テイカーズ Takers (2010) 3/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

プロの強盗団とそれを追う刑事の活躍を描く、マット・ディロンポール・ウォーカー他多彩なキャスティング、監督ジョン・ラッセンホップによるクライム・サスペンス・アクション。


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト ■

監督:ジョン・ラッセンホップ
製作総指揮
モリス・チェスナット

ガブリエル・カッセウス
グレン・ゲイナー
クリス・ブラウン
製作
クリフォード“T.I.”ハリス

ウィリアム・パッカー
原作
ガブリエル・カッセウス

ピーター・アレン
ジョン・ロジャース
脚本
ガブリエル・カッセウス

ジョン・ラッセンホップ
エイバリー・ダフ
ピーター・アレン
撮影:マイケル・バレット
編集:アルメン・ミナジャン
音楽:ポール・ハスリンガー

出演
ジャック・ウェルズ:マット・ ディロン

ジョン・ラーウェイ:ポール・ウォーカー
ゴードン・トーマス”G”コジエー:イドリス・エルバ
エディ”ハッチ”ハッチャー:ジェイ・ヘルナンデス
ジェイク・アッティカ:マイケル・イーリー
A.J.:ヘイデン・クリステンセン
デロンテ”ゴースト”リヴァース:クリフォード“T.I.”ハリス
ナオミ・コジエー:マリアンヌ・ジャン=バプティスト
セルゲイ:ギデオン・エメリー
ジェシー・アッティカ:クリス・ブラウン
カーヴァー警部補:スティーヴ・ハリス
スコット:ジョナサン・シェック
リリー:ゾーイ・サルダナ
サンデイ・ウェルズ:アイサ・ブライオネス

アメリカ 映画
配給 スクリーン・ジェムズ

2010年製作 107分
公開
北米:2010年8月27日
日本:2011年11月19日
製作費 $32,000,000
北米興行収入 $57,744,720
世界 $69,055,695


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

ロサンゼルス
市警の刑事ジャック・ウェルズ(マット・ディロン)と相棒のエディ”ハッチ”ハッチャー(ジェイ・ヘルナンデス)は、麻薬取引の連絡を受けて現場に向う。

現場に押し入ったウェルズとハッチャーだったが、その場にいた売人の一人を取り逃がしてしまう。

銀行を襲った5人組、ゴードン・トーマス”G”コジエー(イドリス・エルバ)、ジョン・ラーウェイ(ポール・ウォーカー)、A.J.(ヘイデン・クリステンセン)、兄弟のジェイク・アッティカ(マイケル・イーリー)、ジェス(クリス・ブラウン)は、手際よく仕事を済ませる。

