悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲 Texas Chainsaw 3D (2013) 3.08/5 (25)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

1974年に公開された傑作ホラー「悪魔のいけにえ」の続編。
殺人鬼一家との関係を知った女性に襲い掛かる恐怖を描く、監督ジョン・ラッセンホップ、主演アレクサンドラ・ダダリオダン・イェーガー他共演のホラー。


スリラー/ホラー


スタッフ キャスト
監督:ジョン・ラッセンホップ
製作:カール・マッツォコーネ
製作総指揮
マーク・バーグ
クリスタ・キャンベル
ダニー・ディムボー
ラティ・グロブマン
アヴィ・ラーナー
原作:キャラクター創造
キム・ヘンケル
トビー・フーパー
原案
アダム・マーカス
デブラ・サリヴァン
スティーヴン・サスコ
脚本
キルステン・エルムス
アダム・マーカス
デブラ・サリヴァン
撮影:アナスタス・N・ミコス
編集:ランディ・ブリッカー
音楽:ジョン・フリッゼル

出演
ヘザー・ミラー:アレクサンドラ・ダダリオ
レザーフェイス/ジェディダイア”ジェド”ソーヤー:ダン・イェーガー
ライアン:トレイ・ソングス
カール・ハートマン:スコット・イーストウッド
ニッキー:タニア・レイモンド
ダリル:ショーン・サイポス
ケニー:ケラム・マレッキ=サンチェス
フーパー保安官:トム・バリー
バート・ハートマン市長:ポール・レイ
ファーンズワース:リチャード・リール
マーヴィン:ジェームズ・マクドナルド
ドレイトン・ソーヤー:ビル・モーズリー
ヴァーナ・ソーヤー・カーソン:マリリン・バーンズ
ソーヤー(祖父):ジョン・デュガン
ソーヤー(家長):ガンナー・ハンセン

アメリカ 映画
配給 ライオンズゲート
2013年製作 92分
公開
北米:2013年1月4日
日本:2013年7月13日
製作費 $20,000,000
北米興行収入 $34,334,260
世界 $47,241,950


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
1973年8月19日、テキサス州、ニュート。
殺人鬼”ソーヤー”一家に襲われ、唯一人生き残ったサリー・ハーデスティは、保護されて病院に運ばれる。

保安官のフーパー(トム・バリー)はソーヤー家に向い、立て篭もった一族に話しかける。

フーパーは、友人が殺されたと言うサリーの証言を聞き来たことを伝える。

息子は家族を守ったまでだと言うドレイトン・ソーヤー(ビル・モーズリー)は、銃を手にして抵抗する。

家長(ガンナー・ハンセン)に説得され、ドレイトンは仕方なくジェディダイア”ジェド”/レザーフェイス(ダン・イェーガー)を引き渡そうとするが、そこに町の住民バート・ハートマン(ポール・レイ)らが現れる。

