サボタージュ Sabotage (2014) 3/5 (3)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

部下が次々と殺される事件の捜査を続ける麻薬取締局”DEA”の凄腕捜査官の麻薬組織との戦いと復讐を描く、製作、監督、脚本デヴィッド・エアー、主演アーノルド・シュワルツェネッガーサム・ワーシントンミレイユ・イーノスオリヴィア・ウィリアムズテレンス・ハワード他共演のサスペンス・アクション。


アクション/アドベンチャー

アーノルド・シュワルツェネッガー / Arnold Schwarzenegger 作品一覧


スタッフ キャスト
監督:デヴィッド・エアー
製作
ビル・ブロック
デヴィッド・エアー
イーサン・スミス
ポール・ハンソン
パラク・パテル
製作総指揮
ジョー・ロス
アントン・レッシン
サーシャ・シャピロ
アルバート・S・ラディ
スキップ・ウッズ
ジェフリー・イム
脚本
スキップ・ウッズ
デヴィッド・エアー
撮影:ブルース・マクリーリー
編集:ドディ・ドーン
音楽:デヴィッド・サーディ

出演
ジョン“ブリーチャー”ウォートン:アーノルド・シュワルツェネッガー
ジェームズ“モンスター”マレー:サム・ワーシントン
リジー・マレー:ミレイユ・イーノス
キャロライン・ブレントウッド:オリヴィア・ウィリアムズ
ジュリアス“シュガー”エドモンズ:テレンス・ハワード
ジョー“グラインダー”フィリップス:ジョー・マンガニエロ
ダリウス・ジャクソン:ハロルド・ペリノー
フロイド・デメル:マーティン・ドノヴァン
トム“パイロ”ロバーツ:マックス・マーティーニ
エディ“ネック”ジョーダン:ジョシュ・ホロウェイ
スポルチェック捜査官:トロイ・ギャリティ
ブライス“トライポッド”マクニーリー:ケヴィン・ヴァンス
“スモーク”ジェニングス:マーク・シュレーゲル
サポー:モーリス・コンプト
フェルプス:マイケル・モンクス

アメリカ 映画
配給
ユニバーサル・ピクチャーズ
オープン・ロード・フィルムズ
2014年製作 109分
公開
北米:2014年3月28日
日本:2014年11月7日
製作費 $35,000,000
北米興行収入 $10,508,520
世界 $17,508,520


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
”ブリーチャー/破壊屋”と呼ばれる”DEA/麻薬取締局”の凄腕捜査官ジョン・ウォートン(アーノルド・シュワルツェネッガー)は、妻が殺害される映像を確認する。

8か月後・・・
ブリーチャーは、部下のジェームズ“モンスター”マレー(サム・ワーシントン)、彼の妻リジー(ミレイユ・イーノス)、ジョー“グラインダー”フィリップス(ジョー・マンガニエロ)、ジュリアス“シュガー”エドモンズ(テレンス・ハワード)、エディ“ネック”ジョーダン(ジョシュ・ホロウェイ)、トム“パイロ”ロバーツ(マックス・マーティーニ)、ブライス“トライポッド”マクニーリー(ケヴィン・ヴァンス)、“スモーク”ジェニングス(マーク・シュレーゲル)と特殊作戦チームを編成していた。

