ボーダー Righteous Kill (2008) 3.11/5 (28)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

長年コンビを組む二人のベテラン刑事が連続殺人事件解決に挑む姿を描く、製作、監督ジョン・アヴネットロバート・デ・ニーロアル・パチーノカーティス”50セント”ジャクソンカーラ・グギーノジョン・レグイザモ他共演のサスペンス。


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト ■

監督:ジョン・アヴネット
製作総指揮
ボアズ・デヴィッドソン

ダニー・ディムボート
ジョージ・ファーラ
製作
ジョン・アヴネット

ラティ・グロブマン
アヴィ・ラーナー
ロブ・コーワン
脚本:ラッセル・ジェウィルス
撮影:デニス・レノア
編集:ポール・ハーシュ
音楽:エドワード・シェアマー

出演
トム”ターク”カワン:ロバート・デ・ニーロ

デイヴィッド”ルースター”フィスク:アル・パチーノ
マーカス”スパイダー”スミス:カーティス”50セント”ジャクソン
カレン・コレッリ:カーラ・グギーノ
サイモン・ペレズ:ジョン・レグイザモ
テッド・ライリー:ドニー・ウォールバーグ
ジェシカ:トリルビー・グローヴァー
ヒンギス警部補:ブライアン・デネヒー
シェリル・ブルックス:メリッサ・レオ
マーティン・バウム:アラン・ブルーメンフェルド
エフゲニー・ムガラット:オレッグ・タクタロフ
チャールズ・ランドール:フランク・ジョン・ヒューズ
ジョナサン・ファン・ラッチェンス:テリー・セルピコ
チャドレイバー医師:アジェイ・ナイデュ
ジョセフ・キアンキ:ジョン・セナティエンポ

アメリカ 映画
配給 Overture Films

2008年製作 100分
公開
北米:2008年9月12日
日本:2010年4月24日
製作費 $60,000,000
北米興行収入 $40,076,438
世界 $78,460,699


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

ニューヨーク市警のベテラン刑事トム”ターク”カワン(ロバート・デ・ニーロ)は、ビデオカメラの前で、刑事である”デイヴィッド・フィスク”を名乗り、連続殺人を自供する。

それより以前、
タークは、少女暴行殺人で証拠を捏造し、犯人チャールズ・ランドール(フランク・ジョン・ヒューズ)を刑務所に送る。

約30年もタークとコンビを組む相棒デイヴィッド”ルースター”フィスク(アル・パチーノ)はそれを黙認する。

タークとルースターは、ヤクの売人マーカス”スパイダー”スミス(カーティス”50セント”ジャクソン)の周辺を探っていた。

街の掃除人として、悪党を始末していた連続殺人犯は、韻を踏んだ詩を現場に残した。

タークとルースターは、殺人容疑でスパイダーを調べ、彼を挙げれば同時に麻薬組織壊滅につながることを、上司ヒンギス(ブライアン・デネヒー)に報告する。

二人は、スパイダーから買った麻薬の所持で挙げた弁護士ジェシカ(トリルビー・グローヴァー)を利用しようとする。

ジェシカをおとりにして、スパイダーの元に向かわせた二人だったが、彼女の危険を察知し現場に押し入る。

タークらは銃撃戦になり、ジェシカは撃たれ重傷を負うものの、スパイダーを拘束する。

しかし、この捜査に収穫はなく、タークとルースターの行動は非難され、二人は内部調査官の取調べを受ける。

暴行容疑で逮捕されていた犯人が、裁判で無罪となり釈放されるが、その直後に殺され”詩”が残される。

その後二人は、タークと関係を持つ鑑識官のカレン・コレッリ(カーラ・グギーノ)、刑事サイモン・ペレズ(ジョン・レグイザモ)とテッド・ライリー(ドニー・ウォールバーグ)らとチームを組み連続殺人犯を追う。

