アベンジャーズ The Avengers (2012) 3/5 (25)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

マーベル・コミック”のスーパー・ヒーロー・チーム”アベンジャーズ”を基に、既に映画化され、それぞれが大ヒットを記録した作品の主人公が集結した、監督、原案、脚本ジョス・ウィードン、主演ロバート・ダウニーJr.クリス・エヴァンスマーク・ラファロクリス・ヘムズワースジェレミー・レナースカーレット・ヨハンソンサミュエル・L・ジャクソン他豪華スター競演のアクション超大作。


アクション/アドベンチャー

ロバート・ダウニーJr. / Robert Downey Jr. 作品一覧


スタッフ キャスト ■

監督:ジョス・ウィードン
製作総指揮
ヴィクトリア・アロンソ

アヴィ・アラッド
ルイス・デスポジート
ジョン・ファヴロー
アラン・ファイン
ジェレミー・ラッチャム
スタン・リー
パトリシア・ウィッチャー
原作
アベンジャーズ
スタン・リー

ジャック・カービー
キャプテン・アメリカ
ジョー・サイモン

ジャック・カービー
原案
ジョス・ウィードン

ザック・ペン
製作:ケヴィン・フェイグ
脚本:ジョス・ウィードン
撮影:シェイマス・マクガーヴェイ
編集
ジェフリー・フォード

リサ・ラセック
音楽:アラン・シルヴェストリ

出演
トニー・スターク/アイアンマン:ロバート・ダウニーJr.

スティーヴ・ロジャース/キャプテン・アメリカ:クリス・エヴァンス
ブルース・バナー/ハルク:マーク・ラファロ
ハルク(声):ルー・フェリグノ
ソー:クリス・ヘムズワース
クリント・バートン/ホークアイ:ジェレミー・レナー
ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ:スカーレット・ヨハンソン
ニック・フューリー:サミュエル・L・ジャクソン
フィル・コールソン:クラーク・グレッグ
マリア・ヒル:コビー・スマルダーズ
ロキ:トム・ヒドルストン
ペッパー・ポッツ:グウィネス・パルトロー
J.A.R.V.I.S:ポール・ベタニー
エリック・セルヴィグ:ステラン・スカルスガルド
警備員:ハリー・ディーン・スタントン
インタビューされる老人:スタン・リー

アメリカ 映画
配給
パラマウント・ピクチャーズ

ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
2012年製作 142分
公開
北米:2012年5月4日
日本:2012年8月14日
製作費 $220,000,000
北米興行収入 $623,357,910
世界 $1,511,757,910


アカデミー賞 ■

第85回アカデミー賞
・ノミネート
視覚効果賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

国際平和維持組織S.H.I.E.L.D/シールドの長官ニック・フューリー(サミュエル・L. ジャクソン)は、緊急事態の報告を受けて基地に向かい、部下フィル・コールソン(クラーク・グレッグ)に迎えられて報告を受ける。

フューリーは、世界を破壊する力を持つ四次元キューブの極秘研究を任されていた、エリック・セルヴィグ博士(ステラン・スカルスガルド)や、エージェントのクリント・バートン/ホークアイ(ジェレミー・レナー)からの説明も受ける。

その時、キューブが突然反応し始め、神々の国アスガルドを追放されて、地球の支配を企むロキ(トム・ヒドルストン)が現れる。

ロキは、いきなり攻撃を始めて、バートンと、自分をソー(クリス・ヘムズワース)の弟だと知るセルヴィグの行動を制御して立ち去る。

フューリーは、部下のマリア・ヒル(コビー・スマルダーズ)に、バートンが敵側につきキューブが奪われたことを知らせて追跡するよう命ずる。

ヘリコプターでロキを追うフューリーだったが、基地は爆破される。

ロキを捕えられなかったフューリーは、戦争状態となったことをコールソンに伝える。

敵側に捕えられ拷問を受けていたナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)は、コールソンからの連絡を受ける。

