オーバードライヴ Snitch (2013) 3.56/5 (32)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

友人から受け取ったドラッグのせいで逮捕さた息子を救うため、検事と取引して捜査に協力する男の麻薬カルテルとの戦いを描く、主演ドウェイン・ジョンソンバリー・ペッパージョン・バーンサルスーザン・サランドン他共演による事実を基にした犯罪ドラマ。


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト
監督:リック・ローマン・ウォー

製作
ナイジェル・シンクレア
マット・ジャクソン
ジョナサン・キング
ドウェイン・ジョンソン
製作総指揮
ジェフ・スコール
ガイ・イースト
脚本
ジャスティン・ヘイス
リック・ローマン・ウォー
撮影:デイナ・ゴンザレス
編集:ジョナサン・チブナル
音楽:アントニオ・ピント

出演
ジョン・マシューズ:ドウェイン・ジョンソン
クーパー捜査官:バリー・ペッパー
ダニエル・ジェームズ:ジョン・バーンサル
ジョアン・キーガン:スーザン・サランドン
マリーク:マイケル・ケネス・ウィリアムズ
ジェイソン・コリンズ:ラフィ・ガヴロン
シルヴィー・コリンズ:メリーナ・カナカレデス
アナリサ・マシューズ:ナディーン・ヴェラスケス
エル・トポ/フアン・カルロス・ピンテラ:ベンジャミン・ブラット
ヴァネッサ:リーラ・ローレン
ベニチオ:J・D・パルド
ジェイ・プライス:デヴィッド・ハーバー
ジェフリー・スティール:ハロルド・ペリノーJr.
クレイグ:ジェームズ・アレン・マキューン
シムズ捜査官:キム・ジャクソン

アメリカ 映画
配給
サミット・エンターテインメント
Lionsgate
2013年製作 112分
公開
北米:2013年2月22日
日本:2013年11月30日
製作費 $15,000,000
北米興行収入 $42,930,470
世界 $57,824,670


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
18歳のジェイソン・コリンズ(ラフィ・ガヴロン)は、友人のクレイグ(ジェームズ・アレン・マキューン)から、ドラッグを受け取ることを頼まれる。

ジェイソンの父親で建設会社を経営するジョン・マシューズ(ドウェイン・ジョンソン)は、入社間もないダニエル・ジェームズ(ジョン・バーンサル)が残業代もなしで作業していることに気づき、それを手伝う。

