セブンス・サン Seventh Son (2014) 3/5 (10)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

甦った魔女に立ち向かう魔使いと弟子の戦いを描く、監督セルゲイ・ボドロフ、主演ジェフ・ブリッジスベン・バーンズジュリアン・ムーア他共演のファンタジー・アクション。


ファンタジー


スタッフ キャスト
監督:セルゲイ・ボドロフ

製作
ベイジル・イヴァニク
トーマス・タル
ライオネル・ウィグラム
製作総指揮
ジョン・ジャシュニ
ブレント・オコナー
アリシア・カーター
原作:ジョゼフ・ディレイニーThe Spook’s Apprentice
原案:マット・グリーンバーグ
脚本
チャールズ・リーヴィット
スティーヴン・ナイト
撮影:ニュートン・トーマス・サイジェル
編集
ポール・ルベル
ジム・ページ
マイケル・カーン
音楽:マルコ・ベルトラミ

出演
マスター・グレゴリー:ジェフ・ブリッジス
トーマス”トム”ウォード:ベン・バーンズ
マザー・マルキン:ジュリアン・ムーア
アリス・ディーン:アリシア・ヴィキャンデル
ボニー・リジー:アンチュ・トラウェ
ウォード夫人:オリヴィア・ウィリアムズ
タスク:ジョン・デサンティス
ウィリアム”ビリー”ブラッドリー:キット・ハリントン
ラドゥ:ジャイモン・フンスー
サリキン:キャンディス・マクルーア
ウラグ:ジェイソン・スコット・リー

アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
2015年製作 102分
公開
北米:2015年2月6日
日本:未公開
製作費 $95,000,000
北米興行収入 $17,223,270
世界 $114,178,610


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
魔使いのマスター・グレゴリー(ジェフ・ブリッジス)は、魔女マザー・マルキン(ジュリアン・ムーア)を地下に閉じ込める。

