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恋人はセックス依存症 Thanks for Sharing (2012)


3.67/5 (33)

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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

セックス依存症を克服しようとする男性と積極的で魅力ある女性との出会いと恋の行方を描く、製作総指揮エドワード・ノートン、監督、脚本スチュアート・ブルムバーグ、主演マーク・ラファロティム・ロビンスグウィネス・パルトロージョシュ・ギャッドジョエリー・リチャードソンパトリック・フュジットパトリック・フュジット他共演のコメディ・ドラマ。


ドラマ(コメディ)


スタッフ キャスト
監督:スチュアート・ブルムバーグ
製作
ウィリアム・ミリオーレ
デヴィッド・コプラン
レスリー・アーダング
ディーン・ヴェネック
ミランダ・ドゥ・ペンシエ
製作総指揮:エドワード・ノートン
脚本
スチュアート・ブルムバーグ
マット・ウィンストン
撮影:ヤーロン・オーバック
編集:アン・マッケイブ
音楽:クリストファー・レナーツ

出演
アダム:マーク・ラファロ
マイク・バーンズ:ティム・ロビンス
フィービー:グウィネス・パルトロー
ニール:ジョシュ・ギャッド
ケイティ:ジョエリー・リチャードソン
ダニー:パトリック・フュジット
ディーディー:アレシア・ムーア
ロバータ:キャロル・ケイン
ベッキー:エミリー・ミード
チャールズ:イザイア・ウィットロックJr.
マーゴ:ミカエラ・ワトキンス
リリ・カザーニ:プールナ・ジャガナサン

アメリカ 映画
配給 Lionsgate
2012年製作 112分
公開
北米:2012年9月20日
日本:未公開
北米興行収入 $1,065,880


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
ニューヨーク
セックス依存症のアダムは、依存症を克服しようとする集会に通っていた。

アダムは、会の参加者で依存症を克服した皆の世話役マイク・バーンズ(ティム・ロビンス)と、痴漢の常習犯で自慰行為がやめられない救急救命医のニール(ジョシュ・ギャッド)と共にカフェに向かう。

