テッド2 Ted 2 (2015) 3.5/5 (4)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

深い友情で結ばれたダメ男とテディベアが巻き起こす騒動を描く大ヒット爆笑コメディ「テッド」(2012)の続編。
人間でないと判断された話せるテディベアと親友の奮闘を描く、製作、監督、脚本、出演セス・マクファーレン、主演マーク・ウォールバーグアマンダ・セイフライドジェシカ・バースジョヴァンニ・リビシモーガン・フリーマン他共演のコメディ。


コメディ

モーガン・フリーマン / Morgan Freeman 作品一覧


スタッフ キャスト
監督:セス・マクファーレン

製作
ジェイソン・クラーク
ジョン・ジェイコブス
セス・マクファーレン
スコット・ステューバー
製作総指揮
アレック・サルキン
ウェルズリー・ワイルド
脚本
セス・マクファーレン
アレック・サルキン
ウェルズリー・ワイルド
撮影:マイケル・バレット
編集:ジェフ・フリーマン
音楽:ウォルター・マーフィー

出演
ジョン・ベネット:マーク・ウォールバーグ
テッド”クラバー・ラング”:セス・マクファーレン
サマンサ・レスリー・ジャクソン:アマンダ・セイフライド
タミ=リン・マッカファーティー:ジェシカ・バース
ドニー:ジョヴァンニ・リビシ
パトリック・ミーガン:モーガン・フリーマン
シェップ・ワイルド:ジョン・スラッテリー
ガイ:パトリック・ウォーバートン
リック:マイケル・ドーン
フランク:ビル・スミトロヴィッチ
ジョイ:ココア・ブラウン
トム・ジェサップ:ジョン・キャロル・リンチ
裁判長:ロン・カナダ
アリソン:ジェシカ・ゾア
おもちゃのテッド:タラ・ストロング
エド・ダンザー医師:セバスチャン・アーセラス
医師:デニス・ヘイスバート
謎の男:リーアム・ニーソン
本人:サム・J・ジョーンズ
本人:トム・ブレイディ
本人:タラン・キラム
本人:ジミー・キンメル
本人:ジェイ・レノ
本人:ケイト・マッキノン
本人:ボビー・モイニハン
ナレーター:パトリック・スチュワート

アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
2015年製作 115分
公開
北米:2015年6月26日
日本:2015年8月28日
製作費 $68,000,000
北米興行収入 $81,476,390
世界 $215,672,051


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
ボストン
テディベアのテッド(セス・マクファーレン)は、職場であるスーパー・マーケットの同僚タミ=リン・マッカファーティー(ジェシカ・バース)と結婚する。

