96時間/リベンジ Taken 2 (2012) 3.23/5 (30)


■ 作品情報へ ■
スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

リュック・ベッソンリーアム・ニーソンが組んでヒットした「96時間」(2008)の続編。
イスタンブールで元妻と娘と共に過ごそうとした元CIA工作員が、パリの事件で息子や同胞を殺された犯罪組織のボスに襲われながら家族を守るために戦う姿を描く、製作、脚本リュック・ベッソン、主演リーアム・ニーソンマギー・グレイスファムケ・ヤンセン他共演、監督オリヴィエ・メガトンによるノンストップ・サスペンス・アクション。


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト ■
監督:オリヴィエ・メガトン
製作:リュック・ベッソン
脚本
リュック・ベッソン

ロバート・マーク・ケイメン
撮影:ロマン・ラクールバ
編集
カミーユ・ドゥラマーレ

ヴァンサン・タベロン
音楽:ナサニエル・メカリー

出演
ブライアン・ミルズ:リーアム・ニーソン

キム・ミルズ:マギー・グレイス
レノーア”レニー”ミルズ:ファムケ・ヤンセン
ムラド:ラデ・シェルベッジア
サム:リーランド・オーサー
ケイシー:ジョン・グリース
バーニー:D・B・スウィーニー
スコ:アラン・フィグラルツ
ジェイミー:ルーク・グライムス
ジャン=クロード:オリヴィエ・ラブルダン

フランス 映画
配給
EuropaCorp Distribution(フランス)
20世紀FOX(北米)
20012製作 92分
公開
フランス:2012年10月3日
北米:2012年10月5日
日本:2013年1月11日
製作費 $45,000,000
北米興行収入 $139,854,290
世界 $376,141,310


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
アルバニアトロポヤ
犯罪組織のボス、ムラド(ラデ・シェルベッジア)は、息子や手下達の葬儀を執り行い、彼らの命を奪った元CIAのブライアン・ミルズ(リーアム・ニーソン)に復讐することを誓う。

ムラドは手下達に、ブライアンを捜しだすよう命ずる。

ロサンゼルス
娘キムに運転を教えるため、洗車をして彼女の元に向かったブライアンは、元妻レノーア”レニー”(ファムケ・ヤンセン)に迎えられる。

キムがボーイフレンドと出かけたことを知ったブライアンは気落ちしながら、レノーアが夫と別居したことで悩んでいるという話を聞く。

レノーアは、ブライアンがキムの相手の身辺調査を始めることを心配するが、彼はそれを否定する。

しかし、キムを捜したブライアンは、ボーイフレンドのジェイミー(ルーク・グライムス)の家を突き止める。

ブライアンは、入り口に現れたジェイミーに挨拶され、運転免許のことをキムに伝えて彼女を連れ出す。

気分を害したキムだったが、仕方なくブライアンの指示に従い運転を始める。

パリの事件の後遺症も残っているはずのキムを心配するブライアンは、彼女に自分を信用して欲しいと言われながら別れる。

パリ
その頃ムラドの手下は、ブライアンの旧友でフランス内務省の治安部副部長ジャン=クロード(オリヴィエ・ラブルダン)を拷問し、彼の居場所を聞き出そうとする。

数日後、再びキムを迎えに行ったブライアンは、動揺するレノーアから、離婚問題で心身ともに疲れ果てていることを知らされる。

計画していた中国旅行で、関係の修復を考えていたレノーアだったが、夫がそれを全てキャンセルしたということだった。

ブライアンは、イスタンブールで数日間の仕事が控えていたため、レノーアとキムも来るようにと誘う。

ブライアンは無理には誘わず、仕事の後に連絡を待っているとレノーアと伝える。

友人のサム(リーランド・オーサー)、ケイシー(ジョン・グリース)、バーニー(D・B・スウィーニー)らと、恒例のバーベキューをしたブライアンは、元夫婦の関係の話題などで盛り上がる。

