レッスン! Take the Lead (2006) 3/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

ニューヨーク在住の社交ダンス講師ピエール・デュレインの体験を基にした、主演アントニオ・バンデラスロブ・ブラウンヤヤ・ダコスタアルフレ・ウッダード他共演、監督リズ・フリードランダーによる青春ドラマ。


ドラマ(青春)


スタッフ キャスト ■

監督:リズ・フリードランダー
製作総指揮
レイ・リオッタ

トビー・エメリッヒ
マシュー・ハート
マーク・S・カウフマン
マット・ムーア
製作
ダイアン・ナバトフ
クリストファー・ゴドシック
脚本:ダイアン・ヒューストン

撮影:アレックス・ネポンニアシー
編集:ロバート・アイヴィソン
音楽
アーロン・ジグマン

スウィズ・ビーツ

出演
ピエール・デュレインアントニオ・バンデラス

ジェイソン”ロック”ロックウェル:ロブ・ブラウン
ラレッタ・ダドリー:ヤヤ・ダコスタ
オーガスティン・ジェームズ:アルフレ・ウッダード
ラモス:ダンテ・バスコ
ダンジュ・エプス:イライジャ・ケリー
エディ:マーカス・T・ボールク
サーシャ・キーン:ジェナ・ディーワン
ティナ:ローラ・ベナンティ
モーガン:カティア・バーシラス
テンプル:ジョン・オーティス
ケイトリン・スペンサー:ローレン・コリンズ
エジプト:ジャシカ・ニコール

アメリカ 映画
配給 ニュー・ライン・シネマ

2006年製作 117分
公開
北米:2006年4月7日
日本:2007年7月14日
北米興行収入 $34,742,066
世界 $65,742,529


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

ニューヨーク
高校生のジェイソン”ロック”ロックウェル(ロブ・ブラウン)は、校内のダンス会場に、水で塗れたチケットを持参したため、入り口で校長のオーガスティン・ジェームズ(アルフレ・ウッダード)と教師テンプル(ジョン・オーティス)に入場を拒絶される。

憂さ晴らしに、ジェームズの車を叩き壊したロックは、それを、地元で社交ダンス教室を経営するピエール・デュレイン(アントニオ・バンデラス)に目撃される。

週明けに、高校に出向いたピエールはジェームズに面会し、生徒達のために助力したいことを伝える。

ピエールは、生徒達に社交ダンスを教えさせて欲しいと提案するが、 ジェームズは思わず噴出してしまう。

ジェームズは、そんなピエールが本気だと知り、彼をロックら、問題児が集まる居残りクラスの担任にさせるために、教室であるボイラー室に案内する。

ピエールは、ロック、ラレッタ・ダドリー(ヤヤ・ダコスタ)、ラモス(ダンテ・バスコ)、ダンジュ・エプス(イライジャ・ケリー)、エディ(マーカス・T・ボールク)、サーシャ・キーン(ジェナ・ディーワン)らに挨拶して、社交ダンスを教えることを伝える。

生徒達はそれを嘲笑うが、ピエールは何食わぬ顔で、ダンスの競技会の賞金5000ドルをちらつかせ、各パートナーを決める。

翌日も姿を現したことで、ピエールを認めたジェームズは、ラレッタの双子の兄がロックの兄に麻薬を売り、それが原因で、双方がギャングの抗争に巻き込まれて死んだことを知らされる。

ロックは、校長の車を壊したことを黙っている、ピエールの真意が理解できず、ダンスにも参加しようとしない。

ヒップホップには情熱を傾ける生徒達だったが、当然のことながら、ピエールが教えようとする、社交ダンスの心は彼らには伝わらない。

そんな時ピエールは、ダンス教室のモーガン(カティア・バーシラス)をクラスに連れて行く。

ピエールとモーガンが、情熱的にタンゴを踊る姿を見た生徒達は、突然、社交ダンスに興味を持つ。

翌日、舞踏会に参加することに自信が持てずに、悩んでいる教室のケイトリン・スペンサー(ローレン・コリンズ)が、落ちこぼれのクラスに興味を持ち、ピエールは、彼女を同伴して生徒達の元に向かう。

