アダムス・ファミリー The Addams Family (1991) 3.2/5 (25)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

1938年から雑誌”ザ・ニューヨーカー”に掲載された、チャールズ・アダムズの一コマ漫画”アダムス・ファミリー”を基に製作された作品。
借金苦の弁護士に財産を狙われた不気味な一家”アダムス・ファミリー”の異様な生活を描く、監督バリー・ソネンフェルド、主演アンジェリカ・ヒューストンラウル・ジュリアクリストファー・ロイドダン・ヘダヤクリスティーナ・リッチエリザベス・ウィルソン他共演のファンタジー・コメディ。


コメディ


スタッフ キャスト ■

監督:バリー・ソネンフェルド
製作:スコット・ルーディン
製作総指揮:グラハム・プレース
原作:チャールズ・アダムズアダムス・ファミリー
脚本
キャロライン・トンプソン

ラリー・ウィルソン
撮影:オーウェン・ロイズマン
編集
デデ・アレン

ジム・ミラー
衣裳デザイン:ルース・マイヤーズ
音楽:マーク・シェイマン
主題歌:M.C.ハマー

出演
モーティシア・アダムス:アンジェリカ・ヒューストン

ゴメズ・アダムス:ラウル・ジュリア
フェスター・アダムス/ゴードン・クレイブン:クリストファー・ロイド
タリー・アルフォード:ダン・ヘダヤ
アビゲイル・クレイブン/グレタ・ピンダー=シュロス医師:エリザベス・ウィルソン
ウェンズデー・アダムス:クリスティーナ・リッチ
パグズリー・アダムス:ジミー・ワークマン
グラニー・アダムス:ジュディス・マリナ
マーガレット・アルフォード:ダナ・アイヴィ
ラーチ:カレル・ストルイケン
ジョージ・ウォーマック判事:ポール・ベネディクト
カズン・イット:ジョン・フランクリン
ガールスカウト:メルセデス・マクナブ
スーザン・フランクリン:リーラ・アイビー
ハンド:クリストファー・ハート

アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ

1991年製作 99分
公開
北米:1991年11月22日
日本:1992年4月25日
製作費 $30,000,000
北米興行収入 $113,502,426
世界 $191,502,426


アカデミー賞 ■

第64回アカデミー賞
・ノミネート
衣裳デザイン賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

大富豪である不気味な一家アダムス・ファミリーの主人ゴメズ・アダムス(ラウル・ジュリア)は、兄フェスター(クリストファー・ロイド)が25年もの間、消息不明なため、ハンド(クリストファー・ハート)に話しかけながら嘆く。

寝室に向かったゴメズは、目覚めた妻モーティシア(アンジェリカ・ヒューストン)から昨夜のことについて語る彼女から再び求められる。

娘のウェンズデー(クリスティーナ・リッチ)と息子のパグズリー(ジミー・ワークマン)は、執事のラーチ(カレル・ストルイケン)からランチを受け取り学校に向かう。

ゴルフボールを打ち込みジョージ・ウォーマック判事(ポール・ベネディクト)に嫌がらせをしたゴメズは、今晩開かれる25年目の降霊会のことを考えながら、フェスターが出て行ったのは自分のせいだと言って自らを責める。

一家の顧問弁護士タリー・アルフォード(ダン・ヘダヤ)が妻マーガレット(ダナ・アイヴィ)と共に屋敷を訪れ、フェスターの基金を作れば節税にもなるとゴメズにアドバイスする。

新規事業は来期からだと言いうゴメズは金庫に向う。

チャリティ・オークションに出品するためと言って、モーティシアと彼女の母グラニー(ジュディス・マリナ)と共に金目のものを探していたマーガレットは、ゴメズが心配なため降霊会に来てほしいと頼まれる。

ゴメズから今月分の経費だけを受け取ったタリーはオフィスに戻り、高利貸しのアビゲイル・クレイブン(エリザベス・ウィルソン)と息子のゴードン(クリストファー・ロイド)が待っていることに気づく。