警察は駆けつけるが、屋上に着陸したテレビ局のヘリコプターを奪い、5人は難なく逃亡する。

5人の仲間デロンテ”ゴースト”リヴァース(クリフォード“T.I.”ハリス)は、服役を終えて出所する。

襲われた銀行に向ったウェルズとハッチャーは、奪われた金額が200万ドルだという情報などをチェックする。

エレベーターの爆破にC-4(爆弾)なども使われていたため、ウェルズは、犯人がプロだと確信する。

ゴーストは、刑務所で知り合ったロシア人から言われ、セルゲイ(ギデオン・エメリー)の元に向い情報を仕入れる。

綿密な計画を練り、年に一度の仕事を終えた5人組は、奪った現金を”洗浄”するために、スコット(ジョナサン・シェック)に預ける。

ジャイクは、ゴーストの恋人リリー(ゾーイ・サルダナ)にプロポーズする。

監視カメラの映像をチェックしたウェルズは、犯人が警備システムに詳しいことに気づく。

その後、ゴーストがジョンの元に現われ、2004年の犯行の取り分のことや、新たな仕事があることを仲間に伝えるよう言い残して立ち去る。

ゴードンは、麻薬依存症で療養中の姉ナオミ(マリアンヌ・ジャン=バプティスト)に会い、親代わりだった彼女を気遣う。

ジョンは、ゴードンの家のパーティーに集まった仲間達にゴーストの話をするが、ジェイクは、仕事の間隔は1年おくという原則を指摘する。

現われたゴーストは、2500~3000万ドルの現金が手に入るという、現金輸送車襲撃を、5日後に実行するという計画を提案する。

ゴーストは即答を望み、ゴードンらは、危険を承知しながら、それを実行することを決める。

6人は、地下鉄の方向転換エリアとC-4を利用した犯行計画を練り、情報収集を始める。

同じ頃ウェルズとハッチャーも、盗まれたC-4の線から、それを使った犯行が実行される可能性を知る。

地下の準備を始めたA.J.は、ジョンととゴーストと共にC-4を手に入れる。

内務調査を受けることが、強引な捜査が理由だと考えていたウェルズは、それを無視して、C-4にポイントを絞り、ロシア人のアジトに押し入る。

計画実行まで3日、早期に療養所を出てきてしまったナオミに、ゴードンは驚いてしまう。

ロシア人のアジトの写真から、ウェルズは、最近出所したゴーストが、事件に絡んでいる可能性をハッチャーに伝える。

ウェルズは、事件を気にしながら、娘サンデイ(アイサ・ブライオネス)と約束していた名所巡りに出かけるが、ゴーストの情報などが入り彼の行動を追う。

ゴーストと接触したゴードンとジョンは尾行に気づくが、相手が子連れだと知り見過ごす。

署に向かったウェルズは、車のナンバーからゴードンを割り出し、それをハッチャーに伝えるが、彼は大事だとは思えない。

楽しい一日のはずが、結局父ウェルズの仕事に付き合わされたサンデイは、気落ちしてしまう。

その頃ゴードンには、ナオミが預けてあった金を盗み姿を消したと言う連絡が入り、彼女を捜すことになる。

ゴードンは、警察に保護されたナオミを警察署に迎えに行くが、クスリを止められずに責められた彼女は、再び逃亡してしまう。

同じ場所で、ナオミの情報を掴んだウェルズは、ゴードンが彼女を引き取ったことを知る。

犯行当日。
犯人の中にゴードンがいるかを、監視ビデオの画像で調べていたウェルズは、内務調査官カーヴァー(スティーヴ・ハリス)に呼び出し命令を受ける。

自分のことだと思っていたウェルズは、ハッチャーが、手入れの現場で現金を奪う映像を見せられて愕然とする。

監視映像でゴードンが確認され、逮捕できることになったたことをハッチャーから知らされたウェルズは、彼に、なぜ金を奪ったのかを尋ねる。

ハッチャーは、難病の息子の治療費などで金に苦労していたことを涙ながらに語る。

息子の名付け親でもあるウェルズは、自分を頼らなかったハッチャーを責めるが、援助できる金額ではなかったことを知り、できる限りのことはすることを伝える。

その頃、既に計画は実行され、ゴーストは、交通警官に扮して現金輸送車を待つ。

ジョンは、輸送車が到着しなかった場合のために、ゴーストに照準を合わせて銃を構える。

そこに二台の輸送車が現われ、ゴーストがそれを一旦止めて、タイミングを見て発進させる。

進行路に向った輸送車だったが、自転車がそこを横切ったために、爆破されて陥没した道路より前で車は停車してしまう。

周囲は混乱し、ゴードンは計画中止を決断するが、銃撃戦が始まる。

ジョンが、輸送車に乗り込み、一台を穴に突き落とし、自らも落下して、現金を奪ったゴードンらはその場から逃走する。

ハッチャーを家に送ろうとしたウェルズだったが、事件の連絡を受けて現場に向う。

現場に着いたウェルズは、ロシア人のアジトにあった地下鉄の地図などから、全てがつながっていることに気づき、犯人を追い”パーシングスクエア駅”に向う。

その場で、以前見かけたジェシーに気づいたウェルズは、ハッチャーと共に彼を追う。

