ターミネーター2 Terminator 2: Judgment Day (1991) 4.38/5 (32)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★★

ジェームズ・キャメロンアーノルド・シュワルツェネッガーのコンビにより、わずか600万ドル強の製作費で10倍以上の興収をあげた「ターミネーター」(1984)から7年、待望の続編は、なんと製作費約1億ドルの超大作として甦り、北米のみで2億ドルを超え、全世界では約5億2000万ドルの大ヒットとなった。
共演リンダ・ハミルトンエドワード・ファーロングロバート・パトリックアール・ボーエンジョー・モートン


アクション/アドベンチャー

アーノルド・シュワルツェネッガー / Arnold Schwarzenegger 作品一覧


スタッフ キャスト ■

監督:ジェームズ・キャメロン
製作:ジェームズ・キャメロン
製作総指揮
ゲイル・アン・ハード

マリオ・カサール
脚本
ジェームズ・キャメロン

ウィリアム・ウィッシャー
編集
コンラッド・バフ

マーク・ゴールドブラット
リチャード・A・ハリス
音楽:ブラッド・フィーデル

出演
ターミネーター/T-800:アーノルド・シュワルツェネッガー

サラ・コナー:リンダ・ハミルトン
ジョン・コナー:エドワード・ファーロング
T-1000:ロバート・パトリック
ピーター・シルバーマン医師:アール・ボーエン
マイルズ・ダイソン:ジョー・モートン
タリッサ・ダイソン:S・エパサ・マーカーソン
ティム:ダニー・クックシー
エンリケ・サルシーダ:カスチュロ・ゲッラ
ジャネル・ヴォイト:ジャネット・ゴールドスタイン
トッド・ヴォイト:ザンダー・バークレー
ダグラス:ケン・ギベル
カイル・リース:マイケル・ビーン(特別編のみ)

アメリカ 映画
配給 トライスター・ピクチャーズ
1991年製作 136分(152分/特別編)
公開
北米:1991年7月3日
日本:1991年8月24日
製作費 $102,000,000
北米興行収入 $204,843,350
世界 $519,843,345


アカデミー賞 ■

第64回アカデミー賞
・受賞
録音・音響編集・視覚効果・メイクアップ賞
・ノミネート
編集・撮影賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

2029年、ロサンゼルス
核戦争で、30億人の命が奪われた1997年8月29日を、生存者は”審判の日”と呼んだのだが、人類はその後も、”マシーン”との戦いに立ち向かわなければならなかった。

頭脳コンピューターの”スカイネット”は、ターミネーター2体を過去に送り、抵抗軍のリーダーになるジョン・コナー抹殺を企てた。

最初のターミネーターは、ジョンが生まれる前の1984年に送り込まれ、母親サラ・コナー(リンダ・ハミルトン)の命を狙うものの失敗し、2度目のターミネーターは、少年に成長したジョンを狙い過去に送り込まれる。

しかし、反乱軍は、またしても、もう一人の戦士を送り込み再び戦いの火ぶたは切って落とされる。
__________

1994年、ロサンゼルス
全裸のターミネーター/T-800が(アーノルド・シュワルツェネッガー)が出現し、体格の一致したバイカーを襲い、服とバイクを奪う。

一方、ターミネーター/T-1000(ロバート・パトリック)は、警察官を殺して、それに扮し、少年ジョン・コナー(エドワード・ファーロング)を捜し始める。

ジョンは、養父母であるトッド・ヴォイト(ザンダー・バークレー)とジャネル(ジャネット・ゴールドスタイン)に反抗して、非行を繰り返していた。

T-1000は、ジョンの家を突き止め、トッドとジャネルから彼の写真を手に入れるが、既にT-800が探りを入れていたことを知る。

核戦争を予知して、精神異常者として病院送りとなっていたサラ・コナー (リンダ・ハミルトン)は、ピーター・シルバーマン医師(アール・ボーエン)の監視下で、治療を受けていた。