敵を難なく倒したロマノフは、”大きな男”を捜すようにとコールソンに指示される。

インド
物理学者ブルース・バナー(マーク・ラファロ)に接触したロマノフは、シールドへの協力を要請し、キューブについてを説明する。

その頃フューリーは、戦いに挑むための、対策チームの編成許可を委員会から得る。

その後フューリーは、スティーヴ・ロジャース/キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)の元に向かい、地球の危機を伝える。

ニューヨーク
”スターク・タワー”に戻ったアイアンマン/トニー・スターク(ロバート・ダウニーJr.)は、秘書で恋人のペッパー・ポッツ(グウィネス・パルトロー)と共に、コールソンの訪問を受けて事態を知る。

その頃ロキは、キューブの力で異世界の軍団”チタウリ”を地球に呼び寄せようとしていた。

コールソンは、ロジャースを伴い空母”ヘリ・キャリア”に向かい、ロマノフやバナーに迎えられる。

ヘリ・キャリアは空中に浮上し、招集された者達はフューリーの元に向かう。

フューリーは、ロキがドイツシュツットガルトにいることを突き止めて、ロジャースらを現地に向かわせる。

シュツットガルト
バートンは、キューブに反応させる”イリジウム”を奪い、ロキは市民に危害を加えようとするのだが、キャプテン・アメリカとアイアンマンが現れてそれを阻止する。

