夢の降る街 The Butcher’s Wife (1991) 3/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

予知能力を持つ女性が、理想の男性を見つけて人々に幸せを与えるまでを描く、主演デミ・ムーアジェフ・ダニエルズジョージ・ズンザフランシス・マクドーマンド他共演、監督テリー・ヒューズによるロマンチック・コメディ。


ロマンチック・コメディ


スタッフ キャスト ■

監督:テリー・ヒューズ
製作
ウォーリス・ニシタ

ローレン・ロイド
脚本
エズラ・リトワック

マージョリー・シュワルツ
編集:ドン・キャンバーン
音楽:マイケル・ゴア

出演
マリーナ・レムキ:デミ・ムーア

アレックス・トレマー:ジェフ・ダニエルズ
リオ・レムキ:ジョージ・ズンザ
グレース:フランシス・マクドーマンド
ステラ・キーフォヴァー:メアリー・スティーンバージェン
ロビン・グレイヴス:マーガレット・コリン
ユジーン:マックス・パーリック
ジーナ:ミリアム・マーゴリーズ
モリー:ヘレン・ハンフト

アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ

1991年製作 104分
公開
北米:1991年10月25日
日本:1991年12月21日
北米興行収入 $9,689,816


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

ノースカロライナ州。
孤島で祖母に育てられた予知能力を持つマリーナ(デミ・ムーア)は、理想の男性が現れる予感がする。

マリーナは、ボートで現れたリオ・レムキ(ジョージ・ズンザ)と結婚してニューヨークに向かう。

肉屋を経営しているリオは、マリーナと共に店に戻る。

向かいに住む精神科医のアレックス・トレマー(ジェフ・ダニエルズ)は、マリーナが気になる。

リオは、テレビ俳優である客のロビン・グレイヴス(マーガレット・コリン)にマリーナを紹介する。

マリーナは、恋人のアレックスとの恋に迷うロビンに助言をする。

店を閉めたリオは、アレックスに声をかけられ、彼にもマリーナを紹介する。

アパートに戻ったリオは、夢のような出来事に幸せを実感する。

同じ頃、アレックスはロビンから結婚を迫られ、それが、超能力者に違いないマリーナの助言に従ったことだと知らされる。

アレックスは、自分達の結婚を他人に決めさせることに反対しながら、気になるマリーナのことを考える。

その夜アレックスは、向かいのアパートの屋上にいたマリーナに見とれてしまう。

近所の青年ユージーン(マックス・パーリック)も、彼女を見ていた。

翌朝、店を開けたリオは、ウィンドーに落書きをされたことに気づく。

ユジーンは店に向かい、バイトをしたいことを伝えるが、リオは彼が問題児だと言って気が進まない。

しかし、マリーナに説得されたリオは仕方なくユジーンを掃除人として雇う。

ユジーンが雇われたことを知ったアレックスは、店に向かう。

アレックスは、自分のカウンセリングを受ける約束をしたことをユジーンに確かめる。

マリーナは、リオの制止も聞かずに肉を切り始めるが、現れた客にそれが売れてしまう。

その様子を見てリオは驚き、同じくアレックスも唖然としながら、ユジーンに夕方には来るようにと指示する。

アレックスは、ロビンに結婚を勧めたことをマリーナに問い質すが、彼女は”結婚”について語ったつもりではないことを伝える。

マリーナは、アレックスから分析医としての忠告を聞き、一応納得したような返事をして、気晴らしに街に出る。

グレース(フランシス・マクドーマンド)のブティックに寄ったマリーナは、訪れた客のステラ・キーフォヴァー(メアリー・スティーンバージェン)のドレス選びをする。

ステラに喜ばれたマリーナは、靴を購入して店を出る。

その後、アレックスのカウンセリングを受けていたステラは、ブティックで素晴らしい女性に出会ったことを話す。

アレックスは、それがマリーナだと気づき、知性のあるステラが、”霊感”を信じるのかを問う。

グレースは、肉屋のウィンドーが気になり店に寄る。

マリーナから肉を受取ったグレースは、一緒に食べる相手がいないことを伝える。

マリーナは、グレースの未来を予知して、相手が見つかると言って彼女を見送る。

それを見ていたリオは、変人扱いされると言って、客におかしなことを言うべきではないと忠告するが、彼女にはそれが理解できない。

リオは気晴らしにバーに向かい、マリーナは、近所の夫人ジーナ(ミリアム・マーゴリーズ)とモリー(ヘレン・ハンフト)に呼ばれて会話を交わす。

アレックスは、友人のグレースも、マリーナに相手が現れると言われたことを知り驚いてしまう。

マリーナの言動が気になり、限界に達したリオは、アレックスの治療を受けようとする。

リオは、会った瞬間にマリーナが結婚を決めたことなどを話し、彼女が異常だと言って混乱する。

マリーナは、リオに指示されてアレックスを訪ね、予知能力について聞かれ、彼と共にローラースケート場に向かう。

ただ滑りたかっただけだと言うマリーナは、アレックスを誘い楽しもうとする。

ステラはバーで歌うことになり、その場に現れたリオの前で、マリーナが選んでくれたドレス姿でマイクをとる。

リオは、ステラの歌声に聞き惚れてしまい、彼女は客から盛大な拍手を受ける。

アレックスは、マリーナに自分の子供時代のことを語られて、彼女の能力を信じ始める。