親友ジョン・ベネット(マーク・ウォールバーグ)らに祝福されたテッドとタミ=リンは、その後に行われたパーティーを楽しむ。

二人は、ジョンの同僚でゲイのガイ(パトリック・ウォーバートン)からシェフのリック(マイケル・ドーン)と結婚するだろうと言われる。

一人でテーブルにいたジョンに話しかけたテッドは、彼が離婚したローリーを今でも想っていることを知る。

そこに現れた”フラッシュ・ゴードン”の主演スター、サム・J・ジョーンズから、マリファナを吸うと言われて誘われたテッドは、それを断る。

1年後。
幸せな生活から一転、タミ=リンと喧嘩が絶えないテッドは、バーでジョンに愚痴をこぼす。

その場で働くアリソン(ジェシカ・ゾア)に誘われたジョンだったが、そんな気になれずに断ってしまう。

翌日、スーパーでもタミ=リンと険悪なムードのテッドは、同僚のジョイ(ココア・ブラウン)に相談して、子供が夫婦関係のポイントだと言われる。

タミ=リンと話し合ったテッドは子供を作ることを提案し、納得した彼女と仲直りする。

子供のことをジョンに話したテッドは、精子提供者としてサム・J・ジョーンズを候補にあげる。

ジョンのパソコンでサムに連絡しようとしたテッドは、アダルト画像データだらけだったために驚く。

テッドは、ジョンの精神状態を心配して、彼と共にパソコンを壊して水中に沈める。

サムの家に向かったテッドとジョンは精子の提供を求めるが、1980年代にコカインをやり過ぎたために無理だと言われる。

憤慨したテッドは、サムの車の窓ガラスに石をぶつけて割ってしまう。

NFLのスター選手トム・ブレイディの精子を手に入れようとしたジョンは、エアコン修理業者を装い彼に会う。

ジョンはエアコンを壊し、その夜、トム・ブレイディが暑さで窓を開けていることを確認して、テッドと共に彼の部屋に侵入する。

眠っていたトム・ブレイディに気づかれた二人は、部屋から放り出されてしまう。

ジョンは、自分が精子を提供することを伝え、最初から頼むつもりだったと言うテッドは喜ぶ。

翌日、ジョンと共に産婦人科に向かったテッドは、エド・ダンザー医師(セバスチャン・アーセラス)に精子保管室を見せてもらう。

精子を手にしたジョンが現れ、ダンザーが席を外した間に、ジョンは棚を倒して精子まみれになってしまう。

玩具メーカー”バズブロ”社。
テッドを誘拐して逮捕されるものの告訴を取り下げられたドニー(ジョヴァンニ・リビシ)は、清掃員としてその場で働いていた。

ドニーは、トム・ジェサップ副社長(ジョン・キャロル・リンチ)に声をかけるが相手にされない。

医師(デニス・ヘイスバート)から、着床段階に進めないと言われたテッドとタミ=リンは、その理由を聞く。

過去の薬物使用の影響で、子供を産める体ではないと医師に言われたタミ=リンはショックを受け、テッドは他の方法を考える。

養子縁組の紹介所に向かったテッドとタミ=リンだったが、そこでも彼女の薬物使用歴と、テッドが人間でないことが大きな問題になる。

役所の見解では”所有物”だと言われたテッドは、その件を追及されるとまずいことになると忠告される。

店長フランク(ビル・スミトロヴィッチ)に呼ばれてスーパーを解雇されたテッドは、市民権がないために、銀行口座の失効、クレジットカードの解約などを通達され、婚姻まで無効と判断される。

それを知ったジョンは、テッドのために弁護士を雇い、政府を訴えて市民権を手に入れるまで闘い抜くことを約束して、弁護士事務所に向かう。

弁護士費用を払えそうもないジョンとテッドは、司法試験に合格したばかりの見習いの弁護士サマンサ・レスリー・ジャクソン(アマンダ・セイフライド)を紹介される。

無料で弁護してもらえると知ったジョンとテッドはサマンサのオフィスに向うが、彼女が若くて頼りになりそうもないため、他の弁護士を探そうとする。

ところが、サマンサがマリファナを吸い始めたのを見たジョンとテッドは、彼女と意気投合する。

図書館に向かった三人は様々な案件を調べ、親交を深めながら裁判の準備をする。

バズブロ。
ジョサップに何とか話を聞いてもらえることになったドニーは、ジョンとテッドの話を始める。

テッドが市民権を求めて訴えている新聞記事を見せたドニーは、彼が敗訴すれば単なる”物”と判断されるため、誘拐して構造を調べ、大量生産して販売する提案をする。

会社の売り上げは倍増すると言うドニーの話を聞いたジョサップは、テッドの敗訴が条件であるため、裏工作をするよう指示される。

テッドの控訴が棄却されればば”所有物”とみなされるため、誘拐しても誰も何も言わないとドニーは説明する。

納得したジョサップは、要求は金ではなく、自分だけのテッドを手に入れたいとドニーに言われる。

役員会には秘密にするようドニーに指示したジョサップは、最高の弁護士シェップ・ワイルド(ジョン・スラッテリー)を雇おうとする。

テッドとタミ=リンのアパートで食事をしたジョンは、同席したサマンサを誘うことを二人に促される。

サマンサは裁判に集中したいことを伝え、結婚したがうまくいかなかった話などをジョンから聞く。

翌日、裁判は始り、ワイルドは冒頭陳述で、話は単純であり、何にでも人権を与えられないのは当然であると語る。

対するサマンサは、”正義”を正しく判断してほしいと陪審員に伝え、テッドとジョンを満足させる。

その後、タミ=リンを証人にしたワイルドは、テッドが”物”であることを強調し、ジョンに質問したサマンサは、テッドが親友であり、人間以上の存在だと言われる。

ワイルドが、両親にテッドをおもちゃ屋で買ってもらったとジョンに言わせたため、テッドは、自分を人間と認めさせたくないだけだと騒ぎ始めて裁判長(ロン・カナダ)に注意される。

