サロゲート Surrogates (2009) 3/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

2005-06年に出版された同名コミックを基に映画化された作品。
人間の身代わりアンドロイド”サロゲート”が支配する世界を疑問視するFBI捜査官の戦いを描く、監督ジョナサン・モストウブルース・ウィリスラダ・ミッチェルロザムンド・パイクヴィング・レイムスジェームズ・クロムウェルSFサスペンス・アクション。


SF


スタッフ キャスト ■

監督:ジョナサン・モストウ
製作総指揮:エリザベス・バンクス
製作
デヴィッド・ホバーマン

トッド・リーバーマン
マックス・ハンデルマン
原作:ロバート・ヴェンディッティThe Surrogates
脚本
マイケル・フェリス

ジョン・ブランカトー
撮影:オリヴァー・ウッド
編集:ケヴィン・スティット
音楽:リチャード・マーヴィン
主題歌:ブレイキング・ベンジャミン”I Will Not Bow”

出演
トム・グリアー:ブルース・ウィリス
ジェニファー・ピータース:ラダ・ミッチェル
マギー・グリアー:ロザムンド・パイク
予言者:ヴィング・レイムス
ライオネル・キャンター博士:ジェームズ・クロムウェル
アンディ・ストーン:ボリス・コジョー
キャンター:ジェームズ・フランシス・ギンティ
ボビー・サンダース:デヴィン・ラトレイ
ブレンドン大佐:マイケル・カドリッツ
マイルズ・ストリックランド:ジャック・ノーズワージー

アメリカ 映画
配給 タッチストーン・ピクチャーズ

2009年製作 88分
公開
北米:2009年9月25日
日本:2010年1月22日
製作費 $80,000,000
北米興行収入 $38,542,418
世界 $122,444,772


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

近未来。
人間の身代わりアンドロイド”サロゲート”が一般化し、その影響で世界の犯罪、伝染病は激減し、人種差別はなくなり、人類の抱えていた問題は解決する。

しかし、その後サロゲートを拒否する者達が、独立区を全国各地に設置するようになる。

サロゲートのFBI捜査官トム・グリアー(ブルース・ウィリス)とジェニファー・ピータース(ラダ・ミッチェル)の二人は、二体のサロゲートが破壊される事件の捜査を始める。

その後、グリアーとピータースは、破壊された男性サロゲートのオペレーターも殺され、それが、サロゲートの生みの親である、天才科学者のライオネル・キャンター博士(ジェームズ・クロムウェル)の息子だということを知る。

キャンター本人は姿を隠しているため、グリアーとピータースは、彼のサロゲート(ジェームズ・フランシス・ギンティ)に会い、殺された息子に恨みを持つ者はいなかったことを確認する。

