ロビン・フッド Robin Hood (2010) 3/5 (2)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

シャーウッドの森”のアウトローの首領として伝説が伝えられる、何度も映画化されている”ロビン・フッド”とその仲間達の活躍を描く、製作ブライアン・グレイザー、製作、監督リドリー・スコット、製作、主演ラッセル・クロウケイト・ブランシェットマーク・ストロングウィリアム・ハート他共演のアクション・アドベンチャー超大作。


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト ■

監督:リドリー・スコット
製作総指揮
チャールズ・J・D・シュリッセル
マイケル・コスティガン

ジェームズ・ウィテカー
ライアン・カヴァノー

製作
ブライアン・グレイザー

リドリー・スコット
ラッセル・クロウ
脚本
ブライアン・ヘルゲランド

イーサン・リーフ
サイラス・ヴォリス
撮影:ジョン・マシソン

編集:ピエトロ・スカリア
音楽:マルク・ストライテンフェルト

出演
ロビン・ロングストライド/ロビン・フッド:ラッセル・クロウ

レディ・マリアン/マリオン・ロクスリー:ケイト・ブランシェット
ゴドフリー卿:マーク・ストロング
ジョン王オスカー・アイザック
ウィリアム・マーシャルウィリアム・ハート
タック修道士:マーク・アディ
リチャード1世ダニー・ヒューストン
アリエノール・ダキテーヌアイリーン・アトキンス
ウォルター・ロクスリー卿:マックス・フォン・シドー
リトル・ジョン:ケヴィン・デュランド
ウィル・スカーレット:スコット・グライムス
アラン・ア・デイル:アラン・ドイル
イザベラ・オブ・アングレームレア・セドゥー
フィリップ2世ジョナサン・ザッカイ
ロバート・ロクスリー卿:ダグラス・ホッジス
トーマス・ロングストライド:マーク・ルイス・ジョーンズ
ノッティンガムの代官:マシュー・マクファディン

アメリカ/イギリス 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
2010年製作 140分(DC:156分)
公開
イギリス:2010年5月12日
北米:2010年5月14日
日本:2010年12月10日
製作費 $200,000,000
北米興行収入 $105,219,735
世界 $321,669,730


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

1199年、フランス
イングランド獅子心王リチャード1世(ダニー・ヒューストン)は、弓の名手のロビン・ロングストライド(ラッセル・クロウ)ら精鋭を集めた第3回十字軍遠征隊を率い、フランス国王のフィリップ2世(ジョナサン・ザッカイ)との戦いを続けていた。

チャードの軍は”Chalus Castle”を包囲し、城壁の扉に火を放ち突破しようとする。

ロンドン
その頃、チャードの弟ジョン(オスカー・アイザック)は、妻がいる身でありながら、母アリエノール・ダキテーヌ(アイリーン・アトキンス)の目の前で、イザベラ・オブ・アングレーム(レア・セドゥー)と愛し合う。

リトル・ジョン(ケヴィン・デュランド)とトラブルを起こしたロビンは、チャードに、真のイングランド人としての誇りを見せるのだが、拘束されてしまう。

イングランドの騎士でありながら、フランス国王フィリップに忠誠を誓うゴドフリー卿(マーク・ストロング)は、チャードの暗殺を命ぜられる。

その後、城壁の扉を破ったイングランド軍だったが、チャードが矢を受け落命してしまう。

ロビンは国王の死を知り、アラン・ア・デイル(アラン・ドイル)、ウィル・スカーレット(スコット・グライムス)、リトル・ジョンらと共に逃亡して、祖国に戻ろうとする。

ブロセリアンドの森
国王の王冠を運ぶ、チャードの警備隊を襲撃したゴドフリーは、ロバート・ロクスリー卿(ダグラス・ホッジス)から、チャードが死んだことを知らされる。

ゴドフリーは、そこに現れたロビンらに追い払われ、彼は瀕死のロクスリーから、ノッティンガムの領主である、父の同意なしに持ち出した剣を返すよう頼まれる。

そしてロビンは、国王の馬にあった王冠を見つけて、ロクスリーが向かおうとしていた海岸を目指す。

ノッティンガム
その頃、納税を拒むロクスリーの妻レディ・マリアン/マリオン・ロクスリー(ケイト・ブランシェット)は、ノッティンガムの代官(マシュー・マクファディン)に土地を奪われ、森に追いやられようとしていた。

海岸にたどり着いたロビンは、ロクスリーに成りすましてイングランドに向かい、ロンドンに到着する。

王室一家の出迎えを受けたロビンは、王冠をチャードの母アリエノールに返還し、彼女はそれを息子ジョンに渡す。

そしてジョン王が誕生し、ロビンをロクスリーと思い込んでいる国王は、国を動かす費用の負担をするよう、ノッティンガムの領主である、父ウォルター・ロクスリー卿(マックス・フォン・シドー)に伝えるよう命ずる。

