ソウル・サーファー Soul Surfer (2011) 3/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

プロ・サーファーを目指していた13歳のベサニー・ハミルトンが、サメに襲われて左腕を失いながら神を信じ家族や友人に支えながら困難に立ち向かう姿を描く、製作、監督、原案、脚本ショーン・マクナマラアナソフィア・ロブヘレン・ハントデニス・クエイド他共演による感動のドラマ。


ドラマ


スタッフ キャスト ■

監督:ショーン・マクナマラ
製作総指揮
デヴィッド・タイス

ドミニク・イアンノ
製作
ショーン・マクナマラ

デヴィッド・ブルックウェル
ダッチ・ホフステッター
デヴィッド・ゼロン
ダグラス・シュワルツ
原作
ベサニー・ハミルトン

シェリル・バーク
リック・バンシュー
”Soul Surfer: A True Story of Faith, Family, and Fighting to Get Back on the Board”
原案
ショーン・マクナマラ

デボラ・シュワルツ
ダグラス・シュワルツ
マイケル・バーク
マット・R・アレン
キャレブ・ウィルソン
ブラッド・ガン
脚本
ショーン・マクナマラ

デボラ・シュワルツ
ダグラス・シュワルツ
マイケル・バーク
撮影:ジョン・R・レオネッティ
編集:ジェフ・キャナヴァン
音楽:マルコ・ベルトラミ

出演
ベサニー・ハミルトンアナソフィア・ロブ

シェリー・ハミルトン:ヘレン・ハント
トム・ハミルトン:デニス・クエイド
アラナ・ブランチャードロレイン・ニコルソン
ホルト・ブランチャード:ケヴィン・ソルボ
サラ・ヒル:キャリー・アンダーウッド
ノア・ハミルトン:ロス・トーマス
ティミー・ハミルトン:クリス・ブロシュ
マリーナ・バーチ:ソーニャ・バルモレス
バイロン・ブランチャード:ジェレミー・サンプター
デヴィッド・ロビンスキー医師:クレイグ・T・ネルソン
本人/アーカイブ映像:ベサニー・ハミルトン
本人/アーカイブ映像:アラナ・ブランチャード

アメリカ 映画
配給
トライスター・ピクチャーズ

フィルム・ディストリクト
2011年製作 106分
公開
北米:2011年4月8日
日本:2012年6月9日
製作費 $18,000,000
北米興行収入 $43,853,424
世界 $47,088,990


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

2003年、ハワイカウアイ島
サーファーの両親トム(デニス・クエイド)とシェリー(ヘレン・ハント)、二人の兄ノア(ロス・トーマス)、ティミー(クリス・ブロシュ)と暮らす少女ベサニー・ハミルトン(アナソフィア・ロブ)は、親友アラナ・ブランチャードと共に海に親しみ”マーメイド”と呼ばれていた。

サーファーが天職だと確信したベサニーはプロを目指し、ジュニア大会でも優勝する。

スポンサーがついたベサニーは、地区大会に向けて練習に励むことになり、ボランティア活動をする伝道師のサラ・ヒル(キャリー・アンダーウッド)との約束を果たせず彼女を失望させる。

ある日、アラナと父ホルト(ケヴィン・ソルボ)と彼の息子のバイロン(ジェレミー・サンプター)と共に海に向かったベサニーは、沖でサメに襲われてしまう。

ベサニーは左腕を失い、ビーチに戻った4人は救急車を呼ぶ。

ホルトは、応急措置をしてトラックでベサニーを運び、途中、現れた救急車に彼女を乗せる。

ひざの手術を受けていたトムは、少女がサメに襲われたとことを知り、シェリーには、ベサニーが重傷を負ったという連絡が入る。

シェリーは、息子ノアと海に向かう途中に救急車に追い越され、トムは、ベサニーが事故に遭ったことを知り取り乱すが、麻酔が効いていたためそのまま待機する。

大量出血のため失神寸前のベサニーは、病院に到着して治療を受け、家族はそれを見守る。

その後ベサニーは意識を回復し、心配する家族を逆に励ます。

見舞いに来たホルトも、ベサニーの態度が立派だったと言って彼女に声をかける。

主治医デヴィッド・ロビンスキー(クレイグ・T・ネルソン)は、重傷を負ったために、激しい痛みや苦しみがあることをベサニーに正直に知らせて、両親には、彼女が助かったことが奇跡だと伝える。