キャンターは、犯人の狙いが自分だということに気づき、サロゲートを停止して、遠隔操作を行っていた彼は涙する。

その後の捜査で、グリアーとピータースは、サロゲートを攻撃して破壊する武器の存在を知る。

そして、サロゲート二体の破壊事件現場にいたバイカーの身元が、犯罪歴があるマイルズ・ストリックランド(ジャック・ノーズワージー)だということが分かる。

FBIの、サロゲート・ネットワーク・システムの管理官ボビー・サンダース(デヴィン・ラトレイ)がストリックランドを確認して、グリアーはそれを追う。

ヘリコプターで、ストリックランドを追跡したグリアーは攻撃に遭い独立区に墜落する。

片腕を失いながらも、ストリックランドを追い詰めたグリアーだったが、反サロゲート派の住民に破壊されてしまう。

ピータースは、グリアーを独立区に行かせたことを上司のアンディ・ストーン(ボリス・コジョー)に責められてしまう。

その頃、反サロゲート派、人権擁護団のリーダー”預言者”(ヴィング・レイムス)は、宣戦布告をする。

オペテーティング中にサロゲートを破壊され、自宅で倒れていたグリアーは、妻マギー(ロザムンド・パイク)に介抱され病院に運ばれる。

そこに現れたストーンは、グリアーが許可なしに独立区に入ったことで、彼に停職とサロゲートの使用禁止を言い渡す。

病院を抜け出したグリアーは、サロゲートを手に入れるためにピータースと落ち合うが、それを諦めて単独で武器を探そうとする。

生身の人間として独立区に内に入ったグリアーは、自分のサロゲートがさらし者になり、預言者がストリックランドの死を伝え葬る現場に出くわす。

グリアーは預言者に接触し、ストリックランドの話をして武器を取り戻そうとしていることを伝えるが、明確な返事は得られない。

その後、キャンターのサロゲートと接触したグリアーは、彼から息子を殺した武器の出所を調べるよう言われる。

交通事故で、自分自身も息子を亡くしていたグリアーは、キャンターの気持ちを察しながら帰宅する。

グリアーは、薬漬けになりサロゲートを使い続ける妻マギーを受け入れることが出来ずにいた。

その頃ピータースは、オペレーターを殺された後、新たなオペレーターの指示で行動を開始する。

軍のブレンドン大佐(マイケル・カドリッツ)の元に向かったグリアーは、武器のことを彼に問い詰める。

その武器は”O.D./オーバーロード・デバイス”(過負荷銃)で、CPUをウイルス感染させ、サロゲート本体とオペレーターの命を奪うものだった。

それを、サロゲートを製造している”SVI”が開発したことを知ったグリアーは、ブレンドンに、武器が人権擁護団に渡ったことを伝え、彼は軍を出動させようとする。

預言者は、”O.D.”をピータースに渡すよう部下に命じ、彼女はストリックランドについて調べ始める。

ブレンドンが率いる部隊は、独立区に侵入し攻撃を始めるが、彼は倒した預言者がサロゲートだったことを知る。

グリアーに会ったピータースは、ストーンがストリックランドを雇いキャンターを狙っていたことを伝える。

ストーンのオフィスに向かったグリアーは、ストリックランドの件で彼を問い詰める。

サロゲートであるストーンの機能を停止させたグリアーは、彼のチップから情報を抜き出し、ピータースと共にその場を立ち去る。

グリアーは、SVIがサロゲートの開発者キャンターを抹殺するために、預言者に資金を与えていたことを知る。

その後、ピータースはわざと事故を起こし、グリアーのメモリーを奪う。

逃走するピータースを車で追ったグリアーだったが、ブティックに突っ込み、その後、姿を消す。

グリアーは、システムの管理官サンダースにピータースの制御停止の連絡を入れる。

しかし、既にピータースがサンダースを拘束し、グリアーは危険が迫るマギーに連絡を入れる。

ストーンがピータースを説得しに行くが、彼女を制御しているオペレーターはキャンターだった。

ピータースは”D.C.”でストーンを破壊し、彼女のオペレーターのキャンターは息子の復讐を果たす。

グリアーは、キャンターの屋敷に向かうが、制御室に潜んでいた彼に銃を向けられる。

キャンターは、サロゲートにより一変させた世界を、元に戻そうとしていることをグリアーに知らさせ服毒自殺する。

グリアーはピータースのオペレーターになり、全オペレーターに送られようとしているウィルス送信を、サンダースに阻止させようとする。

ピータースは、サンダースの指示でオペレーターを救い、次にサロゲートを救おうとする。

しかし、グリアーはサロゲートの機能を停止し、ピータースは突入してきた軍に破壊され、街中が静止状態になってしまう。

自宅に戻ったグリアーは、廃人のようになったマギーの元に向かい、彼女を固く抱きしめる。

そして、世界は人類の手に戻る。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

2005-06年に出版された同名コミックを基に映画化された作品。

人間の身代わりアンドロイド”サロゲート”
が支配する世界を疑問視するFBI捜査官の戦いを描いた、SFサスペンス・アクション。

*(簡略ストーリー)
天才科学者のキャンター博士によって開発された”サロゲート”(身代わりアンドロイド)が一般化した犯罪が激減した世界。
サロゲートが破壊され、そのオペレーターも死亡する事件が起きる。
捜査を始めたサロゲートのFBI捜査官トム・グリアーとピータースは、何者かにより開発されたサロゲートとオペレーターを抹殺する武器の存在を知る。
その武器が、反サロゲート派の手に渡ってしまったため、グリアーはそれを追う。
しかし、グリアーは反対派の区域で破壊されてしまい、オペレーターであるグリアー本人が、その事件解決に挑もうとするのだが・・・。
__________

進化し過ぎたテクノロジーに支配される人間社会に警鐘を鳴らす内容で描かれたSF映画は数多くあるため、物語にそれほど新鮮味はない。

生身の人間に支配権が戻る結末も平凡であり、彼らしいと言えばそれまでだが、ジョナサン・モストウのいつもながらのパンチが足りない演出が気になる。

疲弊した人間の姿と、彼らの代行となり世の中で行動するアンドロイドの描写や対比はまずまず楽しめる。

製作費に8000万ドルを費やし、ブルース・ウィリスが主演、他実力派スターも多く出演する大作だけに話題になった作品ではあるが、北米興行収入は4000万ドルにも届かない結果に終わった。
全世界では、約1億2200万ドルで、まずまずのヒットとなった。

頭髪の量も豊かで、のっぺりとしたメイクで登場するブルース・ウィリスは、タフガイというよりも、心の傷を背負い苦悩しながら人間らしさを追及する男を熱演している。

敵味方両者を演ずるサロゲートのFBI捜査官役ラダ・ミッチェル、主人公の妻でサロゲートと二役を演ずるロザムンド・パイク、カルト教祖的な存在の人権擁護派のリーダー、ヴィング・レイムス、サロゲートの開発者役ジェームズ・クロムウェル、彼を抹殺しようとするFBI捜査官役のボリス・コジョー、キャンター博士(J・クロムウェル)のサロゲートのジェームズ・フランシス・ギンティ、システム管理官デヴィン・ラトレイ、軍の大佐マイケル・カドリッツ、サロゲート抹殺犯役のジャック・ノーズワージーなどが共演している。


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