デンジャラス・ラン Safe House (2012) 3/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

CIAの元伝説の工作員が、裏切り者として”セーフハウス”(隠れ家)に連行され経験の浅いその場の管理者との逃亡劇を描く、主演デンゼル・ワシントンライアン・レイノルズヴェラ・ファーミガブレンダン・グリーソンサム・シェパード他共演、監督ダニエル・エスピノーサによるサスペンス・アクション。


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト ■

監督:ダニエル・エスピノーサ
製作総指揮
デンゼル・ワシントン

スコット・アヴァーサノ
マーク・D・エヴァンズ
アレクサ・ファイゲン
トレヴァー・メイシー
アダム・メリムズ
製作:スコット・ステューバー
脚本:デヴィッド・グッゲンハイム
撮影:オリヴァー・ウッド
編集:リチャード・ピアソン
音楽:ラミン・ジャヴァディ

出演
トビン・フロスト:デンゼル・ワシントン

マット・ウェストン:ライアン・レイノルズ
キャサリン・リンクレイター:ヴェラ・ファーミガ
デヴィッド・バーロー:ブレンダン・グリーソン
ハーラン・ウィットフォード:サム・シェパード
カルロス・ヴィラル:ルーベン・ブラデス
アナ・モロー:ノラ・アルネゼデール
ダニエル・キーファー:ロバート・パトリック
アレック・ウェイド:リアム・カニンガム
ケラー:ヨエル・キナマン
ヴァルガス:ファーレス・ファーレス
ロバート・ハイスラー:セバスチャン・ロシェ
ミラー:ジェイク・マクローリン
モーガン:ロバート・ホッブス

アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ

2012年製作 115分
公開
北米:2012年2月10日
日本:2012年9月7日
製作費 $85,000,000
北米興行収入 $126,373,434
世界 $208,076,205


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

木曜 PM1:53。
南アフリカケープタウン
CIAの”セーフハウス”(隠れ家)の管理者マット・ウェストン(ライアン・レイノルズ)は、恋人でフランス人の研修医アナ・モロー(ノラ・アルネゼデール)と気ままな日々を過ごしていた。

何も起きず退屈極まりない仕事のため、ウェストンは上司デヴィッド・バーロー(ブレンダン・グリーソン)に転属を申し出るが、聞き入れてもらえない。

伝説の男、元CIA工作員である裏切り者トビン・フロスト(デンゼル・ワシントン)は、MI6の諜報員アレック・ウェイド(リアム・カニンガム)から、ある情報が入ったマイクロチップを受取り太腿内に埋め込む。

その後フロストは、傭兵ヴァルガス(ファーレス・ファーレス)らに命を狙われる。

ウェイドを疑ったフロストは彼を殺し、追っ手から逃れてアメリカ領事館に向かう。

バージニア州、ラングレーCIA本部。
キャサリン・リンクレイター(ヴェラ・ファーミガ)は、フロストを捕えたという報告を受け、バーローと副長官ハーラン・ウィットフォード(サム・シェパード)に報告する。

リンクレイターらは、直ちにフロストに関する情報収集を始めて、自ら領事館に投降した彼の真意を探り始める。

ウィットフォードは、ヨハネスブルクの者達で全てを処理するようバーローに指示する。

ヨハネスブルクの、スワートコプ空軍基地を発った尋問チームは、領事館のフロストを連行し、それがバーローに知らされる。

金曜 AM5:37 ケープタウン
ウェストンには重要案件の連絡が入り、”予約”を入れてあった、”フリーアーク保険”のダニエル・キーファー(ロバート・パトリック)が到着する。

