テイキング・ライブス Taking Lives (2004) 3/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

連続殺人捜査のためプロファイリングで事件解決の協力を求められたFBI特異別捜査官の活躍と犯人との死闘を描く、監督D・J・カルーソーアンジェリーナ・ジョリーイーサン・ホークキーファー・サザーランドジーナ・ローランズ他共演のサスペンス。


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト ■

監督:D・J・カルーソー
製作総指揮
ブルース・バーマン

デヴィッド・ハイマン
ダナ・ゴールドバーグ
製作
マーク・キャントン

バーニー・ゴールドマン
脚本:ジョン・ボーケンキャンプ

原作:マイケル・パイ”Taking Lives
撮影:アミール・モクリ

編集:アン・V・コーテス
音楽:フィリップ・グラス

出演
イリアナ・スコット:アンジェリーナ・ジョリー

ジェームズ・マッキーン・コスタ/マーティン・アッシャー:イーサン・ホーク
クリストファー・ハート:キーファー・サザーランド
レヴェッカ・アッシャー:ジーナ・ローランズ
ジョセフ・パーケット:オリヴィエ・マルティネス
ヒューゴ・ルクレア:チェッキー・カリョ
エミール・デュヴァル:ジャン=ユーグ・アングラード
マーティン・アッシャー(少年期):ポール・ダノ
マット・ソウルズビー:ジャスティン・チャットウィン

アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ

2004年製作 109 分
公開
北米:2004年3月19日
日本:2004年9月11日
製作費 $45,000,000
北米興行収入 $32,682,342
世界 $65,470,529


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

1983年、カナダケベック州、サン・ジョヴィート。
長距離バスに乗った少年マーティン・アッシャー(ポール・ダノ)は、車内でマット・ソウルズビー(ジャスティン・チャットウィン)と知り合う。

バスの故障で車を手に入れた二人だったが、その車もパンクしてしまい、マットがタイヤ交換を始める。

マットの身長が自分と同じくらいだと確認したマーティンは、街道を走り抜ける車に向かって、彼を蹴飛ばし事故死させようとする。

瀕死のマットの財布を奪ったマーティンは、彼を石で撲殺する。

そして、マーティンは交通事故で死んだことになり彼は姿を消す。

現在、モントリオール
連続殺人事件が発生している中、工事現場で死体が見つかり、地元警察のヒューゴ・ルクレア警部(チェッキー・カリョ)はFBIに協力を求め、かつて仕事をしたことのある特別捜査官イリアナ・スコット(アンジェリーナ・ジョリー)が現地入りする。

ジョセフ・パーケット(オリヴィエ・マルティネス)とエミール・デュヴァル(ジャン=ユーグ・アングラード)両刑事は、死体発見現場でイリアナと会う。

パーケットはイリアナを歓迎しないが、彼女はそれを気にせず、現場の様子から、犯行は計画的だったことを推測する。

イリアナはプロファイリングの才能を生かし、鋭い観察力で、犯人の行動や考えを細かく分析する。

その後、男が殺される事件が起き、目撃者のジェームズ・マッキーン・コスタ(イーサン・ホーク)が警察に連行されパーケットが尋問をする。

続いてイリアナがコスタに質問を始めるが、彼が犯人だとは断定できず、パーケットはその判断に不満を抱く。

捜査に行き詰っていたイリアナは、画商のコスタが描いた犯人の似顔絵の男の部屋をデュヴァルと調べる。

二人は、そこで別の男の死体を発見し、DNA鑑定の結果コスタの疑いは晴れる。

その後もコスタと接触したイリアナは、彼が、死んだ息子マーティンを見かけたという老婦人レヴェッカ・アッシャー(ジーナ・ローランズ)に、20回以上も電話していることをデュヴァルの調べで知る。

レヴェッカに会ったイリアナは、マーティンや亡くなった双子の兄のことなどを聞く。

マーティンの死に疑問を感じたイリアナは、埋葬されてあった彼の遺体を調べ、それが別人であることを確認する。

イリアナは、レヴェッカの家に隠し部屋があることに気づいていたため、彼女の留守中に家に忍び込み調べる。

隠し部屋がマーティンの部屋だと確認したイリアナだったが、何者かに襲われてしまう。

その侵入者から逃れたイリアナは、母レヴェッカに兄の死で疑われたマーティンが、”マーティン”でいることを嫌い、殺した相手に成りすまし犯行を繰り返していたと推測する。

