スター・ウォーズ エピソード4:新たなる希望 Star Wars Episode IV: A New Hope (1977) 4.92/5 (39)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
5star

ハリウッドに新たな歴史を作った「スター・ウォーズ」シリーズの記念すべき第1作で、6作中の第4話。
銀河帝国に対する反乱軍の指導者レイア姫に出会った少年ルーク・スカイウォーカーが、ジェダイの騎士オビ=ワン・ケノービや密輸船の船長ハン・ソロ、そしてドロイドの協力を得て帝国に戦いを挑む姿を描くSFアクションの金字塔。
監督ジョージ・ルーカスマーク・ハミルハリソン・フォードキャリー・フィッシャーアレック・ギネスアンソニー・ダニエルズケニー・ベイカー共演。


SF

ジョージ・ルーカス / George Lucas 作品一覧

WebSite(E)


スタッフ キャスト ■

監督:ジョージ・ルーカス
製作
ゲイリー・カーツ
リック・マッカラム(特別編)
製作総指揮:ジョージ・ルーカス
脚本:ジョージ・ルーカス
撮影:ギルバート・テイラー
編集
ポール・ハーシュ
マーシア・ルーカス
リチャード・チュー
美術・装置
ジョン・バリー
ノーマン・レイノルズ
レスリー・ディリー
ロジャー・クリスチャン
音楽:ジョン・ウィリアムズ

出演
ルーク・スカイウォーカー:マーク・ハミル
ハン・ソロ:ハリソン・フォード
レイア・オーガナ姫:キャリー・フィッシャー
オビ=ワン”ベン”ケノービ:アレック・ギネス
ダース・ベイダー:デイヴィッド・プラウズ/ジェームズ・アール・ジョーンズ(声)
C-3PO:アンソニー・ダニエルズ
R2-D2:ケニー・ベイカー
グランド・モフ・ウィルハフ・ターキン総督:ピーター・カッシング
チューバッカ:ピーター・メイヒュー
オーウェン・ラーズ:フィル・ブラウン
ベル・ラーズ:シラー・フレイザー

アメリカ 映画
配給 20世紀FOX
1977年製作 124分
公開
北米:1977年5月25日
日本:1978年6月30日
製作費 $13,000,000
北米興行収入 $460,935,665
世界 $775,398,807


アカデミー賞 ■

第50回アカデミー賞
・受賞
編集・録音・美術・視覚効果・作曲
衣装デザイン・特別業績賞
・ノミネート
作品・監督
助演男優(アレック・ギネス)
脚本賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

遠い昔、はるか彼方の銀河系で・・・・。

内乱の最中、凶悪な銀河帝国の支配に、反乱軍は秘密基地から奇襲を仕掛け、帝国に対し初めて勝利を収めた。
さらに、その戦闘の合間に反乱軍のスパイは、帝国軍の究極兵器の設計図を盗み出すことに成功する。
それは”デス・スター”と呼ばれ、惑星をも粉砕するパワーを持つ宇宙要塞基地だった。
凶悪な帝国軍に追われながら、レイア・オーガナ姫(キャリー・フィッシャー)は、盗み出した設計図を手に故郷へと急ぐ。
民を救い、銀河に自由を取り戻すために・・・
___________

帝国軍のダース・ベイダー(デイヴィッド・プラウズ/ジェームズ・アール・ジョーンズ:声)は、反乱軍の宇宙船を追い指導者レイアを捕らえる。

しかし、レイアは設計図をドロイドR2-D2(ケニー・ベイカー)にデータ保存 し、R2-D2は、C-3PO(アンソニー・ダニエルズ)と共にポッドで脱出して、惑星タトゥイーンに不時着する。

船外にポッドが放出されたとの報告を受けたダース・ベイダーは、直ちに回収作業を命ずる。

タトゥイーンでは、R2-D2が、頑なにレイアの命令にこだわるため、C-3POは別行動をとることにする。

しかし、ドロイド2体はジャワ族に捕らえられ、結局、その回収車で再会する。

数日後、R2-D2とC-3POは、農夫オーウェン/ベル・ラーズ夫妻(フィル・ブラウン/シラー・フレイザー)に買い取られ、養子のルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)が、整備をすることになる。