その頃、ショックを受けたアラナベサニーに会う気になれずに苦しんでいた。

父ホルトにベサニーに会うよう言われたアラナは、彼女の病室に向かい励まされる。

ベサニーの事故はマスコミでも話題になり、退院した彼女は、待ち構えていた取材陣に囲まれてしまう。

片腕のない生活の苦労を思いながら、ベサニーは海に戻れることを第一優先に考える。

取材との交換条件で義手を提供する話にも、サーフィンができる可能性があることを考え、ベサニーはそれを受ける考えを父トムに伝える。

ベサニーは、想像以上に不便な生活に苦労し、その試練に耐えようとする。

しかし、それも限界に達したベサニーは、サラの元に向かい、苦しい胸の内を伝える。

サラは、神は災いを起こすこともあるが、その先には必ず喜びを与えると言って、ベサニーを励まし彼女を抱きしめる。

その後、ベサニーの腕を食いちぎった巨大なサメが捕獲され、トムはサーフボードの歯形でそれを確認する。

スポンサーである水着メーカーのモデルになったアラナは、ベサニーも撮影に加わるよう誘う。

ベサニーはそれを断り、ビーチにたたずみ海に戻る決心をして、それを家族に伝える。

家族やアラナと共に海に向かったベサニーは、苦労しながらも波に乗ることができて皆と喜び合う。

ベサニーは、家族の心配を尻目に、地区大会出場を決めて、翌日から練習を始めようとする。

感謝祭を祝うパーティーで、サラにそのことを伝えたベサニーは、誇りに思うと言われ。

シェリーは、ベサニーの今があるのはホルトのお陰だと言って彼に感謝する。

義手は出来上がるものの、違和感を感じるベサニーは、それを付けることを拒み、”普通”でない自分を悲観する。

シェリーは、部屋に閉じこもってしまったベサニーに、”普通”であることの意味と、今の彼女を認める者こそ正常だと伝える。

”美”の象徴である、両腕のない”ミロのビーナス”像を見せたシェリーは、ベサニーには腕があるといって励ます。

地区大会の特訓が始まり、家族の協力を得たベサニーは、以前の勘を取り戻す。

地区大会当日。
アラナ、ライバルのマリーナ・バーチ(ソーニャ・バルモレス)と共に大会に挑んだベサニーは、ハンデを拒み海に入り沖に向かう。

マリーナがトップを奪い、ベサニーは出遅れてしまう。

ベサニーは思うように波に乗れず、彼女に譲ろうといないマリーナを妨害したアラナは失格となる。

ボードが折れてしまったベサニーは、レスキューに救助されてビーチに戻り、自分を対等に見たマリーナを妨害したアラナを批判する。

大会を放棄したベサニーは、取り囲む取材陣に傷を見せて、サインを求める子供達にボードを渡し、トムには全て終わりだと告げる。

ベサニーに諦めさせたくないトムだったが、シェリーは、彼女の人生は、サーフィンだけではないことを夫に伝える。

苦しむベサニーに、全ては失っていないと語るトムは、何をすべきかを探るためには、時間が必要だと彼女に語る。

ボランティア活動に従事してみる気になったベサニーは、サラと共に、大津波で被害を受けたタイプーケット島に向かう。
(*スマトラ島沖地震)

