サイレントヒル:リベレーション Silent Hill: Revelation (2012) 3/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

世界的人気ゲームソフト”サイレントヒル”の映画化「サイレントヒル」(2006)の続編。
記憶をなくした少女が姿を消した父親を捜すために忌まわしい過去のある街”サイレントヒル”に向かい、自らの隠された秘密を追い求める姿を描く、主演アデレイド・クレメンスキット・ハリントンショーン・ビーンキャリー=アン・モスマルコム・マクダウェルラダ・ミッチェル他共演、監督マイケル・J・バセットによるホラー。


スリラー/ホラー


スタッフ キャスト ■

監督:マイケル・J・バセット
製作
サミュエル・ハディダ

ドン・カーモディ
原案:”サイレントヒル3”(ゲーム/コナミ)
脚本:マイケル・J・バセット

撮影:マキシム・アレクサンドル
編集:ミシェル・コンロイ
音楽
山岡晃

ジェフ・ダナ

出演
ヘザー・メイソン/アレッサ・ギレスピー:アデレイド・クレメンス

ヴィンセント・クーパー:キット・ハリントン
ハリー・メイソン/クリストファー・ダシルヴァ:ショーン・ビーン
クローディア・ウルフ:キャリー=アン・モス
レナード・ウルフ:マルコム・マクダウェル
ダグラス・カートランド:マーティン・ドノヴァン
ローズ・ダ・シルヴァ:ラダ・ミッチェル
ダリア・ギレスピー:デボラ・カーラ・アンガー
シャロン・ダシルヴァ/アレッサ・ギレスピー(幼少期):エリン・ピット
サンティーニ:ジェファーソン・ブラウン
ケイブル:ミルトン・バーンズ
スキ:ヘザー・マークス
ピラミッド・ヘッド:ロベルト・カンパネラ
トラヴィス・グレイディ:ピーター・アウターブリッジ

カナダ/フランス/アメリカ 映画
配給
オープン・ロード・フィルムズ(北米)
ライオンズゲート(世界)
2012年製作 94分
公開
カナダ:2012年10月26日
フランス:2012年11月28日
北米:2012年10月26日
日本:2013年7月12日
製作費 $20,000,000
北米興行収入 $17,529,157
世界 $52,302,796


