ボーン・スプレマシー The Bourne Supremacy (2004) 4/5 (2)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★★

1986年に発表された、ロバート・ラドラムの小説”The Bourne Supremacy”(日本題「殺戮のオデッセイ」)を基に製作された作品で、小説”ジェイソン・ボーン”3部作の2作目。
監督ポール・グリーングラス、主演マット・デイモンジョアン・アレンカール・アーバンフランカ・ポテンテクリス・クーパーブライアン・コックスジュリア・スタイルズ共演。


ドラマ(サスペンス/犯罪)

マット・デイモン / Matt Damon 作品一覧


スタッフ キャスト ■

監督:ポール・グリーングラス
製作総指揮
ダグ・リーマン
ヘンリー・モリソン

製作
フランク・マーシャル
ポール・サンドバーグ

原作:ロバート・ラドラム
脚本
トニー・ギルロイ
ブライアン・ヘルゲランド
撮影:オリヴァー・ウッド
編集
リチャード・ピアソン
クリストファー・ラウズ
音楽:ジョン・パウエル

出演
ジェイソン・ボーン:マット・デイモン
パメラ・ランディ:ジョアン・アレン
キリル:カール・アーバン
ウォード・アボット:ブライアン・コックス
マリー・ヘレナ・クルーツ:フランカ・ポテンテ
マーティン・マーシャルCIA長官:トーマス・アラナ
ユーリ・グレトコフ:カーレル・ローデン
デッド・コンクリン:クリス・クーパー
ニコレット・パーソンズ:ジュリア・スタイルズ
ダニエル・ゾーン:ガブリエル・マン
キム:ミシェル・モナハン
ヤルダ:マートン・チョーカシュ


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

あれから2年、インドゴア
マリー・ヘレナ・クルーツ(フランカ・ポテンテ)と共に生活を始めていたジェイソン・ボーン(マット・デイモン)は、今でも記憶が完全に戻らずに、毎晩、悪夢にうなされていた。

ベルリン
CIA高官パメラ・ランディ(ジョアン・アレン)の指揮下で、7年前に、CIAから2000万ドルが奪われた事件の証拠となる”ネスキー”の文書と300万ドルを、あるルートと交換しようとする計画が実行されようとしていた。

同じビルの地下では、殺し屋のキリル(カール・アーバン)が、ボーンの指紋を残して配電盤を爆破する。

キリルは、ランディの部下を殺して、現金をロシアの石油王ユーリ・グレトコフ(カーレル・ローデン)に渡す。

やがて、キリルはインドに現れてボーンを捜し始め、それに気づいたボーンは、マリーを連れて車で逃亡する。

しかし、車を運転していたマリーはキリルに銃撃され、
車は橋から川に転落し、彼女は死亡する。

失意のボーンは、マリーの所持品や思い出の写真などを処分してインドを旅立つ。

ランディは、ベルリンの現場の指紋から”トレッドストーン”という暗号名を突き止め、マーティン・マーシャルCIA長官(トーマス・アラナ)から、それを知るために、内部資料へのアクセスの許可を得る。

”トレッドストーン”とボーンのことを詳しく調べたランディは、同じ高官ウォード・アボット(ブライアン・コックス)のオフィスを訪ねる。

アボットから、ボーンとそのプロジェクトの詳細を聞き出したランディは、各国の支部にボーン捜索の指令を出す。

イタリアナポリで、ボーンの痕跡を見つけたランディは、彼がアメリカ領事館に拘留された後に逃走したことを知り、長官はボーン抹殺指令を出す。

オランダアムステルダム
元”トレッドストーン”のメンバー、ニコレット・パーソンズ(ジュリア・スタイルズ)を尋問したランディは、彼女を自分に同行させる。

ドイツミュンヘン
CIAの電話を傍受していたボーンは、元”トレッドストーン”メンバー、ヤルダ(マートン・チョーカシュ)の家に向かい、情報を聞き出そうとするが、格闘になり相手を殺してしまう。

ベルリン
ボーンは、ランディの滞在先のホテルを突き止めて彼女を追跡し、ビルの屋上からライフルで彼女を狙いながら連絡を入れる。

ボーンは、2年前に会ったパーソンズを連絡係として指名し、路面電車から、デモを利用して彼女を連れ出す。

パーソンズの話から、悪夢に出てくる記憶がこの事件に関係していることを知ったボーンだったが、全容解明には至らなかった。

ランディは、パーソンズの盗聴マイクでボーンの会話を傍受し、彼がベルリンで部下を殺したとは思えなくなる。

アボットはボーンの策略だと言い張り、不自然な爆破の仕掛けを指摘して、彼を擁護し始めたダニエル・ゾーン(ガブリエル・マン)を刺し殺してしまう。

ボーンは、”トレッドストーン”のリーダー、デッド・コンクリン(クリス・クーパー)から受けた、ネスキー殺害の任務を断片的に思い出す。

それを確かなものにするため、ボーンは任務を遂行した現場のホテルに向かい、ネスキーと予定外の妻まで殺し、自殺に見せかけたことを鮮明に思い出す。

地元警察とCIAがホテルに押し入るが、ボーンは、既にホテルを抜け出して逃走し、黒幕アボットのホテルで彼を待ち伏せする。

2000万ドルを手にした、石油王グレトコフとアボットの関係を知ったボーンは、ネスキーの秘密文書と現金の強奪、さらにはランディの部下の殺害を自分の仕業に見せかけられ、身代わりとなってマリーが殺されたことを知る。