現地に到着したベサニーは、家や家族を失った人々に接して、それに同情して共に悲しんでしまう。

サラは、それに恥じることはないと言って、奉仕につながる道であることを伝えて励ます。

恐怖心から、海で遊ぼうとしない子供達を安心させようと、ベサニーは、ボードを持って水際に向かう。

家族とはぐれて、口もきかずに笑いもしなかった幼い子供は、ベサニーと共に海岸で戯れ、サラや人々はそれを見て拍手する。

人々は一斉に海に向かい、ベサニーは、神の成せることを不思議に思い、サーフィンよりも大切なものがあることを知る。

帰国して自宅に戻ったベサニーは、自分宛に世界中から手紙が届いていることを知る。

再び大会を目指す気になったベサニーは、嫌な態度をとってしまったことをアラナに謝罪する。

厳しいトレーニングを積み、全国大会に挑むことになったベサニーは、優勝候補のマリーナに、対等に扱ってくれたお陰でやる気がでたと、ライバル心を燃やす。

ベサニーは、アラナやマリーナと共に決勝に進むが、最初のトライでインパクトゾーンに落ちてしまう。

マリーナは、見事なリッピングで高得点を獲得して首位、続いてアラナベサニーは5位だった。

ベサニーはマリーナに大差をつけられるが、ついに波を捉えて、見事なライディングで最高得点をマークする。

残り時間わずか、何かを感じ波のないアウトに向かったベサニーは、突然現れた巨大な波を捉えて乗りこなす。

ビーチの家族の元に戻ったベサニーだったが、ホーンの後に立ったと判断され、マリーナの優勝となる。

しかし、ベサニーはその結果に満足し、それを両親に伝えて表彰式に向かう。

マリーナはベサニーの健闘を称え、5位の彼女を表彰台に立たせ、優勝を分かち合うことを伝える。

ベサニーは、子供達が見ていることを考え、マスコミのインタビューに答える。

過去に戻ることを考えるより、現在の状態で多くの人々を勇気づけられると、ベサニーは笑顔で答える。

ベサニーは考える、
神を信じていれば、どんなことでも乗り越えられると・・・。

そしてベサニーは、プロ・サーファーになる夢を実現させた。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

幼い頃からプロ・サーファーになることを夢見ていた13歳のベサニー・ハミルトンは、沖でサメに襲われて左腕を失ってしまう。
全てが変わってしまう生活に苦労しながらも、ベサニーは、両親や二人の兄、そして親友のアラナ・ブランチャードに支えられながら、再び波に乗る決心をする。
ハンデを乗り越えて参加した地区大会で、惨敗してしまったベサニーはボードを手放してしまう。
時間をかけて考えるべきだという父トムの助言もあり、親しくしている伝道師サラと共に、大津波の被害を受けたタイプーケット島に向かいボランティア活動を体験する。
家族や家を失った人々を前に、ショックを受けたベサニーだったが、海を恐れる人々の心を癒すことができたことで喜びを感じる。
サーフィン以外にも、大切なものがあることに気づいたベサニーは、それが神を信じた結果だと考え、帰国後に再び海に戻る決心をする。
そしてベサニーは、厳しいトレーニングに耐えて、全国大会に挑むことになる・・・。
__________

神を信じ、不屈の精神で隻腕のプロ・サーファーとなったベサニー・ハミルトンの、事故直後からの苦難の日々、悲しみを乗り越えた喜びの姿など、全ての人に勇気を与える感動作として、力強い映像が印象的な感動作に仕上がっている。

テレビ界での活躍が多いショーン・マクナマラが、製作、監督、原案、脚本を担当した意欲作。

SFXにより現在では難しい技術ではないのだろうが、主人公の片腕姿、その痛々しい映像はなかなかリアルで手抜きがない。

豪華キャストも注目で、ベサニー・ハミルトン本人の映像なども組み合わせているが、彼女を演ずるアナソフィア・ロブはサーファーの雰囲気十分で、周囲のスタッフの努力も窺える、見事な演技を見せてくれる。

両親を演ずるヘレン・ハントデニス・クエイドは、実力派らしく、主人公の邪魔をせずに控えめな演技でもあり、要所要所で存在感を発揮する。

主人公の親友であり、同じくプロ・サーファーのアラナ・ブランチャード役のロレイン・ニコルソン、その父ケヴィン・ソルボ、その息子役ジェレミー・サンプター、主人公の人生に大きな影響を及ぼす伝道師役キャリー・アンダーウッド、主人公の兄ロス・トーマスクリス・ブロシュ、主人公のライバル、ソーニャ・バルモレス、主治医クレイグ・T・ネルソン、そして、本人ベサニー・ハミルトンアラナ・ブランチャードは、アーカイブ映像で登場する。


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