コレッリに、連続殺人犯と少女暴行殺人犯ランドールに類似点があることを指摘されたルースターは、タークと共に彼に面会する。

自分達がハメた相手から何も獲られるはずもない二人だったが、ペレズやライリーとの打ち合わせで、犯人は警官でないかという話になる。

タークは、被害者達を知る、警察をクビになったマーティン・バウム(アラン・ブルーメンフェルド)を疑い、ペレズとライリーは気乗りしないまま彼を張り込む。

事件の内部資料を、必要以上に調べるコレッリの行動を気にしたタークは、彼女のアパートに侵入しコンピューターなどを調べる。

ペレズとライリーは、バウムから殺人があった日に海外に居た証拠を見せられる。

その後、少年に淫らな行為をしたことがある神父が殺されるのだが、ペレズとライリーは、タークが尚もバウムを犯人に仕立て上げるのではと考える。

タークが、捜査かく乱を目的にバウムを疑ったことを、ペレズとライリーはヒギンズに報告し、殺された神父のことも彼が知っていたことを指摘する。

ヒギンズは、タークに知人だった神父のことなどを問い質すが、彼を疑う確たる証拠は掴めない。

ルースターに、タークが疑われていることを伝えたヒギンズだったが、彼は相棒をかばう。

しかしルースターは、事件を解決したいという名目で、コレッリからタークの情報を得ようとする。

ペレズとライリーを呼び出したルースターは、ランドールに娘を殺されたシェリル・ブルックス(メリッサ・レオ)を二人に会わせる。

ルースターは、タークと共にランドールをハメたことを二人に知らせる。

タークを追い回すのは勝手だが、ランドールがもし出所したら殺すのは自分だと、ルースターはペレズとライリーに言い放つ。

その後タークは、ヒギンズからデスクワークを言い渡され、自分を疑うペレズを憎む。

ロシア人の殺し屋が銃撃され、ペレズの家が襲撃に遭い、コレッリが何者かに尾行される。

タークに電話したコレッリは、部屋に詩のカードが置いてあるのに気づき怯える。

そこにタークが現れ、彼はコレッリに自分を疑っているのかを問い質す。

銃撃された殺し屋は一命を取り留め、初めての犯人の目撃者を、ライリーは24時間体制で見張らせる。

ペレズとライリーはスパイダーをおとりに使い、タークの化けの皮を剥ごうとする。

タークがスパイダーと会う現場をペレズとライリーとで見張るが、結局は二人が見当違いをしたことを証明するだけだった。

現場に残ったタークは、ルースターが犯人と同じ詩を書くことに気づき、次の瞬間、彼はスパイダーを射殺する。

そして、ルースターはタークに、手帳に書いてあることをカメラに向かい語らせる。

タークは、”デイヴィッド・フィスク”と名乗り、手帳の内容を読み始める。

タークのような刑事になりたかったルースターは、ランドールを彼がハメたことに幻滅し、それをきっかけに、悪党への正義の制裁を加えていたのだった。

何者かに乱暴を受けていたコレッリは、それがルースターだと知り、犯人が彼であることもロシア人に確認する。

二人の居る現場に現れたコレッリは、ルースターに銃を向けるが、彼は逃走しタークがそれを追う。

追い詰められたルースターは、この世での満足が悪党達を殺すことだったと語り、タークを銃で負傷させようとする。

タークは一瞬早くルースターを銃撃し、彼に寄り添い救急車を手配する。

しかし、ルースターはそれを拒み、タークはそれに従い、最後まで自分を慕う彼を見取る。

その後、タークは、犯人ルースター自身が事件を解決したことを、内務調査官に伝える。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

約30年もの間コンビを組む、ベテラン刑事トム・カワン(ターク)とデイヴィッド・フィスク(ルースター)は、犯罪者ばかりを狙う、連続殺人事件の捜査を担当していた。
捜査の進展が見られない中、過激な行動で知られるタークが、犯人でないかと、警察内部で疑いがかけられる。
相棒のルースターは、上司や同僚の疑いの目からタークを守り続けるのだが、犯行はその後も続く・・・。
__________

「ヒート」(1995)以来13年ぶりとなるロバート・デ・ニーロアル・パチーノの共演が話題になった作品。

疑いをかけられる刑事が、相棒の名前を名乗る自白から始まる謎めいたオープニングから、ハリウッド屈指の演技派の二人が、激しくぶつかり合うクライマックスに向けて展開される緊迫感、アル・パチーノとは同年「88ミニッツ」(2008)でもコンビを組んだ、ジョン・アヴネットの力作でもある。

終盤までは、犯人の疑いがかけられるロバート・デ・ニーロを中心に描かれ、影のように控えめに彼を支えていたアル・パチーノが、終盤、一気に存在感を発揮する。

その結末が、話の流れでほぼ見えてきてしまうことを除けば、この二人を同じ画面で見られること事態が、非常に贅沢に感じる作品でもある。

二人は、「ゴッドファーザーPARTII」(1974)では、親子の立場で顔を合わせないかたちで共演し、その後、40年近くも第一線で活躍し続けている素晴らしい役者だ。

製作費6000万ドル、北米興行収入約4000万ドル、全世界では約7800万ドル。

クラブ経営者でヤクの売人カーティス”50セント”ジャクソンニューヨーク市警の鑑識官で、ターク(R・デニーロ)と関係のあるカーラ・グギーノ、同僚刑事ジョン・レグイザモドニー・ウォールバーグ、彼らの上司役のブライアン・デネヒー、弁護士役のトリルビー・グローヴァー、娘を殺された母親役メリッサ・レオ、その犯人フランク・ジョン・ヒューズ、犯人に疑われる元刑事アラン・ブルーメンフェルドなどが共演している。


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