愛に迷った時 Something to Talk About (1995) 3.54/5 (26)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

夫の浮気をきっかけに、悩み苦しみながら自立して新しい人生を歩もうとする女性の姿を描く、製作総指揮ゴールディ・ホーン、監督ラッセ・ハルストレム、主演ジュリア・ロバーツデニス・クエイドロバート・デュヴァルジーナ・ローランズキーラ・セジウィック他共演のラブ・コメディ。


ロマンチック・コメディ


スタッフ キャスト ■

監督:ラッセ・ハルストレム
製作総指揮:ゴールディ・ホーン
製作
アンシア・シルバート
ポーラ・ワインスタイン

脚本:カーリー・クーリ
撮影:スヴェン・ニクヴィスト
音楽
ハンス・ジマー
グレアム・プレスケット

出演
ジュリア・ロバーツ:グレイス・キング・ビション
デニス・クエイド:エディ・ビション
ロバート・デュヴァル:ワイリー・キング
ジーナ・ローランズ:ジョージア・キング
キーラ・セジウィック:エマ・レイ・キング
ブレット・カレン:ジェイミー・ジョンソン
ミューズ・ワトソン:ハンク・コリガン
ヘーリー・オール:キャロライン・ビション
アン・ショープシャイア:レイ伯母さん

アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
1995年製作 106分
公開
北米:1995年8月4日
日本:1996年1月27日
北米興行収入 $50,892,160