回復したかに見せかけ、息子ジョンに会おうとするサラは、それをシルバーマンに見破られて取り乱してしまう。

バイクでショッピング・モールに向かったジョンを、T-800が発見して追跡し、同じ頃T-1000も、子供達からその情報を掴む。

ショッピング・モールでジョンを見つけたT-1000は、彼を追ってT-800と鉢合わせとなり、二人が争っている間にジョンはバイクで逃亡する。

T-1000はトラックを奪い追跡するが、T-800がジョンに追いつき、彼を救出する。

T-800は、35年後のジョンに、T-1000から10歳のジョンを守るるよう派遣されたことを伝える。

さらにT-800は、T-1000が接触した物に変身できる、液体擬似多合金で出来ている、最新型のターミネーターだということをジョンに知らせる。

町を出ることをジョンに伝えたT-800は、家に寄りたいという彼に電話をかけさせる。

ジャネルの様子がおかしいというジョンに代わり、T-800が彼に成りすまして電話に出るが、T-1000が彼女を装っていることに気づく。

T-800の説明から、母親サラの話が事実だと知ったジョンは、彼女がT-1000に殺されることを察知し、逃亡を優先させようとするT-800に食って掛かる。

命令以外のことには、行動しないようにプログラムされたT-800が、自分の命令には従うことにジョンは気づく。

そしてジョンは、母サラを救い出す手助けをするようにT-800に命令する。

その頃、既にT-1000が病院に侵入してサラを捜し始め、彼女は病室を抜け出そうとしていた。

T-1000は、警備員を殺して彼に変身し、サラの病室に近づき、病室を出たサラは、シルバーマン医師を人質に逃亡を図る。

職員の抵抗に遭い、シルバーマンを置いて逃げたサラの前に、T-800が姿を現す。

ショッピング・センターの、防犯カメラに映っていたT-800の写真を見せられ、彼の存在を知っていたサラに、10年前の悪夢が甦る。

職員とシルバーマンも現れ、サラを拘束しようとするのだが、T-800が彼女を助け、ジョンが、彼が味方であることをサラ
に伝える。

そこにT-1000も現れたため、T-800は、サラとジョンを連れてその場から逃れようとする。

鉄格子をすり抜けたT-1000は、エレベーターに乗った三人に襲い掛かる。

T-800T-1000の頭部を撃ち抜き、三人は地下に向かい警官の車を奪って逃走する。

執拗に追いかけてくるT-1000を振り切った三人は、人気のないスタンドで傷の手当てなどをして一夜を過ごし、車を代えてメキシコに向かう。

人類が滅びるきっかけとなる、マシーン”スカイネット”を造った、サイバーダイン社の特殊企画部長のマイルズ・ダイソン(ジョー・モートン)の話などを、T-800はサラに聞かせる。

