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きみがくれた物語 The Choice (2016)


3.48/5 (33)

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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

2007年に発表された、ニコラス・スパークスの小説”The Choice”を基に製作された作品。
紆余曲折ありながら恋に落ちて結婚した男女の身に起きる過酷な運命を描く、監督ロス・カッツ、主演ベンジャミン・ウォーカーテリーサ・パーマーマギー・グレイスアレクサンドラ・ダダリオトム・ウェリングトム・ウィルキンソン他共演のラブ・ロマンス。


ドラマ(ロマンス)


スタッフ キャスト
監督:ロス・カッツ
製作
ニコラス・スパークス
ピーター・サフラン
原作:ニコラス・スパークスThe Choice
脚本:ブライアン・サイプ
撮影:アラー・キヴィロ
編集:ジョー・クロッツ
音楽:マーセロ・ザーヴォス

出演
トラヴィス・ショー:ベンジャミン・ウォーカー
ギャビー・ホランド:テリーサ・パーマー
ステファニー・ショー:マギー・グレイス
モニカ:アレクサンドラ・ダダリオ
ライアン・マッカーシー医師:トム・ウェリング
シェップ・ショー医師:トム・ウィルキンソン
ベン:ブラッド・ジェームズ
リズ:ノリー・ヴィクトリア
マット:ジェシー・C・ボイド
メガン:アンナ・エンガー
ホランド:ウィルバー・フィッツジェラルド
ホランド夫人:カラン・ホワイト
ジャッキー:ダイアン・セラーズ
マッカーシー医師:ブレット・ライス

アメリカ 映画
配給 Lionsgate Films
2016年製作 111分
公開
北米:2016年2月5日
日本:2016年8月13日
製作費 $10,000,000
北米興行収入 $18,730,890
世界 $23,420,880


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
考え込みながら花束を手にして病院に向かったトラヴィス・ショー(ベンジャミン・ウォーカー)は、”彼女”と話したいと主治医のライアン・マッカーシー医師(トム・ウェリング)に伝え、そうすることが自分のためにもなると言われる。

優しくするなとライアンに伝えたトラヴィスは、自分を責めるなと言われて納得しようとする。

7年前、ノースカロライナ州、ウィルミントン
独身のトラヴィスは、既婚者の友人ベン(ブラッド・ジェームズ)とマット(ジェシー・C・ボイド)、女友達のモニカ(アレクサンドラ・ダダリオ)らと気ままに楽しむ日を送っていた。