届いた小包を受け取ったジェイソンは、動揺しながら中身のドラッグを確認するが、押し入って来たDEA(麻薬取締局)捜査官に気づく。

窓から外に出たジェイソンは逃亡するものの、クーパー捜査官(バリー・ペッパー)らに逮捕されてしまう。

別れた妻シルヴィー(メリーナ・カナカレデス)からの電話を受けたジョンは、ジェイソンのことを聞き警察に向かう。

シルヴィーから事情を聞いたジョンは、弁護士のジェイ・プライス(デヴィッド・ハーバー)を雇う。

ジェイソンが大量のドラッグを所持していたため、麻薬密売の容疑者となった重大な問題だと知らされたジョンは、それがクレイグから送られてきたと言われる。

クレイグは既に逮捕されて政府に協力し、売人を密告すれば減刑される法律があるため、彼はジェイソンの名前を出した。

ジェイソンがドラックを売りさばくと、クレイグが話したということだった。

ジェイソンはそれを否定しているが、刑期は所持していた麻薬の量に比例するため、最低でも懲役10年になると、プライスはジョンとシルヴィーに伝える。

その後、出廷したジェイソンには厳しい判決が下される。

初犯であるにも拘らず保釈も認められず苛立つジョンは、自分がジェイソンを引き取るべきだったと妻アナリサ(ナディーン・ヴェラスケス)に伝えて後悔する。

その後ジェイソンは、売人の情報を話せば懲役10年が2年になり、執行猶予1年がつくとプライスに言われる。

友達を売る気のないジェイソンは、ジョンに説得されるものの、法廷で闘うと答える。

検察側は刑期を30年にすることも可能だとプライスに言われたジェイソンは、友人は裏切れないと伝える。

刑務所生活を甘く見るなと言うジョンだったが、父親面するなとジェイソンに言われてしまう。

連邦検事のジョアン・キーガン(スーザン・サランドン)に会ったジョンは、劣勢の麻薬戦争の最中、それに立ち向かう立場として、協力できないと言われる。

取引に応じるのが最善の方法だとキーガンに言われたジョンは、自分が協力すると伝えるが、それを断られる。

ジェイソンに面会したジョンは、彼が痛めつけられていることを知り心を痛める。

仕事一筋だった自分が悪いと言って謝罪するジョンは、売人ではないと話すジェイソンの言葉を信じる。

罪は償うが辛いと言って涙するジェイソンを励ますジョンは、この場から出すことを約束する。

その後ジョンは、麻薬カルテルや、それに関わった場合の罰などを調べ、売人に接触するものの痛めつけられる。

パトカーが現れたために救われたジョンは、警察でキーガンの名前を出して解放され、彼女のオフィスに向かう。

犯罪を立証するための条件などをキーガンに聞いたジョンは、社員の中にいる犯罪歴のある者に協力させることを考える。

ダニエルが麻薬所持で2回逮捕されていることを知ったジョンは、彼と話して麻薬組織に繋がりはないかを尋ねる。

紹介料に5000ドル、更に儲かれば同額を払うと言われたダニエルだったが、足を洗い家族のために地道な生活を送る気だったためにそれを断る。

ジョンは2万払うと言うが、ダニエルは何も答えずにその場を去る。

帰宅しようとしたダニエルは、息子アンソニーが不良といたために生活環境の悪さを気にし、妻ヴァネッサ(リーラ・ローレン)も、夜に働かせなければならないことで悩む。

翌日、気が変わったダニエルと売人のマリーク(マイケル・ケネス・ウィリアムズ)に会ったジョンは、ブツの運搬を任せてほしいことを伝える。

ビジネスがうまくいっていないと話すジョンは、怪しまれずに500キロは運べると言って、取引額の15%を要求する。

10%以上は出さないと言うマリークに、まず証明するために、最初の輸送の結果で交渉したいと伝えたジョンは、自分がトラックを運転するよう指示される。

ジョンが去った後で、ダニエルも同乗するよう伝えたマリークは、彼に嫌とは言わせない。

三度目の逮捕で終身刑になる”三振法”を警戒するマリークは、慎重に事を運ぶ理由をダニエルに伝える。

