ソルト Salt (2010) 3.5/5 (30)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

陰謀により二重スパイの疑いをかけられたCIA諜報員が、真相を究明して国家の危機を救うまでを描く、監督フィリップ・ノイス、主演アンジェリーナ・ジョリーリーヴ・シュレイバーキウェテル・イジョフォー他共演のサスペンス・アクション。


ドラマ(サスペンス/犯罪)

アンジェリーナ・ジョリー / Angelina Jolie 作品一覧


スタッフ キャスト ■

監督:フィリップ・ノイス
製作総指揮
リック・キドニー

マーク・ヴァーラディアン
ライアン・カヴァノー

製作
ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ

サニル・パーカシュ
脚本
カート・ウィマー

ブライアン・ヘルゲランド
撮影:ロバート・エルスウィット
編集:スチュアート・ベアード
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード

出演
イヴリン・ソルト:アンジェリーナ・ジョリー

テッド・ウィンター:リーヴ・シュレイバー
ウィリアム・ピーボディ:キウェテル・イジョフォー
オルグ・ワシリエヴィッチ・オルロフ:ダニエル・オルブリフスキー
マイケル・クラウス:アウグルト・ディール
国防長官:アンドレ・ブラウアー
ハワード・ルイス大統領:ハント・ブロック
ボリス・マットヴェエフ大統領:アレクサンダー・クルパ

アメリカ 映画
配給 コロンビア・ピクチャーズ

2010年製作 100分
公開
北米:2010年7月23日
日本:2010年7月31日
製作費 $110,000,000
北米興行収入 $118,311,368
世界 $293,503,304


アカデミー賞 ■

第83回アカデミー賞
・ノミネート
編集賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

2年前、北朝鮮
リンク石油の社員に扮したCIA諜報員イヴリン・ソルト(アンジェリーナ・ジョリー)は、アメリカのスパイとして捕らえられ拷問にかけられていた。

その後、ソルトは、捕虜交換で解放されることになり、CIAのテッド・ウィンター(リーヴ・シュレイバー)と、婚約者でクモ学者のマイケル・クラウス(アウグルト・ディール)の出迎えを受ける。

現在、ワシントンD.C.
ウィンターと共にリンク石油社員に扮していたソルトは、ロシア人亡命者オルグ・ワシリエヴィッチ・オルロフ(ダニエル・オルブリフスキー)の尋問を始める。