アビゲイルから借金返済を迫られゴードンに脅されるタリーは、持参した金貨が富豪のアダムス・ファミリーの物だと伝える。

その時タリーは、ゴードンの顔がフェスターにそっくりだと気づく。

タリーは、ゴードンをフェスターに見せかけてゴメズと再会させれば、金庫の場所を兄には教えるとアビゲイルに話す。

マーガレットと共にアダムス家に向かったタリーは歓迎され、降霊会は始まり、そしてフェスター(ゴードン)が戻る。

ゴメズは兄フェスターの帰りを喜び、彼に付き添うグレタ・ピンダー=シュロス医師(アビゲイル)を屋敷に招き入れる。

フェスターがフロリダ沖合で見つかった話をしたグレタは、彼を残して屋敷を去る。

ハンドに脅かされたゴードンは、怯えながら一夜を過ごす。

ゴメズに起こされたフェスター(ゴードン)は、朝食の際にウェンズデーに怪しまれる。

屋敷を見て回ろうとしたゴードンは、ゴメズに誘われて金庫室に案内される。

酒を選んでくれとゴメズに言われたフェスター(ゴードン)は、バーの裏側に大量の金貨などが隠されていることを知る。

兄弟で撮った昔のフィルムを観ながら懐かしく思うゴメズは、追い出す気はなかったことをフェスター(ゴードン)に伝える。

秘密のパスワードをゴメズに聞かれて言えないフェスター(ゴードン)は、昔のことは忘れたと答える。

その頃、ウェンズデーと遊んでいたパグズリーは、フェスター(ゴードン)が本物でないと言われる。

一家でチャリティー・オークション会場に向かったゴメズは、その帰りの車の中でも、知っているはずのことを忘れているフェスター(ゴードン)の様子がおかしいことに気づく。

屋敷に戻ったゴメズは兄を信じるべきか迷い、ゴードンは金庫に向かうものの失敗する。

フェスター(ゴードン)の不審な行動を気にするモーティシアは、彼を墓地に連れて行き家族のことを話し、警戒しながら屋敷に戻る。

正体がバレることを不安に思うゴードンは母アビゲイルに相談するが、”医師”の自分が解決すると言って彼女は屋敷に向かう。

もはやフェスターが本人だとは思えないゴメズは興奮するが、グレタ(アビゲイル)は混乱しているだけだと伝える。

自分が悪いと判断したゴメズは、フェスターが兄であることを信じ、付き添ったモーティシアも納得する。

子供達と遊んだゴードンは学芸会に行くと言い出すが、アビゲイルは、家族が留守の隙に金庫を襲うよう指示する。

ゴメズは疑ったことをフェスター(ゴードン)に謝罪する。

学芸会は始まり、ゴメズら一家は会場に向い、子供達には行かないと言っていたフェスター(ゴードン)も現れ、ウェンズデーとパグズリーの残虐な芸を楽しむ。

屋敷に向いゴードンを捜したアビゲイルは、蔓に拘束されて一晩を過ごす。

翌朝、解放されたアビゲイルは、家族と親交を深めるだけのゴードンに、信じられるのは自分だけだと言い聞かせる。

数日後、屋敷では舞踏会が開かれ、ウェンズデーは、モーティシアにフェスター(ゴードン)の様子を見てくるように言われる。

フェスター(ゴードン)の部屋に向かったウェンズデーは、彼とグレタが親子であり、二人が金庫を狙っていることを知る。

その場から逃げたウェンズデーを追うゴードンだったが、彼女を見つけられない。

舞踏会会場に向ったフェスター(ゴードン)は、ゴメズから招待客に紹介され兄弟は踊る。

一大事だとアビゲイルから言われたタリーは、ウォーマック判事の家に向かい、ゴメズらに迷惑している彼に一家を追い出す提案をする。

ダンスを楽しみ浮かれるゴードンに、金庫を襲うためタリーを捜すようアビゲイルは指示する。

ウェンズデーが姿を消したことを知ったゴメズは、家族全員で彼女を捜す。

墓地でウェンズデーを見つけたゴメズは家族と共に屋敷に戻るが、進入禁止だとタリーに言われてしまう。

屋敷の所有権がフェスターに移ったとタリーに言われたゴメズとモーティシアは、ウェンズデーからフェスターが偽物だと言われる。

その件を訴えたゴメズだったが、ウォーマック判事は一家の立ち退きを命ずる。

屋敷を手に入れたゴードン、アビゲイル、タリーは、金庫に向かう。

一家はモーテルに移り、苦境に屈しないことを誓うモーティシアは保育所で働き、子供達はレモネードを売り、ハンドは配達の仕事をして生活を支えるが、ショックを受けたゴメズは何もする気になれない。