アルバニアティラナ
ムラドの手下は政府関係者に賄賂を払い、ブライアンがイスタンブールに向かうことを知る。

イスタンブール
アラブの要人の警護を終えたブライアンは、報酬金額に満足して、レノーアに電話をかける。

ブライアンは、連絡も取れずに帰国することを伝言に残そうとしたが、そこに、キムとレノーアが現れる。

驚くブライアンは、二人を歓迎して部屋に案内し、出かける用意をするよう伝えて自分の部屋に戻る。

同じ頃ムラドは、手下達を従えて陸路トルコ入りする。

レノーアは部屋で休むことになり、ブライアンとキムは、夜のイスタンブールを楽しむ。

翌日、到着したムラドは行動を開始して、ブライアンは監視される。

ブライアンは、ホテルのロビーで不審な男に気づく。

その日はブライアンとレノーアがバザールに出かけることになり、キムはホテルで過ごす。

その様子を報告されたムラドは、三人を捕えるよう指示を出す。

車を手配して、レニーと出かけたブライアンは尾行に気づく。

ブライアンはレノーアに危険を伝え、その場からホテルに戻る方法を指示して、動揺する彼女を落ち着かせる。

レノーアと運転手を降ろしたブライアンは、車でその場を離れキムに電話をかけるが、彼女はプールで泳いでいたためにそれに気づかない。

追い詰められたブライアンは事故起こすが、その場を逃れ敵を何人か倒す。

しかし、レノーアが捕えられ、キムに連絡が取れたブライアンは、自分達が拉致されることを伝える。

ブライアンは、自分の部屋に向かいクローゼットに隠れるようキムに伝えて電話を捨てて壊し、その後、捕えられる。

目隠しをされながら周囲の状況を記憶するブライアンは、ムラドのアジトに到着する。

パリの事件を思い出し怯えながら、ブライアンの部屋に向かったキムは、クローゼットの部屋のドアが開かなかったために窓から外に出る。

ムラドの手下はキムを捜しすが、彼女はそれを逃れて隣の部屋に入りクローゼットに隠れる。

キムは見つからずに済み、ムラドの手下は他の客と駆けつけた警備員を射殺してしまう。

レノーアと共に拘束されたブライアンは、隠し持っていた小型携帯電話で、サムに連絡するがつながらない。

動揺するキムは電話に出て、アメリカ大使館に向かうようブライアンに指示される。

両親を助けるために何かをすると言うキムに、危険過ぎると答えたブライアンだったが、彼女はそれを聞き入れない。

仕方なくブライアンは、武器などが入っているケースの中の地図に、ホテルとバザールを中心にして円を描かせる。

手榴弾を、隣のビルの屋上の駐車場に投げるようキムに伝えたブライアンは、その爆発音で距離を確認する。

三つめの円を描かせたブライアンは、それが重なった2点のどちらかに自分がいることをキムに知らせる。

外の旗で風向きを確認させたブライアンは、2点のうちの東側に、銃と手榴弾を持って向かうようキムに指示する。

水着のままだったキムは、ロッカールームで服を盗んでタクシーに乗る。

ブライアンと対面したムラドは、彼に殺された同胞や息子の写真を見せる。

それらが、大勢の少女達を誘拐し破滅させた男達だと答えるブライアンだったが、ムラドは、彼をトロポヤに連れて行き、遺族の前で制裁を加えると言い放つ。

娘を誘拐されたためだという、ブライアンの行動の理由はムラドには通用せず、彼は、レノーアの首を傷つけて吊るす。

レノーアが失血死するまで約30分、キムも捕えて売春宿に売り飛ばすとブライアンに伝えたムラドは、その場を去る。

拘束を逃れたブライアンはレノーアを助け、キムに連絡して、建物の屋根に上った彼女に、手榴弾を投げるよう伝える。

爆発音でキムが近くにいることを確認したブライアンは、屋根伝いに走り30数えて再び手榴弾を投げるよう指示する。

ボイラーのパイプを壊したブライアンは、蒸気が見える建物に向かい、煙突に銃を落として逃げるようキムに伝える。

部屋の様子を見に来た男達を射殺し、他の者も殺したブライアンは、追い詰められたキムを助ける。

タクシーを奪ったブライアンは、相手がパリの男達と同じタトゥーをしていたことをキムに指摘される。

狙いは自分だと伝えたブライアンは、レノーアの居場所に向かい、5分で戻らなければアメリカ大使館に行くようにとキムに指示する。

レノーアは連れ去られ、タクシーに戻ったブライアンは、その場でムラドに連絡していた男を射殺して大使館に向かう。

ブライアンはキムに運転をさせて、パトカーやムラドの手下の追跡を振り切り、検問を突破して大使館に突入する。