アボットの自白を録音したボーンはその場を立ち去り、その後、現れたランディの前でアボットは自殺する。

全てを知ったランディは、ボーンがモスクワ入りしようとしていることを知る。

ロシア連邦保安庁の局員兼殺し屋のキリルは、ボーンの所在を知り追い詰めるのだが取り逃がしてまう。

ボーンは、キリルの銃弾を受けてしまうものの、タクシーを奪い逃走する。

キリルは激しい追撃の末に激突死し、ボーンは逃げ延びる。

やがて、グレトコフは不正が発覚して逮捕され、ボーンは、ネスキーの一人娘を訪ね、自分が両親を殺したことを謝罪して立ち去る。

ニューヨーク
ボーンから電話を受けたランディは協力に感謝し、彼の本名が”デヴィッド・ウェブ”だということを知らせる。

ランディは、さらに詳しい情報を提供しようとするが、ボーンは再び身を隠してしまう。


解説 評価 感想 ■

参照:
・「ボーン・アイデンティティー
」(2002)
・「ボーン・スプレマシー
」(2004)
・「ボーン・アルティメイタム
」(2007)
・「ボーン・レガシー
」(2012)

*(簡略ストー リー)

あれから2年、インドゴア
ジェイソン・ボーンは、マリーと共に生活を始めていが、た完全には戻らない記憶と悪夢に悩まされていた。
ベルリンCIA高官ランディの指揮下で、かつてCIAから2000万ドルが奪われた事件の証拠となるある文書と300万ドルを、交換する計画が実行される。
殺し屋のキリルは、ボーンの指紋を残して破壊工作を仕掛けてランディの部下を殺し、ロシアの石油王グレトコフに現金を渡す。
その後、インドに現れたキリルは、自分に気づいたボーンを襲い、マリーが犠牲になってしまう。
ランディは、ベルリンの現場の指紋から、”トレッドストーン”という暗号名を知り、ボーンとの関係を調べ、同僚のアボットからプロジェクトの詳細を聞き、各国の支部にボーン捜索の指令を出す。
長官命令でボーンの抹殺司令が出されるものの、彼はベルリンでランディに連絡を入れ、面識のあったパーソンズを連絡係に指名する。
パーソンズの話から、悪夢がこの事件に関係していることを知ったボーンは、”トレッドストーン”のリーダー、コンクリンから受けた任務を断片的に思い出し、黒幕の正体を突き止めるのだが・・・。
__________

前作と深く関連するストーリーが非常に解り易く、断片的な記憶が次第に解明されていく展開が興味深い、前作を上回るスリリングで上質なサスペンス作品に仕上がっている。

クライマックスの、モスクワ市内でのカーチェイスは、前作を遥かに凌ぎ、度肝を抜かれる迫力と、斬新な映像に驚かされる。

興行収入も北米、世界共に前作を上回るヒットとなった。

北米興行収入 $176,049,130
世界 $288,500,217

監督はポール・グリーングラスに代わり、前作のイメージを受け継ぎ、スピード感溢れるシャープな演出を見せる。
前作の監督ダグ・リーマンは、製作に参加している。

主演のマット・デイモンは、前作では、演技派らしく主人公の人物像を深く掘り下げて演じていたが、本作では、更にスケールの大きなハードなアクション・シーンもこなして、キャラクター・イメージを定着させた。

前作のクリス・クーパー(本作でもカメオ的出演)に代わる存在として登場する、CIA高官ジョアン・アレンの、統率力のある知的な指揮官役は本作での重要な役割を占め、前作から”トレッドストーン”計画に関わってきた黒幕ブライアン・コックスと共に、重厚な演技を見せてくれる。

冒頭20分足らずで命を落としてしまうのには驚いたフランカ・ポテンテ、凄腕の殺し屋役カール・アーバン、再びボーン捜索に巻き込まれる諜報員ジュリア・スタイルズは、前作よりかなり重要な存在として印象深い。

CIA長官トーマス・アラナロシアの石油王カーレル・ローデン、アボット(B・コックス)に殺される部下ガブリエル・マン、他、ミシェル・モナハンマートン・チョーカシュなども出演している。


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