ザ・バッグマン The Bag Man (2014) 3/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

決して中を見ないようにと言われバッグを運ぶようボスに指示された殺し屋が巻き込まれる事件を描く、主演ジョン・キューザックレベッカ・ダ・コスタロバート・デ・ニーロクリスピン・グローヴァードミニク・パーセル他共演、製作総指揮、監督デヴィッド・グロヴィックによるサスペンス。


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト
監督:デヴィッド・グロヴィック

製作
ピーター・D・グレイヴス
アントニー・ミッチェル
ウォーレン・オスターガード
製作総指揮:デヴィッド・グロヴィック
原作:ジェームズ・ルッソ”Motel”(オリジナル脚本)
脚本
デヴィッド・グロヴィック
ポール・コンウェイ
撮影
スティーヴ・メイソン
デヴィッド・ナイト
編集
デヴィン・マオラー
マイケル・R・ミラー
音楽
トニー・モラレス
エド・ロジャーズ

出演
ジャック:ジョン・キューザック
リヴカ:レベッカ・ダ・コスタ
ドラグナ:ロバート・デ・ニーロ
ネッド・ステンソン:クリスピン・グローヴァー
ラーソン:ドミニク・パーセル
リザード:スティッキー・フィンガーズ
グアノ:マーティン・クレバ
パイク:デヴィッド・シャンブリス

アメリカ 映画
配給
Universal Pictures Home Entertainment
Cinedigm
2014年製作 108分
公開
北米:2014年2月28日
日本:2014年7月5日
製作費 $
北米興行収入 $56,570


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
殺し屋のジャック(ジョン・キューザック)は、ボスのドラグナ(ロバート・デ・ニーロ)のプライベートジェットの機内で、ある仕事を命ぜられる。