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

18歳の誕生日を迎えるヘザー・メイソン(アデレイド・クレメンス)は、幼い頃の記憶がないまま、父親ハリー(ショーン・ビーン)と各地を転々とする生活を送っていた。

本名クリストファー・ダシルヴァのハリーは、忌まわしい過去を消し去るために、娘シャロンと共に名前を変えていた。

そんなヘザーは、今でも”サイレントヒル”の悪夢を見る毎日だった。

ハリーは、サイレントヒルを気にするそんなヘザーを心配しつつ、娘を残して姿を消した妻のローズ(ラダ・ミッチェル)を想う。

ローズは、サイレントヒルの次元から戻れなかったことをハリーに語り、どんなことがあっても娘を守るよう伝える。

ハリーは、娘シャロン(エリン・ピット)だけが戻ってきた時のことを思い出す。

転校先の高校の初登校の日、スクール・バスに乗ろうとしていたヘザーは、不審な男ダグラス・カートランド(マーティン・ドノヴァン)に話しかけられる。

教室でクラスメイトにからかわれたヘザーは、誰とも付き合いたくないことを皆に伝え、その後、怪物に襲われそうになる幻覚を見てしまう。

正気に戻ったヘザーは、同じ転校生ヴィンセント・クーパー(キット・ハリントン)に声をかけられるものの相手にしない。

ヘザーは、今朝会った男(カートランド)に気づき、ハリーに電話をかけて、街で会うことにするが、出かけようとした彼は何者かに襲われる。

ショッピングモールでハリーを待ったヘザーは、周囲の人々がおぞましい姿に見え、カートランドが現れたためにその場を離れる。

ヘザーに近づいたカートランドは、自分が探偵だと伝えて、彼女を”シャロン”と呼び、”ヴァルティエル教団”が捜していることを知らせる。

父親の話は全て嘘で、ヘザーは、サイレントヒルで母親に助けられたと言われるが、カートランドは現れた者に指を切り落とされえてしまう。

カートランドは連れ去られ、その場を逃れたヘザーは、騒ぎの現場に駆け付けた警察が、彼の死体を搬送し、身分証を確認していることを知る。

ヘザーは、その場に現れたヴィンセントと話をするものの多くを語らず、自分には関わらない方がいいと言って家の近くで別れる。

帰宅したヘザーは、”サイレントヒルに来い”という血で壁に書かれた文字と紋章、そしてハリーがいないことに気づき動揺する。

ヘザーは、叫び声を聞いて現れたヴィンセントを家に招き入れて助けを求める。

家にあった、紋章の刻まれた箱の中をチェックしたヘザーは、現れた警官から逃げようと考えて、ヴィンセントに運転を頼む。

サンティーニ(ジェファーソン・ブラウン)とケイブル(ミルトン・バーンズ)両刑事は家に押し入り、壁の文字を確認する。

ヘザーは、サイレントヒルには行ってはならないという理由が記された、ハリーからの手紙を読む。

ヴァルティエル教団が関わる街の秘密などが書かれた資料も確認したヘザーは、悪魔の子”アレッサ”の存在を知りながらウエストバージニア州に入る。

モーテルに泊まることにした二人だったが、街に向かうのを止めると言い出したヴィンセントは、教団の子だということをヘザーに告白する。

ヴィンセントは、実はサイレントヒルで生まれ育ち、ヘザーを連れ戻すよう送り込まれたことを伝える。

教団の命令は受けたものの、ヘザーが悪魔”アレッサ”の分身とは思えないヴィンセントは、彼女を助けたくなったことを伝える。

自分の意志で街に行く必要があることをヘザーに伝えたヴィンセントは紋章の刻まれたメダルを渡し、祖父レナード・ウルフ(マルコム・マクダウェル)に会うよう指示する。

しかし、その場が闇の世界と化し、ヴィンセントは何者かに襲われてヘザーは気を失う。

翌朝、周囲は元通りとなり、目覚めたヘザーは、メダルと銃を手にして、霧に包まれた灰の降るサイレントヒルに向かう。

家の中の人々に見つめられながら通りを歩くヘザーは、現れた女性ダリア・ギレスピー(デボラ・カーラ・アンガー)に話しかけられる。

ヘザーは、ダリアがアレッサの母親であることを知っていたため、なぜ娘を火炙りにしたかを尋ねる。

アレッサを愛していたというダリアは、教団に騙されて娘を儀式に連れて行ったことを語る。

苦痛を背負い生き続けたアレッサは、残った善の部分を親のいない赤ん坊に託したのだが、それがヘザーだったことをダリアは伝える。

子供は孤児院からある夫婦に引き取られ育てられたのだが、教団の考えでは、その子供ヘザーが戻れば、アレッサと分身の彼女を葬れるということだった。

その時サイレンが鳴り響き闇の世界が現れ、ヘザーはある建物に逃げ込む。

マネキン人形の倉庫で、捕えられていた女性スキ(ヘザー・マークス)を助けたヘザーは、彼女が霧で迷い街に迷い込んだことを知る。

二人はマネキンが組み合わさった怪物に襲われ、排気口から逃げようとするもののスキが捕えられる。