制止するフーパーを無視するバートは、住民を扇動する。

それに気づいたドレイトンは、ジェドを奥の部屋に隠し、火炎瓶を投げ込まれたために発砲する。

バートらとドレイトンの家族は銃撃戦となり、出火した家は焼け落ちる。

夜になり、バートらは焼け跡を調べ、住民のギャヴィン・ミラーは、家の裏で銃弾を受けたソーヤー家の女性ロレッタを見つける。

ロレッタに助けを求められ、子供を抱きかかえたギャヴィンは、彼女を蹴って殺し、妻アーリンの元に子供を連れて行く。

時は流れ、スーパーで働くヘザー・ミラー(アレクサンドラ・ダダリオ)は、同僚のニッキー(タニア・レイモンド)から、紹介された相手が気に入ったと言われる。

同棲する恋人のライアン(トレイ・ソングス)と愛し合おうとしていたヘザーは、法律事務所からの手紙を受け取る。

祖母が亡くなったということだったのだが、ヘザーは、自分が養子だったことを知り両親のギャヴィンとアーリンを責める。

最悪の一族から救ったと言われたヘザーは納得できず、ニュートには行くなと警告されるものの、それを聞き入れようとしない。

養女だったことをライアンに話したヘザーは、ニューオーリンズ行きの旅行予定を変更して、テキサスに行くことを伝える。

ニッキーとライアンの友人のケニー(ケラム・マレッキ=サンチェス)が現れ、ヘザーらは4人でテキサスに向かうことになる。

途中で寄ったガソリンスタンドで、4人はヒッチハイカーのダリル(ショーン・サイポス)を乗せることになり、5人はニュートに向かう。

現地に着いたヘザーは、祖母の屋敷が想像もしていなかった門構えだったために驚く。

そこにソーヤー家の顧問弁護士ファーンズワース(リチャード・リール)が現れ、挨拶したヘザーは、住むのは構わないが売るのは禁じられていると言われる。

書類と鍵束を渡されたヘザーは、門を開ける暗証番号”0819”を日付で覚えるといいとファーンズワースから言われる。

祖母ヴァーナからの手紙も渡されたヘザーは、必ず読むようにと言われて、ファーンズワースから名刺を受け取る。

敷地内に入り大豪邸に驚くヘザーらは、くつろいで楽しむ。

裏庭に向かったヘザーは、家族の墓を見て回り、祖母ヴァーナ・ソーヤー・カーソンの娘ロレッタが8月19日に亡くなったことを知る。

食材の料金を払うと言うダリルっを残し、町に買い物に行くことになったヘザーは、ダリルの様子が気になる。

車が去ったことを確認したダリルは、屋敷内の金目の物を探し始める。

スーパーで買い物をするライアンは、一度、関係したニッキーに迫られるものの、忘れてほしいと伝える。

キッチンの隠し扉に気づいたダリルは、地下室を見つけて、食事が床に置かれていた奥の部屋の扉を開けようとする。

そこに、人の皮の仮面をつけ大男レザーフェイス(ダン・イェーガー)が現れ、ダリルを殴り殺す。

保安官補のカール(スコット・イーストウッド)から声をかけられたヘザーは、現れた町長のバートと話す。

ヘザーからカーソン邸を相続したと言われたバートは、彼女がソーヤー家の者だと知り、屋敷は自分が処理してもいいと彼女に伝える。

それを断ったヘザーは、車に乗ってその場を去る。

屋敷に戻ったヘザーらは、内部を荒らしたダリルに騙されたことを知るが、たいしたものは盗まれていないと言う皆と楽しもうとする。

夜になり、屋敷内を見回っていたヘザーは、ソーヤー家の人々が、自分の胸のアザと同じデザインと思われるペンダントをつけていることに気づく。

キッチンで調理をしていた料理が得意なケニーは、隠し部屋を見つけて内部を調べる。

ダリルを捜したケニーは、現れたレザーフェイスに襲われて、背中にフックを突き刺される。

大変なことが起きたとニッキーから言われて、厩舎に連れて行かれたライアンは、彼女に誘われて愛し合う。

ヴァーナの部屋を調べたヘザーは、彼女の死体が置かれていることに気づき、ライアンを呼びに行く。

キッチンに向かったヘザーは、切断された人の指を切り落としているレザーフェイスにに気づき襲われる。

死体の処理室で目覚めたヘザーは、レザーフェイスが、チェーンソーでダリルの死体を切り刻み、生きていたケニーをフックに吊るし、胴体を真っ二つにする様子を目撃する。

