ルビー・スパークス Ruby Sparks (2012) 4/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

エリア・カザンの孫でもあり、脚本家の両親の才能を受け継いだとも言える、若手スター、ゾーイ・カザンが、製作、脚本、出演を兼ねた意欲作。
スランプに陥っていた若き天才作家が夢で見た女性のことを書いたことで、彼女が現実に現れるというロマンチック・コメディ。
主演ポール・ダノアネット・ベニングアントニオ・バンデラスエリオット・グールド他共演、監督ジョナサン・デイトンヴァレリー・ファリス


ロマンチック・コメディ


スタッフ キャスト ■

監督
ジョナサン・デイトン

ヴァレリー・ファリス
製作
アルバート・バーガー

ロン・イェルザ
製作総指揮
ロバート・グラフ

ゾーイ・カザン
ポール・ダノ
脚本:ゾーイ・カザン
撮影:マシュー・リバティーク
編集:パメラ・マーティン
音楽:ニック・ウラタ

出演
カルヴィン・ウイア=フィールズ:ポール・ダノ

ルビー・ティファニー・スパークス:ゾーイ・カザン
ガートルード・ウイア=フィールズ:アネット・ベニング
モート:アントニオ・バンデラス
ラングドン・サープ:スティーヴ・クーガン
ローゼンタール博士:エリオット・グールド
ハリー・ウイア=フィールズ:クリス・メッシーナ
ライラ:デボラ・アン・ウォール
メーベル:アリア・ショウカット
スージー・フィールズ:トニ・トラックス
サイラス・モディ:アーシフ・マンドヴィ

アメリカ 映画
配給 フォックス・サーチライト・ピクチャーズ

2012年製作 104分
公開
北米:2012年7月25日
日本:2012年12月15日
北米興行収入 $2,540,106
世界 $9,128,263


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

10代で天才作家としてデビューし成功したカルヴィン・ウイア=フィールズ(ポール・ダノ)は、その後は新作を発表できず、愛犬スコッティと過ごすだけの日々を送っていた。