トラヴィスの家の隣に越してきた研修医のギャビー・ホランド(テリーサ・パーマー)は、周囲の迷惑を考えずにバーベキューをして騒ぐトラヴィスらが気になる。

夜になっても音楽を流すトラヴィスに苦情を言ったギャビーは、不躾な彼に憤慨する。

愛犬のモリーがトラヴィスの愛犬モビーに襲われたらしいと伝えても、ジョークで返す彼に呆れたギャビーは、親子でやっている獣医を紹介すると言われる。

そこに、トラヴィスの恋人らしきステファニー(マギー・グレイス)が現れたため、ギャビーは気分を害して帰ってしまう。

ギャビーに苛立つ兄のトラヴィスのことを気にしながら、ステファニーはその場を去る。

翌日、マッカーシー医師(ブレット・ライス)から、研修後も頑張るようにと励まされたギャビーは、彼の息子である恋人で医師のライアンに呼ばれる。

ライアンから、海岸で暮らさずに自分の傍に居てほしいと言われたギャビーは、試験のために静かな場所で勉強しなくてはならないと伝える。

獣医のシェップ医師(トム・ウィルキンソン)の元に向かいモリーを診察してもらったギャビーは、その場に、獣医だった彼の息子トラヴィスが現れたために驚く。

ギャビーは、モビーは7か月前に去勢手術を受けていることをトラヴィスから知らされる。

シェップは他の患者のことで呼ばれて席を外し、昨夜の女性は妹だと言うトラヴィスに誘われたギャビーは、それを断りその場を去る。

モニカらと遊園地で楽しんでいたトラヴィスは、ステファニーから未来の妻が現れたと言われ、ギャビーに話しかける。

そこにライアンが現れ、ギャビーから紹介されたトラヴィスは、彼が知人であるマッカーシー医師の息子であることを知る。

トラヴィスは、モニカとローラーコースターに乗ることになり、ギャビーらと別れる。

その後、トラヴィスとギャビーは、互いを意識し合うようになる。

ステファニーから、モニカと寄りを戻したように見えると言われたトラヴィスは、彼女とはいいカップルだと思うが、チャンスがある”隣人”を逃してしまうと言われる。

夜中にギャビーに起こされたトラヴィスは、苦しむモリーを助けてほしいと頼まれ、無事に仔犬が産まれる。

トラヴィスから、子宮が破裂して苦しんでいたモリーを検査する必要があると言われたギャビーは、病院に向かう彼に感謝する。

ベンとマットとその妻達リズ(ノリー・ヴィクトリア)とメガン(アンナ・エンガー)、そしてステファニーと船で出かけるトラヴィスは、ライアンが出張でアトランタに行っているためにギャビーを誘う。

ある場所でバーベキューをしたステファニーは、トラヴィスのことについてギャビーと話す。

人を引きつけ、お人好しなところも魅力だというギャビーは、女性との関係が深まれば怖気づいてしまうことが、トラヴィスが庭に置いてある椅子で分かると細かく分析してステファニーに話す。

以前よりも打ち解けてギャビーと話せるようになったトラヴィスは、家に戻り彼女を誘うものの、それを断られる。

その後、庭の椅子に座りビールを飲んでいたトラヴィスは、モニカからの電話に出ようとしない。

モビーが持ってきたメモに気づいたトラヴィスは、20分後に食事に誘うギャビーからのメッセージだったので喜ぶ。

ギャビーを訪ねて歓迎されたトラヴィスは、モリーと仔犬達の様子を見て、ベランダで食事をする。

レコードをかけて芝生でダンスしようと誘ったトラヴィスは、それを断るギャビーから、理由はちゃんと口説いてほしいからだと言われる。

失言してしまったと後悔したギャビーは、近づきキスするトラヴィスに、初対面から意識していたことを伝えて彼を受け入れてしまう。

二人は激しく愛し合い、夜が明けて目覚めたギャビーは、トラヴィスが仕事に行ったことを知る。

ライアンの留守電メッセージを聴いたギャビーは、複雑な気持ちになる。

ギャビーとバイクで出かけたトラヴィスは、雨が降ってきたために、雨宿りを兼ねて教会に向かう。

信心深くないトラヴィスを強引に連れて入ったギャビーは、その場にシェップがいたために声をかける。

その後、親子でバーベキューをしたトラヴィスは、ギャビーを招待する。

誕生日だと聞いていたギャビーは、シェップから、自分ではなくガンで亡くなった妻キャサリンの57歳の誕生日だということを知らされる。

食事を終えてケーキが用意され、主役にケーキをぶつけるしきたりがあると言われたギャビーは、それが自分だと知り覚悟を決める。

隙を見てケーキをトラヴィスの顔面にぶつけたギャビーは、キスされたために顔中ケーキだらけになる。

シェップとステファニーが帰った後でトラヴィスと愛し合ったギャビーは、彼に誘われてボートである島に向かう。

ランプを消して見る月明かりと星を眺めながら、感激したギャビーは涙する。

離婚したばかりのアリスが愛犬を連れて度々、診察に来るのは自分に気があるからだと、トラヴィスと事務員のコーラから言われていたシェップは、同じ気持ちだったために彼女を食事に誘う。

