エンジェル ウォーズ Sucker Punch (2011) 2.67/5 (27)


■ 作品情報へ ■
スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

義父の陰謀により虐げられた女性が、空想の世界で戦う勇気を得て戦士として戦いながら自由を得るまでを描く、製作、監督、原案、脚本ザック・スナイダー、主演エミリー・ブラウニングアビー・コーニッシュジェナ・マローンカーラ・グギノスコット・グレン他共演のファンタジー・アクション。


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト ■

監督:ザック・スナイダー
製作総指揮
ウェスリー・カラー

クリストファー・デファリア
ジョン・ジャシュニ
トーマス・タル
製作
ザック・スナイダー

デボラ・スナイダー
原案:ザック・スナイダー
脚本
ザック・スナイダー

スティーヴ・シブヤ
撮影:ラリー・フォン
編集:ウィリアム・ホイ
音楽
タイラー・ベイツ

マリウス・デ・ヴリース

出演
ベイビードール:エミリー・ブラウニング

スイートピー:アビー・コーニッシュ
ロケット:ジェナ・マローン
ブロンディ:ヴァネッサ・ハジェンズ
アンバー:ジェイミー・チャン
マダム・ヴェラ・ゴルスキー/ベラ・ゴルスキー博士:カーラ・グギノ
ブルー・ジョーンズ:オスカー・アイザック
医師/ハイローラー:ジョン・ハム
賢者/将軍/バスの運転手:スコット・グレン

アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ

2011年製作 110分
公開
北米:2011年3月25日
日本:2011年4月15日
製作費 $82,000,000
北米興行収入 $36,381,716
世界 $89,792,502


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

1960年代。
母親の死で、遺産を狙う義父の陰謀により、妹を殺した罪を着せられ逮捕された20歳の女性、ベイビードール(エミリー・ブラウニング)は、精神医療施設”レノックス・ハウス”に収容されてしまう。

そこでベイビードールは、ベラ・ゴルスキー博士(カーラ・グギノ)の元で治療を受けることになる。

ベイビードールが口を割らないために、義父は看護師のブルー・ジョーンズ(オスカー・アイザック)に賄賂を払う。

ロボトミーの手術を施して、ベイビードールの記憶を消し去ることを考える義父は、ブルーが書類を偽造することを確認する。

5日後、そして、絶望するベイビードールは、医師(ジョン・ハム)により手術を受けることになる・・・。
__________

売春宿のオーナー、マダム・ヴェラ・ゴルスキー(カーラ・グギノ)は、客に見せるショーの準備をしていた。

その場を仕切るのブルー(オスカー・アイザック)は、新入りのベイビードールをスイートピー(アビー・コーニッシュ)に紹介し、施設内の案内をさせようとする。

スイートピーは、ショーの準備で忙しかったために、それを妹のロケット(ジェナ・マローン)に任せる。

ベイビードールは、表向きはクラブになっているその場で、お客の相手をさせられることをロケットから知らされる。

ロケットはベイビードールを、ダンスのレッスンをするスイートピー、ブロンディ(ヴァネッサ・ハジェンズ)、アンバー(ジェイミー・チャン)の元に連れて行く。

悲しみを堪えながら雑用の仕事をするベイビードールは、ある日、コックに襲われそうになったロケットを助ける。

その後ベイビードールは、マダム・ゴルスキーに踊ることを強要され、その瞬間、封建時代の日本と思われる世界に迷い込んでしまう。

賢者(スコット・グレン)に会ったベイビードールは、武器を手に取るよう言われ、それにより、自由への旅が始まることを知らされる。

旅には、地図、炎、ナイフ、鍵、謎だと言う5番目の理由そしてそれがゴールであり、大きな犠牲を伴うが完全なる勝利をに入れられるという、アイテムが必要だと賢者に言われる。

賢者は、ベイビードールだけがそれを見つけられるのであり、自由につながる道だとといも伝える。

ベイビードールは、賢者から刀と拳銃を受取り、自分で身を守れと言われ、待ち構えていた者達に立ち向かう。

勇敢に戦いを挑んだベイビードールは、相手を倒して現実に戻り、ロケットらにダンスを絶賛され、ゴルスキーもそれを認める。

唯一人、それに批判的なスイートピーに、ベイビードールは、ハイローラー/富豪が自分を目的に現れる前に、この場から逃げたいことだけ考えていると伝える。

ロケットはそれに同調し、ベイビードールは、3日後に来るハイローラーから逃れるために、脱出する計画を立てて一緒に行動する者達にそれを話す。

一応スイートピーも納得し、ベイビードールは、4つのアイテムを黒板に書き話し始める。

ベイビードールが踊っている間に、ブルーの部屋に貼ってある地図、ライターで火事を起こす炎、コックのナイフ、そして、ブルーが持っている鍵を手に入れることとなり、不安を隠せないスイートピーが、危険を感じた場合は中止するという計画は実行される。

