ロッキー4 Rocky IV (1985) 3.11/5 (27)


■ 作品情報へ ■
スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

ロッキー」シリーズの第4作。
盟友アポロの命を奪ったソ連のアマチュア・ヂャンピオン、ドラゴの挑戦を受け、ロシアに向かったロッキーの戦いを描く監督、脚本、主演シルヴェスター・スタローンタリア・シャイアバート・ヤングドルフ・ラングレンブリジット・ニールセンカール・ウェザース共演のドラマ。


ドラマ(スポーツ)

シルヴェスター・スタローン / Sylvester Stallone 作品一覧


スタッフ キャスト ■

監督:シルヴェスター・スタローン
製作
アーウィン・ウィンクラー

ロバート・チャートフ
脚本:シルヴェスター・スタローン
撮影:ビル・バトラー
編集
ドン・ジンマーマン

ジョン・W・ウィーラー
音楽:ヴィンス・ディコーラ
主題曲:サヴァイヴァー
Eye of the Tiger
Burning Heart

出演
ロッキー・バルボア:シルヴェスター・スタローン
エイドリアン・バルボア:タリア・シャイア
アポロ・クリード:カール・ウェザース
ポーリー・ペニノ:バート・ヤング
イヴァン・ドラゴ:ドルフ・ラングレン
ルュドミラ・ドラゴ:ブリジット・ニールセン
トニー”デューク”エヴァース:トニー・バートン
ロッキーJr.:ロッキー・クラコフ
本人:ジェームス・ブラウン
リング・アナウンサー:リロイ・ニーマン

アメリカ 映画
配給 MGM /ユナイテッド・アーティスツ

1985年製作 91分
公開
北米:1985年11月27日
日本:1986年6月21日
製作費 $31,000,000
北米興行収入 $127,873,716
世界 $300,400,000


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

死闘の末、クラバー・ラングに勝利したロッキー・バルボア(シルヴェスター・スタローン)とアポロ・クリード(カール・ウェザース)は、今では固い友情で結ばれていた。

ロッキーは、妻エイドリアン(タリア・シャイア)とロッキーJr.(ロッキー・クラコフ)、そして義兄ポーリー・ペニノ(バート・ヤング)と共に、何不自由ない幸せな生活を送っていた。

ポーリーの誕生日に、ロッキーは、彼の世話をするロボットを贈る。

その頃、ソ連のアマチュア・ヘビー級ヂャンピオン、イヴァン・ドラゴ(ドルフ・ラングレン)が、妻ルュドミラ(ブリジット・ニールセン)やコーチらと共にアメリカ入りする。

最新鋭のトレーニング機器を駆使し、鍛え上げられたドラゴの肉体は、まるでサイボーグのようだった。

ドラゴが、ロッキーとの対戦を希望しているいことを知ったアポロは、自分が戦うことを志願し、ロッキーにそれを伝える。

しかし、エイドリアンは、引退して5年になるアポロの無謀な行為に賛成できない。

このまま、普通の人間で終わりたくない、アポロのプライドを懸けた戦いに、ロッキーは協力することになる。

記者会見で沈黙を守るドラゴに対し、アポロは彼を挑発して試合に備える。

そして、ロッキーやエイドリアンが心配する中、ラスベガスMGMグランドで、ドラゴとアポロのエキシビジョン・マッチが行われることになる。

ジェームス・ブラウンの、派手なパフォーマンスに続き登場したアポロは、浮かれながらリングに上がり、そしてゴングは鳴る。

しかし、元世界チャンピオンのプライドだけで戦いに挑んだアポロは、強靭な肉体を持つドラゴに打ちのめされ、リング上で絶命してしまう。

ロッキーは、アポロを抱きかかえながら復讐を誓い、彼の葬儀で、棺にチャンピオンベルトを捧げる。

そしてロッキーは、タイトルを返上してまでドラゴとの戦いにこだわり、試合は、モスクワでクリスマスに行なわれることになる。

ルュドミラは、ソ連を”悪”としか見ないアメリカ社会を非難し、記者会見を中座してしまう。

その後、反対するエイドリアンの理解を得られないまま、ロッキーは、ポーリーとアポロの元トレーナーのトニー”デューク”エヴァース(トニー・バートン)を伴いロシアへと飛び立つ。