ある麻薬王の屋敷に潜入していたリジーと連絡を取りながら、ブリーチャーらはその場に向かう。

屋敷の門を突破したブリーチャーし、リジーは、相手にしていた男を射殺してその場から脱出する。

ブリーチャーと合流したリジーは、その場に残るようにと言われるが、現金がある場所を知っていると言って突入に加わる。

現金を見つけたブリーチャーは、作戦の指揮官フロイド・デメル(マーティン・ドノヴァン)と連絡を取る。

反撃に遭いスモークが負傷し、現金の山から1000万ドルを奪ったブリーチャーらは、それをトイレの配管に入れて、その場から撤退する。

全員がその場を離れた後、ブリーチャーは現金を爆破する。

その後、下水を調べたブリーチャーらは、現金が奪われていることを知り、その場には一発の弾丸が置かれていた。

アトランタ
1000万ドルが消えたことで取り調べを受けたブリーチャーらは、24時間監視されることになる。

同僚のフェルプス(マイケル・モンクス)やスポルチェック捜査官(トロイ・ギャリティ)から嫌みを言われ、挑発されても応じないブリーチャーは、デメルに呼ばれる。

全て終わったと言われたブリーチャーは職場を去ろうとするが、回顧ではなく、調査が終了したことを知らされる。

デメルから部下を返すと言われたブリーチャーは、銃と身分証を受け取る。

部下達の元に戻ったブリーチャーは歓迎され、訓練を再開する。

半年のブランクで緊張感がなく信頼関係を失っていると判断したブリーチャーは、自分が標的になり訓練を続ける。

その結果に満足したブリーチャーは、部下と共にストリップ・バーで楽しむ。

キャンピングカーに戻り眠っていたパイロは目覚めるのだが、その場が線路上だと気づき、その直後に列車に追突される。

報告を受けて現場に向かったブリーチャーは、アトランタ市警のキャロライン・ブレントウッド刑事(オリヴィア・ウィリアムズ)に会い、被害者が部下だったことを伝える。

ブレントウッドの同僚ダリウス・ジャクソン(ハロルド・ペリノー)は、ブリーチャーが大物の捜査官であることを彼女に伝える。

ブリーチャーの家を訪ねたブレントウッドは、その場にいた部下達に聴取しようとするものの、それに応じないために引き上げる。

その後、ブリーチャーから連絡を受けてネックの家に向かったブレントウッドは、天井に釘付けされて惨殺されているネックの死体を発見する。

検死に立ち会ったブレントウッドとジャクソンは、訓練を受けたネックを殺せるのは、プロの殺し屋だと検視官から言われる。

別人の髪の毛が見つかり、採取して鑑識で調べることになる。

ブレントウッドは、パイロの件との関連を調べるようジャクソンに指示する。

組織の金を奪ったために狙われていると考えるブリーチャーらは、警戒するしかなかった。

チームの話を聞くためモンスターとリジーの家を訪ねたブレントウッドは、組織の恐ろしさを知らされて、関わらない方がいいと言われる。

黒髪とキャンピングカーのハンドルに、パイロ以外の指紋がでた鑑識の結果を、ジャクソンはブレントウッドに伝える。

DEAに向い、ガルザ・カルテルがが殺人事件に関与している可能性を伝えたブレントウッドは、それはカルテルではなく密売組織だとデメルに指摘される。

パイロとネック両捜査官の死に関連があると言うブレントウッドは、二人の情報提供をDEA側にを求める。

資料の閲覧要請書を求められたブレントウッドとジャクソンは、その場を去る。

スポルチェックから話しかけられたブレントウッドとジャクソンは、DEAは情報を提供しないと言われる。

ジャクソンのものだと思ったUSBメモリに、ブリーチャーの取り調べ映像が入っていたことに気づいたブレントウッドとジャクソンは、それを確認する。

ブリーチャーが、組織から金を奪った疑いをかけられていることを知ったブレントウッドは、彼の家に向いその件を追及する。

パイルとネックの死の関連性を訊かれ、それを否定したブレントウッドは、ブリーチャーから金は盗んでいないと言われる。