サムに連絡を入れたブライアンは、自爆テロを疑われる自分達の、安全を確保するための手配を頼む。

ブライアンは、レノーアを救い出し二度と手出しをさせないことをキムに約束する。

キムを大使館に残し、目隠しされて移動した場所を探り、ムラドのアジトを突き止めたブライアンは、その場に侵入して手下達を次々と倒す。

それに気づいたムラドは、レノーアを連れて移動するが、ブライアンは彼らを追う。

浴場で倒れているレノーアを見つけたブライアンは、ムラドの手下に襲われるものの彼を倒す。

レノーアの無事を確認したブライアンは、隠れていたムラドを見つける。

ムラドに他にも息子がいることを知ったブライアンは、彼を殺しても再び復讐が始まることを伝える。

そうなれば、その息子達も必ず殺すと言うブライアンは、故郷に帰るようムラドに伝える。

殺された息子のことを口にしたムラドだったが、誘拐された少女達の親と同じように、それに耐えながら生きろとブライアンに言われる。

ブライアンは、それに従えない場合はこの場で殺し、従えば銃を捨てて去るとムラドに伝える。

ムラドは、こんなことには疲れ果てたとブライアンに言われて納得する。

銃を捨てて立ち去ろうとしたブライアンだったが、ムラドはその銃を手にして引き金を引く。

銃は空で、抜いてあった銃弾を見せたブライアンは、ムラドを殺してその場を立ち去る。

レノーアの元に向かったブライアンは、キムの無事を伝えて彼女と抱き合う。

3週間後、ロサンゼルス
ブライアンは、満点で運転免許試験に合格したキムとレノーアと共にドライブを楽しむ。

海岸のカフェで、スイーツを注文した三人だったが、そこにジェイミーが現れたためにブライアンは驚く。

ブライアンは、”撃たないでほしい”というキムの言葉に笑みで応えながら、ジェイミーを一応歓迎する。


解説 評価 感想 ■

参考:
・「96時間」(2008)
・「96時間/リベンジ」(2012)
・「96時間/レクイエム」(2014)

*(簡略ストー リー)
トルコイスタンブール
要人の警護を終えた、元CIAのブライアン・ミルズは、その地に誘った元妻レノーアと最愛の娘キムが現れたことを喜ぶ。
ところが、パリの事件で息子や同胞を殺されたアルバニア人犯罪組織のボス、ムラドは、ブライアンへの復讐を誓い彼らを捕えようとする。
それに気づいたブライアンだったが、街中でレノーアと共に捕えられてしまう。
小型携帯電話でキムと連絡を取り、様々な方法で自分の居場所を知らせたブライアンは、家族の命を狙う相手に、単独で立ち向かおうとするのだが・・・。
__________

愛する者、家族の命を守ろうとする夫、父親の戦いを描くストーリー。

特殊スキルを身につけた男の並外れた行動力を、スピーディーかつ緊迫感ある映像で映し出す内容は、前作を継承しつつ、また違った雰囲気で展開し観る者をドラマに引き込む。

主人公はCIAの元工作員で、第一戦から引退しているという設定がポイントであり、家族という弱点も責められ、大きなハンデを抱えながらも、生身の体で悪に立ち向かう姿が実にいい。

それにしても、シリーズ化されると判断できないのか知ってのことか、誰もがこの邦題に疑問を持つと思う・・・。

既にPart3で、リーアム・ニーソンは2000万ドルの出演料を受取ると報道されている。
何とかしてもらいたい邦題だ。

ハリウッド作品とは異質な雰囲気、情緒豊かなヨーロッパ作品ともまた違う、力強さが窺えるリュック・ベッソンをはじめとする製作陣の仕事に比べ、邦題一つをとっても、日本側にそれが全く感じない・・・。

北米興行収入は約1億4000万ドルで、前作を若干下回るものの、全世界ではそれを1億5000万ドルも上回る、約3億7600万ドルの大ヒットとなった。

主人公を演ずるリーアム・ニーソンは、公開時には60歳になっていたものの、長身を生かした迫力あるアクションで、満身創痍ながら家族を守り抜く男を熱演している。

実際には30歳近いマギー・グレイスは、父親に溺愛されながら、両親を救うために必死で戦う姿も頼もしい。

今回は事件に巻き込まれる主人公の妻ファムケ・ヤンセン、正に適役、東欧の謎の男の雰囲気がある、犯罪組織のボス、ラデ・シェルベッジア、主人公の友人である、元諜報員仲間リーランド・オーサージョン・グリースD・B・スウィーニー、犯罪組織の一員アラン・フィグラルツ、キム(M・グレイス)のボーイフレンドのルーク・グライムス、前作も登場の主人公の旧友、フランス内務省オリヴィエ・ラブルダンなどが共演している。


スポンサードリンク
ウェブ・ムービー・シアター

ウェブ・ムービー・シアター