ストリート・オブ・ファイヤー Streets of Fire (1984) 3/5 (10)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

バイカー・ギャングに連れ去られた元恋人のロック・クイーンを、苦い過去を背負いながら救おうとする青年の戦いを描く、監督、脚本ウォルター・ヒル、主演マイケル・パレダイアン・レインウィレム・デフォーリック・モラニスエイミー・マディガン他共演のアクション。


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト ■

監督:ウォルター・ヒル
製作
ローレンス・ゴードン

ジョエル・シルバー
製作総指揮:ジーン・レヴィ
脚本
ウォルター・ヒル

ラリー・グロス
撮影:アンドリュー・ラズロー
編集
ジェームズ・コブレンツ

フリーマン・デイヴィス
マイケル・リップス
音楽:ライ・クーダー
主題歌”Deeper And Deeper”ザ・フィックス

出演
トム・コーディー:マイケル・パレ

エレン・エイム:ダイアン・レイン
レイヴン・シャドック:ウィレム・デフォー
ビリー・フィッシュ:リック・モラニス
マッコイ:エイミー・マディガン
リーヴァ・コーディー:デボラ・ヴァン・バルケンバーグ
クライド:ビル・パクストン
エド・プライス:リチャード・ローソン
グリア:リー・ヴィング
ベン・ガン:エド・ベグリーJr.

アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ

1984年製作 93分
公開
北米:1984年6月1日
日本:1984年8月11日
製作費 $14,500,000
北米興行収入 $8,089,290


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

リッチモンド。
ロック・クイーンのエレン・エイム(ダイアン・レイン)は、故郷の町でコンサートを行い、地元の人々は熱狂する。

そこに、リーダー、レイヴン・シャドック(ウィレム・デフォー)率いるバイカー・ギャング”ボンバーズ”が乱入してエレンを連れ去る。

その一部始終を目撃したリーヴァ・コーディー(デボラ・ヴァン・バルケンバーグ)は、弟でエレンの元恋人のトム(マイケル・パレ)に電報を打ち彼を呼び寄せる。

町に戻ったトムは、ダイナーで働くリーヴァの元に向かう。

そこに町のチンピラ集団が現れるが、元兵士であるトムが、彼らを叩きのめして追い払う。

集団の車を奪ったトムは、リーヴァと共にそれを乗り回し、パトカーに追われて止められる。

警官エド・プライス(リチャード・ローソン)は、トラブルメイカーのトムに騒ぎを起こさぬよう警告する。

リーヴァは、エレンの件をトムに伝えるが、彼はそれに関心を示さない。

バーに向かったトムは、バーテンダーで旧友のクライド(ビル・パクストン)との再会を喜ぶ。

カウンターにいた客のマッコイ(エイミー・マディガン)と言い合いになったクライドは叩きのめされる。

マッコイはトムを誘い店を出て、二人は同じ元軍人同士で気が合う。

トムは、宿がないというマッコイを家に連れて行きソファーに寝かせる。

その後、エレンのことを想ったトムは、彼女を助け出すことをリーヴァに伝える。

エレンのマネージャーで恋人のビリー・フィッシュ(リック・モラニス)と話し合い報酬を受け取る考えをトムはリーヴァに伝える。

リーヴァは、泊めてもらった礼を言うマッコイに、トムとエレンのことなどを話す。

武器を手に入れてダイナーに向かったトムは、1万ドルの報酬でビリーと話しを付けて協力させる。

マッコイも手を貸すと言い出し、トムはビリーの反対を無視して、彼女に報酬を渡すことを約束し危険地帯”バッテリー”に向かう。

浮浪者ベン・ガン(エド・ベグリーJr.)から、エレンがクラブ”トーチーズ”の2階にいるらしいという情報を仕入れたトムは、ビリーを車で待機させる。

マッコイを店に行かせ、裏口から建物の屋上に向かったトムは、エレンが拘束されている部屋を確認してバイカーを銃撃する。

レイヴンらのいる部屋に押し入ったマッコイは、彼らに銃を向ける。

エレンを救い出したトムは、マッコイと共に現れたビリーの運転する車を確認する。

トムは、エレンらを逃がして落ち合う場所を指定し、独り残りその場を破壊する。

レイヴンと対面したトムは、エレンを取り戻し復讐するという彼に受けて立つと言い残し、バイクを奪いその場を去る。

三人と落ち合ったトムは、仕方なく別れたことでエレンに謝罪される。

トムは、自分を捨てたエレンを非難し、自分も金のために動いただけだと伝える。

ビリーは、トムとエレンが深い仲だったことをマッコイから知らされ、それを気にする。

その後トムは、バッテリーで暴れた者を警察が捜していることを知る。

バンド”ソレルズ”の移動バスに強引に乗り込んだトムらは、検問で止められる。

ビリーが警官に金を払うが銃を向けられ、トムらは反撃してパトカーを破壊してその場を突破する。

町に戻ったトムらは歓迎されるが、エレンはトムを憎みながらその場を去る。

その場にレイヴンの手下グリア(リー・ヴィング)が現れ、ボスの要件を警官プライスに伝える。

その後、トムはエレンとの別れ方を気にして苛立ち、マッコイやリーヴァに当たってしまう。

レイヴンに会ったプライスは、騒ぎを拡大させる前に町を出るようトムに忠告する。

エレンの元に向かったトムは、ビリーから報酬の1万ドルを受け取り、彼女に、昔は何でもする覚悟があったが、今はその価値がないと彼女に言い放つ。

トムは、マッコイの取り分だけを受け取りその場を去る。

しかし、エレンはトムを追い、連絡もなかった辛い気持ちを彼に伝える。

トムは何も言わずにエレンを抱き寄せてキスし、そして二人は愛し合い、彼女は一緒にいることを約束する。

クライドのバーに向かったトムは、マッコイに金を渡し協力に感謝する。

トムは、エレンと話はしたものの、生きる世界が違うため、うまくいくはずがないとマッコイに伝える。

町を出るためエレンと電車に乗ったトムは、彼女を殴り気絶させてマッコイに任せ、リッチモンドに戻ろうとする。

しかし、町にはレイヴン率いる武器を持ったボンバーズが大挙して現れる。

警官プライスはそれを迎え撃ち、レイヴンを追い払おうとしたビリーは手下のグリアに殴られる。

そこにトムが現れ、プライスは相手をぶちのめせと言って彼に後を任せる。

クライドら町の若者達が加勢しようとする中、ハンマーを渡されたトムとレイヴンは一騎打ちとなる。

ハンマーを捨てた二人は殴り合いとなり、トムはレイヴンを叩きのめす。

クライドらは一斉に銃を構え、グリアは引き上げる指示を出し、ボンバーズはその場を去る。

その後”ソレルズ”のマネージャーとなったビリーは、彼らをエレンの前座に使う。

ステージ脇のトムは、エレンとのことは邪魔しないとビリーに言われるが、自分に相応しい相手でないことを告げる。

ビリーから礼を言われたトムはその場を去り、求める時だけそばにいると伝えてエレンと別れる。

ステージに上がったエレンは、ソレルズと共に熱唱し、観客は興奮する。

エレンを見つめながら会場を出たトムは、現れたマッコイの車に乗りその場を去る。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

リッチモンド。
ロック・クイーンのエレン・エイムは、故郷に迎えられてコンサートを開くが、レイヴン率いるバイカー・ギャング”ボンバーズ”に連れ去られる。
姉リーヴァの連絡を受けて町に戻ったエレンの元恋人トム・コーディーは、彼女が連れ去られたことを知るが、かつての苦い過去を思い出し興味を示さない。
元軍人のマッコイと意気投合したトムは、エレンのことを考え、報酬目当てで彼女を救おうとする。
トムは、エレンの恋人でマネージャーのビリーに会い、1万ドルで彼女の救出を約束する。
そして、トムは武器を手に入れ、ビリーとマッコイを伴いレイヴンらのいる危険地帯に向かうのだが・・・。
__________

脚本を兼ねるウォルター・ヒルの、全編で彼らしい男臭さが漂う快作に仕上がっている。

”寓話”という注釈があり、時代背景が1950年から80年代で、その時代の文化などが入り乱れているアイデアが面白い。

西部劇のアウトロー的なヒーローの主人公は無敵であり、悪党も流儀は守るという善悪のぶつかり合いが観ていて痛快でもある。

今観ると豪華なキャスティングなのだが、公開当時はダイアン・レインの名が知られているくらいであり、ウォルター・ヒル作品として注目したことを思い出す。

しかし観直してみると、暴力的な主人公をニヒルに演ずるマイケル・パレ以下、各個性を活かした若手スターの演技は実に新鮮で、挿入される音楽シーンもいい。

撮影当時19歳のヒロイン、ダイアン・レインの魅力を再確認できると共に、現在でも活躍する彼女を想いながら興味深く鑑賞することができる。

バイカー・ギャングのリーダー役で、当時、表情が異常に思えた、まだ20代のウィレム・デフォー、ヒロインの恋人でマネージャーのリック・モラニス、男勝りの元軍人で主人公の協力者を豪快に演ずるエイミー・マディガン、主人公の姉デボラ・ヴァン・バルケンバーグ、バーテンダーのビル・パクストン、警官リチャード・ローソン、ギャングのリー・ヴィング、浮浪者エド・ベグリーJr.などが共演している。


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