まず、地図を手に入れるために、スイートピーが、ベイビードールが踊ると言ってブルーを誘い出す。

ベイビードールは踊り始めようとした瞬間、第一次大戦中の世界で仲間達を従え、現れた将軍(スコット・グレン)から指示を受ける。

ドイツ軍が、皇帝に送る作戦地図を奪うのが目的であり、5人は敵陣に突入する。

密使が地図を持って飛行船に乗り移り、ベイビードールがそれを攻撃して墜落させる。

地図を奪ったベイビードールは、仲間達と共に敵を倒して現実に戻る。

ブルーはベイビードールのダンスを見て満足し、彼女がまだ未熟だと言うマダム・ゴルスキーに、市長の前で躍らせて稼ぎ出す方法を伝えそれを強要する。

部屋に戻ったブルーは、地図がはがされた形跡があることに気づく。

アンバーが、市長のライターを奪うことになり、クラブに現れた彼は、ベイビードールのダンスを見ることになる。

市長のライターをアンバーが奪おうとした瞬間、別世界に入ったベイビードールは、オークの城の襲撃に向かう。

将軍の指示に従い、ベイビードールは、ドラゴンの赤ん坊の首を裂いて、クリスタルを取り出し、それを使って炎を燃え上がらせる。

直後にドラゴンの親に襲われたベイビードールは、それを倒して現実に戻り、アンバーはライターを手に入れる。

喜ぶベイビードールらだったが、現れたブルーが全てに気づいていることを知り、スイートピーは計画を中止しようとする。

ロケットは、ベイビードールに従うことを決め、ブロンディは動揺して、ゴルスキーに全てを話してしまう。

スイートピーは、仕方なくコックのナイフを奪うことに手を貸し、ベイビードールは踊り始めて別世界に入る・・・。

将軍は、列車強盗ロボットから”キッチンナイフ”という爆弾を奪う命令を出し、ベイビードールらはヘリコプターで飛び立つ。

列車に乗り移ったベイビードールらは、ロボット倒して、街に到着した瞬間に爆発する、爆弾の時限装置を解除して運び出そうとする。

しかし、生き残っていたロボットが時限装置を作動させてしまう。

ベイビードールとスイートピーを逃がしたロケット犠牲になりは、街に突入した列車と共に爆死する。

現実に戻ったベイビードールだったが、コックにナイフで刺されていたロケットが、スイートピーの腕の中で息を引き取る。

そこにブルーが現れ、ベイビードールらに、ショーの準備を始めさせる。

ハイローラー(ジョン・ハム)も席に着き、ブルーは楽屋で、自分達の立場をはっきりさせて、ブロンディが計画をバラしてしまったことを告げてアンバーと彼女を射殺する。

ベイビードールはブルーに脅されるが、彼をナイフで刺して鍵を奪い、閉じ込められていたスイートピーを解放する。

アイテムを用意したベイビードールは火を放ち、地図と鍵を使ってその場から脱出する。

ベイビードールは、5番目のアイテムが自分自身だと気づき、スイートピーを逃がすために、おとりになることを伝え、彼女にバス停に向かうよう指示を出して、男達に立ち向かう・・・。
__________

施設内。
ベイビードールにロボトミーの手術を施した医師は、彼女の表情を見て驚いてしまう。

ゴルスキー博士から、彼女が、ナイフを使い看護師を刺し、火事を起こして仲間達と脱出を企てたことと、博士が手術には反対したを医師は知る。

サインした覚えのないゴルスキーは驚き、医師は、通常は苦痛を訴える患者の中で、ベイビードールが、手術を望んでいるような表情をしたことを伝える。

ベイビードールに刺されたブルーは無事だったが、義父と共に彼女を陥れ、手術のサインも偽造していたことが判明して警察に連行される。

ゴルスキーは、ベイビードールが、自由を得られたような笑みを浮かべていることを確認する。

スイートピーは、フォートウェイン行きのバスに乗ろうとしていたが、警官に呼び止められる。

しかし、バスの運転手(スコット・グレン)が口添えして警官らを納得させる。

乗車券がないと言うスイートピーに、運転手は、後ろの席で休むようにと優しく語り掛ける。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

継父の陰謀で精神科医療施設に入れられた女性ベイビードールは、絶望しながら数日を凄しロボトミー手術を受ける・・・。
空想の世界に迷い込んだベイビードールは、売春宿で客の相手をすることになり、ショーのためのダンスを、マダム・ゴルスキーに強要される。
その瞬間、ベイビードールは封建時代の日本に移動し、賢者から武器を受け取る。
ベイビードールは、それにより戦う力を得て、地図、炎、ナイフ、鍵と、謎の5番目がゴールだというアイテムが、自由を手に入れるために必要だと言われる。
ベイビードールは、その場に現れた武者達を倒し、売春宿の仲間達、スイートピー、その妹ロケット、ブロンディ、アンバーらに脱出計画を話す。
気乗りしないスイートピーも手を貸すことになり、5人は、5つのアイテムを手に入れるために計画を実行するのだが・・・。
__________

ザック・スナイダーが、妻デボラ・スナイダーと共に設立した映画製作会社アンユージュアル・フィルムズの作品。

平凡な女性が別世界で戦士となり、凄まじい戦いを繰り広げるという、ザック・スナイダー製作、監督、原案、脚本による意欲作で、彼の世界観を堪能できる、ビジュアル的に非常に凝った作品に仕上がっている。

予備知識がないままで観始めると、その内容の激しさに驚いてしまう。

日本アニメ・ファンである、ザック・スナイダーならではの映像も楽しめる。

製作費に8200万ドルかけた大作で、もう一ひねり欲しかったというところだっただろうか、北米興行収入は約3600万ドルに終わり、全世界でも約9000万ドルで、製作費をようやく回収できる程度に留まったのは残念だ。

若手女優の溌剌とした演技も見もので、逞しさなどを、全く感じさせない主人公を演ずるエミリー・ブラウニングの戦いぶりは痛快でもある。

唯一人生き残り家族の元に向かうアビー・コーニッシュ、その妹ジェナ・マローン、共に戦う仲間ヴァネッサ・ハジェンズジェイミー・チャン、精神科医と売春宿のオーナーを雰囲気を出して演ずるカーラ・グギノ、看護師と売春宿を仕切る男のオスカー・アイザック、医師と富豪のジョン・ハム、そして、彼の出演により作品に重みが加わったと言えるスコット・グレンが、賢者/将軍/バスの運転手役で好演している。


スポンサードリンク
ウェブ・ムービー・シアター

ウェブ・ムービー・シアター