尋問チームのリーダー、キーファーらはフロストに質問し、そして拷問を始める。

ウェストンは、それが合法的な手段なのか疑問に思いながら、その様子を見守っていたが、そこに、侵入者警報が鳴る。

極秘施設であるはずの”セーフハウス”はヴァルガスらに襲われ、キーファーの部下は次々と倒される。

動揺するウェストンは、拉致するために現れたヴァルガスらから、自分を守るようフロストに言われる。

ウェストンは、キーファーがヴァルガスに殺されたことを確認し、その場から脱出する。

金曜 AM8:17。
車を奪ったウェストンは、フロストにトランクに入るよう指示して逃走する。

リンレイターに連絡を入れたウェストンは、ヴァルガスの追跡を逃れるが、トランクを脱出したフロストが彼に襲いかかる。

ウェストンは抵抗してフロストに銃を向け、駐車場で他の車を奪う。

ウィットフォードは”セーフハウス”を閉鎖し、ウェストンを頼るしかない現状で、彼の経歴や恋人のことなどを調べ、フロストと共に国外に逃亡させようとする。

金曜 PM1:13。
ウェストンは、車を運転させているフロストに、内部に裏切り者がいることを指摘される。

同じ頃ウィットフォードも、内通者がいることを察し、関係者のリストアップをリンクレイターとバーローに命ずる。

パロウ地区。
ホテルの部屋をとりフロストを監禁したウェストンは、アナに電話を入れる。

金曜 PM5:23。
フロストは、この仕事では、恋人との関係を保ち続けるのは不可能であり、やがて彼女の元を去るはずだということをウェストンに伝える。

バーローに連絡を入れたウェストンは、救出チームが到着するのが12時間後だと知らされる。

バーローは、”ケープタウン・スタジアム”の地下鉄駅のコインロッカーにある、バッグを受取るよう指示する。

ウェストンは、バッグに入っているGPSでセーフハウスに向かうよう指示を受けて現場に向かうが、フロストに、任務を放棄するよう言われる。

バッグを取り出し、GPSを確認したウェストンだったが、サッカーの試合で混雑する人混みの中で、フロストが警官に向かって自分が誘拐されたと叫ぶ。

二人は捕えられて連行され、ウェストンはフロストが危険人物だと訴えるが、彼は向かった医務室から逃亡してしまう。

ウェストンも拘束を逃れて拳銃を奪い、警官に扮していたフロストを追う。

自分を狙いながら、民衆に向かって発砲する警官を、ウェストンは仕方なく射殺してしまう。

その後、ウェストンはフロストに拳銃を奪われ、耳元で発砲される。

フロストは、プロしか殺さないと言い残して姿を消す。

金曜 PM7:53.
フロストは指名手配され、CIA本部では、彼がMI6のウェイドと接触するために、ケープタウン入りしたことが分かる。

ウィットフォードは、MI6から情報を入手することと、殺されたキーファーらについても調べることをリンクレイターに指示する。

ウェストンは、フロストが姿を消したことをリンクレイターに報告し、警官殺害の容疑者にもなっていたために、任務を解かれ領事館に向かうよう命ぜられる。

それを拒んだウェストンは、フロストを捕えて連行することを伝えるが、ウィットフォードに後を任せるよう言われたためそれに従う。

ウィットフォードは、リンクレイターとバーローを派遣し、フロストの、ケープタウンからの逃亡を阻止するよう命ずる。

金曜 PM8:37。
フロストは、太腿からマイクロチップを取り出し、髪の毛を切り逃亡の準備を始める。

アナに会ったウェストンは、自分がCIAだと言うことを伝え、彼女にヨハネスブルグ行きの列車のチケットを渡し、パリに向かうよう指示して別れを告げる。

ウェストンは、CIA本部のサーバーにアクセスし、ランガ地区の監視対象者を調べる。

書類偽造のプロで、ニカラグア国籍のカルロス・ヴィラル(ルーベン・ブラデス)の元に、フロストが向かうと考えたウェストンだったが、ウィットフォードが、そのアクセスに気づく。

