卒業白書 Risky Business (1983) 3.2/5 (5)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

既に数作の出演作で注目されていたとは言え、トム・クルーズが主演して出世作になった作品。
大学進学を控える高校生のコールガールとの関係と巻き起こる騒動を描く、製作ジョン・アヴネット、共演レベッカ・デモーネイ、監督ポール・ブリックマンによるコメディ・ドラマ。


ドラマ(コメディ)

トム・クルーズ / Tom Cruise 作品一覧


スタッフ キャスト ■

監督:ポール・ブリックマン
製作
ジョン・アヴネット

スティーヴ・ティッシュ
脚本:ポール・ブリックマン
撮影
レイナルド・ヴィラロボス

ブルース・サーティース
編集:リチャード・チュウ
音楽:タンジェリン・ドリーム

出演
ジョエル・グッドソン:トム・クルーズ

ラナ:レベッカ・デモーネイ
マイルズ:カーティス・アームストロング
バリー:ブロンソン・ピンチョット
グレン:ラファエル・スバージ
グイド:ジョー・パントリアーノ
グッドソン:ニコラス・プライアー
グッドソン夫人:ジャネット・キャロル
ラザフォード:リチャード・メイサー
ヴィッキー:シーラ・ダネス
ジャッキー:ブルース・A・ヤング

アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ

1983年製作 99分
公開
北米:1983年8月5日
日本:1984年1月28日
製作費 $6,200,000
北米興行収入 $63,541,777


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

シカゴ郊外。
高校生のジョエル・グッドソン(トム・クルーズ)は、ハーバード大学に入れることが確実である親友のマイルズ(カーティス・アームストロング)に自分の進路の不安などを伝える。

そんなジョエルは、両親(ニコラス・プライアー/ジャネット・キャロル)が休暇旅行に向かうために、留守番をすることになる。

父親は、後日、プリンストン大学の調査員のラザフォード(リチャード・メイサー)が来て、面接することをジョエルに伝える。

食事や車のことを口喧しく指示されながら、ジョエルは両親を空港まで送り、自宅に戻り独りの夜を楽しむ。

翌日の放課後、友人バリー(ブロンソン・ピンチョット)と勉強をしていたジョエルは、ガールフレンドと現れたて部屋を貸してほしいというグレン(ラファエル・スバージ)の頼みに応ずる。

グレンが愛し合っていることで気が散るジョエルとバリーは、使うなと言われていた父親の車(ポルシェ928)で出かける。

なるようになるというマイルズの助言を実行したジョエルは、翌日の放課後、彼がコールガールを呼んでしまったために驚く。

その夜、女装趣味のジャッキー(ブルース・A・ヤング)が現れたために焦るジョエルは、マイルズを呼び出すものの断られてしまう。

気のいいジャッキーだったが、タクシー代プラスアルファの75ドルを要求し、ラナという女性を紹介する。

その後、新聞広告を見て自らコールガールを呼ぼうとしたジョエルは、思い切ってラナに電話をする。

準備をして待ち構えるジョエルは、現れたラナ(レベッカ・デモーネイ)が期待以上の女性だったことに驚きながら、激しく愛し合う。

翌朝、ラナに300ドルを要求されたジョエルは、50ドルしか所持金がなかったため銀行に向かう。

両親が自分のために貸金庫に預けていた国債を現金にしたジョエルは、自宅に戻るもののラナは、母親の大切にしている”スチューベングラス”のクリスタルと共に姿を消していた。