ケイトリンは、プレッシャーから解放され、居心地のいいクラスの生徒達と打ち解ける。

ロックは、兄の死でショックを受けて心を開こうとせず、不良グループとの行動を続ける。

家庭に問題を抱えるラレッタと、同じような境遇のロックは、行き場所がなくボイラー室で出くわし、双方の死んだ兄のことで口論になる。

警察に連行されてしまったロックは、ピエールしか頼れず、彼を呼び出して釈放される。

ピエールは、ロックとラレッタが起こした問題は、二人で解決させようと考え個人レッスンを始める。

自分の教室に生徒達を連れて行ったピエールだったが、その場にいたモーガンが、彼らを邪魔者扱いし蔑むような言葉で接する。

生徒達は気分を害し、ピエールの制止も聞かずにその場を立ち去る。

その頃、学校内でも教師テンプルが、生徒達の学力低下を理由に、ジェームズの進めるダンス・レッスンを批判し始める。

200ドルの参加費を払ってでも、競技会に出場する価値があることを、熱心に生徒達に語りかけるピエールの気持ちを察し、彼らはレッスンを続けることを決める。

その後、ジェームズに呼び出されたピエールは、クラスの閉鎖を言い渡される。

しかしピエールは、PTAの役員やテンプルを前に、ダンスを教える意味を伝え、彼らを納得させる。

その間、いがみ合っていたロックとラレッタは、お互いを敬うようになり、パートナーとし、て競技会に出場する話にもなる。

ピエールに好意を持つ、ダンス教室のアシスタント、ティナ(ローラ・ベナンティ)の協力もあり、競技会当日を迎えた生徒達は、着飾って颯爽と会場入りし、参加者に注目される。

ロックは、不良仲間に誘われて強盗に加担するが、それに抵抗して叩きのめされる。

ラレッタが、現れないロックを案じている頃、勝ち抜いていたサーシャとダンジュの踊りを見たラモスは、嫉妬してそれに加わってしまう。

見事なダンスで喝采を受けた三人だったが、ペアでの参加がルールのため、彼女らはモーガンのペアに敗れてしまう。

しかし、モーガンがサーシャ達のダンスを賞賛し、引き分けを申し出てトロフィーを渡す。

最後の種目ワルツが始まり、ピエールは、ようやく現れたロックに何も語らずに、自分のジャケットを渡し、ラレッタをエスコートさせる。

会場にいたジェームズは、ピエールの功績を称え、クラスを常設させることを伝える。

ラレッタと見事なダンスを披露したロックは、ジェームズに謝罪する。

その後、エディが会場にヒップホップの曲を流してしまい、生徒達は踊り始める。

ピエールは、その場を彼らに任せて、ティナと散歩するために会場を後にする。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

ダンス教室を経営するピエール・デュレインは、地元の高校生の荒れた実情を知る。
高校に出向いたピエールは、校長ジェームズに、自ら講師となり、生徒達に社交ダンスを教えることを提案する。
ピエールが本気だと知ったジェームズは、彼を、落ちこぼれ生徒の放課後クラスの担任にする。
生徒達は、自分達に社交ダンスを教えようとするピエールを嘲笑うが、彼はそれを気にもせず、ダンスの心を根気よく伝えていく。
その後ピエールは、クラスの中で、お互いの兄を麻薬がらみで亡くして、家庭に問題を抱えるロックとラレッタ存在を知る。
ヒップホップには情熱を傾ける生徒達に、どうすれば社交ダンスの素晴らしさを理解させるかを考えたピエールは、彼らの元に、自分の教室のトップ・ダンサー、モーガンを連れて行く。
そして、ピエールとモーガンのダンスを見た生徒達は、突然、社交ダンスに興味を持ち始めるのだが・・・。
__________

落ちこぼれや問題児との交流を描く学園ドラマは数多くあるので、それほど新鮮味は感じられないが、社交ダンスの真髄を真剣に教え込む、プロの講師が主人公という設定と、事実を基にしているところが実に興味深い。

自らが信じて愛するものを伝えようとする、主人公の意気込みが見事に伝わってくる、アントニオ・バンデラスの好演が光る。
演劇学校でダンスを学び、実績もある彼の、自信みなぎる演技は、その飄々とした表情とは裏腹に痛快でもある。

乱れた高校の落ちこぼれ生徒と、社交ダンスのギャップ、アンバランスが、徐々に修正されていく過程も面白い。

しかし、落ちこぼれの生徒達は、意外にもあっさりとそれを受け入れてしまい、淡々と進む平凡な展開が気になる。

悪には成り切れない、心を閉ざす少年ロブ・ブラウン、兄同士の死で彼といがみ合いながらも、ダンスを通して親交を深めていくヤヤ・ダコスタ、貫禄の演技を見せてくれる実力派スター、校長役のアルフレ・ウッダード、実際にダンサーなどで活躍する生徒役、ダンテ・バスコイライジャ・ケリーマーカス・T・ボールクジェナ・ディーワンジャシカ・ニコール、主人公に惹かれるアシスタントのローラ・ベナンティ、教室のトップダンサー役のカティア・バーシラス、ダンス・クラスに批判的な教師のジョン・オーティス、落ちこぼれクラスに心の安らぎを得る少女役ローレン・コリンズなどが共演している。


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