その場から逃れたヘザーは、屋敷を出て墓地に向い、ヴァーナの棺桶に隠れる。

チェーンソーで棺桶を切断し始めたレザーフェイスは、厩舎から現れたライアンとニッキーに気づき襲い掛かる。

厩舎に逃げ込んだニッキーは、チェーンソーで入り口を壊そうとするレザーフェイスに向いショットガンで発砲する。

その時、ヘザーが車でその場に飛び込み、ライアンとニッキーも乗り込み、レザーフェイスを振り切り門に向かう。

ヘザーは、ダリルとケニーが殺されたことを話し、運転するライアンは門に突っ込み車が動かなくなってしまう。

レザーフェイスが迫り、ライアンは何んとか車を動かし、開いた門から出る。

チェーンソーでタイヤを切られた車は横転してしまい、ライアンは死亡する。

レザーフェイスに襲われたヘザーは、車から降りておとりになり、森を駆け抜けてカーニバル会場に向かう。

フェンスを破ったレザーフェイスはヘザーを追い、その場はパニックになる。

回転ゴンドラにしがみつくヘザーに襲い掛かろうとするレザーフェイスは、その場にいたカールに銃を向けられ、チェーンソーを放り投げて姿を消す。

ヘザーは保護されて警察に向い、フーパー保安官は、屋敷に着いた部下のマーヴィン(ジェームズ・マクドナルド)から、車には誰もいないという連絡を受ける。

ヘザーと話したフーパーは、友達は殺され、一緒にいたニッキーはレザーフェイスに連れて行かれたはずだと言われる。

カーソン邸を相続したソーヤー家の一員だとヘザーから言われたフーパーは、対応していたカールが、ヴァーナの資料を倉庫から出して来たことを知る。

犯人の人相をヘザーに尋ねたフーパーは、人の皮を被っていたと言われる。

現れたバートから、カーニバルでの警察の対応を非難されたフーパーは、騒ぎを起こしたのがジェド・ソーヤー(レザーフェイス)であることを伝える。

マーヴィンからカーソン邸の門にいると言う報告を受けたフーパーは、パトカーに待機しているようにと指示する。

屋敷に向かうようにとバートに指示されたマーヴィンは、フーパーの命令を聞かずに敷地に入る。

ヴァーナの資料を見たヘザーは、ソーヤー一族がバートら市民に襲われたことと、兄や友人を殺された唯一の生存者サリーの、8月19日の新聞記事を確認する。

門から続く血痕をたどり屋敷内に入ったマーヴィンは、バートに指示されて携帯電話でその場の映像を送り、警戒しながら奥に向かう。

フーパーの供述を読んだヘザーは、ソーヤー家は投降に同意したものの、バートが人々を煽り銃撃戦が始まり、一家全員を焼き殺したことを知る。

血痕をたどるマーヴィンは、キッチンから隠し部屋に入る。

家族の焼死体の写真を見たヘザーは、死んだロレッタ・ソーヤーの娘エディスの行方が分からず、死亡と推定されていることを知り、それが自分だと気づく。

ダリルとケニーの惨殺死体を見つけたマーヴィンは映像を送り、その場にあった箱の中を確認するようバートから指示される。

ふたを開けたマーヴィンは、生きていたニッキーが叫び声をあげたために彼女を射殺してしまう。

マーヴィンはその場を離れ、バートは、屋敷を焼き払い、今度こそ葬り去ることを考えるが、フーパーは同意できない。

レザーフェイスに襲われたマーヴィンは、殴り殺される。

事件当日の写真を見たヘザーは、養父母ギャヴィンとアーリンが写っていることに気づく。

”人殺し”という文字を写真に書いてヘザーは姿を消し、それを知ったバートは彼女を捜す。

ファーンズワースに電話をしたヘザーは、友人が殺されて8月19日の意味も分かったことを伝え、バーで会う約束をする。

マーヴィンの顔の皮を剥いだレザーフェイスは、家族を虐殺した際に加わった彼に復讐を果たす。

新しいマスクを作ったレザーフェイスは、それを顔に縫い付ける。

現れたファーンズワースに、なぜ真実を話さなかったのかを問うヘザーは、手紙のことを訊かれて読んでいないと答え、全て書いてあったはずだと彼に言われる。

地下室の男ジェディダイア”ジェド”ソーヤー(レザーフェイス)は自分のいとこだと言われたヘザーは、4か月前に、重病のヴァーナから彼を紹介されたことをファーンズワースから知らされる。