ある日、カルヴィンは女性が現れる夢を見て、それを兄のハリー(クリス・メッシーナ)に話す。

カルヴィンは、ローゼンタール博士(エリオット・グールド)のセラピーを受けて悩みを打ち明け、好きな人についてのレポートを書くよう勧められる。

そんなカルヴィンは、ルビー・ティファニー・スパークス(ゾーイ・カザン)が現れる夢を再び見て目覚め、閃きを感じて一心不乱に書き始める。

カルヴィンは、それを興奮しながらローゼンタールに話す。

ハリーと妻のスージー(トニ・トラックス)が訪れた日に、カルヴィンは、家の中に女性の下着などがあることに気づく。

原稿をハリーに見せたカルヴィンは、女性との付き合いもほとんどない自分が書いたものに登場するのが、人間ではなく唯の女の子だと言われる。

その後も書き続けて眠ってしまったカルヴィンは、ルビーとの愛を確かめる夢を見て、マネージャーのサイラス・モディ(アーシフ・マンドヴィ)の電話で目覚める。

ところがカルヴィンは、ルビーがキッチンにいることに気づき驚いてしまう。

自分の精神状態を疑ったカルヴィンは、現実に現れたルビーの姿に戸惑い、ローゼンタールにメッセージを残す。

ハリーに電話をしても相手にされないカルヴィンは、同行するというルビーと外出することになる。

街でルビーと別れたカルヴィンは、講演会で電話番号を教えられたメーベル(アリア・ショウカット)と会い話をする。

そこにルビーが現れ、自分にしか見えないと思っていた彼女が、メーベルや他の者にも見えることに気づく。

恋人だというルビーは憤慨するが、カルヴィンは彼女をなだめて、戸惑っていることを伝える。

ルビーにキスして実在の彼女を確かめたカルヴィンは、二人で満ち足りた時を過ごす。

それをハリーに話したカルヴィンだったが、精神状態を疑われてしまう。

ハリーは、カルヴィンの家で同居するルビーに会うが、弟に詐欺の可能性などを指摘して忠告する。

その後ハリーは、カルヴィンが書いたことが現実になると確認して納得する。

実際の男女関係が文章で綴るようにはうまくいかないことを話したハリーに、カルヴィンは書くのを止めてルビーとは自然に付き合うことを伝える。

その後カルヴィンは、母親のガートルード(アネット・ベニング)と恋人モート(アントニオ・バンデラス)の家にルビーと共に向かい、ハリーとスージーとも合流する。

皆が楽しむ中、カルヴィンだけがその雰囲気に馴染めないまま家に戻る。

週末を読書ばかりして過ごし、家族との時間を楽しもうともせず、友人もいないカルヴィンに、ルビーは、少し距離を置くことも必要だと提案する。

週に一度アパートに戻ったルビーは、美術学校に通い始め、その仲間達との付き合いで、カルヴィンとの時間は減っていく。

カルヴィンは不安を感じ始め、しまっておいた原稿を取り出し、ルビーが、自分無しでは生きていけないという文章を書く。

ルビーは家に戻り、カルヴィンに寄り添い離れなくなる。

自分が傍にいないと何もできずに落ち込むルビーを、はしゃぐようにしたカルヴィンは、それも自然とは思えず感情の赴くままに行動させる。

情緒不安定気味のルビーを連れてパーティーに出席したカルヴィンは、同席したサイラスから、映画の脚本の誘いがあることを知らされる。

その後カルヴィンは、元恋人のライラ(デボラ・アン・ウォール)に再会する。

ライラは、作家ラングドン・サープ(スティーヴ・クーガン)が自分の本の出版を手助けしてしてくれたことを話す。

カルヴィンは、自分も支援したことなどを語り、有名人目当ての付き合いだったのかなどをライラに尋ねて二人は口論になる。

ライラと別れたカルヴィンは、ラングドンがルビーを口説こうとしていることに気づき憤慨する。

帰宅したカルヴィンは、その件でルビーに意見し、束縛を嫌う彼女に、自分は自由に操ることができると言ってタイプライターの元に向かう。

出て行くというルビーの前で文章を書いたカルヴィンは、彼女がその場を離れられないことを確認して原稿を見せる。

カルヴィンは、ルビーのことを書いたのではなく”創作”したことを彼女に伝えて文章を書き、自由に操れることを照明して見せる。

お互いに苦しむ二人だったが、隙を見てその場を離れ部屋に閉じ籠ったルビーをカルヴィンは解放し、自分の創作物ではなく自由だと書き記す。

原稿の最後を読むよう指示し、愛しているというメモを添えたカルヴィンは、それをルビーの部屋のドアの前に置く。

翌朝、ルビーが去ったことを知ったカルヴィンは悲しみ、現れたハリーが彼を励ます。

その後、何をやっても楽しめないカルヴィンは、今回の件を本にするようハリーに勧められる。

それを実現させたカルヴィンは新作を発表し、真実とも考えて欲しいことをローゼンタールに伝える。

スコッティを連れて散歩をしていたカルヴィンは、自分の著書を読んでいた、ルビーに似た女性(ゾーイ・カザン)に出会う。

見覚えがあると言われたカルヴィンは、自分が作家だと答えて著書の写真を見せる。

本の内容が自信過剰だと、友達が意見したことを伝えていた女性は、カルヴィンが著者だと知り、照れながらそれは冗談だと言って訂正する。

その場の雰囲気をやり直せるかを女性に尋ねられたカルヴィンは、出来ると言って座る。

女性は、本の結末を話さないようにと伝え、カルヴィンはそれを約束する。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

10代で天才作家としてデビューし成功したカルヴィン・ウイア=フィールズは、新作が書けずにスランプに陥っていた。
そんなカルヴィンは、夢に登場する”ルビー・スパークス”という女性が気になりる。
ローゼンタール博士のセラピーを受けていたカルヴィンは、好きな人についてを書くように提案される。
夢に出たルビーに閃きを感じ、一心不乱に書き始めたカルヴィンだったが、何と彼女が現実に現れて驚いてしまう。
それを兄ハリーに話しても信じてもらえないカルヴィンは、ルビーとの愛を確かめ満ち足りた時を過ごすのだが・・・。
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話題作「リトル・ミス・サンシャイン」(2006)で高い評価を得たジョナサン・デイトンヴァレリー・ファリスが演出、その出演者のポール・ダノと、私生活での交際相手ゾーイ・カザン共演が注目の作品。

ゾーイ・カザンは、恋人ポール・ダノをイメージしながら脚本を書くと共に熱演、それに応えた彼も深い演技を見せる。

コメディ・タッチで進む物語は、終盤で、揺れ動く主人公の心を描くシリアス・ドラマのような展開となるところが興味深い。

更にはファンタジーの要素も取り入れ、主演の若手二人をはじめ、脇を固める個性豊かな豪華共演陣もファンには嬉しい。

主人公の母親アネット・ベニング、その恋人役で、彼女との共演を切望したと言うアントニオ・バンデラス、人気作家のスティーヴ・クーガン、セラピストのエリオット・グールド、主人公の兄クリス・メッシーナ、その妻トニ・トラックス、主人公の元恋人役デボラ・アン・ウォール、ファンの女性アリア・ショウカット、主人公のマネージャー、アーシフ・マンドヴィなどが共演している。


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