ランガ地区。
ヴィラルに会ったフロストは、カプセルの内容を確認して、パスポートと運転免許証が必要だということを伝える。

南アフリカに向かう途中、ウェストンが、ヴィラルの情報を入手しようしたことを知り、リンクレイターは、逃亡を考える彼が、フロストを逃がしたとバーローに伝える。

ウェストンが寝返ったと考えるリンクレイターだったが、バーローは、ウェストンがフロストを捕えようとしていると語る。

パスポートを作ったヴィラルは、情報の内容から、その危険性をフロストに指摘するが、二人はヴァルガスらに襲われる。

銃弾を受けたヴィラルは死亡し、フロストは逃亡して、その場に到着したウェストンが彼を追う。

フロストはヴァルガスと一騎打ちとなるが、ウェストンが彼を車に乗せて逃走する。

追突された二人は車を捨て、襲ってきた者達を倒すが、ウェストンは、彼らを雇ったのがヴァルガス、そしてCIAだということを知る。

土曜 AM6:17。
現地に着いたリンクレイターとバーローは、ランガで銃撃戦があったことと、フロストも付近で目撃されたことを知らされる。

銃弾を受けた、フロストの治療をしたウェストンは、バーローの指定したセーフハウスに向かう。

ランガの事件現場を調べたリンクレイターは、ウェストンが、フロストと逃亡したことを知るが、その連絡を受けたバーローは、彼らがセーフハウスに向かったと考える。

土曜 AM11:43。
セーフハウスに着いたウェストンは、管理者のケラー(ヨエル・キナマン)に銃を向け、彼に自分達が到着したことを報告させる。

街道でリンクレイターと合流したバーローは、ウェイドがフロストにマイクロチップを売ろうとしていたことを知らされた直後、彼女を射殺する。

隙を見て、ウェストンに襲いかかったケラーだったが、格闘の末に殺される。

傷を負ったウェストンは、なぜケープタウンに現れたのかをフロストに尋ねる。

フロストは、5年前にモサドが収集した、ドイツ連邦情報局MI6CIAの汚職局員の情報を入手するためだったことを知らせる。

ウェストンは、この場を離れるためにフロストに手錠の鍵を渡す。

しかし、フロストは、ウェストンを残してその場から姿を消す。

その後、現れたバーローは、逃げたフロストが、自分の名も含めたファイルを持っていることをウェストンに確認する。

ケラーとリンクレイターを、フロストが殺したことにすると言うバーローに、その場にいたヴァルガスが、フロストが現れたことを知らせる。

バーローは、車に仕掛けられた爆弾で吹き飛ばされ、ヴァルガスは、フロストに射殺される。

フロストは、ウェストンと共にその場を離れようとするが、生きていたバーローに銃撃される。

しかし、ウェストンがバーローを射殺し、マイクロチップをフロストから渡される。

フロストは、自分とは違う人間になるよう、ウェストンに約束させて息を引き取る。

ラングレーCIA本部。
ウェストンは、全てを記した報告書をウィットフォードに渡すものの、バーローの不祥事などは伏せる必要があることを指摘される。

真実とは違うと言う、ウェストンの言葉は聞き入れられず、彼は上級工作員に任命さる。

ウィットフォードは、フロストが重要なファイルを持っていたはずだとウェストンに問うが、彼は、その存在を否定する。

伝説の元工作員が、そのような重要事項を自分に話すわけがないと答えたウェストンは、ウィットフォードを一応、納得させる。

ファイルが漏れた場合、その当事者は、世界の諜報機関を敵に回すと、脅迫にも思える忠告するウィットフォードだったが、ウェストンは、その言葉を聞き流しながら席を立つ。

その後、ファイルはある情報源から明らかにされ、各国の諜報機関は混乱し、上院の委員会はウィットフォードに証言を求める。

パリ
ウェストンはアナの前に姿を現し、それに気づいた彼女は笑顔を浮かべる。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

南アフリカケープタウン
CIAの”セーフハウス”(隠れ家)に、伝説の元CIA工作員で、裏切り者でもあるトビン・フロストが連行される。
フロストは、MI6の諜報員ウェイドからある情報を得たのだが、傭兵に襲われアメリカ領事館に投降したのだった。
尋問を受けていたフロストは、極秘であるはずのその場で再び傭兵に襲われ、CIAの管理者マット・ウェストンと共に逃亡する。
CIA本部の、リンクレイターとウェストンの上司バーローは、副長官ウィットフォードと共に事件の知らせを受けて、なぜフロストがその場に現れたのか、情報収集を開始するのだが・・・。
__________

難解なスパイ劇が多い中で、単純明快、切れ味鋭い、ハリウッド・デビューとなるダニエル・エスピノーサ演出、派手過ぎない、内容に十分なアクション、そして魅力的なキャスティングなど、娯楽の要素を網羅した見応えある作品。

北米興行収入は約1億2600万ドル、全世界では2億ドルを超す大ヒットとなった。

但し、解り易いストーリーはいいのだが、序盤で内通者がいることが分かり、傭兵がCIAの指示で動き、それに指示を与える裏切り者も、早い時点で想像がついてしまうところなどが気になる。

また、経験の浅い若手情報員の、ライアン・レイノルズに迫る危機や苦悩の描写が多いために、円熟の演技ではあるが、主人公デンゼル・ワシントンが控えめに演じているようなところもあり、その点ファンにとってはやや物足りない感じもする。

呆気なく命を落とす、CIA本部作戦リーダー、ヴェラ・ファーミガブレンダン・グリーソン、副長官のサム・シェパード、書類偽造のプロ、ルーベン・ブラデス、ウェストン(R・レイノルズ)の恋人ノラ・アルネゼデール、尋問チームのリーダー、ロバート・パトリックMI6の諜報員リアム・カニンガム、セーフハウスの管理者役ヨエル・キナマン、傭兵のリーダー、ファーレス・ファーレスなどが共演している。


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