ジェドは8歳児並の知能だと話すファーンズワースから、8月19日に関わった者達を調べ上げ、自分を見つけたこともヘザーは知る。

この件を理解はしているジェドは、ヘザーをいとこだとは知らないとファーンズワースは話す。

バートが全てに関わっていることは、警察の資料で分かっているはずだと、ヘザーはファーンズワースから言われる。

バートが現れたため店から逃げたヘザーは、彼の部下のオリーの車に衝突する。

持っていたナイフでオリーの顔を傷つけたヘザーは、通りがかったカールのパトカーを止めて乗せてもらう。

バーから出て来たファーンズワースに気づいたヘザーは、車を止めさせようとするが、それを無視するカールは、連絡してきた父バートの指示を受けて農場に向かう。

パトカーの無線を聞いたレザーフェイスは、ヘザーが農場に連れて行かれたことを知り、チェーンソーを持ってその場に向かう。

警察署に向かったファーンズワースは、ヘザーがパトカーで連れ去られたことをフーパーに知らせる。

バートがハートマン家の一員であることを確認したヘザーは、持っていたナイフで彼を脅し、自分はソーヤーだと伝える。

農場兼屠殺場に連れて行かれたヘザーは、カールに両腕を縛られる。

現れたレザーフェイスはヘザーに襲い掛かろうとするが、彼女の胸のソーヤー家のペンダントと同じアザに気づく。

ヘザーからいとこだと言われたレザーフェイスは、彼女が縛られていたロープをチェーンソーで切断する。

そこに現れたバートとオリーはレザーフェイスを叩きのめし、首に鎖を撒いて肉粉砕機に巻き込み殺そうとする。

オリーを農作業用フォークで刺し殺したヘザーは、チェーンソーを放り投げてレザーフェイスに渡す。

レザーフェイスに両足を傷つけられたバートは、現れたフーパーに銃撃するよう指示する。

肉粉砕機に落ちそうになってもがくバートは、レザーフェイスにチェーンソーで両腕を切断される。

バートの体は粉砕され、それを見ていたフーパーは、レザーフェイスを見逃して、片付けておくようにとヘザーに伝えてその場を去る。

レザーフェイスと共に屋敷に戻ったヘザーは、彼に優しく接する。

ヴァーナ(マリリン・バーンズ)からの手紙の封筒を開けたヘザーは、入っていたソーヤー家のペンダントをつけてそれを読む。

屋敷や財産は全て自分に譲られ、本名は”イーディス・ローズ・ソーヤー”で、地下室に住む唯一の血族であるいとこのジェディダイアが自分を守ってくれる代わりに、世話をしてほしいということだった。

ジェディダイアの部屋に向い食事を下げたヘザーは、地下室に鍵をして上に戻る。

その後、財産目当てでカーソン邸を訪れたギャヴィンとアーリンは、養女ヘザーに会おうとする。

チェーンソーを持って現れたレザーフェイスが、二人に襲い掛かる。


解説 評価 感想

参考:
・「悪魔のいけにえ」(1974)
・「悪魔のいけにえ2」(1986)
・「悪魔のいけにえ3 レザーフェイス逆襲」(1990)
・「悪魔のいけにえ レジェンド・オブ・レザーフェイス」(1995)
・「悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲」(2013)

リメイク
・「テキサス・チェーンソー」(2003)
・「テキサス・チェーンソー ビギニング」(2006)

*(簡略ストー リー)
1973年8月19日、テキサス州、ニュート。
若者達を殺害した殺人鬼ソーヤー一家と一族は、住民達に虐殺される。
時は流れ、祖母が亡くなったことを知ったヘザー・ミラーは財産を相続することになり、自分が養女だったことを知る。
両親を責めたヘザーは、反対されながらも、恋人のライアン、友人のニッキーとケニーと共に旅行を兼ねてテキサスのニュートに向かい、途中、ヒッチハイカーのダリルを乗せる。
現地に着いたヘザーらは大豪邸に驚き、その場で楽しもうとする。
ヘザーらが買い物に行った隙に、金目の物を奪おうとしたダリルは、キッチンで隠し部屋を見つけて地下室に向かうのだが、現れた大男レザーフェイスに殴り殺される・・・。
__________

傑作ホラー映画「悪魔のいけにえ」(1974)はシリーズ化されたのだが、本作は、1作目で起きた事件の唯一の生存者サリー・ハーデスティが保護された直後から始まる。
紛れもない続編なのだが、1作目から約40年経っていることもあり、ややリブート的とも言える。
そのため、1作目と共に鑑賞すると楽しみが倍増するので、それをお勧めしたい。

冒頭で一作目の内容が映し出されることと、生存者サリー・ハーデスティを演じたマリリン・バーンズが主人公の祖母役で、同じくレザーフェイスを演じたガンナー・ハンセンが虐殺されるソーヤー家の家長、祖父で同じ役を演ずるジョン・デュガンが、約40年の時を経て出演しているのがファンには嬉しい。

内容や作品の出来は平均点以下かもしれないが、上記の様に、1作目の公開時を知るファンの心を掴む工夫などは評価できる。

また、終盤で、狂気の殺人鬼がいとこの存在を知り、やや人間性を感じさせる、センチメンタルな描写もあるシーンなども興味深い。

それにしても、3D映画として製作されたからとは言え、本作の邦題に”飛びだす”などとつける”お子様”感覚が理解できない。

出生の秘密を知り、呪われた一家の一員であることを受け入れるアレクサンドラ・ダダリオ、生き残っていた殺人鬼レザーフェイスを演ずる巨漢のダン・イェーガー、主人公の恋人トレイ・ソングス、父クリント・イーストウッドの青年時代そのものという感じの保安官補スコット・イーストウッド、主人公の友人タニア・レイモンドケラム・マレッキ=サンチェス、ヒッチハイカーのショーン・サイポス、保安官のトム・バリー、殺人鬼一家と一族を憎む市長のポール・レイ、一族の顧問弁護士リチャード・リール、保安官補のジェームズ・マクドナルド、殺人鬼一家の父親ビル・モーズリー、主人公の祖母マリリン・バーンズ、一族の家長ガンナー・ハンセン、祖父ジョン・デュガンなどが共演している。


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