それを信じないブレントウッドは、他の組織に狙われる可能性もあると言われ、辞めたトライポッドに警告しに行くつもりだったブリーチャーに付き合う。

ブリーチャーとブレントウッドは、何者かに殺されたトライポッドの死体を確認する。

トライポッドの罠にかかり死んだ男を調べたブリーチャーは、”カイビル”の者だということを知る。

オフィスに現れたモンスターから、カイビルが中米の特殊部隊だと知らされたブレントウッドは、ガルザが殺害目的で雇う者達だと言われる。

自分も消されることを恐れているモンスターに、それを回避したいなら、ブリーチャーの情報を提供するようにとブレントウッドは迫る。

2年前、ガルザのボスである超大物リオスを逮捕したチームだったが、引き渡す予定のメキシコ当局側の1人に射殺されてしまう。

口封じをした組織はブリーチャーを恐れ、妻子を誘拐して彼に投降を求めた。

結局、二人は拷問の末に殺害され、妻の体の一部がブリーチャーに送られて来たのだった。

妻子を殺した相手を探すことができなかったブリーチャーは別人になってしまったという話を、モンスターはブレントウッドに語る。

そこにブリーチャーが現れてモンスターを追い払い、ブレントウッドは、ブリーチャーに謝罪して同情する。

妻子のことは知らなかったと言うブレントウッドに、妻の”顔”が送られて来たと伝えたブリーチャーはその場を去る。

その後、ブレントウッドと話をしたブリーチャーは、トライポッドを殺した特殊部隊員らは密入国しているため証拠が残らないと伝え、メキシコで入手した指紋を見せる。

それを渡そうとしないブリーチャーに、なぜ見せたのかを尋ねたブレントウッドは、自分が気に入ったと言われ、そして二人は愛し合う。

翌朝、ブレントウッドを迎えに行ったジャクソンは、ブリーチャーが帰るのを目撃し、彼女をからかう。

トライポッド殺害犯の資料をジャクソンに渡し、指紋を鑑識で調べたブレントウッドは、それがパイロのキャンピングカーの指紋と一致したため、逮捕状を請求しようとする。

部下と待機するブリーチャーは、ブレントウッドが標的を捜し当てると考えていた。

連絡を受けたブリーチャーらは現場に急行し、アジトを襲撃して液体覚醒剤を見つける。

それがカイビルでないことを知ったブリーチャーは、SWATを伴い到着したブレントウッドに、利用したことが知られる。

その頃、湖から三人の死体が引き上げられ、彼らがカルビルであることを確認したブレントウッドは、親指が切り取られていることを知らされる。

その指紋をパイロのキャンピングカーで使ったと考えたブレントウッドは、罪を着せるために三人が殺されたと話す。

部下と共に呼び出されたブリーチャーは、1000万ドルのために裏切った者がいることを皆が疑うために戸惑う。

グラインダーはその場を去り、リジーは、シュガーと関係していたことをモンスターに話す。

モンスターに責められたシュガーは、リジーと共にその場を去る。

ブレントウッドの元に向かったグラインダーは、ブリーチャーの考えで1000万ドルを奪ったことを話し、現金の所在は分からないが、リジーが怪しいことを伝える。

ダイナーでブリーチャーに会ったブレントウッドは、部下のためを思い現金を奪ったと彼に言われる。

そこに現れたグラインダーに謝罪したブリーチャーは、自首する考えを伝える。

しかし、グラインダーはリジーに狙撃されて死亡し、ブレントウッドとブリーチャーは、目撃した警官の話でリジーが犯人であることを確認する。

リジーの家に向かったブリーチャーとブレントウッドは、殺害されて冷蔵庫に入れられたモンスターの死体を発見する。

ブリーチャーに電話をしたリジーは、モンスターを殺害する気はなかったことを伝えて指示に従うように見せかける。

駐車場ビルに行くようにとブリーチャーに言われたリジーは、シュガーと共にその場に向かう。

走行中の車を奪い駐車場に向かったリジーとシュガーは、現れたブリーチャーとブレントウッドを待ち構える。

奪った車のトランクに隠れて銃を構えるリジーは、シュガーの車に乗っている女性を確認したブリーチャーを銃撃する。

