続・荒野の七人 Return of the Seven (1966) 3.47/5 (30)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

黒澤明の「七人の侍」(1954)を西部劇としてリメイクした傑作「荒野の七人」(1960)の続編。
悪党に苦しめられるかつての友の窮状を知り、再び立ち上がったガンマンの戦いを描く、監督バート・ケネディ、主演ユル・ブリナーロバート・フラーウォーレン・オーツクロード・エイキンスフェルナンド・レイ他共演の西部劇。


西部劇


スタッフ キャスト ■

監督:バート・ケネディ
製作:テッド・リッチモンド
脚本:ラリー・コーエン
撮影:ポール・ヴォーゲル
編集:バート・ベイツ
音楽:エルマー・バーンスタイン

出演
クリス・ララビー・アダムス:ユル・ブリナー

ヴィン・タナー:ロバート・フラー
コルビー:ウォーレン・オーツ
フランク:クロード・エイキンス
チコ:ジュリアン・マテオス
神父:フェルナンド・レイ
フランシスコ・ロルカ:エミリオ・フェルナンデス
ルイス・エミリオ・デルガド:ヴィルジリオ・テクセイラ
マニュエル:ジョーダン・クリストファー
ペトラ:エリザ・モンテス
ロペス:ロドルフォ・アコスタ

アメリカ 映画
配給 ユナイテッド・アーティスツ

1966年製作 95分
公開
北米:1966年10月19日
日本:1967年4月


アカデミー賞 ■

第39回アカデミー賞
・ノミネート
編曲賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

メキシコの寒村イスカトラン。
悪事の限りを尽くすフランシスコ・ロルカ(エミリオ・フェルナンデス)率いる一味が村を襲う。

かつて村を救ったガンマンであり、この地に残ったチコ(ジュリアン・マテオス)は、妻ペトラ(エリザ・モンテス)の制止を振り切り銃を手に抵抗するが、村の男達と共に捕らえられ連れ去られる。

近くの町で、クリス・ララビー・アダムス(ユル・ブリナー)は、イスカトランで共に戦ったヴィン・タナー(ロバート・フラー)と再会する。

そこに、チコや村の窮状を知らせるペトラが現われ、それを知らされたクリスは彼らの救出を決意し人集めを始める。

牢獄に入れられていた、腕の立つ知人フランク(クロード・エイキンス)を仲間に引き入れたクリスは、銃殺刑囚のルイス・エミリオ・デルガド(ヴィルジリオ・テクセイラ)を誘い牢から出す。

その後クリスは、亭主持ちの女に手を出し逃げようとしていた顔馴染みのコルビー(ウォーレン・オーツ)を助ける。

コルビーはクリスの誘いを断るが、襲われた村に女しかいないことを知り、それを引き受けることにする。

闘鶏を見ていたヴィンの元に向ったクリスは、そこで、昼間、闘牛場でもその勇気を見せ付けていたメキシコ人青年マニュエル(ジョーダン・クリストファー)から、共に戦いたいことを告げられ仲間に入れる。

翌朝、クリスら6人とペトラは南に向かい、人影のないイスカトランに到着する。

逃げ帰った村の男を吊るした、ロルカ一味の追っ手を倒したクリスらは、翌朝、男達が連れて行かれた砂漠の村に向け出発する。

その頃、神父(フェルナンド・レイ)に暴挙を非難されながらも、ロルカは、集めた男達に重労働を課し、村や教会の再建を進めていた。

仲間達に援護させ、単独で村に乗り込んだクリスは、ロルカら一味をその場から退去させてしまう。

ロルカが必ず戻ると言う神父は、息子が殺された時、村人が何もしなかったことを恨み悪事を働き始めた彼を、信仰の力で救えなかったことを悔やむ。

クリスは、襲撃に備えてロルカ一味を迎え撃ち、7人のガンマンと臆病な村人を見くびっていたロルカは二度も退却させられ、加勢を呼び寄せようとする。

ロルカをよく知るクリスは、優しい心の持ち主だった彼の息子達から、かつて父親を殺すよう依頼されたことをヴィンに話す。

息子達は、父ロルカに強い男になることを強要されてクリスを雇ったのだが、ロルカはそれを知っても、なぜか彼を殺さずに逃がしたのだった。

フランクが無謀にも敵のアジトに向かい、傷を追いながら戻り、加勢が来ることをクリスに伝える。

村人は、自分達のために命を犠牲にすることを止め、引き返すようにクリスに伝える。

しかし、村に残ることに決めたクリスは、翌朝、加勢が来る前に敵を襲撃しようとする。

この地を故郷にすることを決めたマニュエルを残し、クリスらは、一旦、村を出て背後からロルカ一味を襲う。

そこに加勢が現われ、村に退却したクリスらだったが、マニュエルがその場にあったダイナマイトで反撃する。

コルビーとチコは腕を撃たれ、ルイスは銃弾に倒れて、襲ってきたロルカからクリスを助けようとしたフランクも銃撃される。

クリスがロルカを銃撃した後、彼の右腕ロペス(ロドルフォ・アコスタ)が攻撃を止めさせて退却する。

フランクはクリスの前で息を引き取り、彼とヴィンはマニュエルも命を落としたことを知る。

瀕死のロルカは、神父に祈りを捧げられながら息絶える。

その後、チコの提案で3つの村が一つとなり、教会も完成させることを、神父はクリスに告げる。

コルビーは別れを告げて旅立ち、クリスとヴィンは、神父の祝福を受けながら村を去って行く。


解説 評価 感想 ■

参考:
・「荒野の七人」(1960)
・「続・荒野の七人」(1966)
・「新・荒野の七人」(1969)
・「荒野の七人 真昼の決闘」(1972)

*(簡略ストー リー)

ガンマンのクリス・アダムスは、メキシコの寒村で暮らす、かつて共に戦った友チコの窮状を知る。
同じ戦いで生き残ったヴィンと再会していたクリスは、早速、男達を集め、6人で村に向かう。
事情を把握したクリスは、チコや男達が連れ去られた村に向かい、悪党のロルカを退去させてしまう。
ロルカ一味の反撃を食い止めたクリスらだったが、敵が加勢を呼んだことを知り、それを迎え撃つ準備を始める・・・。
__________

西部劇の名作となった一作目の人気にあやかり、悪に対し再び立ち上がるガンマンの活躍を単に描いだけの平凡な作品。

前作に続いての出演である、その存在感と統率力で周囲を圧倒する主演ユル・ブリナーと、エルマー・バーンスタインのテーマ曲だけがメジャー級と言える作品だろうか。

エルマー・バーンスタインは、第39回アカデミー賞で音楽賞にノミネートされた。

TVドラマ「ララミー牧場」で有名になった若手スターのロバート・フラーも、前作で活躍したスティーヴ・マックイーンの役で登場するのだが、彼のことが頭に浮かぶばかりで、全くインパクトに欠けた主人公の右腕なのは残念だ。

女好きのウォーレン・オーツの存在はまずまず印象に残り、前作の何人かのキャラクターを掛け合わせたような役柄のクロード・エイキンスも今一歩だ。

前作で村に残ったチコ役のジュリアン・マテオス、その妻エリザ・モンテス、神父フェルナンド・レイ、悪党のリーダー、エミリオ・フェルナンデス、その右腕役のロドルフォ・アコスタ、主人公に誘われるヴィルジリオ・テクセイラジョーダン・クリストファーなどが共演している。


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