ジョエルはマイルズに相談して、ホテルにいるはずのラナの元に向かう。

ラナは、マネージャーのグイド(ジョー・パントリアーノ)から逃げようとするラナを車に乗せ、クリスタルをいつ返すかを問う。

グイドが銃を手にしたため、ジョエルは仕方なく車をだすが彼に追われる。

ジョエルは街中を駆け抜けてグイドを振り切り、その夜もラナと過ごす。

翌朝、ジョエルはグイドと縁を切ったことをラナから知らされるが、胸の病気で入院したことがある彼女は、そのことでグイドに借りがあった。

学校に行くためラナに帰ってもらおうとしたジョエルだったが、彼女は帰ろうとしない。

電話をしたら帰るというラナを信じて、ジョエルは学校に向かう。

その間ラナは、家探しを始めて金目の物を確認し、車ででかける。

帰宅したジョエルは、ラナの同僚ヴィッキー(シーラ・ダネス)とグレンが愛し合ったことを知り、紹介料だという分け前は受け取らない。

ジョエルは、ラナとヴィッキーが出て行ってくれたことで安堵するが、戻ってきた二人が、現れたグイドと揉めていることに気づく。

ラナとヴィッキーは家に入り、今後はジョエルと組むと言ってグイドを追い払おうとする。

グイドは、二人のことでジョエルに警告してその場を去る。

その夜、二人と食事をしながら翌日帰ることを約束させたジョエルは、その後、彼女らとアイスクリームを食べに行くことになる。

バリーも誘ったジョエルは4人で車で出かけ、グレンのことなどを考えたラナは、友達に声をかければいいビジネスになるとジョエルに提案する。

学校で、自由企業のクラスに入っているジョエルを誘うラナは、恋人になると言っても断る彼を見限りその場を去る。

その直後、ラナがドアをロックしたポルシェは動き始めて、ジョエルは必死に止めようとするがミシガン湖に落ちてしまう。

気落ちするジョエルは学校も停学処分となり、ラナの元に向かい慰めてもらう。

ジョエルはラナの提案に乗り、商才のある彼女の指示に従い、バリーの協力を得て”ビジネス”を始める。

ラナの同僚が呼びかけに応じ、ジョエルは友人を客として集めて、バリーが会計を担当する。

ジョエルとラナのビジネスは評判となり、彼の家は客で溢れる。

そこに、プリンストン大のラザフォードが現れ、ジョエルに質問を始める。

なるようになるという考えを実行していたジョエルは、今の生活に満足し、イリノイ州の大学に入ることをラザフォードに伝える。

とは言うものの、ジョエルは、今の自分の行動に自信が持てない。

しかし、ニーズに応える立派なビジネスをしていると言って、ラナはジョエルを励ます。

両親からの電話を受けたジョエルは、パーティーなどは許可していないことと、翌日、空港に迎えに来るよう言われる。

結局は楽しんだラザフォードは、ジョエルに入学の力になることを伝えてその場を去る。

その夜も大儲けをしたジョエルは、”シカゴ・L”(地下鉄)で愛し合いたいと言うラナと出かける。

地下鉄車両で酔った男を駅で降ろしたジョエルは、ラナと愛し合う。

翌朝、自宅に戻ったジョエルは、家具が亡くなっていることに気づいて焦り、それがグイドの仕業だと知る。

グイドはラナとヴィッキーの件でジョエルを脅し、彼に家具やクリスタルなどを買い取らせる。

迎えの来ないジョエルを待つ両親は、タクシーで自宅に向かう。

バリーとグレンの協力で、ジョエルは何とか両親の帰りまでに家を元通りにする。

両親を迎えたジョエルだったが、クリスタルにヒビがいっていることを母親に追求される。

母親に失望したと言われたジョエルは、裏庭の掃除を終えた後で、プリンストン大の入学を歓迎するというラザフォードからの連絡を父親から知らされる。

その後、ラナに会ったジョエルは、10年後の自分達についてを話し合う。

ジョエルは、地下鉄に誘ったのはグイドと仕組んだことなのかをラナに問うが、彼女はそれを否定する。

疑ったことをジョエルはラナに謝罪し、二人は、その夜は愛し合うことで意見が一致する。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

シカゴ郊外。
高校生のジョエル・グッドソンは、進学や将来のことで悩んでいた。
ある日、両親が休暇旅行で留守にした際に、親友のマイルズにからかわれたジョエルは、コールガールを呼ばれてしまう。
現れた女装趣味の男を帰すものの、代わりの女性を紹介されたジョエルは彼女を呼んでしまう。
コールガールのラナが、想像以上の女性だったことで驚くジョエルは彼女と愛し合う。
翌朝、300ドルをラナに要求されたジョエルは、国債を売り金を工面するものの、彼女は高価な置物と共に姿を消してしまう・・・。
__________

ハリウッドのトップスターの地位を維持し続けるトム・クルーズの若き日の注目作。

当時、20歳になったばかりのトム・クルーズは、まだ少年という感じの童顔で甘ったるいイメージしかなく、男としては共演のレベッカ・デモーネイに魅了されたことを思い出す。

今観ると、高校生を初々しく演ずるトム・クルーズは浮ついた雰囲気もなく、わずか数年でブレイクする、その才能を感じさせる。

取って付けたような軟な邦題とは裏腹に、主人公の子供らしい考えと世間を知っているコールガールのコンビの行動は、アメリカ人好みのする逞しさも感じる。

その魅力的なキャラクターや内容は大いに受け、北米で約6400万ドルのヒットとなった。

不思議な雰囲気であるコールガールを好演する20代前半のレベッカ・デモーネイは、あまりにも魅力的だ。

主人公の親友役カーティス・アームストロングブロンソン・ピンチョットラファエル・スバージ、ヒロインのマネージャー、ジョー・パントリアーノ、主人公の両親ニコラス・プライアージャネット・キャロル、大学の調査員リチャード・メイサー、コールガールのシーラ・ダネスブルース・A・ヤングなどが共演している。


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