ハッチャーがジェシーを追い詰めるが、銃声を聞いたウェルズはその場に向う。

ウェルズは、銃撃されたハッチャーを見つけ、殉職扱いと家族のことを頼まれ、彼が息を引き取るのを見届ける。

セルゲイは、自分達が練っていた計画を、同時進行でゴードンらと実行したゴーストを責めるが、分け前を取りにくるよう”ルーズベルト・ホテル”に呼ばれる。

署に戻ったウェルズは、ハッチャーの映像の件は追求されず、殉職扱いとなり、家族に遺族年金も出ることを上司とカーヴァーから知らされる。

ルーズベルト・ホテル
最高額の仕事を終え、ゴーストはゴードンから、2004年の分配金とセルゲイの謝礼金を渡される。

そこにジェシーが現われるが、仲間達は、彼が警官を撃ったことを知り混乱する。

ジェシーは、相手の警官(ハッチャー)が、わざと撃たれたような様子だったことを伝えて弁解する。

ゴードンは、奪った金の”洗浄”のため、スコットにそれを預ける。

ゴーストは、セルゲイらが到着したことを確認して、彼に部屋を教えて姿を消す。

それに気づいた直後、ゴードンらはセルゲイの襲撃を受け、A.J.が銃撃される。

A.J.は死亡し、反撃に出たジャイクがセルゲイを射殺する。

ゴーストにはめられたことを知ったゴードンは、空港で落ち合うことを伝えてジョンと別れる。

リリーが、ゴーストに殺されたことを知ったジェイクは愕然として復讐を誓う。

ジェイクとジェシーは、現われた警官隊に武装して立ち向かい、射殺される。

ゴードンの部屋を調べたウェルズは、”ヴァン・ナイズ空港”の駐車券をを見つけ、戻って来たゴードンは、侵入者に気づきその場から逃げる。

駐車場にいたナオミを乗せたゴードンは空港に向い、それに気づいたウェルズも後を追う。

ジョンからの連絡で、ゴーストが、現金を奪うとを考えたゴードンは、スコットのいる空港に急ぐ。

ヴァン・ナイズ空港
ゴーストは、ジェットに乗込んだスコットを射殺して現金を奪うが、現われたゴードンに銃を向けられる。

そこにウェルズも現われ、三人は銃を構えて撃ち合いになり、ウェルズとゴードンが倒れる。

ゴーストはゴードンを殺そうとするが、現われたジョンが彼を射殺する。

ゴードンを助けたジョンは、ウェルズを残してその場から逃走する。

銃撃されたウェルズは、救援を要請する。

傷を負ったゴードンは、ナオミに故郷カリブに戻れるかを聞かれ、帰れると答える。

ジョンは、自分達は大丈夫かを問い、ゴードンは、全く問題ないことを彼に告げる。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

ロサンゼルス
ゴードン、ジョンら5人組のプロの強盗団は、銀行を襲う。
1年に1度の犯行で大金を奪い、優雅に暮す彼らだったが、服役していた仲間のゴーストが、今まで以上の金額が奪える情報を持って現われる。
1年は空ける原則を破り、ゴードンは、計画実行を決意して準備に入る。
一方、市警の刑事ジャック・ウェルズと相棒のハッチャーは、銀行強盗で使われたC-4(爆弾)にポイントを絞り捜査を始める。
手入れをしたロシア人のアジトで、ゴーストが彼らと関係していることを知ったウェルズは、その線を調べて、ゴードンとの関りに気づくのだが・・・。
__________

強盗をビジネスと考えながらも、スポーツかゲームのように手際よく実行していく一団のライフフタイルが、実にスタイリッシュに描かれているところは興味深い。

しかし、リアリズムを追求する作品ではないにしても、一団の”定期的”な犯行など、どう見ても簡単に足がつきそうに思えるシーンや、ご都合主義的な展開に、期待を裏切られた感じもする。

宣伝文句の、”全米No1作品”というのも出だしだけで、結局は、北米興行収入は約5800万ドル留まり、全世界でも約6900万ドルと、とてもヒットした作品とは言えない。

多彩ではあるが、人間味のあるベテラン刑事を熱演したマット・ディロンと、見栄えのする豪傑タイプながら、姉への優しさなども見せて好演する強盗団のリーダー格イドリス・エルバ以外は、各個性もやや空振り気味だ。

強盗団一味で、彼にしてはインパクトに欠けるポール・ウォーカー、主人公の相棒刑事ジェイ・ヘルナンデス、強盗団のマイケル・イーリー、その弟クリス・ブラウン、決めているように見えて、今一冴えないヘイデン・クリステンセン、仲間を利用するクリフォード“T.I.”ハリス、ゴードン(I・エルバ)の姉マリアンヌ・ジャン=バプティストロシアン・マフィアギデオン・エメリー、内務捜査官スティーヴ・ハリス、一団に資金洗浄を依頼されるジョナサン・シェック、ジェイク(M・イーリー)の恋人ゾーイ・サルダナ、主人公の娘アイサ・ブライオネスなどが共演している。


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