トラヴィスは、いつもの場所の椅子の隣に、ギャビーのためにもう一脚用意する。

ライアンからの電話を受けたギャビーは、戻ると言う彼からレストランに誘われる。

夜になり、ライアンと両親に迎えられたギャビーは、その場にいたトラヴィスが現れて皆に挨拶したために驚く。

マッカーシーから食事に誘われたトラヴィスは、遠慮してその場を去る。

動揺するギャビーはトラヴィスを追い、打ち明けるのかを訊かれて戸惑い、どうしていいか分からないと答える。

責められたギャビーは、恋愛に真剣にならないトラヴィスを批判し、この場ではっきりさせたい彼から、この関係を続けたいと言われる。

答えを出せないギャビーを見限ったトラヴィスは、それ以上、何も言わずにその場を去る。

その後、ライアンに全てを話し非難されたギャビーだったが、翌日、彼からプロポーズされたために引っ越すことにしたという手紙を、トラヴィスの庭の椅子に置く。

それを読んだトラヴィスはギャビー用の椅子を片付けて、モニカに会う。

トラヴィスがギャビーを諦められないことを知ったモニカは、彼女を恨むことなく手を引くと言って、後悔しないような行動をするべきだと助言する。

ギャビーも同じ気持ちだとトラヴィスに伝えたモニカは、その場を去る。

翌日、ギャビーの病院に向かったトラヴィスは彼女を捜し、ライアンから、婚約を破棄した女性が行く場所にいると言われる。

その場所が分かったトラヴィスは、ライアンに殴られる。

サウスカロライナ州。
ギャビーの実家に向かったトラヴィスは、驚く彼女が一緒にいた夫婦が両親だと思い挨拶する。

迎えてくれた使用人だと思った男性が父親ホランド(ウィルバー・フィッツジェラルド)だと知ったトラヴィスは、無礼を詫びて彼と夫人(カラン・ホワイト)に挨拶する。

モニカと仲良くしていたトラヴィスを批判したギャビーは、彼から愛していると言われても、自分はそれを否定する。

母親から、トラヴィスを見た瞬間の目と唇を見れば愛していると分かると言われたギャビーは、彼は女を不幸にする男だと伝える。

父からも、ずっとトラヴィスを思っていたはずだと言われたギャビーは憤慨すいる。

ギャビーを愛しているので祝福してほしいと両親に伝えたトラヴィスは、指輪を持っているか訊かれる。

自分の指輪を外した母親は、ギャビーの祖母のものだと言ってそれをトラヴィスに渡す。

ギャビーは拒絶するが、ホランドから跪くようにと促されたトラヴィスは、彼女にプロポーズする。

トラヴィスは、断るギャビーを強引に説得して、結婚を承諾させる。

多くの人々に祝福されて、トラヴィスとギャビーは結婚する。

満ち足りた日々を送る二人には、女の子と男の子が生まれる。

ある日、ベビーシッターを雇い雨の中レストランに向かったギャビーは、仕事を終えて来るはずのトラヴィスを待つ。

急な患者に対応していたトラヴィスは遅れてしまい、待ちくたびれたギャビーは店を出る。

トラヴィスの着信を気にしながら車を運転するギャビーは、衝突事故を起こす。

花束を持って病院に向かったトラヴィスは、ライアンにギャビーと話したいと伝え、そうすることが自分のためにもなると言われる。

優しくするなとライアンに伝えたトラヴィスは、自分を責めるなと言われてギャビーの病室に向かう。

一命を取り留めたものの、昏睡状態が続くギャビーに話しかけるトラヴィスは、ある決断で迷っていることを伝える。

トラックを直すか買い替えるかで、直すことに決めたトラヴィスは、何も話さないギャビーの身に何が起きているのかを問い、無意味な時間が過ぎていることを嘆く。

結婚したステファニーは妊娠中であり、アリスと再婚したシェップは孫を可愛がる。

シェップと共にライアンと話し合ったトラヴィスは、昏睡状態が90日続くと、意識が戻る可能性は1%以下になると言われる。

蘇生処置拒否指示書を見せたライアンは、90日を過ぎた場合の延命を拒んだギャビーの意思を伝える。

高齢者が考えることであり、ギャビーが希望したとは思えないとライアンに伝えたトラヴィスは、人工呼吸装置をつけたままでは肉体的に耐えられないと言われる。

決断しなければならないトラヴィスは悩み、ギャビーに寄り添い愛を伝え、戻ってきてほしいと願う。