そして、ルークはR2-D2に保存されていた、レイアからオビ=ワン”ベン”ケノービ(アレック・ギネス)に宛てたメッセージを発見する。

ルークは、2体のドロイドが盗品だということを養父母に話し、二人にオビ=ワンのことを尋ねる。

一瞬、顔を見合わせた夫妻は、オビ=ワンについて多くを語らず、メモリを消すことをルークに命ずる。

士官学校に行きたがるルークに対し、オーウェンは収穫を優先するよう彼を説得するが、ベルは、ルークが父親の血を継いでいると語る。

その夜、R2-D2は、単独でオビ=ワンの元に向かってしまい、ルークとC-3POが後を追う。

ルークとC-3POはR2-D2を見つけるが、野蛮なタスケン・レイダーに襲われ捕らえられてしまう。

そこにオビ=ワンが現れルーク達を救い、ジェダイの騎士だったというルークの父から預かったライトセーバーを渡す。

そしてオビ=ワンは、ルークの父親がダークサイドに落ちたダース・ベイダーに殺されたことを話す。

R2-D2内のレイアのメッセージを聞いたオビ=ワンは、その情報を、惑星オルデラーンへ届ける決心を決めてルークを誘う。

しかし、オーウェンの仕事を手伝わなくてはならないルークはそれを断る。

一方、デス・スターでは、帝国艦隊指揮官達の会議が開かれ、司令官グランド・モフ・ウィルハフ・ターキン総督(ピーター・カッシング)は、旧共和国の残党を一掃したことを伝える。

しかし、指揮官らは、デス・スターの設計図を奪われた現状での、反乱軍の脅威を危惧する。

ダース・ベイダーは、間もなく取り戻せる設計図のことで、”フォース”を甘く見る指揮官に脅しをかける。

それを制止したターキン総督は、デス・スターが完成すれば一撃で敵を潰せると豪語する。

その頃、襲撃を受けたジャワ族を見て、オビ=ワンは帝国軍の”ストーム・トルーパー”の仕業だと判断する。

R2-D2とC-3POが目的だと気づいたルークは、家族の元に急行するが、オーウェンとベルは殺害された後だった。

二人が殺されたことを知りショックを受けたルークは、オビ=ワンと共にオルデラーンに行く決心をする。

オビ=ワンとルークは、宇宙港モス・アイズリーに向かい、荒くれどもが屯する酒場に向かう。

密輸船の船長ハン・ソロ(ハリソン・フォード)とチューバッカ(ピーター・メイヒュー)に接触したオビ=ワンとルークは、彼らとオルデラーン行きの話をつける。

同じ頃、ターキン総督も、デス・スターの威力を見せ付けるためにオルデラーンに向う。

オビ=ワン一行は、ダース・ベイダーが派遣したストーム・トルーパーの捜索部隊の攻撃に遭うが、宇宙一早いという宇宙船ミレニアム・ファルコンで飛び立つ。

デス・スターで、オルデラーンに到着したターキン総督は、反乱軍の秘密基地の場所を教えないレイアを脅迫する。

レイアは、故郷オルデラーンを攻撃すると言われ、仕方なくその場所が”ダントゥイン”だと白状してしまう。

しかし、ターキンは、究極兵器・スーパーレーザーで、オルデラーンを爆破してしまう。

その瞬間、オビ=ワンはフォースに乱れを感じるが、彼は旅の途中、ルークにフォースを伝授して、彼も期待に応え修行に励む。

ダントゥインの調査報告を受けたターキンは、レイアが自分を騙したことに気づき、直ちに彼女の処刑を命ずる。

目的地に到着したミレニアム・ファルコンだったが、流星群に突入し、オルデラーンが爆発してしまったことを知る。

そして彼らは、デス・スターのトラクター・ビームにより引き付けられて拿捕される。

ミレニアム・ファルコンが、モス・アイズリーから飛び去った宇宙船だとの報告を受けたダース・ベイダーは、船内に設計図があることを確信し、レイアがまだ役に立つとターキンに助言する。