ステラと話が弾んだリオは、彼女が子供達に讃美歌を教えている教会に向かう。

リオは、マリーナとの結婚に疑問を抱いていることを話し、ステラへの気持ちを伝え二人は心通じ合う。

屋上でマリーナと話をしたアレックスは、リオとは運命の出会いだと言う彼女の話を妄想だと決めつける。

マリーナは、思わず相手を間違えたと口にしてしまい、動揺してその場を去る。

翌日アレックスは、現れたステラから、ついに理想の男性に出会えたと言われる。

ステラはマリーナの店に向かい、彼女にも素敵な男性に出会えたと伝え感謝する。

しかし、マリーナの夫がリオだと言うことを知ったステラは驚き店を出てしまう。

マリーナは、リオに相手を見つけなければならないと考えて、それを聞いていた彼は、ステラが来たことも含めて焦ってしまう。

全てアレックスのせいだと考えたリオは、彼の元に向かいその件について彼を非難する。

親友同士のグレースとロビンは、お互いがマリーナから助言されたことを知る。

その夜、アレックスの元に向かったマリーナは、彼の夢を見たことを伝えてキスする。

アレックスは、リオが裏切ったことに対しての復讐だと考え、それをマリーナに伝える。

それが分からないはずがないと考えるマリーナは、リオに相手を見つけなければと言ってその場を去る。

店で苛立ちながら仕事をしていたマリーナは、嘘をついて浮気をしたと言ってリオを責める。

そこに現れたユジーンに、マリーナは、レジから金を盗んだと言って彼を責める。

リオがレジから金を出したことを知ったマリーナは、店を出たユジーンを追うが彼は戻らなかった。

アレックスのカウンセリングを受けたユジーンは、気まぐれな女性に恋をしたことを話す。

助言を受けたユジーンは店に戻り、アレックスは、彼が好意を寄せる女性がマリーナだと気づく。

リオは教会に向かい、マリーナに励まされたと言うステラと別れようとする。

ユジーンに会って謝罪したマリーナは、ウィンドーの絵を描いたのが彼だと確認し、それを見た画家が連絡を取りたいことを伝え、彼の才能を評価する。

昨夜のことをアレックスに話したステラは悲しむのだが、彼は、リオとマリーナの結婚が間違いだったと伝える。

マリーナの名前を口に出していないステラは不思議に思うが、アレックスは、そんなことは問題でなく、愛する者と結ばれる努力をするべきだと主張する。

リオに会ったステラは、互いの愛を確かめながら、自分達が結ばれるべきだとアレックスに助言されたことを伝える。

アレックスに抗議したリオは、マリーナの浮気の可能性を問われ、それを否定してその場を去る。

混乱したアレックスはマリーナの元に向かうが、彼女に相手を間違えたと言われる。

自分がマリーナを愛していると言われたアレックスは更に動揺する。

それを認めないアレックスを見限ったマリーナは彼を追い払い、街を出て行こうとする。

そのことをリオに伝えたマリーナは、島に戻る準備をする。

グレースに助けを求めたアレックスだったが、彼女がロビンと付き合っていることを知る。

マリーナは島に戻り、彼女と関係した者達は変わらぬ日々を送る。

ある夜、流れ星を目撃したアレックスは、マリーナの住む島に向かう。

マリーナに再会したアレックスは、彼女に愛を伝え指輪をはめられる。

その後マリーナは街に戻り、人々は幸せを手に入れる。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

ノースカロライナ州の孤島で育った予知能力を持つマリーナは、理想の男性が現れる予感がする。
現れた肉屋のリオと共にニューヨークに向かったマリーナは、出会った人々に助言をして幸せを掴ませようとする。
店の向かいに住む精神科医のアレックスは、そんなマリーナが気になる。
アレックスは、友人や患者が、超能力を持つようなマリーナの助言により、生活を変えようとしていることを知り戸惑う。
そんな二人は、マリーナが理想の結婚をしたのかを考え疑問に思い始め、次第に接近するのだが・・・。
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ファンタジックなラブ・ロマンス、当時は若手とは言え豪華なキャスト、ヒットする要素は揃っている作品ではある。

しかし、ストーリーは単純であり、誰が見ても結末は明白、そのラストも盛り上がりに欠け、残念ながら作品は酷評されてしまった。

前年の「ゴースト/ニューヨークの幻」(1990)でブレイクした期待のデミ・ムーアだが、まず、ブロンドが全く似合わない。
この後にトップ・スターとなる、彼女のイメージが確立する前の作品なので、当時はそれほど違和感はなかったはずなのだが、今観ると一層そう感じてしまう。

年齢的に難ありだったかもしれないが、1980年代を代表する女優のキャスリーン・ターナーあたりが演じていれば、評価は全く変わっていたかもしれない。

精神科医なのに周囲に翻弄され、混乱する姿が可笑しいジェフ・ダニエルズ、主人公と結婚する気の好い肉屋の主人役ジョージ・ズンザ、主人公に助言されるフランシス・マクドーマンド、同じくメアリー・スティーンバージェン、精神科医の恋人マーガレット・コリン、肉屋のアルバイト、マックス・パーリック、近所の婦人ミリアム・マーゴリーズヘレン・ハンフトなどが共演している。


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