同乗することをジョンに伝えたダニエルは、即刻、自分への報酬を払うよう要求する。

取引相手が麻薬カルテルのボス、エル・トポ(ベンジャミン・ブラット)であるため、マリークはジョンとダニエルを警戒する。

マリークとの会話を録音していたジョンは、それをキーガンに聴かせる。

DEAのクーパーを呼んでいたキーガンは、マリークを逮捕できた場合は、ジェイソンを懲役1年に減刑することをジョンに約束する。

ジョンは、トラック輸送の仕事に出かけることをアナリサと娘イザベルに伝える。

クーパーは、トラックに盗聴器などを仕掛けて追跡の準備を整え、ジョンから助言を求められ、自然に振る舞うようにと伝える。

トラックにダニエルを乗せたジョンは、1500キロ先の目的地に向かう。

取引場所に着いた二人は、現れたエル・トポの部下ベニチオ(J・D・パルド)に会い、セメントの袋にブツを隠す。

その様子を見張っていたエル・トポは、現れた襲撃者と銃撃戦になる。

ジョンとダニエルはトラックに乗りその場から逃れ、クーパーは状況を把握する。

マリークに連絡したエル・トポは、ジョンが使えることを伝える。

会社に戻ったジョンは、マリークに電話をしたダニエルから、ブツを運ぶ指示を受けたことを知らされる。

ジョンはクーパーに連絡を入れて、ダニエルは電話が使われたことに気づく。

どこに電話をかけたかをダニエルに聞かれたジョンは、妻だと答える。

疑うダニエルは、裏切りでないことをジョンに確認する。

ダニエルと共にマリークとの待ち合わせ場所に向かったジョンはブツを渡し、それを試すよう言われて報酬の1万ドルを受け取る。

その様子を監視していたクーパーらは、取引を確認する。

大物の取引相手が話したいと言っているとジョンに伝えたマリークは、その場を去る。

クーパーはマリークを逃がし、ジョンは、何も動きがないことに戸惑いながら会社に戻る。

帰宅したジョンは、イザベルとの食事の約束を守らなかったため、ヴァネッサに責められる。

ジョンは、麻薬の売人の逮捕に協力すれば、ジェイソンが減刑されることをヴァネッサに話す。

ヴァネッサはジョンの危険な行為を批判するが、ジェイソンを救うためには他に方法がないと言われる。

家族のことも考えるよう言われたジョンは、言葉を返せない。

翌日、マリークを捕えなかった理由をキーガンに問い詰めたジョンは、クーパーから、更なる大物が逮捕できる可能性を知らされる。

次の取引を待つようにとキーガンはジョンを説得し、10キロの取引を見逃したクーパーを責める。

現場の判断だと答えるクーパーに、全ては自分が決めると伝えたキーガンは彼を納得させる。

その後、シルヴィーからの連絡を受けたジョンは、ジェイソンが囚人達に痛めつけられ、医療棟に移されたことを知らされる。

自分のせいだと言って嘆くシルヴィーを、ジョンは抱き寄せる。

ジョンの様子を気にしたダニエルは彼に理由を問い、息子のために取引をしたことを知らされる。

マリークの背後にいる麻薬カルテルの恐ろしさを語るダニエルは、もう終わりだっとジョンに伝えてその場を去る。

帰宅したダニエルは、大金に気づいたヴァネッサから、それについて追及される。

ジョンは、アナリサとイザベルを姉の家に向かわせて、マリークの元に向う。

エル・トポの元に連れて行かれたジョンは、家族のことを口にする彼から、次の取引のためにメキシコに向かうよう指示され、25万ドルの報酬を約束される。

エル・トポ側に無視されたマリークだったが、自分の指示に従うようジョンに伝える。

帰宅したジョンは、アナリサとイザベルの身を案じて、姉の家には向かうなと指示する。

妻子の名前を相手が知っていたことをキーガンとクーパーに追及したジョンは、会った男がエル・トポと呼ばれていたことを話す。

キーガンは顔色を変え、フアン・カルロス・ピンテラ、通称エル・トポが、カルテルを仕切っていることをクーパーから知らされたジョンは、メキシコに向い取引することを話す。