船内では誰も見つからなかったが、ダース・ベイダーは、かつてを思い起こさせる何かを感じて、徹底的に調べさせる。

船内に潜み捜索を逃れたルークらは、ストーム・トルーパーに扮装してデス・スター内部に侵入する。

その後、R2-D2の捜索で、内部にレイアが捕らえられていることが分かる。

ルークはレイアを助けようとするが、その場を動くなと言い残して立ち去ったオビ=ワンの指示に従い、ハンは彼女の救出の協力を拒否する。

レイアが大金持ちだと言われたハンは、ルークに説得されて彼女を助け出そうとする。

ルークはレイアを救い出すが、ダース・ベイダーは、内部にオビ=ワンがいることを感じるとターキンに伝える。

ターキンは、ジェダイの騎士は滅び、生き残りはダース・ベイダーだけだと語る。

しかし、ダース・ベイダーはオビ=ワンの存在を確信し、ターキンに彼を倒すことを命ぜられる。

ルークらは攻、撃を受けてゴミシューターに逃げ込むが、圧縮装置が作動して押しつぶされそうになる。

間一髪のところでC-3POに連絡がとれて、R2-D2が圧縮を解除し、ルークらは助かる。

ルークらはミレニアム・ファルコンに向かい、オビ=ワンはトラクター・ビームを遮断する。

レイアは、横柄なハンに今後は自分に従うよう命ずるが、彼はそれを拒絶して二人は反発し合う。

そしてオビ=ワンは、待ち構えていたかつての弟子ダース・ベイダーと対決することになる。

剣(ライトセーバー)を交えた二人だったが、ルーク達に気づいたオビ=ワンは、彼らを逃がすために剣を下ろす。

ダース・ベイダーはオビ=ワンを倒すが、彼は戦いに敗れたかに見せかけて姿を消す。

ルークらを乗せたミレニアム・ファルコンは、デス・スターを飛び立ち、TIEファイターの追撃を振り切り、反乱軍の秘密基地のある惑星ヤヴィン第4衛星に向かう。

ターキンはそれを突き止めヤヴィン4に向かい、デス・スターの設計図を手に入れた反乱軍は、体制を整えて攻撃準備をする。

報酬を手に入れたハンは、攻撃に参加せずに別行動をとり、反乱軍のパイロットとして攻撃に参加するルークは、それを知り彼を見損なってしまう。

レイアに励まされたルークは、R2-D2と共にXウイングでデス・スターに向けて出撃する。

デス・スターもヤヴィン4破壊の準備を進めるが、反乱軍の編隊がデス・スターの攻撃を開始する。

TIEファイターとダース・ベイダーのTIEアドヴァンスドの反撃を受け、デス・スターの中心部の攻撃ができない反乱軍はルークに最後の望み託す。

ルークは、オビ=ワンの声に導かれて自動照準機を外し、フォースの力でデス・スターを攻撃しようとするが、ダース・ベイダーが襲いかかる。

その頃、デス・スターがヤヴィン4を射程距離内に捉え、スーパーレーザーの攻撃準備を始める。

ルークが目標に接近し、ダース・ベイダーが攻撃を加えようとした時、ミレニアム・ファルコンに乗ったハンが現れる。

そしてルークを援護したハンの攻撃で、ダース・ベイダーは宇宙の彼方へと弾き飛ばされる。

中心部へのルークの一撃で、デス・スターは爆破され、彼は、”フォースはいつも君と共にある”という、オビ=ワンの声を聞く。

ヤヴィン4に帰還したルークは、命の恩人ハンに感謝して、傷ついたR2-D2をC-3POが気遣う。

そして、反乱軍の盛大な祝勝会が開催され、レイアが見守る中、ルークとハンは英雄として称えられる。


解説 評価 感想 ■

参考:
スター・ウォーズ エピソード1:ファントム・メナス(1999)
スター・ウォーズ エピソード2:クローンの攻撃(2002)
スター・ウォーズ エピソード3:シスの復讐(2005)
スター・ウォーズ エピソード4:新たなる希望(1977)
スター・ウォーズ エピソード5:帝国の逆襲(1980)
スター・ウォーズ エピソード6:ジェダイの帰還(1983)
・スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015)

*(簡略ストー リー)

銀河帝国のダース・ベイダーに捕らえられた、反乱軍の指導者レイア姫に情報を入力されたドロイドのR2-D2とC-3POは、2体を引き取った家族の少年ルーク・スカイウォーカーと出会う。
その後R2-D2は、ジェダイの騎士オビ=ワン・ケノービへの、レイアからのメッセージを渡しに向かう。
それを追ったルークは、実は彼の生い立ちに大きく関わるオビ=ワンとも運命的な出会いを果たす。
それを知る由もないルークは、家族を帝国軍に殺害されてしまう。
そしてルークは、オビ=ワンや協力者ハン・ソロと共に、レイアの故郷、惑星オルデラーンに、R2-D2に保存された帝国軍の要塞”デス・スター”の設計図を届ける決心をする・・・。
__________