時は流れ、滅びたかに思えたマルキンは血染めの赤い月が昇る夜に力が甦る。

ウィリアム”ビリー”ブラッドリー(キット・ハリントン)は、教会にいる少女が何かにとり憑かれていることを師匠であるグレゴリーに伝える。

教会に向かったグレゴリーは、少女にとり憑いているのがマルキンだと知る。

少女を苦しみから解放したグレゴリーは、姿を現したマルキンを、ウィリアムと共に捕え檻に閉じ込めようとする。

マルキンは、ウィリアムを檻に引き入れて殺し、グレゴリーは仕方なく火を放つ。

ドラゴンに姿を変えたマルキンは、その場から飛び去る。

平凡に暮らす青年トーマス”トム”ウォード(ベン・バーンズ)は、時々、起きる発作に苦しんでいた。

新たな弟子となる”7番目の息子”を捜していたグレゴリーは、トムの母親(オリヴィア・ウィリアムズ)に会う。

グレゴリーが頭に浮かんでいた人物であることを母に伝えたトムは、旅立つ決心をする。

危険は承知していたが反対はしなかった母は、トムを励まして石の付いたペンダントを渡す。

息子を守ってほしいと母から言われたグレゴリーは、約束はできないと伝えてトムと共に旅立つ。

ペンドル山の要塞に戻ったマルキンは、魔使いに火傷を負わされた妹ボニー・リジー(アンチュ・トラウェ)の美しい顔を甦らせて、荒れ果てたその場を元に戻す。

町に着き酒場を見つけたグレゴリーは、トムに買い物をするよう指示する。

魔女として捕えられたアリス・ディーン(アリシア・ヴィキャンデル)が、思い浮かんだ女性だと気づいたトムは、自分が始末すると言って魔使いの弟子だと男に伝える。

危険な女だと言ってアリスを引き取ったトムは、彼女を解放するものの姿が見えなくなる。

母リジーの元に向かったアリスは、母の火傷が消えていたために驚く。き、マルキンから、グレゴリーにつけたスパイであることを確認する。

マルキンは、血の月により、自分達の力がますます強くなると考える。

グレゴリーと共に森を行くトムは発作を起こし、マルキンを見て気を失ってしまう。

翌朝、目覚めたトムは、発作が起きた瞬間に未来が見えることをグレゴリーに伝える。

それは好都合だと言うグレゴリーは、舟を漕ぐ巨体の異様な男がタスク(ジョン・デサンティス)だとトムに伝える。

見た未来は変えられるのかと訊かれたトムは分からないと答え、うまく使えば特別な才能になると言われる。

グレゴリーの家に着いたトムは、その装備に驚き、武装してペンドル山に向かうと言われる。

壁にかけられたタペストリーを見たトムは、グレゴリーが”ファルコン騎士団”の生き残りであることを知る。

100年に1度の血の月が満ちる日が近づき、その前にマルキンを倒す必要があることを、グレゴリーはトムに伝える。

弟子としての教育を求めるトムだったが、時間がないと言うグレゴリーは、部屋にいるようにと指示する。

その後、眠っていたトムは、”助けてくれ”と言う声を聴き、鎧の騎士の場所に向かう。

異常がないために去ろうとしたトムは騎士に襲われ、グレゴリーがそれを倒す。

部屋にいるように指示したはずだと言うグレゴリーは、ファルコン騎士団が使ったナナカマドの戦闘用の杖を渡す。

それを使いこなせば、どの武器も扱えると言うグレゴリーは、トムに襲い掛かり腕を試す。

相手にならずにトムを見限ったグレゴリーだったが、投げられた剣が頭をかすめて刺さったので感心する。

頭を狙ったと言うトムが気に入ったグレゴリーは、マルキンと闇の勢力、刺客集団を率いるラドゥ(ジャイモン・フンスー)、豹に姿を変えるサリキン(キャンディス・マクルーア)などの存在と様々な対抗策を教える。