現金が動くと言うキーガンは、エル・トポを捕えるチャンスだと考える。

キーガンと二人だけで話したクーパーは、エル・トポは危険過ぎることを伝え、マリークを締め上げるだけで十分だと主張する。

あくまでエル・トポの逮捕を考えるキーガンはジョンと話し、現金の押収とボスの逮捕を条件に、今回の件が成功した場合はジェイソンを釈放することを約束する。

クーパーと段取りをするジョンは、カルテルが学生などを使い麻薬売買を広げ、家族を殺すと脅して結局は始末する現実を知らされる。

ジェイソンに面会したジョンは、逃げずに友達も裏切らない考えを尊敬していると言って愛を伝える。

ダニエルに会ったジョンは、黙っていてくれたことに感謝し、息子を助けるにはこの方法しかなかったと言って理解を求める。

翌日、ベニチオからの連絡を受けたジョンは、トラックで取引現場に向かい、クーパーらは彼を監視する。

ジョンは、途中で同型のトラックに乗り換え、クーパーはそれに気づきジョンを捜す。

ベニチオが待つ場所で現金を受け取ったジョンは、エル・パソに向かう。

その頃、組織のスパイだった刑務所の係官が、ジョンの息子が服役中だったことを知らせ、それがエル・トポに伝わる。

ダニエルはマリークのアジトを襲い、彼を銃撃してエル・トポの連絡先を知る。

それをダニエルから知らされたジョンは、クーパーに電話をして、国境を越えたら殺されると話す。

これ以上、振り回されたくないと言うジョンは、国境の手前で決着をつけると伝える。

トラックを尾行していたベニチオは、ジョンがスパイだと知らされて現金を奪い返そうとする。

クーパーは、相手にジェイソンのことが知られたことをジョンに伝える。

ベニチオに襲われたジョンは、刑務所内にカルテルのスパイがいることをクーパーに伝え、ジェイソンを保護するよう指示する。

ジョンからエル・トポの携帯電話の番号を知らされたクーパーは、それを基に追跡して逃亡中の彼を逮捕する。

脚を撃たれながら襲いかかって来るベニチオらを倒したジョンだったが、トラックは横転してしまう。

無事だったジョンは、DEA捜査官に助けられる。

ダニエルは、ヴァネッサとアンソニーの元に向かう。

その後キーガンは、フアン・カルロス・ピンテラとカルテルの一味を逮捕したことを記者会見で伝える。

負傷したジョンの功績を称えたキーガンは、証人保護プログラムのこと彼に確認する。

クーパーに会ったダニエルは、証人保護プログラムではなく自分達で解決することを伝える。

ピンテラ逮捕の報奨金10万ドルの受取書にサインを求められたダニエルは、ジョンの金だと伝えるが、退職金らしいとクーパーから言われる。

ジェイソンは釈放されてシルヴィーに迎えられ、ジョンに抱きしめられる。

シルヴィーは、ジョンに感謝する。


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
建設会社を経営するジョン・マシューズは、別れた妻シルヴィーと暮らす息子ジェイソンが、麻薬取引に関与したことで逮捕されたことを知らされる。
友人から小包を受け取っただけで、売人ではないことをジョンに伝えたジェイソンだったが、売人を教えることを拒み取引に応じないまま、保釈もなしに実刑判決を受ける。
その後、連邦検事キーガンに会ったジョンだったが、取引に応じるよう言われる。
自分が協力することをキーガンに伝えたジョンは、社員で犯罪歴のあるダニエルに報酬を払い、売人のマリークに接触して麻薬の輸送を請け負う。
DEA捜査官のクーパーも加わり、マリーク逮捕に協力することをキーガンに伝えたジョンは、ジェイソンの減刑を約束されて行動を開始するのだが・・・。
__________

麻薬組織壊滅を描く犯罪映画としてはありがちな物語なのだが、それに関係してしまった息子が重罪となったために、売人ではないと主張する息子の言葉を信じる父親の、命懸けの戦いを描くドラマ。

麻薬カルテルと戦うのがドウェイン・ジョンソンであるため、ファンは、派手な肉体アクションで相手を痛めつける彼の姿を期待するだろうが、銃撃戦やカーアクションはあるものの、全体的には地味な内容の作品。

見かけは頑強であっても、成功しているビジネスマンである主人公を演ずるドウェイン・ジョンソンは、相手を叩きのめすどころか、チンピラに襲われてしまう場面もある。

また、法に縛られた現実や権力との取引に利用されながら苦悩する男を描く、重苦しい雰囲気に終始する作品で、痛快アクションとは程遠い内容に満足できないドウェイン・ジョンソン・ファンもいるかもしれない。

主人公と共に麻薬カルテル壊滅を考えるDEA捜査官バリー・ペッパー、主人公に協力する社員で元犯罪者のジョン・バーンサル、麻薬カルテル壊滅作戦を仕切る連邦検事スーザン・サランドン、麻薬の売人マイケル・ケネス・ウィリアムズ、主人公の息子ラフィ・ガヴロン、その母親メリーナ・カナカレデス、主人公の妻ナディーン・ヴェラスケス、麻薬カルテルのボス、ベンジャミン・ブラット、その部下J・D・パルド、ダニエル(ジョン・バーンサル)の妻リーラ・ローレン、弁護士デヴィッド・ハーバー、連邦検事補ハロルド・ペリノーJr.、ジェイソン(ラフィ・ガヴロン)にドラッグを受け取るよう指示する友人ジェームズ・アレン・マキューンDEA捜査官キム・ジャクソンなどが共演している。


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