既にロンドンに戻っていたゴドフリーは、ロクスリーを名乗る、多くを知りすぎているロビンを抹殺しようとする。

摂政ウィリアム・マーシャル(ウィリアム・ハート)は、ロビンがロクスリーでないことを承知で、彼を牽制する。

その後、尊大なジョン王は国民にきつい税を課すことを考え、その徴収をゴドフリーに命じて北部に派遣し、マーシャルを追放する。

ノッティンガム
何者かの襲撃を逃れたロビンは、翌日、ある村でタック修道士(マーク・アディ)と出会い、ロクスリー卿の住居を尋ねて、仲間達を残しその場に向かう。

目的地に着いたロビンは、マリアンがロクスリーの妻とは知らずに声をかけ、子息が亡くなったことをロクスリー卿に知らせたいことを伝える。

マリアンは、動揺しながらロビンを義父ロクスリー卿の元に案内しようとする。

ロビンは、マリアンがロクスリーの妻だと知り無礼を謝罪し、盲目のロクスリー卿に息子の剣を渡す。

ロクスリー卿はロビンを歓迎し、領地を守るために、彼を息子としておきたいことを伝える。

そしてロクスリー卿は、ロビンとマリアンの結婚も望むが、彼女は唐突な話に戸惑ってしまう。

ハンプトン
国王に、忠誠を誓ったように見せたゴドフリーは、それを知られぬようにフランスの軍隊を迎え入れ、イングランドに内戦を引き起こそうと画策する。

マリアンは、ロビンを息子だと知らせるために、村を案内するようロクスリー卿に命ぜられる。

ロビンは仲間達の元に向かい、自分をロクスリーと呼ぶよう伝え、アラン、ウィル、リトル・ジョンを”妻”のマリアンに紹介する。

当初はロビンを信頼していなかったマリアンは、彼女に無礼な態度をとるノッティンガムの代官を閉口させ、タック修道士や仲間達と、徴収された穀物の種を奪還した彼に、好意抱くようになる。

バーンズデイル
ゴドフリーはフランス軍を率い、国王の名において税の徴収を人々に強要する。

その頃、ゴドフリーがフランス国王フィリップと通じていることを調べていたマーシャルは、それをアリエノールに伝える。

更にマーシャルは、ゴドフリーの行動が北部の貴族達を混乱させ、内戦を巻き起こそうとしていることも知らせる。

アリエノールはそれをイザベラに伝え、ジョン王は彼女からゴドフリーの裏切りを知らされる。

シャーウッドの森
無法者となり、森の中に居住していた子供達に捕らえられたロビンは、そこにいたマリアンの前で、戦う意味を持つ戦士としての心得などを伝授する。

バークハムステッド城
マーシャルに会ったジョン王は、ゴドフリーの行動を確認し、迫るフランスの侵攻、そして北部の貴族の混乱に対処しようとする。

一方、ゴドフリーは、ロビンがロクスリー卿の息子に扮していることを知りノッティンガムに向かう。

ロクスリー卿を尋ねたマーシャルは、彼にフランスの脅威を知らせロビンに再会する。

マーシャルは、かつて騎士として戦っていた時代に、既にロビンと彼の父のことを知っていたことを話す。

その後ロクスリー卿は、ロビンの父親トーマス(マーク・ルイス・ジョーンズ)が、先見の目があった思想家で、国民があってこそ君主が存在できることを知り得て、その教えを息子に遺したことを語る。