テッドが証言台に座り、サマンサからタミ=リンに対する気持ちを聞かれ、世界の何よりも愛していると答える。

魂があるかとも聞かれたテッドは、それを態度で示して、裁判長はワイルドの異議申し立てを却下してテッドを支持する。

バズブロの元社員である、テディベアの製造責任者を証人として呼んだワイルドは、それが、胸に埋め込まれた装置で話をすることを聞き、テッドも同じ機能だと確認する。

世の中の注目を集めた裁判の判決は下り、テッドは人間ではないという結論に達する。

裁判長は、テッドを所有物と断定して閉廷する。

ジョサップは、早急にテッドを誘拐するようドニーに指示を出す。

テッドとタミ=リンは気落ちし、ジョンは何か対策を考えようとする。

サマンサは、全米一の人権派弁護士パトリック・ミーガン(モーガン・フリーマン)の力を借りようとする。

ミーガンに電話をしたサマンサは、事情と報酬も払えないことを話し、ニューヨークで会ってもらえることになり、受けてくれる可能性があるとジョンらに伝える。

タミ=リンに見送られたジョンらは車で旅立ち、ダイナーで食事した後はテッドが運転する。

暴走したテッドは、道を外れて納屋に突っ込んでしまう。

そこで夜を明かすことになったジョンらは、極上のマリファナ”スーパー・レモン・ヘイズ”がその場で栽培されていることに気づき感激する。

それを吸ってご機嫌な三人は楽しい時を過ごし、ジョンとサマンサは惹かれ合うようになる。

翌朝、車を動くようにした三人は先を急ぎ、ニューヨークに着く。

マンハッタン
ミーガンに面会した三人だったが、資料に目を通したが弁護は断ると言われてしまう。

法的な人間を求めることは不可能だと言うミーガンは、社会貢献や人の役立ってこそ人間であり、犯罪歴多数のテッドはそれに該当しないとはっきり伝える。

世界を変える指導者や模範になれたのに、それを考えるにも値しない、まるで”ジャスティン・ビーバー”だと言われたテッドは憤慨し、ミーガンを罵倒する。

謝罪するテッドに、人々に悪い影響しか与えていないと言うミーガンは、敗訴したのは理屈ではないと語る。

今回の件は世間に影響を与え、理屈ではなく感情で判断されると言うミーガンは、そこに訴えなかったテッドの失敗の原因を指摘する。

応援だけはすると言われたサマンサは、失望したことをミーガンに伝えてその場を去る。

失意のテッドは、励まし合うジョンとサマンサが親密な様子に腹を立てて、一人で街に向かう。

コミコンが開かれていることを知ったテッドは会場に向い、ドニーが後を追う。

会場でガイとリックに出くわしたテッドは、その後、”ミュータント・タートルズ”の”ラファエル”のコスチュームの自分のファン(ドニー)に声をかけられる。

ラファエル”から写真を撮りたいと言われて、それを承知したテッドは、別室に連れて行かれる。

相手がドニーだと知ったテッドは驚き、その場から逃げてジョンに電話をする。

コミコン会場にいることを伝えたテッドは、ドニーに追われてると言って助けを求める。

ドニーに見つかったテッドは、自分と同じぬいぐるみの展示物に紛れるが、捕えられてしまう。

同じ会場で新製品の発表をしていたジョサップは、その場に現れた、テッドを捕えたドニーに気づく。

ジョサップはテッドが気絶していることを知り、テッドに気づいたガイに声をかけられたドニーは、テッドが酔い潰れていると伝える。

会場でテッドを捜すジョンはガイとリックに出くわし、テッドが酔い潰れて二人に介抱されていたと言われる。

ガイに言われた場所に向かったジョンはサム・J・ジョーンズに声をかけられ、車の窓を割ったことで恨んでいた彼に襲われる。

拘束されたテッドは、ドニーに解体されそうになる。

会場は騒ぎとなり、ジョンはその隙にサマンサと共にその場から逃れテッドを捜す。

テッドを見つけたジョンは、ナイフを突き刺すドニーに襲いかかり、ジョサップはトラブルを避けて姿を消す。

ドニーを叩きのめしたジョンは、テッドを救いだす。

ジョンとサマンサに苛立っったことを謝罪したテッドは、たとえ所有物でも自分らしく生きると言って二人に友情を示す。

諦めないドニーは、展示物の”エンタープライズ”激突させてジョンは気絶してしまう。

テッドは、警備員に”ラファエル”に扮している犯人を教えて、ドニーは捕らえられる。

ジョンは意識が戻らないまま病院に運ばれ、コミコン会場で彼を介抱するテッドの姿がニュース映像で流れる。

タミ=リンも病室に駆け付け、サマンサは、ジョンの回復は本人次第だと医師に言われる。

その直後に様態が悪化したジョンは翌朝、息を引き取り、テッドらは最期の別れをする。

ところが、目を覚ましたジョンは、前回の仕返しだと言ってテッドを驚かせる。

騙されたサマンサは憤慨するが、ジョンは彼女を呼び寄せて愛を確かめる。

そこに現れたミーガンは、テッドをテレビで見たことを伝え、弁護を引き受けることを伝える。

ジョンとテッド、そしてサマンサとタミ=リンは興奮して喜ぶ。

ミーガンは、ジョンがテッドのために犠牲になろうとする姿を見て考えが変わったことを伝える。

これほど愛を感じさせる者は人間のはずだと言うミーガンは、法廷に立つ準備を始める。

裁判は再開し、人間と所有物の違いを陪審員に語るミーガンは、”テッド・クラバー・ラング”だと名乗るテッドは自己認識できると言って、彼が重傷を負ったジョンに寄り添い涙していた姿なども話し、人間性を示したと伝える。