マイクから恋人はできたかと訊かれたアダムは、口だけではなく行動するようにと助言される。

ニールが”依存症を克服するための12のステップ”のテキスト本を持参してこなかったために、協力するつもりだったアダムは苛立つ。

謝罪したニールは、次回必ず持って来ることをアダムに約束する。

アパートに戻りテキストの課題をこなそうとしたニールだったが、食べることと自慰をやめることができなかった。

あるパーティーでアダムは、魅力的な女性フィービー(グウィネス・パルトロー)と出会い意気投合する。

眠っていたマイクは、妻のケイティ(ジョエリー・リチャードソン)から誰かいると言われてキッチンを見に行くが、息子のダニー(パトリック・フュジット)だった。

いつものように集会で話し合ったアダムらは、新入りの女性ディーディー(アレシア・ムーア)が断薬会の紹介で来たことを知る。

男性をセックスの対象でしか見られないディーディーは、自分を変えなければ自殺してしまいそうだと皆に話す。

デートする女性がいることをマイクに伝えたアダムは、喜んでもらえる。

ニールの”克服するための第一ステップ”のテキストを見てやろうとしたアダムは、何も課題をこなしていないことを知り呆れてしまう。

痴漢行為で訴えられているために、裁判所の書類にサインしてもらうことがニールの目的だと知ったアダムは、助言するのを断りその場を去る。

薬物依存症で、家に戻ってきては宝石や金を盗んでいくだけのダニーをよく思わないマイクだったが、ケイティは息子を許してしまう。

フィービーに会ったアダムは、彼女が5年前に乳がんを患ったことを知る。

付き合うためのルールを決めた二人は、サイクリングに出かける。

上司の医師リリ・カザーニ(プールナ・ジャガナサン)に声をかけて近づき話したニールは、つま先に隠したカメラでスカートの中を盗撮していたことがバレてしまう。

休息したアダムとフィービーは、自然な成り行きでキスする。

フィービーから、前の恋人がアルコール依存症だったために、依存症はパスだ言われたアダムは戸惑う。

真実を言う気になれないアダムは、アルコール依存症ではないとフィールドに伝える。

次の集会でにニールは、上司のスカートの中を盗撮して解雇されたことを皆話し、どうしても自制できないために助けを求める。

ニールを見捨てられないアダムは彼に助言し、ディーディーは、ニールの電話番号を聞いて励ます。

デートしたことをマックスに話したアダムは、必ず理解してもらえるので、依存症のことは話すようにと言われる。

無断で裏庭に池を作りだしたダニーに気づいたマイクは、コイを飼い、問題なく管理できると言う彼の好きにさせる。

ワシントンD.C.
出張のためにホテルに宿泊したアダムは、ネットでフィービーと話す。

アダムがテレビを片付けさせたために驚いたフィービーは、仕事に集中したいだけだと言われる。

アルコール依存症を克服させたチャールズ(イザイア・ウィットロックJr.)の様子を見に行ったマイクは、涙もろくなったと言う彼から感謝される。

母ロバータ(キャロル・ケイン)からの電話に出たニールは、医学部に受かったいとこを、職場で研修させてほしいと言われたために焦ってしまう。

街に出たニールは、誘惑を抑えきれなくなり混乱しかけて、アダムに電話をして、何とか依存症の集会に出席するる。

ダニーと共に池を掘っていたマイクは、チャールズが仕事場で取り乱しているという連絡を受けて、その場に向かう。

マイクがチャールズを落ち着かせて対処する様子を見ていたダニーは、自分も苦労をかけたと言って父に謝罪する。

ダニーは、これ以上失望させない自慢の息子になるとマイクに伝える。

出張から戻ったアダムは、訪ねてきたフィービーと愛し合い、二人は真剣に付き合うことを決める。

一夜を過ごしたフィービーは、アダムの上着のポケットから落ちた、依存症の自制を祝うメダルを見つけてしまう。

それをアダムに問い質したフィービーは、5年間断ってきたセックス依存症だと知らされる。

最初に依存症は断ると言われて困惑し、諦める気になれず話せなかったっと言うアダムは、今後は隠し事をしないことを約束する。

フィービーから、考える時間が必要だと言われたアダムは納得する。

ダニーと心触れあうようになったマイクは、アダムからの電話で相談に乗り、受け入れてくれる女性が必要だと伝える。

ポルノ・ビデオなどを捨てようとして思い止まったニールは、ディーディーからの電話で彼女の危機を知り、助言をして職場の美容院に向かう。

ニールに感謝したディーディは、お礼だと言って髭を剃ってあげながら、電話で話せたことで落ち着けたと伝える。

地下鉄は禁止されているために、ディーディーからバイクを借りたニールは、集会場に向かう。

その場にいたアダムは、フィービーから連絡を受けて会うことになる。

理解したいために、セックス依存症のことを具体的に聞きたいと言われたアダムは、自慰を我慢できず、娼婦も含め片っ端から女性を口説いたと話す。

アダムは、動揺するフィービーに、そういう病気であり自分を見失ってしまうこともあると伝える。

再び繰り返さないと言い切れるかと訊かれたアダムは、5年間は自制できたと伝えて、フィービーに理解を求める。

ディーディーに電話をしたニールは、今から母の家に向かいセックス依存症のことなど全てを話すと伝える。

ロバータに歓迎されたニールだったが、なかなか話をすることができない。

レストランでフィービーと楽しく過ごしていたアダムは、かつてのセックスフレンドのベッキー(エミリー・ミード)から声をかけられる。

フィービーを紹介したアダムは、ベッキーと多くを語ろうとはしなかった。

その後、フィービーのアパートに向かったアダムは、下着姿になった彼女に迫られる。

嬉しいのだが昔を思い出してしまうと言うアダムに、慎重にことを運ぶべきだと伝えたフィービーは、ベッキーのことを尋ねる。

自転車で行動するのが楽しくなったニールは、調子に乗って転倒してしまう。

アダムとフィービーを食事に招待することをダニーに伝えたマイクは、アダムに会うことを勧める。

マイクといまいち話がかみ合わないまま食事をしたフィービーは、その後、デザートを用意するケイティと二人でキッチンにいた際、泣き出してしまう。

気遣ってくれるケイティに、アダムの依存症のことが心配だと伝えたフィービーは、自分を見失わないようにするしかないと助言される。

池のことなどを聞いていたアダムは、マイクから、いい女性を見つけたと言われて話が弾む。