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

グレイス・キング・ビション(ジュリア・ロバーツ)は、夫のエディ(デニス・クエイド)と娘のキャロライン(ヘーリー・オール)との忙しいが幸せな生活を送っていた。

ある日、エディを会社に迎えに行ったグレイスは、彼が、若い女性とキスして立ち去ってしまうのを目撃する。

その後、父親の代理で接待があるという留守電がエディからあったものの、彼は夜中になっても帰ってこない。

我慢の限界に達したグレイスは、キャロラインを連れてエディを捜しに行き、彼の車を見つける。

グレイスはエディの言い訳も聞かずに、キャロラインを連れて、両親ワイリー・キング(ロバート・デュヴァル)とジョージア(ジーナ・ローランズ)の元に向かう。

実家の敷地内にある、姉エマ・レイ(キーラ・セジウィック)の家に居候することになったグレイスは、彼女から、学生時代から女癖の悪かったエディへの愚痴を聞かされる。

しかし、母ジョージアは、夫婦にはよくあることで、夫を理解してあげるべきだとグレイスをなだめる。

エマ・レイは、現れたエディの急所に蹴りを入れて出迎え、グレイスは、罪を認め一方的に誤るエディを全く相手にしなかった。

競技馬の牧場主であるワイリーは、エディの会社と土地の取引があり、グレイス達夫婦間の諍いには不快感を示す。

結婚したことを後悔までし始めたグレイスは、エマ・レイに、誘ったのは自分だと言われて益々腹を立てる。

グレイスは、町の婦人会の集会で、自分の夫エディと誰か寝たことがあるかと発言してしまい、会場にいた何人かの浮気話などを暴露し大騒動になる。

キャロラインは、離婚話まで出始めた両親の会話を聞いてしまい、ショックを受けて塞ぎこんでしまう。

それを気にしたグレイスは、離婚経験があり、父の元で働くジェイミー・ジョンソン(ブレット・カレン)の助言を受けたりするうちに、彼のことを意識し始める。

会話の場を持とうと、エディを食事に招いたグレイスは、彼と仲直りしそうになる。

しかし、レイ伯母さん(アン・ショープシャイア)から、少し痛めつけた方がよいと言われたグレイスは、サーモンに毒を盛ってしまい、エディは体調を崩して入院してしまう。

グレイスは、エディに酷い仕打ちをしてしまったばかりか、心配して駆けつけた、母ジョージアの心も傷つけてしまう。

ジョージアは、グレイスに夫の浮気話を聞かされ、帰宅したワイリーを屋敷から締め出してしまうが、グレイスとは仲直りする。

回復したエディは弁護士を呼び、離婚の準備を始めようとするが、キャロラインのために、グレイスを落とし入れるような手段をとらなければならないと知り諦める。

バーで会ったジェイミーに送られたグレイスは、エディへの腹いせに、彼と浮気しようとするが思い留まる。

キャロラインの参加する、馬術競技会に一家が集まり、彼女のジュニア・ジャンプの模様に注目する。

見事キャロラインは優勝し、家族の絆は修復するかに見えたが、グレイスとエディは未だにギクシャクしたままで、ワイリーも屋敷に戻ることを許されなかった。

そして、賞金10万ドルがかかった、父ワイリーが参加する馬術競技のナショナル・グランプリ・ジャンプが開催される。

ワイリーは検討するが、最後のバーを落として、惜しくも優勝を逃してしまう。

しかし、ジョージアはワイリーの健闘を称え、彼を許し固く抱きしめる。

屋敷では、ワイリーと衝突していた、調教師ハンク(ミューズ・ワトソン)の競技優勝を含めた祝賀パーティーが催されていたが、離婚弁護士に会ったというエディにグレイスは噛み付く。

そんなグレイスをエディはダンスに誘い、彼女の気持ちが少しはほぐれる。

夜中にグレイスの部屋に忍び込んだエディは、彼女に元の生活に戻りたいということを伝える。

しかし、グレイスは自立して獣医の勉強を始め、エディとは別居する決意をする。

やがて獣医学校に通い始めたグレイスは、エディと恋人同士のような生活を始める。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

グレイス・キング・ビションは、夫エディと娘キャロラインとで平凡な日々を送っていた。
ある日、グレイスは、エディが若い女性とキスする姿を目撃してしまい、彼は夜中になっても帰ってこない。
我慢の限界に達したグレイスは、娘を連れてエディを捜し、彼の言い訳も聞かずに実家に向かう。
両親に迎えられたグレイスは、敷地内に住む姉エマ・レイの家に居候することになるが、姉は、エディの女癖の悪さを非難する。
やがて、現れたエディは一方的に謝るのだが、グレイスは彼を相手にしない。
収まりがきかないグレイスは、町の婦人会の集会で、エディと関係したことがあるかと発言してしまい、大騒動になってしまう・・・。

__________

一人娘を抱え、夫の浮気で家出して苦労し、困難を切り抜けていく強い女性・・・と言いたいところなのだが、結構、身勝手な本人、裕福な実家など、悪く言えば苦労知らずで能天気な者達のたわ言的な内容。

意外だった”お友達関係”を選ぶ結末も、今一盛り上がらない。

監督は、「サイダーハウス・ルール」(1999)などのラッセ・ハルストレムで、ゴールディ・ホーンが製作に参加し、ハンス・ジマーが音楽を担当している。

1990年代初頭に、若くしてハリウッドの頂点に立ったジュリア・ロバーツに、おんぶに抱っこという感じで進む展開に、中堅どころに甘んじていた、彼女より13歳も年上であるデニス・クエイドの印象が薄く冴えない。

若い夫婦のトラブルより、ベテランのロバート・デュヴァルジーナ・ローランズの、年齢を重ねた夫婦の問題の方が、両者の重厚な演技と共に、観客に訴えるものがある。

この初老の夫婦の物語がなければ、本作は全くの駄作となってしまったかもしれない。

気の強い、頼りがいのある自立した女性、主人公の姉役のキーラ・セジウィックも、インパクトのある演技で好演している。

傷心の女性が心を寄せたくなる、いかにもそんな雰囲気を持つ、父親(R・デュヴァル)の使用人ブレット・カレン、牧場主と対立する調教師ミューズ・ワトソン、主人公の一人娘ヘーリー・オール、過激な作戦を姪に伝授するアン・ショープシャイアなどが共演している。


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