バッグを受け取り届けるだけで、決して中身を見ないように指示されたジャックは、それに従えば十分な報酬を渡すとドラグナに言われる。

街道で車を止めたジャックは、電話ボックスからドラグナのに連絡し、バッグは手に入れたものの手下に襲われたことを伝える。

携帯電話を撃たれ手に傷を負ったことを興奮しながら伝えたジャックは、指示されたモーテルに向い13号室に泊まるよにと言われる。

殺した男を降ろしたジャックだったが、パトカーが現れたために、死体をトランクに隠す。

モーテルに着いたジャックは、管理人のネッド・ステンソン(クリスピン・グローヴァー)と話し、手の傷について訊かれ、妻と喧嘩をしてナイフで刺されてと伝える。

病院に電話しようとするネッドを制止し、偽名でサインしたジャックは、6号室の鍵を渡されたため13号室を希望する。

部屋に向かったジャックは、電話がつながらないため、ネッドにそれを伝えようとする。

通路に立っていた長身の娼婦リヴカ(レベッカ・ダ・コスタ)が近づくが、ジャックは彼女を無視して事務所に向かう。

電話が使えないことをネッドに伝えたジャックは、回線を切ってあると言われる。

使えるようにするにはクレジットカードの写しがいると言われたジャックは、ネッドに現金500ドルを渡して納得させる。

戻る途中で、小人のグアナ(マーティン・クレバ)からマッチがあるかと言われたジャックは、ないと答えて部屋に入る。

電話をかけて確認したジャックは、現れた男からコルク栓抜きを持っているかと訊かれ、ないと答える。

車に向い銃を手にしたジャックは、その男の部屋に向い二人を射殺し、彼らがFBIであることを確認して、その場にあったブリーフケースを持ち去る。

リヴカがアイパッチの男リザード(スティッキー・フィンガーズ)に部屋に押し込まれ、グアノも入ったことを確認したジャックは、入室禁止にしてその場を去り部屋に戻る。

為替取引を任せたジャネットが損失を出したため、彼女を殴り鼻を潰したドラグナは、メモした整形外科医に会いに行くようにと伝える。

買い物をして戻ったジャックは、部屋に誰かが侵入したことに気づき、浴槽に隠れていたリヴカに銃を向けて追い出そうとする。

リザードらに殺されると言うリヴカは、バッグのことをバラすとジャックに伝える。

中身は見ていないとリヴカに言われたジャックは、電話がかかってきたために彼女を浴室に向かわせる。

ドラグナと話したジャックは、手下を二人殺したと伝え、それを認めない彼に金を要求したため切られてしまう。

協力すると言うリヴカに、この場に居させたのは自分の仕事に関わったからで、どこにも行かせないとジャックは伝える。

ブリーフケースの中身は見たと言うリヴカは、封筒が入っていたことを伝え、苛立つジャックにそれを見せる。

封筒に入っていたのはバッグの写真で、ジャックは、その中を見ていないことを再びリヴカに確認する。

ジャックの傷に気づいたリヴカは、手当てをする。

リザードとグアナはリヴカを捜すものの、見つけることができない。

現れたリザードから女を見なかったかと言われたジャックは、知らないと答える。

リヴカと話したジャックは、リザードとグアノのことなどを訊く。

電話があり、ジャックは、相手の男からドラグナがいずれ現れると言われる。

ブリーフケースに様々な身分証が入っていたことを確認したジャックは、殺した二人がFBIではなかったことを知る。

バス乗り場までリヴカを送っていくことにしたジャックは、仕事のことなどを訊かれ、詮索し過ぎだと言って彼女と口論になり、憤慨して車を止める。

リヴカを車から降ろしたジャックは走り去ろうとするが、彼女がトランクを蹴ったために死体を見られてしまう。

そこにリザードとグアノの乗った車が現れ、ジャックは叩きのめされて射殺されそうになる。

リヴカはリザードに襲いかかるものの殴られて車に乗せられ、二人は、ジャックを置いてバッグを奪いその場から去ろうとする。

車を出そうとした二人に発砲したジャックはグアノを射殺し、抵抗するリザードも殺す。

バッグを奪い返してモーテルに戻ったジャックは、車椅子で現れたネッドから、部屋に女がいる場合は追加料金20ドルを請求すると言われる。

女はいないと言うジャックに、いる場合は払ってもらうと伝えたネッドは追い払われる。

停電したためその場から出ようとしたジャックは、リザードの車にあったバッグの写真のことをリヴカに話し、何か知っているのではないかと追及する。

そこに保安官のラーソン(ドミニク・パーセル)と保安官補パイク(デヴィッド・シャンブリス)が現れ、10号室の男二人の遺体が街道で発見されたことを知らされる。

長身の女と傷のことなどをラーソンから質問されたジャックは、彼らが帰った後で、自分のことを話したネッドを脅す。

母の形見の車椅子に触れられたネッドから許せないと言われたジャックは、部屋に戻る。

気を遣ってくれるものの苛立つジャックから、元恋人が死んだことを知らされたリヴカは、婚約していた彼女は殺されたと言われる。

バッグの写真を見せられ、知っていることを話せと言われたリヴカは、中を見たかと再び訊かれる。

それを否定するリヴカに、自分が部屋を出たら鍵を閉めるようにと伝えたジャックは、バッグを持って林に向かう。

バッグを埋めたジャックだったが、実は歩けたネッドに見つかり、バッグを掘り出すようにと言われる。

電話の相手の声を覚えていると言うネッドは、何年も前にこの場に来たことがあるとジャックに伝える。

バッグを渡されたネッドは中を見て驚き、ジャックは彼をスコップで殴るものの、手を撃たれてしまう。

部屋に戻ったジャックは、再びラーソンが現れたため、リヴカを浴槽に隠して対応する。

ネッドが見当たらないと言うラーソンは、部屋を調べて誰もいないことを確認するが、女性の下着とクローゼットのスコップを見つける。