雪に埋もれた、原野の中の宿舎に到着したロッキーは、リングに立っている自分を想い描きながら、デュークと共に覚悟を決めて準備を始める。

そしてロッキーは、政府の局員に監視されながら、科学的なトレーニングを積んだ、人造人間のようなドラゴとは対照的な方法で肉体を鍛え上げていく。

雪原を走り、丸太を担ぎ、ソリを引き、材木を切り、ロッキーは独り黙々とトレーニングに励む。

そんなロッキーの元に、エイドリアンが現れ、二人はお互いの愛を確かめ合う。

そして、エイドリアンの支えを得て、ロッキーは全てをやり尽し、ドラゴの待つモスクワに向かう。

満員の会場には、ソ連の最高首脳達も顔を揃えていた。

ロッキーはブーイングで迎えられ、リング上で孤独な戦いに挑む。

そしてゴングが鳴り、ドラゴはいきなりロッキーからダウンを奪う。

試合はドラゴが圧倒的に攻めまくるが、彼の顔面を捉えた、ロッキーの一発のパンチで形勢が変わる。

パンチをほとんど受けたこともないドラゴは動揺し、その後もロッキーは、猛攻撃に耐える。

やがて、ロッキーの健闘を称える、観衆の声が会場に響き渡るようになる。

そして最終ラウンド、周囲が自分を人間扱いしないことに怒りを示すドラゴは、歯車が狂いだした機械のようになり、ロッキーはドラゴを倒す。

マイクを向けられた勝利者ロッキーは、憎しみを抱いていた双方が、この試合により変われることができると確信したと語り、大喝采を受ける。

そして、ソ連の書記長も席を立ち、ロッキーに拍手を贈る。


解説 評価 感想 ■

参考:
・「ロッキー」(1976)
・「ロッキー2」(1979)
・「ロッキー3」(1982)
・「ロッキー4」(1985)
・「ロッキー5」(1990)
・「ロッキー6」(2006)
・「クリード」(2015)
・「クリード2」(2017)

*(簡略ストー リー)
ロッキー・バルボアとアポロは、固い絆で結ばれていたのだが、ソ連の最強チャンピオンのドラゴがアメリカに上陸する。
既に引退していたアポロは、自分のボクサーとしての価値を証明するために、ロッキーの協力を得て、ドラゴと対戦する。
しかし、アポロは、人間サイボーグのドラゴの敵ではなく、叩きのめされてリング上で絶命する。
親友アポロの死に、打ちひしがれたロッキーは、ドラゴへの復讐を誓う。
妻エイドリアンから、ドラゴとの試合への理解を得られないまま、ロッキーは、覚悟を決めて激寒のロシアへと向かう・・・。
___________

シリーズ中で、最大のヒットを記録することになる作品。

制作費 $31,000,000
北米興行収入 $127,873,716
世界 $300,400,000

シリーズ3作目となる、スタローン監督、脚本、主演作品で、冷戦下の米ソの関係まで盛り込んだ内容は、今見ると滑稽にさえ見えてしまう。

既に、かつての、素朴なロッキーの面影もなく、ハイテク・サイボーグ人間や、意味不明ロボットの登場など、興行的な成功とは対照的に、批評家などからは、シリーズ最悪の評価を受けた作品でもある。

音楽担当が、ビル・コンティからヴィンス・ディコーラに変わってしまい、作品の雰囲気に違和感さえ感じる。

結局、その後3作はビル・コンティに戻ることになるが、やはりこのシリーズは、彼の音楽を必要としているということだろう。

主演のシルヴェスター・スタローンは、育ちのいい優等生のようなキャラクターになってしまったが、ロシアでの古風なトレーニングで、やや救われたという感じがする。

同年に「ランボー2」(1985)が公開ということもあり、本作での鍛え上げられたバランスの良い筋肉美は見事だ。

残念ながら、親友アポロのカール・ウェザースは本作でシリーズを去り、タリア・シャイアは、なくてはならない役を、無難にこなしている感じだ。

前作は影が薄かったバート・ヤングが、ドラゴとの試合を前に、「生まれ変わったら、お前のようになりたい」と、ロッキーに語りかける場面は、ホロリさせてくれる。

ジェームス・ブラウンが、ラスベガスで熱唱する場面が、個人的には最も盛り上がったという印象だ。

ソ連のサイボーグ、ドルフ・ラングレンは、アポロのセリフにもあるように、正に”デクノボウ”という感じで、妻役のブリジット・ニールセンと共に完全にミスキャストだ。

お馴染み全作登場のトニー・バートン、そして、前作と次回作にも出演する芸術家リロイ・ニーマンが、リング・アナウンサーで登場する。


スポンサードリンク
ウェブ・ムービー・シアター

ウェブ・ムービー・シアター