法廷は、奴隷解放宣言のように、それらに該当する全ての者に基本的人権を与えなければならないと言うミーガンは、皆で世界を変えようと陪審員に語りかける。

判決は下り、テッドの人権は認められ、人間とみなされる。

法廷を出たテッドは人々に祝福され、テレビ・リポーターに人間として意見を求められる。

テッドは跪き、タミ=リンに改めてプロポーズする。

タミ=リンは、喜んでそれを受け入れる。

テッドとタミ=リンは結婚して男の子を養子に迎え、名前を”アポロ・クリード”したことをジョンとサマンサに伝える。

ジョンは、子供にミニ・テッドをプレゼントして、テッドとタミ=リンは幸せを実感する。


解説 評価 感想

参考:
・「テッド」(2012)
・「テッド2」(2015)

*(簡略ストー リー)
ボストン
テディベアのテッドは、スーパー・マーケットの同僚タミ=リンと結婚して幸せを実感するのだが、1年後には喧嘩が絶えない関係になる。
夫婦円満の秘訣は子供だと同僚に助言されたテッドは、タミ=リンと話し合い子づくりを考える。
親友ジョン・ベネットの協力で人工授精を考えたテッドだったが、タミ=リンが妊娠できない体だと分かる。
更に、役所の判断で人間と認められないテッドは、養子縁組も断られ、結婚も無効になる。
職場のスーパーも解雇されたテッドのために闘い抜くことを決意したジョンは、見習いの弁護士サマンサの協力を得て、テッドの人権を手に入れるようとして法廷に訴えるのだが・・・。
__________

期待以上に大ヒットした爆笑コメディの第二作ということで、大いに話題になった作品。

相変わらず変わらない下ネタ満載の内容なのだが、全体的には、前作よりもやや大人しくなったような雰囲気がある。

前作は、意味不明で不愉快になる日本語字幕のせいで、それが気になって集中できなかったのだが、今回はそれとは全く違う字幕のせいか、”落ち着いて”楽しめたというのが実感だ。

字幕のバージョンを選ぶパターンがあったのかと思えるほど、前作の字幕は酷いものだったのだが、あれで映画ファンの心を捉えられると思っているとは、考えが軽薄、情けないとしか言いようがない。

上記のように、オーソドックスな笑いに徹したせいか、前作のような驚異的なヒットとはならず、北米興行収入は約8150万ドル、全世界では2億1600万ドルとヒットしはたものの、いずれも6割強減となってしまった。
*「テッド
北米興行収入 $218,815,487
世界 $549,368,315

主人公の二人が映画好きのために、ファンには嬉しい「ジュラシック・パーク」(1993)のオマージュ的なシーンなどもあり、コミコン会場のシーンも楽しい。

また、テッドは”クラバー・ラング”を姓にして養子の息子は”アポロ・クリード”という名前を付け、映画に興味がないヒロインの弁護士アマンダ・セイフライドを”ゴラム女”とあだ名で呼ぶのも面白い。

ダメ男振りは変わらないが、親友のために奮闘するマーク・ウォールバーグ、人権を奪われ、更に再び誘拐事件に巻き込まれるテディベアのセス・マクファーレン、二人に協力する弁護士で、主人公との恋が芽生えるアマンダ・セイフライド、テッドの妻ジェシカ・バース、前作に続き再びテッドを襲うストーカーのジョヴァンニ・リビシ、主人公らに協力する人権派弁護士モーガン・フリーマン、主人公らに対抗する弁護士ジョン・スラッテリー、主人公の同僚パトリック・ウォーバートン、そのパートナー、マイケル・ドーン、スーパーの店長ビル・スミトロヴィッチ、レジ係ココア・ブラウン、玩具メーカーの副社長ジョン・キャロル・リンチ、裁判長ロン・カナダ、主人公に惹かれるバーの店員ジェシカ・ゾア、おもちゃのテッド(タラ・ストロング)、産婦人科医セバスチャン・アーセラスデニス・ヘイスバート、そして本作には欠かせない、主人公らのヒーローで本人役のサム・J・ジョーンズ、スーパーでシリアルを買い、エンドクレジットでなぜか血だらけで登場する謎の男リーアム・ニーソン、他本人役トム・ブレイディタラン・キラムジミー・キンメルジェイ・レノケイト・マッキノンボビー・モイニハン、そしてナレーターはパトリック・スチュワートが担当している。


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