バタフライ・エフェクト The Butterfly Effect (2004) まだ評価されていません。


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

度々記憶を失う少年が、成長していく過程で起きたある大きな事件により人生の歯車が狂い、それを修正できる能力に気づきつつ翻弄されていく姿を描く、監督、脚本エリック・ブレスJ・マッキー・グラバー、製作総指揮、主演アシュトン・カッチャーエイミー・スマート他共演のミステリー。


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト ■

監督
エリック・ブレス

J・マッキー・グラバー
製作総指揮
アシュトン・カッチャー

トビー・エメリッヒ
製作
クリス・ベンダー

A・J・ディックス他
脚本
エリック・ブレス

J・マッキー・グラバー
編集:ピーター・アマンドソン
音楽:マイケル・サビー

出演
エヴァン・トレボーン:アシュトン・カッチャー

ケイリー・ミラー:エイミー・スマート
トミー・ミラー:ウィリアム・リー・スコット
レニー・ケイガン:エルデン・ヘンソン
アンドレア・トレボーン:メローラ・ウォルターズ
ジョージ・ミラー:エリック・ストルツ
エヴァン・トレボーン(13歳):ジョン・パトリック・アメドリ
エヴァン・トレボーン(7歳):ローガン・ラーマン
ケイリー・ミラー(13歳):アイリーン・ゴロヴァイア
トミー・ミラー(13歳):ジェシー・ジェームズ
レニー・ケイガン(13歳):ケヴィン・G・シュミット
カルロス:ケヴィン・デュランド
サンパー:イーサン・サプリー
ジェイソン・トレボーン:カラム・キース・レニー

アメリカ 映画
配給 ニュー・ライン・シネマ

2004年製作 113分(DC 120分)
公開
北米:2004年1月23日
日本:2005年5月14日
製作費 $13,000,000
北米興行収入 $57,650,876
世界 $96,060,858


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

アンドレア・ トレボーン(メローラ・ウォルターズ)は、息子のエヴァン(ローガン・ラーマン)の異常に気づき、度々、記憶を失うことを心配して彼を医師に診せて、毎日の出来事を日記につけさせるよう提案される。

その後もエヴァンの症状は続き、父親に会えないストレスが原因かとも考えられる。

精神を病む、父ジェイソン(カラム・キース・レニー )に面会したエヴァンだったが、父は彼に襲いかかり、 警備員に殴打されて死亡する。

6年後。
13歳になったエヴァン(ジョン・パトリック・アメドリ )は、親友のケイリー・ミラー(アイリーン・ゴロヴァイア)や、その兄トミー(ジェシー・ジェームズ)、そしてレニー・ケイガン(ケヴィン・G・シュミット)とで、いたずらをしようとする。

4人は、ケイリーとトミーの父ジョージ(エリック・ストルツ)のダイナマイトを持ち出し、 民家のポストを爆破しようとするが、エヴァンの記憶は失われ、ショックを受けたレニーは倒れ、病院に運ばれてしまう。

何か大きな事件が起きたにも拘らず、それを覚えていないエヴァンの症状が変わらないことに、思い悩んだアンドレアは引っ越すことに決める。

父ジョージの虐待や、暴力的な兄トミーの仕打ちに耐えながら生活をするケイリーに別れを告げ、エヴァンは迎えに来ることを約束して旅立つ。

7年後。
心理学を学ぶ大学生のエヴァン(アシュトン・カッチャー)は、7年間、記憶が失われることがなかった。

そんなある日エヴァンは、ふとしたことで日記帳を見ている時に、トミーに愛犬を焼き殺された記憶が甦る。

精神に異常をきたしている、レニー(エルデン・ヘンソン)に会いに行ったエヴァンは、甦った記憶が正しかったことを確認する。

そして、ダイナマイトの事件で、女性とその子供を爆死させてしまった記憶も甦る。

父親も記憶を失う同じ症状だったのだが、自分と同じ位の年齢の時に、記憶を戻す方法を見つけたと、エヴァンは母アンドレアに知らされるものの、彼女はそれ以上の話しをしなかった。

日記を読み、寒くて服を着たかったという、自分とケイリーが、彼女の父ジョージに、ビデオ撮影されたことを思い出したエヴァンは、彼女に会ってみる気になる。

ケイリーと再会したエヴァンは、トミーが少年院に行ったことや、15歳の時に父の元から去ったことなどを聞く。

そして、服を脱がされた時のことを、エヴァンはケイリーに尋ねるが、思い出したくないことを口にされた彼女は、気分を害して立ち去る。

その後エヴァンは、ケイリーが自殺したという連絡をトミーから受けて、殺すと脅される。

ある時、エヴァンは記憶の中で、服を脱がされそうになったジョージに対し悪態をつき、ケイリーを彼から守る。

次の瞬間、目覚めたエヴァンは、全く違う世界で、ケイリーと付き合っている自分に気づく。

その夜、現れたトミー(ウィリアム・リー・スコット)に因縁をつけられ襲われたエヴァンは、 ダイナマイトの事件や愛犬を殺されたことを思い出して激怒し、彼を殴り殺してしまう。