金庫の現金などを手に入れられないアビゲイルらだったが、ゴードンは、アダムス・ファミリーと過ごした日々を思い出して悩む。

無気力なゴメズの姿を見かねたモーティシアは屋敷に向かうが、アビゲイルらに捕えられ金庫の在りかを聞かれて拷問される。

それを目撃したハンドはモーテルに向い、モーティシアの危機をモールス信号でゴメズに知らせる。

屋敷に押入ったゴメズはタリーと剣を交えるが、アビゲイルに銃を向けられる。

金庫に向うよう指示されたゴメズは、1時間で戻らないとモーティシアの命はないと言われる。

母アビゲイルの行為に同意できないゴードンは彼女に罵倒され、自分が拾われた子だったということを知る。

金庫に向かう書棚のスイッチとなる本に触れようとしたゴメズを制止し、”ハリケーン”を手にしたゴードンは、それをアビゲイルに向けてページを開く。

本からの突風で銃を手放したアビゲイルは、もう指示は受けないとゴードンに言われながら、嵐に巻き込まれてタリーと共に屋敷の外に吹き飛ばされる。

稲妻を頭に受けたゴードンは、あることを思い出す。

アビゲイルとタリーは墓地に飛ばされてしまい、用意されていた棺桶に閉じ込められ、その場にはウェンズデーとパグズリーが待ち構えていた。

7か月後、ハロウィン
実はフェスターだったゴードンは記憶を取り戻し、ゲームを楽しむ家族は”死人起こし”をしようとする。

子供達と墓地で戯れるフェスターらを見守りながら、ゴメズはモーティシアが子供を授かったことを知り、二人は幸せを実感する。


解説 評価 感想 ■

参考:
・「アダムス・ファミリー」(1991)
・「アダムス・ファミリー2」(1993)

*(簡略ストー リー)

大富豪である不気味な一家”アダムス・ファミリー”の主人ゴメズは、25年間も行方が分からない兄フェスターのことを思い嘆く。
借金苦の一家の顧問弁護士タリーは、高利貸しのアビゲイルから借金の返済を迫られる。
アビゲイルの息子ゴードンがフェスターと瓜二つだというこに気づいたタリーは、それを利用してゴメズらを騙し、金庫の大金を奪おうと考える。
アビゲイルは、医師グレタに扮してフェスター(ゴードン)を伴いアダムス家に向う。
兄フェスターと再会したゴメズは喜び、妻のモーティシアも彼を歓迎する。
一家と共に暮らすようになったフェスターだったが、ゴメズの娘ウェンズデーが伯父のことを疑い始める・・・。
__________

チャールズ・アダムズの原作を基に、1964年9月から1966年4月まで”ABC”で放映されたテレビ・シリーズ”The Addams Family”は、日本でも”アダムズのお化け一家”というタイトルで1968~1969年に放映された。

撮影監督としてキャリアを積んでいたバリー・ソネンフェルドの監督デビュー作でもあり、その後の彼の作品に通じる独特の映像感覚は見ものだ。

世の中の平凡な出来事と正反対な行為が好まれる、不気味な一家の異様な生活や言動が、映画ならではの映像技術などを駆使して描かれる描写は実に楽しい。

半端ではないプロ意識を感じさせるキャラクターの創造や、雰囲気を出すセットや衣装などにも注目したい。

北米興行収入は約1億1300万ドル、全世界では約1億9200万ドルのヒットとなり、1993年には続編「アダムス・ファミリー2」が公開された。

第64回アカデミー賞では、衣裳デザイン賞にノミネートされた。

一家の主人ゴメズを愉快に演ずるラウル・ジュリア、異様な雰囲気で常に冷静に行動する、その妻モーティシア役アンジェリカ・ヒューストン、一家の家長となるべきフェスター役の怪演が光るクリストファー・ロイド、一家の財産を狙う弁護士のダン・ヘダヤ、その妻ダナ・アイヴィ、高利貸しのエリザベス・ウィルソン、一家の娘ウェンズデーのクリスティーナ・リッチ、息子のジミー・ワークマン、祖母ジュディス・マリナ、執事のカレル・ストルイケン、一家を憎む判事ポール・ベネディクト、一家のいとこのジョン・フランクリン、そしてハンドのクリストファー・ハートなどが共演している。


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