シン・シティ 復讐の女神 Sin City: A Dame to Kill For (2014) 3.33/5 (3)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

1991~2000年まで”ダークホースコミックス”から出版されたフランク・ミラーのグラフィック・ノベル”シン・シティ”の映画化「シン・シティ」(2005)の続編。
罪の街“シン・シティ”で繰り広げられる復讐劇を描く、製作総指揮、監督、原作、脚本フランク・ミラー、製作、監督、脚本、撮影、編集、音楽ロバート・ロドリゲス、主演ミッキー・ロークジェシカ・アルバジョシュ・ブローリンジョゼフ・ゴードン=レヴィットロザリオ・ドーソンブルース・ウィリスエヴァ・グリーンパワーズ・ブース他共演の犯罪アクション。


ドラマ(サスペンス/犯罪)

ブルース・ウィリス / Bruce Willis 作品一覧


スタッフ キャスト
監督

ロバート・ロドリゲス
フランク・ミラー
製作
アーロン・カウフマン
スティーヴン・ルルー
アレクサンドル・ロドニャンスキー
ロバート・ロドリゲス
製作総指揮
アダム・フィールズ
フランク・ミラー
ボブ・ワインスタイン
ハーヴェイ・ワインスタイン
原作:フランク・ミラーSin City
脚本:フランク・ミラー
撮影:ロバート・ロドリゲス
編集:ロバート・ロドリゲス
音楽:ロバート・ロドリゲス

出演
マーヴ:ミッキー・ローク
ナンシー・キャラハン:ジェシカ・アルバ
ドワイト・マッカーシー:ジョシュ・ブローリン
ジョニー:ジョゼフ・ゴードン=レヴィット
ゲイル:ロザリオ・ドーソン
ジョン・ハーティガン:ブルース・ウィリス
エヴァ・ロード:エヴァ・グリーン
ロアーク上院議員:パワーズ・ブース
マヌート:デニス・ヘイスバート
ジョーイ:レイ・リオッタ
アラーリック・ウォレンクイスト:ステイシー・キーチ
ゴールディとウェンディ:ジェイミー・キング
クローニグ:クリストファー・ロイド
ミホ:ジェイミー・チャン
ボブ:ジェレミー・ピヴェン
モート:クリストファー・メローニ
サリー:ジュノー・テンプル
ダミアン・ロード:マートン・チョーカシュ
リボウィッツ:ジュード・チコレッラ
マーシー:ジュリア・ガーナー
バーサ:レディー・ガガ
ギルダ:アレクサ・ヴェガ
ダラス:パトリシア・ボンヌ
サム:フランク・ミラー
サムの友人:ロバート・ロドリゲス

アメリカ 映画
配給 ワインスタイン・カンパニー
2014年製作 102分
公開
北米:2014年8月22日
日本:2015年1月10日
製作費 $65,000,000
北米興行収入 $13,757,800
世界 $39,407,620


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー

”Just Another Saturday Night”

ハイウェイで意識が戻ったマーヴ(ミッキー・ローク)は、パトカーと事故を起こした車と若い男の死体を確認する。

何が起きたのか思い出せないマーヴは、土曜の夜だったため、いつものように酒場”ケイディ”に向い、ナンシー・キャラハン(ジェシカ・アルバ)のダンスを見て過ごす。

その後、外にいたマーヴは強烈な臭いに気づき、4人の金持ちの学生が、ホームレスを焼き殺しているのを目撃し、彼らを追い払う。

4人を追ったマーヴは、二人を見つけて一人を殺し、もう一人に、なぜ自分のことを”バニーニ”と呼んだかを訊く。

それがブランド名であり、着ていたコートがそうだと言われたマーヴは、学生を殺す。

上等なコートだと考えたマーヴだったが、それと手袋をどこで手に入れたかが思い出せない。

”The Long Bad Night (Part I)”

”ケイディ”に寄ったギャンブラーのジョニー(ジョゼフ・ゴードン=レヴィット)は、ダンサーのマーシー(ジュリア・ガーナー)に声をかけられ、スロットマシンで大当たりを出す。

大勝負をするために奥の部屋に向かったジョニーは、街の支配者であるロアーク上院議員(パワーズ・ブース)や警部補のリボウィッツ(ジュード・チコレッラ)らと共にカードを始める。