ブレントウッドがピックアップトラックを運転し、防弾チョッキで無事だったブレントウッドを荷台に乗せて、逃走したリジーとシュガーの車を追う。

銃撃戦が始り、リジーは市民が運転していた車を銃撃して殺し、道を塞ぐ。

自転車の青年と激突したシュガーは、前方が見えなくなったために、レッカー車に突っ込んでしまう。

瀕死の重傷を負ったリジーに銃を向けたブリーチャーは、仲間達を殺したことを認めさせてその理由を訊く。

現金を盗んだからだと答えるリジーに、自分がそれを奪ったと伝えたブリーチャーは、メキシコで殺された家族はもう戻らないという彼女を射殺する。

何も訊かずに立ち去るようにとブリーチャーに言われたブレントウッドは、復讐をしようとする彼の考えを知り動揺する。

ブリーチャーは姿を消し、ブレントウッドとジャクソンは彼を捜す。

メキシコ
警察署長を大金で買収して、妻を殺した男の情報を入手したブリーチャーは、あるバーに向かう。

女とトイレにいた男に銃を向けたブリーチャーは、容赦なく射殺する。

バーに戻ったブリーチャーは、その場にいた者達を銃撃戦の末に倒す。

銃弾を受けたブリーチャーは席に座り、グラスの酒を飲み干して、葉巻に火を点けて微笑む。


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
”ブリーチャー/破壊屋”と呼ばれる”DEA/麻薬取締局”の凄腕捜査官ジョン・ウォートンは、部下のモンスターとその妻リジーらと共に、麻薬王の屋敷を襲撃して、現金の山から1000万ドルを奪う。
ところが、その現金が何者かに奪われてしまい、ブリーチャーらは現金強奪を追及される。
証拠が見つからずに取り調べが終了し、部下達の元に戻り特殊作戦チームの訓練を再開したブリーチャーだったが、その後、メンバーの一人が何者かに殺害される。
部下と共にアトランタ市警のブレントウッド刑事から聴取されたブリーチャーはそれを拒むのだが、また一人、部下が犠牲になる・・・。
__________

麻薬取締局”DEA”の凄腕捜査官と、その部下で編成される特殊作戦チームの裏切りと麻薬組織への復讐を描くサスペンス・アクションで、主演のアーノルド・シュワルツェネッガーと製作、監督、脚本を兼ねるデヴィッド・エアーのタッグが注目の作品。

アガサ・クリスティの”そして誰もいなくなった”を原作としていると言われるものの、主人公の部下の二人が謎の死を遂げるだけで、この手の話を題材にした作品は多くあるため、少々ヒントにしている程度に考えた方がいい。

60代半ば過ぎにしてはまずまずの頑張りを見せるアーノルド・シュワルツェネッガーの熱演はファンには嬉しいのだが、大きな期待はできないと思いつつ観てしまうところが悲しい。
クライマックスの復讐劇などは、残念ながらまるで三流役者のようで、これも時代の流れだろうか。

屈強な男達などが活躍する、それなりのアクションには仕上がってはいる。
主人公と協力し合う刑事オリヴィア・ウィリアムズは、タフな役柄で存在感を発揮するものの、主人公の部下役のサム・ワーシントンテレンス・ハワードなどは、一線級のスターにしてはやや物足りないミス・キャスト的キャラクターであったのが残念。

魅力的なキャスティングなどで話題となったにも拘わらず、北米興行収入は約1100万ドル、全世界でも約1750万ドルに終わり、製作費の半分しか回収することができなかった。

同僚の男性隊員達を凌ぐ迫力で迫る女性捜査官ミレイユ・イーノス、彼女に狙撃される巨漢の隊員ジョー・マンガニエロ、ブレントウッド(オリヴィア・ウィリアムズ)の同僚である刑事ハロルド・ペリノー、主人公の上司マーティン・ドノヴァン、主人公の部下マックス・マーティーニジョシュ・ホロウェイ、ケヴィン・ヴァンス、マーク・シュレーゲル、DEA局員のトロイ・ギャリティとマイケル・モンクスなどが共演している。


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