ロキを捕えたスタークとロジャースは、ロマノフの操縦するジェットで帰還する。

しかし、雷鳴と共に現れたソーがロキを連れ去ってしまい、アイアンマンとキャプテンがそれを追う。

地上に降りたソーは、自分が守る地球に危機をもたらそうとするロキの行動を非難し、故郷に帰るようにと指示する。

そこにアイアンマンとキャプテンが現れ、ソーとの肉弾戦になるが、二人は彼を説得してロキをヘリ・キャリアに連れて行く。

フューリーはロキを拘束し、ソーは、彼がチタウリで地球を襲う考えだとロジャースらに説明する。

奔放なスタークと、使命や規律を重んじるロジャース、生真面目な学者バナーらの結束が不可欠な事態ではあったが、それぞれの考えなどは噛み合わない。

バートンから”イリジウム”を受取ったセルヴィグは、それをキューブと反応させようとする。

フューリーは、ロキからキューブの在処を聞き出せるかをソーに確認する。

ロマノフは、監禁されているロキの元に向かい、借りのあるバートンの身を案じていることを伝える。

それをバートンから聞いていたロキは、ロマノフの弱みに付け込もうとする。

しかし、ロキの狙いがバナーを暴れさせることだと知ったロマノフは、彼に”感謝”してその場を去る。

ロジャースは、キューブを利用した武器を保管庫で見つけ、バナーは、シールドが大量破壊兵器を製造している理由をフューリーに問う。

ソーが地球に現れて以来、危機を感じた防衛措置だというフューリーだったが、それぞれの意見が分かれる。

その間にバートンは、ロキの杖から発信される信号で彼の居場所を突き止め、ヘリ・キャリアに接近する。

バートンは攻撃を開始し、舞台を引き連れヘリ・キャリアに侵入し、フューリーは防衛態勢に入る。

その頃、怒りがこみ上げたバナーが、ロマノフの前でハルク(ルー・フェリグノ/声)に変身してしまう。

フューリーは、墜落を阻止するために着水を命じ、その間、アイアンマンとロジャースが作動しないローターを修理しようとする。

興奮して暴れ回るハルクはロマノフを追い、ソーが現れて彼と一騎打ちとなる。

戦闘機の攻撃を受けたハルクは、それに飛び移り、機体を破壊して落下する。

ロキは、現れたソーを監禁室に閉じ込めてしまい、その場を脱出する。

バートンを追ったロマノフは、彼を見つけて格闘になる。

現れたコールソンはロキに銃を向けるが、杖で刺されてしまう。

ロキは、ソーを監禁室ごと落下させてしまうが、地上寸前で彼は脱出する。

アイアンマンはローターを作動させて、ヘリ・キャリアは墜落を免れるが、ロキはその場から脱出する。

コールソンは、スタークらを結束させるためにはきっかけが必要だと言い残し、フューリーに見守られながら息を引き取る。

フューリーは、キューブを利用して兵器を製造する計画だったことをスタークとロジャースに伝える。

特殊能力を持つ者を集め、脅威に対抗するために考えられた”アベンジャーズ計画”の成功を、コールソンが願っていたことをフューリーは語る。

ソーは地上でハンマーを見つけ、建物に落下したハルクはバナーに戻り、警備員(ハリー・ディーン・スタントン)に服を渡される。

ロマノフは、洗脳から脱しつつあるバートンに、ロキに過去を知られたことで、彼に復讐することを誓う。

ロキがキューブの装置を設置しようとする、高い場所に気づいたスタークは、ロジャースとロマノフ、そしてバートンらと共にニューヨークに向かう。

フューリーは、自分が与えたきっかけで、スタークらが結束したことを確認し、飛び立つ彼らを監視するようヒルに命ずる。

ニューヨーク
”スターク・タワー”に着いたアイアンマンは、キューブを装置に設置したセルヴィグの行動を阻止しようとする。

装置を破壊しようとしたアイアンマンだったが、それはバリアで守られていた。

スーツを脱いだスタークは、その場にいたロキと対面し、チタウリが来ることを知らされる。

スタークは、”アベンジャーズ”が対抗することをロキに伝える。

ロキは、スタークの戯言を聞き入れようとせず、彼をビルから突き落とす。

コンピューターのJ.A.R.V.I.S(ポール・ベタニー)に指示したスタークは、スーツを装着して落下寸前に上昇してロキに攻撃を加える。

しかし、キューブが作動して上空の扉が開き、チタウリが地球上に現れる。

チタウリは街を破壊し始め、現れたソーは、それを阻止しようとしてロキと戦う。

バートンとロマノフが操縦するジェットは到着するが、ロキの攻撃を受けて不時着する。

ソーに傷を負わせたロキはその場を逃れ、チタウリの大軍をアベンジャーズは迎え撃つ。

そこにバナーが到着して、それを知らされたスタークは、怒りでハルクに変身した彼の力を最大限に生かそうとする。

キャプテンは、それぞれに行動を指示して、ソーが雷でチタウリの襲来を阻止しようとする。

バートンは監視役となり、アイアンマンは敵を誘き出し、ハルクは暴れ回る。

フューリーは、委員会によるマンハッタンへの核攻撃命令に従おうとはしない。

ハルクはロキに攻撃を加え、神だと言う彼を徹底的に叩きのめす。

上空の扉を閉じるために、”スターク・タワー”の屋上に向かったロマノフは、ロキの杖でキューブの装置を止められることをセルヴィグから知らされる。