母の墓前でトラヴィスは、ギャビーに本当の愛を伝えていたかを自分に問い涙し、その場にいたステファニーには、決心がつかないと言って涙する。

ハリケーンが近づき、マットに任せて子供達を非難させたトラヴィスは家に残る。

翌朝、家は被害を受けるものの無事だったトラヴィスは、あるものを捜していた。

トラヴィスは、訪ねて来たシェップに、約束を守りレストランに行っていればこんなことにならなかったと言って後悔する。

誰でも死ぬほど辛い目に遭うことはあると言うシェップは、打ちのめされるのは恥ではないことをトラヴィスに伝える。

翌朝、ドビーが、海の中にあった捜していたギャビーのウィンドチャイムを見つけてくれたことに気づいたトラヴィスは、ポーチの残骸を船に積んで思い出の島に向かう。

島に着いたトラヴィスはガゼボを作り、ウィンドチャイムをかけて海を眺める。

風も吹いていないのにウィンドチャイムが揺れ始め、何かを感じたトラヴィスは、携帯電話の着信にも気づかずに病院に向かう。

入口にライアンが立っている病室に入ったトラヴィスは、意識が戻っていたギャビーから”遅いわ・・・”と言われる。

謝罪したトラヴィスは、ギャビーを抱きしめる。

家に戻ったギャビーは子供達に歓迎され、無事に出産したステファニーの子供を抱く。

翌日、ギャビーとのデートのやり直しをするために庭にテーブルを用意したトラヴィスは、子供達の作る料理を待つ。

言葉が出てこないと言うトラヴィスに、昏睡状態でもあなたの声が聞こえていたと伝えたギャビーは、彼を抱きしめて愛を確かめる。

夜になり、ギャビーと子供達と共に島に向かったトラヴィスは、”ギャビーの場所”と名付けたガゼボでランプを消し、月明かりと星を眺める。


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
ノースカロライナ州、ウィルミントン
独身生活を気ままに楽しむ獣医のトラヴィス・ショーは、隣に越してきた研修医であるギャビーが気になる存在になる。
医師である恋人のライアンとの関係も良好なギャビーも、女を不幸にしそうな雰囲気があるトラヴィスとトラブルを起こしながらも、魅力的な彼を意識する。
衝突し合いながらも互いの愛を認めた二人は、様々な障害を乗り越えて結婚し、二人の子供も生まれる。
ある日、レストランで食事をする約束をしたトラヴィスが現れないために家に戻ろうとしたギャビーは、車の衝突事故により昏睡状態になってしまう。
ギャビーの生前の希望で90日以上の延命を拒んでいたことを知ったトラヴィスは、究極の選択を迫られるのだが・・・。
__________

人気作家ニコラス・スパークスの小説”The Choice”を基に製作された作品。

スクリューボール・コメディ・タッチで始まるドラマは、紆余曲折ありながら結ばれた主人公の男女に起きる過酷な運命が描かれ、メロドラマのような展開になる。

キリスト教をテーマにする悲劇などが描かれるニコラス・スパークス作品の特徴を生かした内容は、終盤で”奇跡”が起きるという物語であり、神秘的な雰囲気で終わる。

ニコラス・スパークス原作の映画化作品としては10作目であり、全作の世界興行収入は9億ドルに迫るのだが、高評価を受けた作品はなく、本作も批評家からは酷評されてしまった。
*本作の興行収入
北米興行収入 $18,730,890
世界 $23,420,880

リーアム・ニーソンエリック・バナを合わせたような容姿の主演のベンジャミン・ウォーカーは、恋に真剣になれないプレイボーイ風の獣医を演じ、こちらもクリステン・スチュワートの姉のような雰囲気でヒロインを演ずるテリーサ・パーマーは、反発し合いながらも主人公に惹かれる研修医を好演している。

随所で主人公に助言をする妹のマギー・グレイス、獣医であるその父親トム・ウィルキンソン、主人公と付き合う時もある女友達のアレクサンドラ・ダダリオ、ヒロインの恋人で医師のトム・ウェリング、その父親で医師のブレット・ライス、主人公の友人ブラッド・ジェームズとジェシー・C・ボイド、その妻達ノリー・ヴィクトリアとアンナ・エンガー、ヒロインの両親ウィルバー・フィッツジェラルドとカラン・ホワイト、病院の受付ダイアン・セラーズなどが共演している。


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