ロアークから大金を巻き上げたジョニーは、命があるうちに街から出るようにとリボウィッツから警告される。

それを気にしないジョニーは、マーシーを連れてその場を去る。

刑事ジョン・ハーティガン(ブルース・ウィリス)の亡霊は、店を出ようとするロアークに小道具で使っていた拳銃を向ける、躍っていたナンシーを見守る。

いつかは本当に撃つだろうと考えるハーティガンは、自分の死を悲しむナンシーの気持ちを察する。

マーシーと共に大金を派手に使いまくろうとしたジョニーは、カードが使えないことを疑問に思う。

尾行されていることに気づいたジョニーは、二人の男を叩きのめし、スリー・シーツ・ホテルの166号室に向かうようマーシーに指示して、現れたリムジンに乗る。

車に乗っていたロアークは、自分に恥をかかしたジョニーの指を潰すよう部下に命じ、痛めつけて車から放り出す。

ジョニーの脚を撃ったロアークは、会った瞬間に息子だと分かったと言ってその場を去る。

起き上がったジョニーは、ロアークへの復讐を誓う。

”A Dame to Kill For”

私立探偵のドワイト・マッカーシー(ジョシュ・ブローリン)は、実業家のジョーイ(レイ・リオッタ)と売春婦のサリー(ジュノー・テンプル)が愛し合う現場を盗撮する。

ジョーイがサリーを殺そうとしたため、天窓を破って部屋に飛び降りたドワイトは、ジョーイを叩きのめす。

サリーを解放したドワイトはジョーイを拘束して、彼女をオールドタウンまで送る。

ドワイトは、自分の中にある暴力的なものを抑えながらその場を去る。

ジョーイの妻に証拠写真を渡し報酬を受け取ったドワイトは、自宅に戻り、元恋人のエヴァ・ロード(エヴァ・グリーン)からの連絡を受ける。

かつて自分を裏切ったエヴァだったが、彼女の誘いを断れないドワイトは、待ち合わせ場所の”ケイディ”に向かう。

現れたエヴァに用件を訊いたドワイトは、許してほしいと言われるものの、その言葉を信じなかった。

現れたエヴァの運転手マヌート(デニス・ヘイスバート)は、ドワイトを侮辱する。

マヌートに言い寄ったドワイトは、その場にいたマーヴから、絡まれているのかと訊かれる。

揉め事を避けようとしたエヴァは、自分を忘れないでほしいとドワイトに伝えて、マヌートと共にその場を去る。

エヴァを見つめるドワイトに、彼女のためなら人も殺すだろうとマーヴは尋ねる。

その後ドワイトは、エヴァが心配で頭から離れず、断っていたタバコや酒をどこで手に入れたかを思い出せずにそれを捨てる。

自分を裏切った理由だけでも知りたいドワイトは、エヴァが暮らす”セイクリッド・オークス”に向い、屋敷に侵入する。

全裸のエヴァがプールで泳ぐ姿を見ていたドワイトは捕えられてしまい、マヌートに殴られて、街の路上に捨てられる。

自宅に戻ったドワイトは、愛車の”マスタング”が戻っていることに気づき、全裸でベッドの上にいたエヴァに誘惑される。

気持ちを抑えきれなくなったドワイトは、エヴァと激しく愛し合う。

エヴァは、マヌートに自分を拷問させて見ているだけの夫のダミアン(マート・チョーカシュ)に復讐することを考えていた。

ドワイトは、どこへ逃げても必ずマヌートが見つけ出すとエヴァから言われる。

そこに現れたマヌートに殴り掛かったドワイトだったが、効き目はなく、逆に一撃で窓を突き破り路上まで飛ばされる。

”ケイディ”に向かったドワイトは、ナンシーを見守っているマーヴに声をかける。

マーヴに協力を求めてエヴァの話をしたドワイトは、彼を信頼して”セイクリッド・オークス”に向かう。

二人は敷地内に侵入し、マヌートを叩きのめしたマーヴは、彼の右目をえぐりだす。

ダミアンの元に向かったドワイトは、エヴァが話したことは全て嘘だと言って侮辱したため彼を殴り殺す。

現れたエヴァから、善良な男を殺したと言われたドワイトは驚く。

これで大金持ちになれたと言うエヴァは、ドワイトに銃を向けて、マヌートは従順な運転手だと伝える。

銃撃されたドワイトは窓から落下し、マーヴに助けられてその場を脱出する。