フューリーの指揮権は剥奪され、核攻撃の指示を受けた戦闘機が、マンハッタンに向けて飛び立つ。

一機の離陸を阻止したフューリーだったが、別の機が向かったことをスタークに伝える。

ロマノフは、セルヴィグと共に杖を使って装置を止めようとするが、発射された核ミサイルが迫る。

アイアンマンは、ミサイルと共に扉に侵入するが、帰れないことを覚悟してポッツに連絡を入れる。

ポッツがそれに気づかないまま、アイアンマンはミサイルをチタウリの母船に命中させる。

ロマノフは装置を停止させ、アイアンマンは扉が閉じる直前で地球上に戻り、ハルクが彼を受け止めて地上に落下する。

意識のないスタークは、ハルクが叫んだために目を覚まし、近くにある”シャワルマ”の店に行ってみたいと、ジョークを言ってキャプテンとソーを安心させる。

ロキは、アベンジャーズに捕えられて観念する。

危機を乗り越えた市民たちは、アベンジャーズをヒーローとして称える。

しかし、姿を消したアベンジャーズに、疑問を抱く声も上がる。

キューブは、ソーとロキと共にアスガルドに戻り、その他のアベンジャーズのメンバーは各地に旅立つ。

委員会にそれを語らないフューリーは、自分達が必要とする時、アベンジャーズは必ず戻ると確信する。
__________

異世界の君主は、地球人の抵抗が予想以上だったことを認めるものの笑みを浮かべる。

戦いを終えたアベンジャーズのメンバーは、スタークの誘いで”シャワルマ”のレストランで食事をするが、誰も何も語らうとしない。


解説 評価 感想 ■

参考:
・「アベンジャーズ」(2012)
・「アベンジャーズ /エイジ・オブ・ウルトロン」(2015)

*(簡略ストー リー)

国際平和維持組織S.H.I.E.L.D/シールドの基地が、神々の国アスガルドから追放されたロキに襲われる。
シールド長官フューリーは、世界を破壊する力を持つ四次元キューブをロキに奪われてしまう。
地球の危機に直面したフューリーは、部下のコールソンやスパイのロマノフらに、各特殊能力を身につけたヒーローを捜し出すよう命ずる。
シールドの空中基地ヘリ・キャリアに集結したトニー・スターク/アイアンマン、ロジャース/キャプテン・アメリカ、バナー/ハルクらだったが、結束が必要な中で各意見が食い違う。
そんな中、チームはロキを捕えることに成功するが、彼に洗脳されていたエージェントのバートン/ホークアイの攻撃を受ける。
ロキはその場を脱出し、キューブを利用して異世界の軍団チタウリを呼び寄せようとする。
そしてフューリーは、”アベンジャーズ”としてヒーロー・チームの結束を確かめ、ロキの企みに対抗しようとするのだが・・・。
__________

ファン待望、企画前から大ヒット間違い無しの超大作は、期待を大きく上回る結果を残した。

それぞれが、世界を席巻できるキャラクター、それらが終結する重量感のある映像、圧倒的なパワー、とにかく、これほどの作品は映画史上にない、とてつもない試みとして世界中の人々の支持を受けた。

製作費2億2000万ドル、北米興行収入は約6億2300万ドル、全世界では約15億1000万ドルで、歴代興行記録の第三位となった。
*(世界興行収入)
1.「アバター」2009:$2,782,275,172
2.「タイタニック」1997:$1,835,300,000

第85回アカデミー賞では、視覚効果賞にノミネートされた。

大味とも言える内容だが、これだけ見栄えのするキャラクターが集合すれば、もう、好きなようにやってくれと言う他なく、理屈抜き、難しいことは考えないで楽しむべき典型的な作品。

”アイアンマン”別格ということもなく、各個性を平均的に描写したジョス・ウィードンの演出は、脚本と共に大いに評価できる。

今回は、突出した影響力を示すわけにもいかないロバート・ダウニーJr.、それを踏まえた雰囲気でトニー・スターク/アイアンマンを貫禄で演じ、過去の軍人らしい考えで、結構チームを引っ張るスティーヴ・ロジャース/キャプテン・アメリカのクリス・エヴァンス、温厚な天才学者ブルース・バナー/ハルク(声:ルー・フェリグノ)のマーク・ラファロ、義弟の暴走に苦悩しながらのパワフルなソー役クリス・ヘムズワース、弟ロキを好演するトム・ヒドルストン、彼に洗脳されるクリント・バートン/ホークアイのジェレミー・レナー、小柄ながら力強さを感じる妖艶な女スパイ、ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ、スカーレット・ヨハンソン、存在感あるシールド長官サミュエル・L・ジャクソン、その部下で命を落とすクラーク・グレッグコビー・スマルダーズ、スタークの秘書兼恋人グウィネス・パルトロー、コンピューター/J.A.R.V.I.S声ポール・ベタニー、物理学者のステラン・スカルスガルド、そして、ハルクが地上に落下した際に声をかける警備員ハリー・ディーン・スタントン、ニュース映像でインタビューされる老人役で原作者スタン・リーが、お馴染みのカメオ出演をしている。


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