ラーソンにスコップで殴られたジャックは連行され、逃げていたリヴカは部屋に戻る。

署に着いたジャックは吊るされて、バッグをどこに埋めたかをラーソンに訊かれて警棒で殴られる。

ラーソンが妻の電話に出ている間にリヴカが現れ、自分がモーテルにいた女だと伝える。

リヴカに襲いかかったラーソンは、パイクらに彼女の体を調べさせ、隠し持っていた拳銃を見つける。

ラーソンがリヴカを痛めつけようとするため、全て話すと言うジャックは、バッグはモーテルにあり、自分が行かなければ探せないと伝える。

保安官補と部屋を出たラーソンに後を任されたパイクは、隠し持っていた銃でリヴカに撃たれる。

拘束を逃れたジャックは、戻って来た保安官補とラーソンを射殺する。

モーテルに戻る車内で、バッグを埋めたことをリヴカが知っていたため、それがなかったら林に埋めると言ってジャックは彼女を脅す。

信用するようにと言われたジャックは部屋に戻り、リヴカの傷の手当てをして、銃で手錠を切り林に向かう。

バッグを掘り出したジャックは、埋めたネッドが生きていたために息の根を止める。

部屋に戻りこの場を去るようリヴカに伝えたジャックは、それをためらう彼女に、危険だと言ってバス乗り場まで送る。

しかし、戻って来たジャックはリヴカを連れてモーテルに戻り、14号室の鍵を開けて入る。

そこに、手下を伴ったドラグナが押し入り、ジャックに銃を捨てさせて、13ではなく14号室にいた理由を訊く。

信頼関係が揺らいだことを懇々と説くドラグナは、リヴカも手下かもしれないと伝える。

余計なことはしていないと言うジャックは、ドラグナに報酬を要求する。

ドラグナは、バッグの中を見ていないことをジャックとリヴカに確認する。

バッグの中を確認したドラグナは、ジャックには見せられないと言って、これは試すためにしたことだと話す。

それにパスしたと言うドラグナは、大金と指示書を置いて、バッグを持ってその場を去る。

涙するリヴカからバッグの中を見たと言われたジャックは、彼女から銃を渡されて外に出る。

リヴカがバッグの中を見たとドラグナに伝えたジャックは、中身を見せろと指示する。

相手にしないドラグナは車に乗り、ジャックは手下を射殺する。

部屋から出て来たリヴカが銃弾を受けたことを知ったジャックは、ドラグナを殺すようにと言われて林に向かう。

ドラグナを撃ったジャックは、バッグの中身が何かを訊くが、モーテルに爆弾が仕掛けてあると言われる。

自分で見ろと言われたジャックは、バッグの中の婚約者の生首を確認する。

婚約者がジャックを奪おうとしたことが許せなかったドラグナは、女は裏切るものだと言ってモーテルを爆破する。

隠し持っていた銃でジャックを撃ったドラグナだったが、現れたリヴカに撃たれる。

ドラグナに止めを刺したジャックは、リヴカと共に車でその場を去り、トランクの死体とバッグを沼に沈める。

ニューヨーク
ドラグナの弁護士に会ったリヴカは、ドラグナにモーテルに行くよう指示された際の映像を見せられる。

婚約者を失意のジャックに近づくようリヴカに指示したドラグナは、昔の彼を取り戻したいと伝える。

もし自分が死ぬようなことがあればジャックを殺すようにと言われたリヴカは、500万ドルの報酬を約束される。

弁護士の元に向いジャックの生首を見せるようにと、ドラグナはリヴカに伝えて映像は終わる。

ジャックの生首を見せるために出かけるとリヴカに言われた弁護士は、彼女にナイフで脅されたため、金塊と500万ドルを渡す。

ビルを離れたリヴカは、ジャックの運転する車に乗り込み彼にキスし、二人はその場を去る。


解説 評価 感想
俳優であるジェームズ・ルッソのオリジナル脚本”Motel”を基に製作された作品。

*(簡略ストー リー)
殺し屋のジャックは、決して中身を見るなと言われ、あるバッグを運ぶようボスのドラグナに命ぜられる。
バッグを受け取り傷を負いながら指示されたモーテルに向かったジャックは、男二人に脅されている娼婦リヴカを匿うことになってしまう。
その後ジャックは、自分を不審に思うモーテルの管理人ネッド、FBI、リヴカに付きまとうリザードとグアノ、そして保安官のラーソンらが今回の件に絡んでいると察しながら、ドラグナの到着を待つのだが・・・。
__________

俳優であるジェームズ・ルッソのオリジナル脚本、ジョン・キューザックロバート・デ・ニーロのビッグな共演ということで注目したい作品。

謎のバッグを運ぶ指示を受けた殺し屋の孤独な戦いを描くドラマなのだが、凄腕の殺し屋が、婚約者を殺されたことで、心に乱れが生じているところがポイント。

そのため、完璧に仕事をこなすプロの殺し屋に見えない描写などが、今回のボスの指令の意図が明かされる終盤で生かされている。

しかし、クライマックスまで隠されるバッグの中身もだいたい想像できる内容であり、それが分かる場面に驚きはない。

ビッグネームの共演にも拘わらずどことなくB級作品風でもあり、長身なのでまずまず見栄えはするヒロインなのだが、その存在も今一パンチが足りないというところだろうか。

北米ではわずか15館で上映されず、即、打ち切りになってしまった作品。

婚約者の死で動揺しているという設定なのだが、凄腕のプロの殺し屋ならば心は乱れないはずということで、隙があり過ぎるジョン・キューザック、結局はボスの指示で動いていた、長身ばかりが目立ち木偶の坊的なイメージで、女性としての魅力も感じないレベッカ・ダ・コスタ、殺し屋や周囲を操るボスを貫録で演ずるロバート・デ・ニーロ、モーテルの管理人クリスピン・グローヴァー、保安官ドミニク・パーセル、ヒロインに付きまとう男スティッキー・フィンガーズマーティン・クレバ、保安官補デヴィッド・シャンブリスなどが共演している。


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