最強の敵は女王のマルキンで、彼女は自分が倒すと言うグレゴリーは、更に学ぶようトムに指示する。

その頃マルキンは、ラドゥとその軍団を迎える。

ラドゥからの刺客軍団の提供を、マルキンは断る。

マルキンが危険だとリジーに忠告するアリスは、自分をこの姿に戻してくれた彼女が世界を征服すると言って、手出しをさせないと伝える。

その夜、湖で泳いでいたアリスに気づいたトムは、水から上がった彼女の手に触れた瞬間に何かを感じる。

魔女が運命の人に触れた時に青い火花が散ると、アリスはトムに伝える。

アリスは魔女なのかとトムに訊かれ、父親は人間で母親が魔女だと答える。

自分も魔女だと認めたアリスは、家族は母親だけだと伝えて、魔女が悪いというのは誤解だと話し姿を消す。

翌朝、城壁の町の使者が現れ、グレゴリーらは魔女狩りの責任者に呼ばれる。

捕えられた魔物ウラグ(ジェイソン・スコット・リー)に誰も近づけず、それと戦ったグレゴリーとトムは、相手を拘束する。

焼き殺すようにと指示されたトムだったが、それができず、グレゴリーが容赦なく火を放つ。

報酬を受け取ったグレゴリーは、敵を殺せない役立たずだと言ってトム置いてその場を去る。

サリキンや剣の名手ヴィラハドラ、魔術師ストリックスを迎えたマルキンは、残るウラグを待つ。

気落ちするトムは、グレゴリーのようにはなれないと、現れたアリスに伝える。

青い火花は気のせいかもしれないと言うアリスは、グレゴリーが魔女に恋をしていたとトムに話す。

惹かれ合う二人は今後のことを語り、グレゴリーの危険を察知したトムは彼の元に向かう。

森の中にいたグレゴリーから、かつてマルキンと愛し合っていたと言われたトムは、彼女が元は悪い魔女ではなかったことを知らされる。

人々がマルキンを恐れたために、恐ろしい魔女となってしまったと言うグレゴリーは、彼女に妻を殺されたことを伝える。

愛していると言ってマルキンを騙し、捕えて地中の檻に閉じ込めた結果、今、人々が殺されているために自分の責任だとグレゴリーは語る。

妻を紹介すると言うグレゴリーは、その場の”レベッカ”の墓石を見せて、これが厳しく当たる理由だとトムに伝える。

自分と同じ過ちは犯すなと言うグレゴリーは、魔女を見たら殺すようにとトムに指示する。

敵が近づいていることをリジーから知らされたマルキンは、トムは任せるがグレゴリーは生け捕りにするよう命ずる。

地中から現れた怪物ボガートに襲われたグレゴリーとトムは、崖から川に飛び込む。

筏に乗たったグレゴリーは、ボガートが水は苦手だと言うのだが、ボガートは川に飛び込みトムに襲い掛かる。

滝に転落したボガートは岩に激突して死に、トムは助かるものの、現れたリジーに剣を向けられ、アリスを諦めるようにと言われる。

リジーの剣から自分を守ったペンダントが、マルキンのものだと言われたトムは驚く。

グレゴリーの元に向いペンダントを見せたトムは、母のものだと言うそれが”ウンブラの石”で、魔女の聖なるお守りであり、魔力を強めるものだと知らされる。

かつてはマルキンが持っていたウンブラの石を他の魔女が奪い、そのお陰でマルキンを閉じ込めることができたことをグレゴリーはトムに伝える。

母が魔女であるために、自分が魔女の息子で魔使いの弟子だと知らされたトムは、未来が見えて当然だとグレゴリーから言われる。

ウラグが焼き殺されたことをアリスから知らされたマルキンは、トムを救いたい彼女に、ウンブラの石を取り返すことができれば助けることを約束する。

マルキンは、リジーらに城壁の町を襲撃させ、その場にいたトムの母が立ち向かう。

現れたマルキンは、トムの母を殺して町を焼き払う。

アリスから一緒に逃げることを提案されたトムだったが、グレゴリーは、彼女をスパイだと言って焼き殺そうとする。

アリスを逃がしてしまったトムは、ウンブラの石を奪われたことをグレゴリーから知らされて彼女を追う。

森に向かったトムは待ち構えていたラドゥに襲われ、グレゴリーとタスクが助けようとする。

トムは崖から転落し、グレゴリーはラドゥに捕えられる。

無事だったトムは、意識の中に現れた母から、マルキンに敗れてこの世にはいないと言われる。

自分なら、ウンブラの石を使い闇の世界を食い止められるはずだと、トムは母に励まされる。

タスクを助けたトムは、ペンドル山の要塞に向かう。

アリスは、トムが死んだことをラドゥから知らされる。

マルキンの元に連れて行かれたグレゴリーは、二人で世界を支配することを提案される。

隙を見てウンブラの石を奪ったアリスはその場から逃れ、マルキンに追われて石を落してしまう。

現れたトムから、ウンブラの石のことを訊かれたアリスはなくしたと答える。

敵と戦いながら、トムはウンブラの石を見つける。

ラドゥと戦ったグレゴリーは、相手を倒す。

ドラゴンに姿を変えたリジーは、アリスを助けるためにマルキンに襲い掛かる。

リジーがマルキンに殺される様子を見ていたアリスは悲しみ、トムが彼女を抱き寄せる。

マルキンの元に向かったグレゴリーは、愛も憎しみも消えたと伝える。

グレゴリーに襲い掛かったマルキンは、トムの放った剣を受ける。

トムはマルキンに火を放ち、グレゴリーとアリス、そしてタスクと共にその場を去る。

家に戻ったグレゴリーは、トムの手に魔使いの証である焼印を押す。

この道を選んだのは自分の運命だとアリスに伝えたトムは、青い火花がただのほこりだったのかと訊く彼女にキスする。

運命に従うようにとトムに伝えたアリスは、またきっと会えると言いながら姿を消す。

タスクと共にこの場に残るようにとトムに指示したグレゴリーは、自分の教えたことは忘れて、決まりには縛られず自らの道を歩めと伝えて旅立つ。


解説 評価 感想
2004年に発表された、ジョゼフ・ディレイニーの小説”The Spook’s Apprentice”を基に製作された作品。

*(簡略ストー リー)
魔使いのマスター・グレゴリーは、かつて地下に閉じ込めた魔女マルキンが甦ったことを知る。
それに対抗するため、驚くべき能力を持つ”7番目の息子”トムを捜したグレゴリーは、彼と共に旅立つ。
その頃、ペンドル山の要塞に戻ったマルキンは、妹のリジーの娘アリスを、スパイとしてグレゴリーの元に送り込む。
グレゴリーの弟子として教育を受けたトムは、秘めた才能を武器にしてマルキンとの戦いに備える。
未来を見ることができるトムは、見覚えのあるアリスと出会い、惹かれ合ってしまうのだが・・・。
__________

実力派スターのジェフ・ブリッジスジュリアン・ムーアの共演、ロシア人監督セルゲイ・ボドロフによる、魔術が支配する世界の、魔使いと魔女の戦いを描くファンタジー・アクション。

内容や設定にそれほど新鮮味もなく、期待の出演陣の演技や役柄にインパクトもなく、全てが平凡な仕上がりなのは残念だ。

製作費に9500万ドルをかけた3D映像なども、手抜きはないが驚くべきものでもない。

評価も低く、北米興行収入は約1700万ドルに終わった。
しかし、全世界では1億1400万ドルのヒットとなった。

主人公の魔使いのマスターを演ずるジェフ・ブリッジスは、存在感はあるものの、”他作の誰か?”を思わせるような役柄が気になり、魔女の女王を貫録で演ずる期待のジュリアン・ムーアも、ラジー賞にノミネートされてしまっただけあり、ややミスキャスト気味だ。

物語の中心人物とも言えるベン・バーンズは、特別な能力を持つ青年を無難に演じ、彼をスパイしながら惹かれ合ってしまう魔女のアリシア・ヴィキャンデル、その母親アンチュ・トラウェ、トム(ベン・バーンズ)の母親で魔女だったオリヴィア・ウィリアムズ、主人公に協力する巨体の男ジョン・デサンティス、魔女に殺される主人公の弟子キット・ハリントン、魔女に従う魔物ジャイモン・フンスーキャンディス・マクルーアジェイソン・スコット・リーなどが共演している。


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