名車”タッカー”を奪い逃走したマーヴは、マヌートを殺さなかったことをドワイトに伝え、バイクで追って来たパトロール警官を振り切る。

ダミアン殺害事件の捜査が始り、エヴァは、夫を殺したのはドワイトだと刑事のボブ(ジェレミー・ピヴェン)とモート(クリストファー・メローニ)に話す。

モートに迫り同情させて、自分に付きまとうドワイトの計画的な犯行だったことを伝えたエヴァは信用させる。

オールドタウンに着き、娼婦街のリーダー、ゲイル(ロザリオ・ドーソン)らの協力でパトカーを撃破したマーヴは、重傷を負ったドワイトを介抱してもらう。

エヴァが忘れられないモートは、妻がいる身でありながら彼女に誘惑される。

ゲイルに手当てされたドワイトは、殺し屋のミホ(ジェイミー・チャン)とゴールディとウェンディ(ジェイミー・キング)に脅される。

自分が愛した男だとゲイルに言われたミホは、ドワイトが、かつて自分を救ってくれたことを知る。

エヴァは、ダミアンの財産が目的だとボブから言われたモートだったが、彼女を信頼しきっていた。

ドワイトから電話で脅されたエヴァは、なぜ逮捕しないのかと言ってモートを責めて、自分のために彼を殺すよう強要する。

手術を受けたドワイトはマヌートに会い、銃を向けて二度と邪魔するなと言って脅す。

妻を捨ててまでエヴァのために尽くすモートに、ボブは別れるようにと忠告する。

憤慨したモートは、ボブを射殺して死体を捨てて、その場で自殺する。

マフィアのボス、アラーリック・ウォレンクイスト(ステイシー・キーチ)をパーティーに招待したエヴァは、オールドタウンの売春婦達を排除して支配者になることを勧める。

モートらのように自分を操るのは無理だとウォレンクイストから言われたエヴァは、ダミアンの会社と組めば全てを手に入れられると伝える。

ドワイトの死体と、ダミアンを殺したという彼の遺書が必要だというこを、ウォレンクイストはエヴァに確認する。

パーティーに忍び込んでいたゲイルは、二人の話を聞いていた。

ウォレンクイストに雇われたテキサスから来た殺し屋の男(ドワイト)は、マヌートの迎えを無視して、ゲイルと共にエヴァの屋敷に向かう。

男が整形したドワイトだと気づいていたマヌートは、彼を殴り倒す。

ゲイルは見張りを誘惑し、トランクに隠れていたミホは男達を次々と倒す。

エヴァの元に連れて行かれたドワイトは、彼女の本性を考えながらゲイルの動きを待つ。

ゲイルが中庭で爆破を起こし、隙を見て銃を奪ったドワイトはマヌートを銃撃する。

致命傷を負っていなかったマヌートを叩きのめしたドワイトは、エヴァに銃を向けられる。

しかし、エヴァはマヌートを射殺し、自分の全てだとドワイトに伝えて言い寄る。

再び誘惑されたドワイトだったが、信用することなく彼女を射殺して、ゲイルとミホと共にオールドタウンに向かう。

”The Long Bad Night (Part II)”

路地裏の医師のクローニグ(クリストファー・ロイド)を訪ねたジョニーは、手荒い治療を受ける。

マーシーのことを思い出したジョニーはホテルに向い、窓から部屋に入る。

その場にいたロアークは、切断されたマーシーの両手と首をジョニーに見せる。

脅されたジョニーはその場から逃れ、自分の未熟さがマーシーを殺してしまったと考えて後悔する。

ダイナーに向かったジョニーは無一文だったため、ウェイトレスのバーサ(レディー・ガガ)に水だけを頼む。

バーサに気に入られたジョニーは、1ドル札を渡されて彼女に感謝する。

”ケイディ”に向かったジョニーは、1ドルのコインを使いスロットマシンで大当たりを出し、その場にいたマーヴから、何をする気かを訊かれる。

ロアークを殺すと答えたジョニーは、簡単には殺せないとマーヴに言わるものの、自信はあると伝えて奥の部屋に向かう。

その場にいたロアークと勝負したジョニーは、勝てる手でわざと降りる。

勝負に出たジョニーはロアークを負かし、自分の方が上だと言って、今後、永遠に負けたことが語り継がれると伝える。

ロアークは容赦なくジョニーを射殺し、死体を片付けるよう指示する。

”Nancy’s Last Dance”