メキシコで武器を調達したサラは、人類が滅びる悪夢を見た直後、単独でダイソン殺害に向かい、T-800とジョンも彼女を追う。

ダイソンの狙撃に失敗したサラは、室内に侵入して彼を銃撃するが、止めを刺すことができなかった。

そこにT-800とジョンが現れ、T-800が金属で出来た骨格の腕を見せ、ダイソンに、”スカイネット”に関することを全て話す。

T-800は、核戦争を引き起こす原因となる、サイバーダイン社に保管されてある、10年前に回収されたターミネーターの腕のチップや、全ての資料を破壊しようとする。

サイバーダイン社に侵入したT-800らだったが、ダイソンの自宅を探っていたT-1000が、彼らの行方を知る。

T-800らは社内に爆薬を仕掛け、T-800は、ビルを包囲した警察官らを殺さぬよう攻撃を始める。

しかし、ビルに突入した警察の反撃で、爆破装置のリモコンを持ったダイソンが銃撃されてしまう。

T-800、サラ、そしてジョンはその場を逃れるが、瀕死のダイソンは力尽き、ビル内で大爆発が起きる。

催涙弾で警察官を混乱させたT-800は、サラとジョンを連れて、警察車両を奪い逃走する。

現場に到着したT-1000は、T-800らが逃げたことを知り、ヘリコプターに飛び移り、それを奪い彼らを追う。

サラが脚を撃たれ、T-800がヘリを車に激突させるが、その後、車両は横転してしまう。

T-1000は、液体窒素を積載するタンクローリーで三人を追うが、T-800の反撃に遭い、製鉄工場に突入して横転してしまう。

その後、タンクの液体窒素を浴びたT-1000は凍りつき、T-800の銃撃で粉砕してしまう。

しかし、溶鉱炉の熱で甦ったT-1000は、執拗に三人を追いT-800と一騎打となる。

激しい戦いとなった二人だったが、T-800の左腕が歯車に押し潰されてしまう。

ジョンを逃がしたサラに、T-1000が襲い掛かり、彼女は肩を刺され、ジョンを呼ぶよう強要される。

その時、背後から、腕を失ったT-800が現れて再び戦いとなるが、T-1000に致命的な打撃を加えられる。

サラに変身したT-1000がジョンに近づこうとした時、サラが背後から彼を銃撃してダメージを与えるが、T-1000は即、回復してしまう。

しかし、補助電源で再起動したT-800が現われて、グレネードランチャーの一撃で、T-1000は溶鉱炉に落下し溶けてしまう。

T-800は、ジョンに、サイバーダイン社から盗み出した、10年前の旧型T-600の腕とチップも、溶鉱炉に投げ込ませる。

その後、頭部内にあるチップを破壊するために、T-800は自ら溶鉱炉に身を投じようとする。

そして、それを制止しようと泣き叫ぶジョンと、サラに別れを告げたT-800は、溶鉱炉に消えていく。


解説 評価 感想 ■

参考:
・「ターミネーター」(1984)
・「ターミネーター2」(1991)
・「ターミネーター3」(2003)
・「ターミネーター4」(2009)
・「ターミネーター:新起動/ジェニシス」(2015)

*(簡略ストー リー)

”マシーン”に抵抗する、組織のリーダーの母親サラ・コナー抹殺に失敗してから10年。
”スカイネット”は、最新型ターミネーターT-1000を過去へと送り込む。
一方、抵抗軍のリーダー、ジョン・コナーも、旧型と容姿がほぼ同じT-800を、少年ジョンを守るために過去に派遣する。
2体のターミネーターは、激しい戦いを繰り広げながら、T-800は、核戦争で人類が滅亡しかける”審判の日”のきっかけをつくる、旧型の腕とそのチップも破壊しようとする・・・。
__________

第64回アカデミー賞では、録音、音響編集、視覚効果、メイクアップ賞を受賞した。
・ノミネート
編集・撮影賞

前作では、資金不足などで、思い通りの仕事が出来ない中で苦労したジェームズ・キャメロンが、当時の最先端技術のCGをふんだんに使い、斬新な映像とアイデアに、誰もが驚嘆した作品でもあり、今観ても、その技術は古臭さを感じない、見事な仕上がりとなっている。

未来の抵抗軍のリーダー、ジョン・コナーを守るのが一昔前のアンドロイドで、機能、強さ共に旧型をはるかに上回る、最先端アンドロイドに立ち向かう旧型T-800の戦う姿は、さながら古風な西部劇のヒーローのようで、なかなか興味深い。

前作で評判になったブラッド・フィーデルのテーマ曲も、よりドラマチックに編曲され、ストーリーを大いに盛上げている。

主演のアーノルド・シュワルツェネッガーは、40代半ばになったということで、前作のような、体の張りではないが、相変わらずパワフルで堂々たるアクションを見せてくれる。

前作ではほとんどなかった、ジョークを口にするシーンも多々ある。

前作とは、全く違うイメージで登場する抵抗軍のリーダーの母親リンダ・ハミルトンの、”戦士”として鍛え抜かれた肉体、身のこなしなども見もので、彼女に変身したT-1000役の一卵性双生児姉とのワンシーンだけ共演している。

どんなに激しい攻撃を受けても、一糸乱れぬ姿に甦る液体金属製殺人アンドロイドロバート・パトリックの、クールな演技も印象的だ。

戦士としての才能を、まだ開花させない少年を無難に演じてはいるが、どう見ても10歳には見えないエドワード・ファーロング、その後の開発で”スカイネット”を誕生させることになる技術者ジョー・モートン、その妻S・エパサ・マーカーソン、前作からサラのセラピーに関わる医師アール・ボーエン、ジョンの養父母ザンダー・バークレージャネット・ゴールドスタイン、そして特別編には、ジョンの父親である、カイル・リースを演ずるマイケル・ビーンも登場する。


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