1997年に、最新の技術を使い、CG場面などが追加や変更されて特別編として公開され、再び大ヒットとなった。

映画史上に残るSFファンタジー大作と、今でこそ誰もが認める作品だが、公開前は映画館に外方を向かれ、公開時のアメリカでの上映館はわずか43館、おまけに不安になった製作者のジョージ・ルーカスは、ハワイに”避難”していたという状況だった。

さらに、日本でも上映の目途がつかず、初公開は北米よりも1年以上遅れてしまう始末で、一気に人気が出た時には後の祭りとなり、情報ばかり溢れ、本作品を観た時には全てを知り尽くしてしまい、拍子抜けしてしまった人も多かったはずだ。

ちなみに1999年の”E1”公開時の北米上映館数は、2970館と比較にならない。

そして、結果はロングランが続き、興行収入は歴代1位となり(当時)、全世界で社会現象にまでなった。

製作費 $13,000,000
北米興行収入 $460,935,665(特別編トータル)
世界 $775,398,807(特別編トータル)

第50回アカデミー賞では、作品賞をはじめ10部門でノミネートされ、編集、録音、美術、視覚効果、作曲、衣装デザイン、特別業績賞を受賞した。
・ノミネート
作品、監督
助演男優(アレック・ギネス)
脚本賞

1989年、アメリカ議会図書館が、国立フィルム登録簿に登録した作品でもある。

1997年に、CG場面などが追加、入替えされて再公開されるが、とにかく初公開時の盛り上がり方は異常だったことと、余談だが、”フォース”を”理力”と訳していた、当時を懐かしく思い出す。

本作を観てまず驚いたのは、汚れた宇宙船や戦闘機だ。

それまでの宇宙というと、”真空の清潔空間”というイメージがあり、宇宙船が薄汚れているなどとは思いも寄らなかった。
日常茶飯事の戦闘で、地球上の車の様に汚れた機体を登場させたアイデアに、興味を抱いたのは私だけではなかったはず。

斬新なキャラクター、宇宙船や戦闘機のデザインセンスの良さも抜群だ!!

着ぐるみ的な宇宙人やドロイドなど、若干気になるところはあるものの、一つの作品にこれほどアイデアを出せるジョージ・ルーカスの創造力に驚き、世界の何億もの人々を魅了できることの素晴らしさ、また、とてつもない才能の持ち主が現れたと、感心したりもした。

ジョン・ウィリアムズの、スタンダードとなった勇壮な主題曲や、ラストの盛り上がり方などは身震いするほどだ。

結果的には、このシリーズの印象だけしか残らないマーク・ハミルは、外見は普通の青年だが、とてつもない”才能”(フォース)を秘めた人物を好演はしている。

ただ一人、本作をきっかけに大スターになるハリソン・フォードは、さしずめ西部劇のアウトローといった荒くれ者を、いい味を出しながら熱演し、2作目からは中心人物としてさらに大活躍する。

そのハリソン・フォード扮するハン・ソロをも上回る、プリンセスにして男勝り、勇敢な活躍を見せるキャリー・フィッシャーも、美し過ぎず、理知的でもある反乱軍のリーダーを頼もしく演じている。

ジェダイの騎士の生き残り、オビ=ワン・ケノービ役アレック・ギネスの存在感ある名演が、子供嗜好的になりがちなSF作品を、引締まった重みのある物語にしている。

シリーズ最高のキャラクターと言っていいダース・ベーダー(デイヴィッド・プラウズ)の、パワーを感じる圧倒的迫力も見逃せない。

またジェームズ・アール・ジョーンズの吹替えは衝撃を感じたほどで、彼の”声”なくしてダース・ベーダーの存在は語れない。

そして、黒澤明の「隠し砦の三悪人」(1958)の”太平と又七”をモデルにしたと言われるドロイド、C-3POのアンソニー・ダニエルズと、R2-D2ケニー・ベイカーのコンビの、抜群の駆け引きも実に楽しい。

ダース・ベーダーを威圧できる唯一の人物、帝国軍総督ピーター・カッシング、身長221cmの巨漢が一際目立つチューバッカ役ピーター・メイヒューも、印象に残る演技を見せてくれる。


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