ナンシーは、命の恩人であるハーティガンの墓参りをする。

その様子を探っていたリボウィッツは、それをロアークに報告する。

息子のロアーク・ジュニア/イエロー・バスタードが死んだのはナンシーのせいだと語るロアークは、4年前に死んだハーティガンの墓参りをする彼女の写真を確認する。

悲しませておけばいいと言うロアークだったが、ハーティガンの銃を手に入れたナンシーが、仕事の前に毎晩、射撃場に通い、かなりの腕前になっていることをリボウィッツから知らされる。

ハーティガンの死を未だに受け入れられないナンシーは、自分も死にたいと考えながらロアークを憎む。

翌日、ナンシーの激しいダンスを見た客は喜ぶが、マーヴは、彼女の様子がおかしいことに気づく。

楽屋に戻ったナンシーは、額で鏡を割り、破片で顔を傷つけてしまう。

誰に傷つけられたかをマーヴに訊かれたナンシーはロアークだと答え、二人は店を出る。

現れたバイカー三人を殺したマーヴとナンシーは、バイクを奪ってロアークの屋敷に向かう。

手分けをして襲撃することを考えた二人は、見張りと護衛を次々と倒す。

現れたナンシーを銃撃して止めを刺そうとしたロアークは、ハーティガンの亡霊を見てしまい動揺し、彼女に肩を撃たれる。

立ち上がったナンシーは、ハーティガンの敵だと言ってロアークを射殺する。


解説 評価 感想

参考:
・「シン・シティ」(2005)
・「シン・シティ 復讐の女神」(2014)

*(簡略ストー リー)
頑強な男マーヴは、自分を救ってくれた刑事ハーティガンの死の悲しみに耐えるダンサーのナンシーを見守る。
ギャンブラーのジョニーは、街の支配者であるロアーク上院議員から大金を巻き上げたために痛めつけられる。
私立探偵のドワイトは、魔性の女である元恋人のエヴァが夫の財産を狙う陰謀に巻き込まれる。
ロアークへの復讐を誓っていたナンシーは、ハーティガンの亡霊に見守られながら、そのチャンスを窺うのだが・・・。
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フランク・ミラーロバート・ロドリゲス、そしてクエンティン・タランティーノが組み、ブルース・ウィリスジェシカ・アルバミッキー・ローク他豪華スター競演でヒットした「シン・シティ」(2005)の9年ぶりの続編。

シン・シティ」の2つのエピソードを引き継ぎ、新たに2つのエピソードを加えた、罪の街“シン・シティ”で繰り広げられる復讐劇を描く犯罪アクション。

前作では、独得の映像感覚と世界観が斬新な感じを受けたが、本作は、雰囲気が継承されているだけで、全てにパンチが足りない。

話題作の続編ということで大いに期待された作品なのだが、全世界で約1億5900万ドルの興行成績を上げた前作に比べ、本作は、北米興行収入が約1400万ドル全世界では約3900万ドル、製作費6500万ドルを考えると、商業的には大失敗作に終わった。

前作ほどの異様さと迫力が感じられないものの、頑強な男マーヴを独特の雰囲気で演ずるミッキー・ローク、命の恩人である刑事(ブルース・ウィリス)の亡霊に見守られながら、彼の死から立ち直れないダンサーのジェシカ・アルバ、内面に暴力性を秘める私立探偵のジョシュ・ブローリン、復讐に燃えるギャンブラーのジョゼフ・ゴードン=レヴィット、娼婦街のリーダー、ロザリオ・ドーソン、男を手玉に取る魔性の女エヴァ・グリーン、そのボディーガード兼運転手のデニス・ヘイスバート、シン・シティの支配者パワーズ・ブース、実業家のレイ・リオッタ、マフィアのボス、ステイシー・キーチ、娼婦街の殺し屋ジェイミー・キングジェイミー・チャン、医師のクリストファー・ロイド、刑事ジェレミー・ピヴェンクリストファー・メローニ、娼婦ジュノー・テンプル、エヴァ(エヴァ・グリーン)の夫で大富豪のマートン・チョーカシュ、ロアーク(パワーズ・ブース)と関係する刑事のジュード・チコレッラ、ジョニー(ジョゼフ・ゴードン=レヴィット)と付き合うダンサーのジュリア・ガーナー、ダイナーのウェイトレス、レディー・ガガ他、アレクサ・ヴェガパトリシア・ボンヌ、そしてフランク・ミラーロバート・ロドリゲスもカメオ出演している。


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