリアルに映し出される見応えある作品。

様々な問題を抱えながらも夢を抱き、貧しくも逞しく生き抜く若者達の心情が伝わり、躍動感溢れるパフォーマンスを堪能できる。

ジョナサン・ラーソン自身は、原作が舞台化される前に、35歳の若さで既にこの世を去っていたため、その功績の評価、各賞の受賞は死後のものとなった。

地道に映像作家の道を歩むアンソニー・ラップ、そのルームメイトのアダム・パスカル、彼と愛をは育むダンサーで薬物依存症のロザリオ・ドーソンAIDS感染者でゲイの哲学教授ジェシー・L・マーティン、彼と愛し合う同じ感染者ドラァグクイーンウィルソン・ジャーメイン・ヘレディア、かつての仲間である地権者側のテイ・ディグス、バイセクシャルである、マーク(A・ラップ)の元恋人のイディナ・メンゼル、その恋人になる弁護士トレイシー・トムズなどが共演している。

アンソニー・ラップアダム・パスカルイディナ・メンゼルは、初演のオリジナル・キャスト。


スポンサードリンク
ウェブ・ムービー・シアター

ウェブ・ムービー・シアター