ハリーは、ヴァルティエル教団の教祖であるクローディア・ウルフ(キャリー=アン・モス)に拘束されていた。

ヴィンセントは、ヘザーを街に戻したため母親クローディアに今回の不手際は責められることはなかったが、病院に入れられる。

クローディアは、9年前にアレッサに葬られた姉クリスタベラも成し遂げられなかったことに近づいていることを実感する。

建物から脱出したヘザーは、レナードを捜すために病院に向かい、怪物に襲われるもののそれを倒す。

レナードに会ったヘザーは、娘クローディアにこの場に入れられた、目が見えない彼にメダルを渡す。

それを自分の体内に埋め込んだレナードは、目が見えるようになりヘザーを悪魔だと罵るが、彼女の銃弾を受ける。

怪物と化したレナードに連れ去られそうになったヘザーは、彼の体内で合体したメダルを取り出す。

レナードは死滅し、完全なメダルを手にしたヘザーは、アレッサを捜そうとする。

運び込まれて来たヴィンセントを助けたヘザーは、ハリーの居場所を見つけようとする。

ヴィンセントは、ヘザーとアレッサが一体化すれば世界は変わることを伝える。

二人は地獄の領域である遊園地に向かい、ヴィンセントは、ハリーを見つけ出すようヘザーに伝えて囮になる。

ヘザーは、現れたアレッサ(アデレイド・クレメンス)と一体化する。

アレッサは姿を消し、ヴァルティエル教団の聖域に向かったヘザーは、ハリーが拘束されていることを知る。

現れたクローディアは、アレッサと一体化したヘザーを救世主と呼び、ハリーは生贄となることを伝える。

神を呼び戻すために利用されると言われたヘザーは、封印を解くメダルを渡すようクローディアに要求される。

メダルを渡されたクローディアは邪悪な姿と化し、ヘザーに襲い掛かろうとする。

しかし、ピラミッド・ヘッド(ロベルト・カンパネラ)が立ちはだかりクローディアを倒す。

ヘザーは、ハリーとヴィンセントを助けてその場を離れ、灰の降らなくなった街から去ろうとする。

ハリーは、さ迷っている妻ローズを捜すためにその場に残ることを伝え、自由となったヘザーに別れを告げる。

ヴィンセントにヘザーを任せたハリーは、霧と共に姿を消す。

二人は、街道を通りがかったトラック・ドライバーのトラヴィス・グレイディ(ピーター・アウターブリッジ)に乗せてもらう。

ヘザーはシャロンと名乗り、ヴィンセントと共にサイレントヒルを後にする。

同時に、サイレントヒルにパトカーが向かうが、街は霧に包まれて灰が降り始める。


解説 評価 感想 ■

参考:
・「サイレントヒル」(2006)
・「サイレントヒル:リベレーション」(2012)

*(簡略ストー リー)

呪われた街”サイレントヒル”から戻ったシャロンは、父ハリーと共にヘザーと名前を変え、各地を転々とする生活を送っていた。
記憶を失ったヘザーは、”サイレントヒル”の悪夢に悩まされ、尾行する不審者に気づく。
その後ヘザーは、父ハリーが姿を消したことを知り、クラスメイトのヴィンセントと共に、行ってはならないはずの”サイレントヒル”に向かう。
ところが、サイレントヒルの教団の教祖の息子であったヴィンセントは、ヘザーを連れ戻すことを命ぜられ送り込まれたのだった。
ヘザーが、悪魔の子”アレッサ”の分身だと思えなくなったヴィンセントは、彼女に街に向かうよう指示する。
ヴィンセントは邪悪なものに連れ去られ、気がついたヘザーは、霧に包まれて灰が降る忌まわしい過去のあるサイレントヒルに向かうのだが・・・。
__________

話題になった前作の9年後の物語ということで、異次元から戻っていた少女が成長し、姿を消した父親の救出と、自分の過去を探ろうとするという筋立ては平凡。

雰囲気に慣れてしまったせいもあり、売り物だったミステリアスな内容や映像も新鮮味がなく、怪物の造形や迫力も前作に及ばない。

3作目が製作される可能性もあるが、本作の評価は低く、興行収入も前作から半減しているため、それも期待できない。

前作の主人公夫婦は完全に脇役に回り、主人公を演じているアデレイド・クレメンスは、平凡な少女風で熱演はするものの、ややインパクトに欠ける。

主人公を街に誘い込む役目ながら彼女に協力する、教団教祖(キャリー=アン・モス)の息子役キット・ハリントン、祖父マルコム・マクダウェル、主人公の父親役ショーン・ビーン、その妻ラダ・ミッチェル、探偵マーティン・ドノヴァン、悪魔の子の母親デボラ・カーラ・アンガー、悪魔の子の少女期役のエリン・ピット、刑事のジェファーソン・ブラウンとミルトン・バーンズ、街に迷い込んだ女性役のヘザー・マークス、ピラミッド・ヘッドのロベルト・カンパネラ、トラック・ドライバー役のピーター・アウターブリッジなどが共演している。


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