刑務所に入れられたエヴァンは、カルロス(ケヴィン・デュランド)と同じ房になり、面会に来た母アンドレアに日記を届けてもらう。

しかし、エヴァンは、囚人に襲われ日記を奪われてしまい、破れたページを読んで記憶を甦らせ異変を起こす。

それを見た信心深いカルロスはエヴァンを信じ、彼の協力で日記を囚人から奪い返したエヴァンは、記憶の中でトミーが犬を焼き殺すのを止めさせるのだが、レニーが彼を殺してしまう。

その7年後の世界で、エヴァンは精神異常者として拘束されているレニーに会い、立場を代われと恨まれる。

日記を読み、記憶の中で父ジェイソンに面会したエヴァンは、遺伝で受けた才能を使うと、母親を殺す恐れがあると言われてしまう。

売春婦になっていたケイリーに会ったエヴァンは、人の人生が変えられることを伝えるが信じてもらえない。

ケイリーは、過去に戻って女性と子供を救えば、レニーや自分がこんな惨めな生活をしなくても済むと言い、その場から立ち去る。

日記を読み、ダイナマイトの事件の記憶で、エヴァンは女性と子供を助ける。

その7年後で目覚めたエヴァンは、レニーが正常であり、ケイリーと付き合っていることを知るが、自分が両手を事故で失ったことに気づく。

その後、トミーが事件をきっかけに改心し、宗教に目覚めたことも知ったエヴァンは、自分が初恋の人でありながら、ケイリーがレニーを選んだことなどに絶望して自殺しようとする。

トミーに助けられたエヴァンは、母アンドレアの元に案内され、ダイナマイト事件の心痛が原因の喫煙で、肺がんとなり闘病中の彼女を励ます。

エヴァンは母を助けるために日記を読み、ダイナマイトを処分しようとするが、ケイリーが犠牲になってしまう。

精神病院で目覚めたエヴァンは、さらに運命を変えようと日記を探すが、医師に、それは存在せず、ただの想像に過ぎなかったと言われてしまう。

エヴァンは、母アンドレアが持ってきたホーム・ムービーを見て記憶の中に入り、ケイリーに自分に近づくなと言って脅す。

ケイリーを、離婚した母親の元に向かわせ、エヴァンは、その後、彼女と会うことはなくなる。

その13年後で目覚めたエヴァンは、レニーに、ケイリーのことは知らないと言われ安心する。

友人全てが順調な人生を歩んだことを確認したエヴァンは、日記や写真を燃やしてしまう。

8年後、ニューヨーク
エヴァンは街角でケイリーとすれ違い、彼女も一瞬振り向くが、声もかけず立ち去る。


解説 評価 感想 ■

冒頭にもあるように、”カオス理論” の一つで、小さな差が予測不可能な大きな差となる現象”バタフライ効果”をテーマに展開する作品。

*(簡略ストー リー)

7歳の少年エヴァン・トレボーンは、度々記憶を失い、異常な行動をしては母親のアンドレアを心配させる。
アンドレアは医師に相談し、異常の見られないエヴァンに日記をつけるよう提案する。
13歳になったエヴァンは、友人ケイリーとその兄トミー、そしてレニーと、ダイナマイトでいたずらをして事件を起こしてしまう。
しかし、エヴァンにはその記憶がなく、事件のショックでレニーは精神に異常をきたしてしまう。
その後もエヴァンの様子が改善されず、悩んだアンドレアは引越すことを決める。
エヴァンは、父ジョージに虐待されトミーの暴力に耐えているケイリーに、必ず迎えに来ると言って旅立ってしまう。
7年後、記憶喪失もなくなったエヴァンは、日記を読み返している時に、トミーに愛犬を焼き殺された記憶が甦る。
その後エヴァンは、ダイナマイトの事件で、女性とその子供を爆死させ、そのショックでレニーが精神異常になってしまったことを思い出す。
母アンドレアに会ったエヴァンは、同じ症状だった父親が、自分と同じ位の年齢に達した時に、記憶を戻す方法を見つけたことを知るのだが・・・。
__________

起きた現実を、忘れた記憶をたどることで変えてしまえる能力を持つ少年が成長し、それに気づく過程と、意外性を感じる周囲の人々の、いくつものパターンの人生が、なかなか興味深く描かれている。

愛する者の不幸を救おうとする結果、それに関った誰かを犠牲にしてしまうというジレンマ、結局は、周囲の人々の人生を順調なものに修正し、自分が、その犠牲者になることを覚悟するクライマックスはもの悲しい。

滑り出し、まずまず好調だった興行成績は、結果的には全世界で1億ドル弱に終った。

北米興行収入 $57,650,876
世界 $96,060,858

その後、続編「バタフライ・エフェクト2」(2006)、「バタフライ・エフェクト3/最後の選択」(2009)が公開された。

失った記憶をたどり、周囲の人々の人生を修正しようとする青年アシュトン・カッチャー、彼の影響で様々な人生を送る親友達エイミー・スマート、その兄役のウィリアム・リー・スコットエルデン・ヘンソン、主人公の母親メローラ・ウォルターズ、父親カラム・キース・レニー、ケイリーとトミーの父親役のエリック・ストルツ、主人公と刑務所で同房になるケヴィン・デュランド、主人公のルームメイト、イーサン・サプリー、主人公の少年期ジョン・パトリック・アメドリ ローガン・ラーマン、ケイリーの少女期アイリーン・ゴロヴァイア、トミーの少年期ジェシー・ジェームズ、レニーの少年期ケヴィン・G・シュミットなどが共演している。


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