仲のいい二人の様子を見て不機嫌になったダニーは、その場を去る。

ニールは、ディーディーと親交を深めるようになる。

その夜、アダムとフィービーが結婚するかもしれないと話すマイクは、確信が持てないと言うケイティの言葉が気になる。

ケイティから鎮痛剤がないと言われたマイクは、ダニーを疑う。

ベッドに入ったアダムは、マイクが気に入ったようだと言って、珍しいことだとフィービーに伝える。

夜中に目覚めたフィービーは、アダムが誰かに電話をしていることに気づき、それを追求する。

強引に電話をチェックしたフィービーは相手がベッキーだと知り、自分と距離を置こうとしていることを認めたアダムに理由を尋ねる。

自分にとってセックスはドラッグのようにやましいことだったのだが、それを愛と考えるのが難しい時があるとアダムは話す。

戸惑うフィービーは、自分にはもっと健康的な人が必要だと言って、それを理解しないアダムと口論になり、その場を去る。

帰宅したダニーは、両親が起きていたために不思議に思い、マイクから、ケイティの鎮痛剤を盗んだか訊かれる。

ドラッグはやめたと言っても信じてもらえないダニーは、依存症を克服した救世主のように思っているマイクを批判し、苦しめられた過去を話す。

償いはしたと言うマイクに、してもらった覚えはないと伝えたダニーは謝罪させようとして、殴られたために反撃する。

それを制止したケイティを突き倒してしまったダニーは、その場を去る。

ワシントンD.C.
出張先からマイクに電話をしたアダムは、フィービーと喧嘩をしてしまい、辛い思いをしているというメッセージを残す。

我慢できなくなったアダムは、同僚のマーゴ(ミカエラ・ワトキンス)に電話をしてパソコンを借りようとするものの、それをやめて、街に出てパソコンを購入する。

ホテルの部屋に戻ったアダムは、ポルノ・サイトを見て自慰をする。

それでも満足できないアダムは、娼婦を呼んで愛し合う

ニールのアパートに向かったディーディーは汚れている部屋に驚き、彼と共に片付け始めて、ポルノ・ビデオや雑誌も焼却処分し、二人は友情を確かめる。

翌朝、鎮痛剤を見つけたマイクは、ケイティに責められてダニーを捜す。

アパートに戻ったアダムは、ベッキーに連絡して会うことにする。

気分が落ち着かないマイクは食料品店に寄り、女性客を気にしながらバーボンを買おうとする。

そこに、ダニーが飲酒運転で交通事故起こしたというケイティからの連絡が入る。

現れたベッキーに迫るアダムは、彼女が父親から受けた虐待を再現し、叩いてほしいと言われる。

取り乱したベッキーに拒絶されたアダムは、マイクに電話して助けを求めるものの、電話が通じない。

アダムからの電話で彼のアパートに向かおうとしたニールは、自転車が盗目れてしまったために、仕方なく地下鉄に乗る。

現れたニールを部屋に入れたアダムは、バスルームに閉じこもり返事をしないベッキーを心配する。

ドアを破って中に入ったニールは、薬物を過剰摂取したベッキーの容態を見ながら、アダムに911に電話をさせる。

助かると言うニールを頼もしく思うアダムは、”アンソニー・エドワーズ”のようだと伝えるが、ニールは”ジョージ・クルーニー”に訂正させる。

ケイティと共に病院に駆けつけて、無事だったダニーの部屋に向かったマイクは、薬は誤解だったと言う前に息子を抱きしめ、心から謝罪する。

ようやく落ち着いたアダムはフィービーに会い、誤解を解きたいと思ったと伝える。

あの夜のことを謝罪したアダムは、フィービーから、おかげで自分を見つめ直せたと言われる。

自分が完璧ではないと分かったとアダムに伝えたフィービーは、最高の女性だと言われる。

フィービーは、今でもあなた以外は要らないとアダムに伝える。

その後、母ロバータに依存症のことを話したニールは、前回はウソをついてもらった30日間の自制 のメダルを、今回は自信をもってディーディーから受け取る。


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
ニューヨーク
セックス依存症のアダムは、依存症を克服しようとする集会に通っていた。
依存症を克服した世話役のマイクを頼りにしているアダムは、自制できない救急救命医のニールの面倒を見ていた。
そんなアダムは、パーティーで魅力的な女性フィービーと出会い、意気投合する。
フィービーから、元恋人がアルコール依存症だったために、依存症の相手はパスすると言われたアダムは、自分がセックス依存症だと告白できるはずもなかった。
その後、フィービーと愛し合うようになったアダムだったが、セックス依存症であることがバレてしまう。
依存症を隠していたことを非難されたアダムは、フィービーから、距離を置いた方がいいと言われ落ち込んでしまう・・・。
__________

実力派人気スターのエドワード・ノートンが製作総指揮を担当し、「ガール・ネクスト・ドア」(2004)、「キッズ・オールライト」(2010)などの脚本家として知られるスチュアート・ブルムバーグの初監督作品。

セックス依存症に悩む男性が、知り合った魅力的な女性に惹かれるものの、彼女が依存症嫌いだったために起きる騒動と、セラピー仲間との交流を描くロマンチック・コメディ。

ドタバタ・コメディ的な要素に加え、父子の確執や絆を取り戻す姿などがヒューマン・タッチで描かれ、スチュアート・ブルムバーグのユーモアも交えた捻りの効いた脚本により楽しめる作品。

豪華スター競演の注目作なのだが、北米で拡大公開もされず、日本でも劇場未公開に終わってしまった。

主演のマーク・ラファロは、セックス依存症を何とか自制している男性を好演し、彼に恋する依存症嫌いな女性をグウィネス・パルトローが魅力的に演じている。

主人公や悩める者達の世話役であり家族の問題も抱える、依存症を克服した男性を演ずるティム・ロビンス、全く自制ができないまま悩み続ける救急救命医のジョシュ・ギャッド、マイク(ティム・ロビンス)の妻ジョエリー・リチャードソン、父マイクと確執がある薬物依存症だったパトリック・フュジット、依存症を克服しようとする女性を印象的に演ずるアレシア・ムーア、ニール(ジョシュ・ギャッド)の母親キャロル・ケイン、主人公の元セックスフレンド、エミリー・ミードアルコール依存症を克服した男性イザイア・ウィットロックJr.、主人公の同僚ミカエラ・ワトキンス、ニールの上司である医師のプールナ・ジャガナサンなどが共演している。


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