オルロフは、ある死亡したはずの少女が、スパイの英才教育を受けてアメリカに送られ、ロシア大統領を暗殺する計画を話す。

ソルトはその話を信じずに席を立つが、オルロフはそのスパイの名が”ソルト”だと彼女に伝える。

それを聞いたソルトは動揺し、別室にいたウィンターと同僚のウィリアム・ピーボディ(キウェテル・イジョフォー)は、今後の方針を考える。

その直後、オルロフは護衛を殺害して逃亡し、その隙にソルトも建物から脱出する。

ウィンターは、所在の分からないソルトの夫クラウスの元に、彼女が必ず戻ると考えていた。

ソルトは、世界的なクモ学の権威クラウスが、北朝鮮への行き来も自由に行えたため、ウィンターに命ぜられて彼に接近したのだった。

自宅に戻ったソルトは、クラウスがいないことを確認し、押し入ってきたピーボディらから逃れる。

あくまでソルトを捕らえようとするピーボディに対し、ウィンターは、国に尽くしてきた彼女を擁護する。

ウィンターらに見つかり追い詰められたソルトは、トラックのコンテナに落下し、タンクローリーに飛び移る。

小型トラックに移り、バイクを奪ったソルトは、ピーボディらの追跡を振り切る。

その後ソルトは、ロシアのボリス・マットヴェエフ大統領(アレクサンダー・クルパ)が、アメリカ副大統領の葬儀に出席する予定のニューヨークに向かう。

葬儀が行われる、”セント・バーソロミュー教会”近くのホテルに宿泊したソルトは、髪の毛を染めて教会に侵入する準備を始める。

葬儀当日。
ウィンターやピーボディも見守る厳戒態勢の中、ソルトは地下鉄からの通路を通り教会に侵入する。

弔辞を述べていた、マットヴェエフ大統領の立つ床を陥没させたソルトは、彼を射殺して取り押さえられる。

ウィンターは、自分を裏切ったソルトに罵声を浴びせ、彼女はニューヨーク市警に連行される。

ソルトを捕らえたピーボディは、自分を撃てたにも拘らず、彼女が無抵抗で捕まったのを疑問に思う。

その後、ソルトは護送車の警官を襲い、車から脱出し逃亡する。

CIA諜報員のロシア大統領暗殺事件により、ロシアの反米行動が激化し始める。

ソルトはオルロフと合流し、暗殺の成果を称えられ、目の前で夫クラウスが射殺されところを見せられた後に、同志から歓迎を受ける。

オルロフから次の指令を受けたソルトは、その直後に彼を抹殺し、同志を皆殺しにする。

NATOホワイトハウスとの、連絡将校と接触したソルトは、ハワード・ルイス大統領(ハント・ブロック)を暗殺する指令を
受ける。

ソルトは変装してホワイトハウスに侵入するが、アメリカを危機に陥れる”Xデー”についてを、ウィンターが大統領に説明する。

そして、大統領が到着し、ソルトに同行していた連絡将校が自爆する。

ウィンターは、変装していたソルトに気づき、無事だった大統領を地下8階の”バンカー”(司令室)に誘導する。

ロシア側のミサイル攻撃準備を察知した大統領は、その反撃に備える。

国防長官(アンドレ・ブラウアー)と共に、核攻撃の準備を始めた大統領だったが、既にソルトがバンカーに侵入しようとしていた。

その時、その場にいたウィンターが銃を乱射し、大統領以外の者を射殺する。

大統領を殴り倒したウィンターは、イスラム教国家に対する核ミサイルの攻撃目標を定める。

同志だったウィンターに気づいたソルトは、自分に好意を寄せていた彼に言い寄ろうとする。

しかし、死亡したと思われたロシア大統領が、クモの毒で一時的に神経麻痺を起して復帰したことを知ったウィンターは、ソルトが北朝鮮で寝返った事に気づく。

ウィンターは、核ミサイル発射のスタンバイに入るが、その場に侵入したソルトと格闘になる。

ソルトは、ウィンターを叩きのめしてミサイルの発射を阻止するが、乱入してきた特殊部隊員に取り押さえられる。

その後、CIAを名乗り保護されたウィンターに、連行されるソルトが襲い掛かり手錠の鎖で彼を絞め殺す。

FBIに引き渡されることになったソルトを、ピーボディが尋問するのだが、ウィンターが二重スパイだという彼女の言葉を信じない。

しかし、ロシア大統領や自分を殺さなかったことや、オルロフ殺害現場からソルトの指紋が見つかったことで、ピーボディは彼女の話を信用する。

ピーボディは、国家の敵を倒すというソルトの手錠の鍵を外し、護送ヘリコプターからポトマック川に落下しようとする、彼女の逃亡を手助けする。

そして、ヘリから脱出して川に落下したソルトは、岸に泳ぎ着き林を駆け抜ける。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

CIA諜報員ソルトは、ロシア人亡命者のオルロフから、自分がロシア大統領暗殺を命ぜられ、英才教育を受けた二重スパイだと言われ困惑する。
ソルトは、同僚のウィンターやピーボディの手から逃れ、ロシア大統領が出席するアメリカ副大統領の葬儀が行われる教会に侵入する。
大統領を暗殺したソルトは、同志だったオルロフを抹殺する。
そして、ソルトはアメリカ大統領暗殺の指令を受け、NATO軍の兵士に扮して、ホワイトハウスに侵入するのだが・・・。
__________

ハリウッドのトップスター、アンジェリーナ・ジョリーの主演というだけでなく、彼女の意気込みが感じられる、それまでにない女性によるハード・アクションは見応え十分。

主人公が腕利きの諜報員であることから、考えられなくもないが、国家防衛の壁が、意外に簡単に破られるシーンなどはやや気になる。

第83回アカデミー賞では編集賞にノミネートされた。

1億1000万ドルをかけた超大作ではあるが、それほど大掛かりな仕掛けがあるわけでもなく、生身の人間による、スパイ劇に徹する仕上げ方も評価できる。

北米興行収入は約1億1800万ドルを記録し、全世界では3億ドルに迫る大ヒットとなった。

トム・クルーズの演ずるはずだった役柄を、そのままアンジェリーナ・ジョリーに入れ替えた脚本だけに、上記のように、かなりのハード・アクションをこなす細身の彼女は熱演するが痛々しくも見える。

ドラマ途中で、ほぼ黒幕だろうと分かる二重スパイのリーヴ・シュレイバー、その同僚キウェテル・イジョォー、”Xデー”計画を実行するダニエル・オルブリフスキー、主人公の夫役でクモ学の権威アウグルト・ディール国防長官アンドレ・ブラウアー、アメリカ大統領ハント・ブロックロシア大統領アレクサンダー・クルパなどが共演している。


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