ロビンは、父が書いた権利憲章にサインした、ロクスリー卿を含めた貴族の名を伏せたことで、父が命を奪われたことを知らされる。

その憲章を見せられたロビンは、近隣の町が焼き払われているという連絡を受け、生まれた村に向かう。

マーシャルは貴族達の行動を鎮めようとしていたが、そこにジョン王が現れ、ゴドフリーの策略により混乱を招いていることを確認する。

村に着いたロビンは、父の残した言葉を見つけ、それに従い、その場にいたジョン王に法による自由を訴え、権利憲章に署名することを国王に約束させる。

マーシャルは、ゴドフリーが迫っていることと、ロビンの父が偉大な人物だったことを彼に伝える。

その頃、ゴドフリーの部隊はノッティンガムを襲い、人々を焼き殺そうとする。

ロクスリー卿は剣を手に抵抗するが、ゴドフリーは息子を自分が殺したことを伝え彼を殺害する。

村に戻ったロビンらは、マリアンや人々を救い出し、捕らえたフランス兵からフィリップの上陸地点を聞き出す。

ロビンは、ロクスリー卿の剣をマリアンから受け取り、彼を火葬して祈りを捧げる。

そして、ロビンはマリアンに愛を告げ、仲間達を率いて海岸を目指す。

同じ頃、フランス軍はイングランド南部の海岸に迫り、上陸地点に近づいたロビンらは、ジョン王マーシャルらに合流する。

海上のフィリップの命令により、上陸を開始したフランス軍だったが、彼方からはロビンらの一団が迫る。

イングランド側の、崖の上からの弓矢の攻撃で戦いは始まり、やがて海岸での死闘が始まろうとしていた。

そこに、ロビンを追って来たマリアンが姿を現し、ジョン王も勇敢に戦いに加わる。

マリアンは、ロクスリー卿の仇を討つため、ゴドフリーに襲い掛かるが、逆に彼に殺されそうになる。

それに気づいたロビンがゴドフリーと一騎打ちになるが、上陸艇にロビンが挟まれた隙にゴドフリーは逃亡する。

しかし、弓を手にしたロビンは空高く矢を放ち、ゴドフリーの首にそれが命中する。

そして、イングランド軍はフランス軍を打ち破り、船上のフィリップは撤退を命ずる。

ジョン王には勝利が知らされるのだが、戦った者達は一斉に、”ロングストライド”(ロビン)の名を連呼する。

その後、ジョン王は、約束したはずの権利憲章を無効としてそれを燃やしてしまい、貴族や民衆の罵声を浴びる。

更にジョン王は、窃盗及び国家反逆罪で、ロビンを無法者とすることを告げる。

ノッティンガムの代官は、ロビンを無法者とする、国王による宣言書を大木に貼り付けようとするが、それを何者かが射抜く。

そしてロビンは、”シャーウッドの森”でマリアンや仲間達と共に、納税や身分の区別もない生活を始める。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

イングランド国王リチャード1世と共に第3回十字軍遠征隊に参加した弓の名手ロビン・ロングストライドは、その後、フランス国王フィリップ2世との戦いを続けていた。
しかし、リチャードの落命を知り仲間達と帰国しようとしたロビンは、フランスに加担するイングランド人の元騎士ゴドフリー卿に襲われた、ロクスリー卿の護衛隊に遭遇する。
ロビンは、瀕死のロクスリーから、ノッティンガムの領主である父に剣を渡すよう頼まれ、国王の王冠の返還と共にそれを約束する。
イングランドに戻ったロビンは、王冠を返還した後ノッティンガムに向かい、ロクスリー卿とその息子の未亡人マリアンに会い剣を渡す。
やがて、新国王ジョンの圧制に苦しむ国民の混乱を利用して、ゴドフリーは、スパイとして内戦を起すことを画策する。
そしてロビンは、領民やマリアン、そしてロクスリー卿の信頼を得て、息子の身代わりとなることを頼まれる・・・。
__________

今や名コンビとなった、リドリー・スコットラッセル・クロウによるスペクタクル巨編ではあるが、弓の名手として人望も厚いロビン・フッドが、人を惹きつける魅力で平民のヒーローになっていく姿などは、素朴に描がかれている。

製作費に2億ドルをかけたスケールの大きな映像は、美しくもあり見応え十分だ。

クライマックスのフランス軍の上陸作戦や、それを弓矢と剣だけで迎え撃つ勇猛果敢なイングランド側の戦いぶりも凄まじい迫力で映し出されている。

微妙な結果となった興行収入は、北米では約1億ドルで終わるものの、全世界では約3億2200万ドルのヒットとなった。
上記のように製作費が2億ドルかかっているので、これが大成功と言えるかは疑問だ。

因みに、主演ラッセル・クロウのギャラは2000万ドル。

グラディエーター」(2000)の主人公マキシマスを思い起こさせる風貌で、寡黙なヒーローを演ずるラッセル・クロウは、これ見よがしに弓矢を使うわけでもなく、ここぞとばかりに放つ必殺の一撃で敵を倒す姿がいい。

彼女にしてはやや大人しい役柄で、徐々に主人公の魅力に惹かれていくマリアンを落ち着いた雰囲気で演ずるケイト・ブランシェット、敵役としてフル回転の活躍で熱演するマーク・ストロングジョン王役のオスカー・アイザック、摂政のウィリアム・マーシャルを演じ、存在感を発揮するウィリアム・ハート、タック修道士マーク・アディリチャード1世ダニー・ヒューストン、80歳を過ぎ尚も矍鑠たる演技を見せてくれる、ノッティンガムの領主マックス・フォン・シドー、ロビンの仲間達でリトル・ジョン役の巨漢ケヴィン・デュランド、ウィル・スカーレットのスコット・グライムス、アラン・ア・デイル役のアラン・ドイルノッティンガムの代官マシュー・マクファディンチャードジョンの母親アリエノール・ダキテーヌ役のアイリーン・アトキンスジョン王の2度目の妃であるイザベラ・オブ・アングレームレア・セドゥーフランス国王フィリップ2世ジョナサン・ザッカイリチャード1世の側近ロクスリー卿のダグラス・ホッジス、主人公の父マーク・ルイス・ジョーンズなどが共演している。


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