リトリート・アイランド Retreat (2011) 3/5 (2)


■ 作品情報へ ■
スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
 ★★★☆☆

孤島で休暇を過ごす夫婦が、現われた軍人から、外界の伝染病感染を知らされ、それを疑いながらの恐怖の日々を描く、タンディ・ニュートンキリアン・マーフィジェイミー・ベル他共演のミステリー・サスペンス。


ドラマ(サスペンス/犯罪)

WebSite(E)


スタッフ キャスト ■
監督:カール・ティベッツ
製作:ゲーリー・シニョール
脚本
カール・ティベッツ
ジャニス・ハレット
撮影:クリス・シーガー
編集:ジェイミー・トレヴィル
音楽:アイラン・エシュケリ

出演
ケイト・ケネディ:タンディ・ニュートン
マーティン・ケネディ:キリアン・マーフィ
ジャック・コールマン:ジェイミー・ベル
ダグ:ジミー・ユール
ダグの妻:マリリン・マントル

イギリス 映画
配給 ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
2011年製作 90分
公開
イギリス:2011年10月14日
北米:2011年10月21日
日本:未公開


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
ロンドンの建築家マーティン・ケネディ(キリアン・マーフィ)と、妻でジャーナリストのケイト(タンディ・ニュートン)は、休暇で、スコットランド西海岸沖の島ブラックホーム島に向う。

二人は、ダグ(ジミー・ユール)のボートで島に着き、かつても利用したことのある彼のコテージに向う。

ケイトは、ある真実を封印しながら、マーティンとの冷え切った関係の修復を望みつつ時間を過ごすのだが、発電機が止まり停電してしまう。

翌日、再起動させるのにはコツがいると言って、現われたダグが発電機を作動させる。

しかし、再び発電機は停止してしまい、マーティンが様子を見ている際に発火して壊れてしまい、二人はダグに連絡を入れる。

翌日、ダグは現われずに、無線連絡も取れず、ケイトは苛立ち、夫婦の絆が取り戻せるような状況ではなくなる。

そんな時、負傷した軍人らしき男性(ジェイミー・ベル)が島に現われて意識を失い、それに気づいた二人は、とりあえず彼を介抱する。

男性が銃を持っていたために二人は焦るが、マーティンがそれを奪い寝室に隠す。

やがて、男性は意識を取り戻し、荒れた海を渡ってきた、イギリス陸軍のジャック・コールマン二等兵だと名乗る。

ジャックは、救助に対して二人に感謝し、無線や島の居住者などを確認する。

改まってマーティンに話を始めたジャックは、南米から世界中に流行した伝染病の感染を知らせる。

ジャックは、殺人ウィルスから身を守るために、半信半疑のマーティンに、自分に従うよう強要する。

家中を密閉すると言い出すジャックを見て、ケイトはそれに反発するが、マーティンが様子を見るべきだと言って彼女を説得する。

感染者の侵入も防ぐ対策をしたジャックを見て、ケイトは益々不安が募り、彼を受け入れることができない。

その夜、外に人がいると言って、ジャックはマーティンと防御体制に入る。

マーティンから銃を渡されたジャックは、発砲して威嚇し相手を追い払う。

相手を確認したわけでもなく、ジャックを信用できないケイトは拳銃を奪おうとするが、逆に脅されてしまう。

動揺したケイトは、仕事一筋のマーティンの気を引こうと、彼が求めていなかった子供を、ピルを止めて意図的に妊娠したことを伝えて謝罪する。

マーティンはケイトを理解し、愛を確かめ合った二人はコテージを出て行こうとするが、ジャックに銃を向けられそれを阻止される。

夜中に脱出したマーティンは、浜辺で死んでいるダグと妻(マリリン・マントル)を発見する。

翌朝、ジャックに襲い掛かろうとした二人だったが、再び銃を向けられて脅される。

その夜も部屋を抜け出したマーティンは、ショットガンを納屋で手に入れて、ジャックを誘き出してそれを向ける。

感染は嘘だと思っていたマーティンだったが、彼にその症状が出始めてしまう。

ジャックは、ケイトを拘束しようとするが、マーティンが彼を絞め殺し再び倒れこんでしまう。

ケイトは無線連絡を試みるが、死んでいなかったジャックが、感染は外ではなく、自分の中だと伝える。

ジャックに銃を向けたケイトは、彼に真相を話すよう迫る。

刑務所か陸運病院を選択するよう言われたジャックは、病院で新薬の実験台にされ、病原菌を投与されて、ミスにより解放されたのだった。

ジャックの妻は感染して死亡し、出会ったダグ夫妻は高齢のために即感染して死亡した。

マーティンとケイトに助けられたジャックは、外を感染させないようにと、コテージに閉じこもり、内部を密閉したのだった。

ジャックは隙を見て逃亡し、外に出ていたマーティンが苦しんでいるため、ケイトはショットガンに弾を込めて、彼を射殺して絶叫する。

ケイトに銃を向けられたジャックは、彼女に無線が使えたことと、軍の緊急放送で、自分を捜していることを知らせる。

ジャックに自首させようとしたケイトは、無線の相手が、ワクチンがあることを伝える会話を聞く。

それが嘘だと言張るジャックを射殺したケイトは、マーティンの遺体を岸辺のボートに運び、島を出ようとする。

しかしケイトは、現われたヘリコプターの兵士に射殺される。


■  解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
建築家マーティン・ケネディとジャーナリストの妻ケイトは、休暇で、スコットランド西海岸沖の孤島に向う。
コテージに着いた二人だったが、冷え切った夫婦関係を修復するための休暇も、ただ時間だけが過ぎていく。
そんな時、負傷した軍人らしき男性が現われ、二人はとりあえず彼を介抱する。
ジャック・コールマン二等兵だという彼は、世界中で伝染病が感染しているため、自分がそれから逃れてきたことを伝える。
半信半疑のマーティンだったが、ジャックは、助かる道は自分に従うことだと言ってそれを強要する。
室内を密閉し始めたジャックを見て、ケイトは不審に思い動揺する。
夫マーティンを頼るしかないケイトは、二人の関係が悪化するきっかけは自分が作ったことを彼に謝罪し、事態打開のために考えをめぐらせるのだが・・・。
__________

外界から離れた、閉ざされた孤島の中で起きる、目に見えない心理的恐怖を単純に描いた作品で、主人公らと共に、真実の見えない観客は、次第に混乱していく。

変質者の狂言かは、無線も通じない状況で確かめる手段もなく、脱出を試みる主人公らと、それを阻止する謎の男、実質的に三人のみの登場人物の、密室でのせめぎ合いが繰り返して続く・・・。
そこで、夫の発病があり、一気にドラマは動き出して、血生臭い惨劇で終わるという、派手さはないが、凝った演出を楽しめる作品。

終始思い悩む表情が印象的な主人公タンディ・ニュートン、温厚な夫ながら、妻に受け入れられないまま悲劇の犠牲者になるキリアン・マーフィ、謎の軍人から新薬の実験台と分かるジェイミー・ベル、コテージの持ち主ジミー・ユール、その妻マリリン・マントルなどが共演している。


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