そんな時、コスタの画廊に空き巣が入り、それを調べていたイリアナは、似顔絵の男の部屋で見つかった死体の男と、彼が会う約束をしていたことを知る。

犯人逮捕のチャンスと考えた警察とイリアナは、コスタを監視しながら、捜査に協力させようとする。

ある夜、クラブで犯人と接触しようとした隠しマイクをつけたコスタは、警察に監視されながら待機するが、それに失敗する。

やがて、イリアナはコスタに好意を抱いてしまい、犯人特定の目処が立ったことで、ルクレアに手を引くことを伝えるが、彼女は引き止められる。

コスタの展覧会の日、謎の男クリストファー・ハート(キーファー・サザーランド)が現れ、イリアナらは彼を追うが取り逃がしてしまう。

その後、コスタの前に再びハートが現れ、盗んだ絵の報酬を渡せと迫る。

二人は争いとなるが、それに気づいたデュヴァルがコスタの画廊に押し入る。

そこにイリアナが到着し、銃声を聞いた彼女はデュヴァルが画廊で射殺されているのを見つける。

その場から走り去った車を追ったイリアナだったが、車は事故を起こし、運転していたコスタは、死んだハートに銃弾を浴びせる。

それをイリアナが制止するが車は爆破してしまい、無事だったコスタは、ハートが犯人だとほぼ確実なことをルクレアから報告され感謝される。

そして、引き上げる準備をしていたイリアナは、部屋に現れたコスタと愛し合ってしまう。

ハートがマーティンだということを確認に来たレヴェッカは、遺体を確認し黙って立ち去ってしまうが、エレベーターで、実はマーティンだったコスタが彼女を殺す。

レヴェッカを追ったイリアナは、エレベーター内で母親を殺し、首を切り落とした”マーティン”の姿を目撃し呆然としてしまう。

イリアナは、それをルクレアとパーケットに伝え倒れこんでしまう。

マーティンは、次のターゲットの青年に目を付けて近づき行動を共にする。

ルクレアはマーティンの画廊を徹底的に調べ、パーケットはデュヴァルのこともあり、嫌っていたイリアナに怒りをぶつける。

列車内で青年を殺したマーティンは、大胆にもイリアナに電話をかけ彼女を動揺させる。

マーティンの行き先を突き止めたルクレアとパーケットだったが、彼らはマーティンを見つけることができなかった。

判断能力の欠如を指摘されたイリアナは、捜査官を解雇されてしまう。

7ヵ月後、ペンシルベニア州、カーライル
妊娠して、田舎町でひっそりと暮らしていたイリアナの前に突然マーティンが現れる。

マーティンは、当然のごとく自分を認めようとしないイリアナを痛めつける。

イリアナはハサミを手に抵抗するが、それを奪われ腹部を刺されてしまう。

しかし、ハサアミを抜いたイリアナは、それでマーティンの心臓を刺し、妊娠が嘘だったことを彼に知らせる。

マーティンは息絶え、全て計画通りだったイリアナは、ルクレアに事件が解決したことを報告する。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

カナダモントリオール
工事現場で、連続殺人の被害者と思われる死体が発見され、地元警察のルクレア警部は、FBIの特別捜査官イリアナ・スコットに協力を要請する。
ルクレアの部下パーケットは、同僚デュヴァルと現場に向かうものの、イリアナの存在を煙たく思う。
それを気にしないイリアナは、プロファイリングの才能を生かし、鋭い観察力で犯人の行動や考えを細かく分析する。
その後、再び殺人事件が起き、警察は、目撃者である画商コスタの尋問を始める。
イリアナも質問をするものの、コスタが犯人だとは判断できなかった。
コスタが描いた犯人の似顔絵を基に、ある部屋で別の男の死体を発見したイリアナは、DNA鑑定の結果、コスタの疑いが晴れたことを知る。
交通事故死した息子を街で見かけたと言う老婦人レヴェッカに、コスタが何度も電話していることを知ったイリアナは彼女に会う。
イリアナは、レヴェッカの息子マーティンの死を疑い、彼の遺体を調べ、それがマーティンでないことを確認する。
そしてイリアナは、母レヴェッカの愛を受けられなかったマーティンが、自分自身でいるのを嫌い、殺した相手に成りすまし、犯行を繰り返していると推測するのだが・・・。
__________

モントリオールが舞台の異色の怪奇サスペンスで、人気実力共にスーパー・スターの道を歩み始めていたアンジェリーナ・ジョリー他、豪華競演も話題になった作品。

とは言うものの、興行的には大成功した作品でもなく、熱演のアンジェリーナ・ジョリーラジー賞にノミネートされてしまった。

しかし、温厚な青年に見えるイーサン・ホークが、狂気の猟奇殺人犯に挑戦するなど、出演者の個性を生かしたD・J・カルーソーの演出は、まずまず楽しめる。

細やかな観察力と分析で、事件を解決しようとする捜査官が、犯人に疑われかけた男と簡単に恋に落ちる経緯や、ご都合主義的なストーリーも気になり、”驚き”とも言えない結末のも呆気ない。

捜査官に見えるかどうか??今一その雰囲気でもないアンジェリーナ・ジョリー、一方、好青年風で穏やかな雰囲気でありながら、恐ろしい犯行を繰り返す殺人犯を好演しているイーサン・ホーク、ゲスト出演程度の、犯人に殺されてしまう絵画泥棒キーファー・サザーランド、犯人の母親ジーナ・ローランズ、主人公を嫌う刑事のオリヴィエ・マルティネス、その同僚ジャン=ユーグ・アングラード、二人の上司チェッキー・カリョ、犯人の少年期を演ずるポール・ダノ、彼に殺される青年ジャスティン・チャットウィンなどが共演している。


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