デイ・アフター・トゥモロー The Day After Tomorrow (2004) 3/5 (5)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

地球温暖化による気温の上昇で極寒地の氷が溶けて海流の変化が起き、氷河期が地球の北半球を襲うという危機を描く、製作、監督、脚本ローランド・エメリッヒ、主演デニス・クエイドジェイク・ギレンホールイアン・ホルムエミー・ロッサム他共演によるディザスター・ムービーの超大作。


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト ■

監督:ローランド・エメリッヒ
製作総指揮
ウテ・エメリッヒ

ステファニー・ジャーメイン
ケリー・ヴァン・ホーン
製作
ローランド・エメリッヒ
マーク・ゴードン
脚本
ローランド・エメリッヒ
ジェフリー・ナクマノフ

撮影:ウエリ・スタイガー
編集:デヴィッド・ブレナー
音楽:ハラルド・クローサー

出演
ジャック・ホール:デニス・クエイド
サム・ホール:ジェイク・ギレンホール
テリー・ラプソン教授:イアン・ホルム
ローラ・チャップマン:エミー・ロッサム
ルーシー・ホール:セーラ・ウォード
ジャネット・トカダ:タムリン・トミタ
フランク:ジェイ・O・サンダース

ジェイソン:ダッシュ・ミホク
J.D.:オースティン・ニコルズ
ブライアン・パークス:アージェイ・スミス
トム・ゴメス:ネスター・セラーノ
パーカー:サーシャ・ロイス

ベッカー副大統領:ケネス・ウェルシュ
ブレイク大統領:ペリー・キング

アメリカ 映画
配給 20世紀FOX
2004年製作 123分
公開
北米:2004年5月28日
日本:2004年6月5日
製作費 $125,000,000
北米興行収入 $186,739,919
世界 $544,272,402


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

南極、”ラーセンB棚氷”。
NOAA(アメリカ海洋大気圏局)から派遣された気候学者ジャック・ホール(デニス・クエイド)は、突然の棚氷の崩壊に遭遇する。

ニューデリー、地球温暖化・国連会議。
ジャックは、地球温暖化により氷河期が起きる危険性を発表する。

アメリカのベッカー副大統領(ケネス・ウェルシュ)は、経済的損失を考え、発言に注意するようジャックに警告するが、彼はそれを遮り、緊急対策を要求する。

会議場の外ではなんと雪が降り、海流研究学者テリー・ラプソン教授(イアン・ホルム)は、ジャックの発言に興味を抱き2人は意気投合する。

スコットランド
ラプソン教授が籍を置くヘドランド研究所で、ある海域の水温が13度低下したという観測記録が表示される。

日本の東京では、岩のような雹が降り始め、世界各地で異常気象が起きる。

息子サム(ジェイク・ギレンホール)の成績が落ちたことを気にするジャックだったが、サムが、ニューヨークでの高校生学力クイズに出場するため空港に彼を送る。

乱気流に巻き込まれ、飛行機嫌いのサムは、大会に共に参加するローラ・チャップマン(エミー・ロッサム)に励まされる。

ヘドランド研究所で観測されていた、水温低下海域は徐々に広がり、ラプソン教授は危険を感じる。

ニューヨーク
ローラとブライアン・パークス(アージェイ・スミス)と共に現地に到着したサムは、鳥の大群の大移動などを気にしながら大会会場に向かう。

順調な滑り出しを見せたサム達だったが、ローラに視線を向ける、ライバル校のJ.D.(オースティン・ニコルズ)がサムには気になる。

ラプソン教授から、大西洋の水温が13度も低下したことを知らされたジャックは、地球温暖化による海流の異変から、氷河期が起きる可能性が、現実味を帯びてきたことを察知する。

ロサンゼルスでは、風速30mの突風を伴い、多数の竜巻が発生して大惨事が起きる。

NASAから派遣された、ハリケーンの専門家ジャネット・トカダ(タムリン・トミタ)はジャックに同調し、彼の意見が同僚の間で認められ始める。

ジャックは同僚のジェイソン(ダッシュ・ミホク)やフランク(ジェイ・O・サンダース)のデータ解析から、6~8週間で、気候の激変が起きることをベッカー副大統領に伝える。

しかし、北東部に避難勧告を出すべきだというジャックの意見を、副大統領は却下する。

ヘドランド研究所は吹雪で孤立し、ヘリコプターが瞬時に凍り、墜落する事件も起きる。

ニューヨーク
豪雨が3日間も続き、サム達はJ.D.の父の所有する豪華なマンションに泊めてもらうことになる。

各地の被害を知ったサムは、家に帰ろうとして街に出るが、道路の浸水で車が立ち往生して身動きが取れなくなる。

ニューヨークの状況を知った、ジャックの妻ルーシー(セーラ・ウォード)は、息子サムの安否を気遣う。

やがて、マンハッタン島を大津波が襲い、五番街にいたサム達は、ニューヨーク公立図書館に逃げ込み、危ういところを助かる。

ジャックは、対流圏の冷えきった大気が、地表に流れてきていることと、その現象が、スコットランド以外にカナダ北部やシベリア上空でも発見されたことを、ラプソン教授に知らせる。

さらにジャックは、6~8週間で激変すると見られていた気象状況の変化が一気に加速し、暴風が過ぎた後地球は、氷河期に突入することを予測したデータをラプソンに送る。

そして、避難を勧めるジャックと、ラプソン教授の交信は途絶えてしまう。

ニューヨークの惨状を知ったジャックは、ルーシーの元に向かい、そこにサムから電話が入る。

ジャックは、建物から出ずに火を焚いて救助を待ち、自分が行くまで待つことをサムに伝える。

サムを救うため、ジャックはニューヨークに向かう決心をするが、ブレイク大統領(ペリー・キング)からの呼び出しを受ける。

ジャックは、アメリカの中央から南部の人々を南に移動させることを大統領に提言し、それが実行に移される。

ヘドランド研究所の燃料は尽き、ラプソン教授ら研究員は覚悟を決める。

嵐の収まったニューヨークは、気温の低下が始まるが、街から逃げ出そうとする人々が通りに現れる。

図書館内にいた人々も、雪が積もる前に避難しようとするが、ジャックの助言を信ずるサムは、それを止めようとする。

しかし、サムの意見は受け入れられず、ほとんどの人々は図書館から避難してしまう。

そしてジャックは、ジェイソンとフランクを伴い、サムを助けるためにニューヨークに向かう。

南への大移動が続く国境では、メキシコ側があまりにも多い避難民に対し、国境閉鎖を発表する。

しかし、大統領が中南米諸国の債務全額免除を申し立て、アメリカ国民の移動は再開される。

サム達は暖炉に火を点け、大量にある貴重な書籍を燃やし始める。

その頃、医師であるルーシーは、難病の少年の付き添いをしていたために移動手段を絶たれ、病院に孤立してしまうが、数時間後に救急隊員が駆けつけて救助される。

ジャック達は吹雪の中、立ち往生してしまい、徒歩で先を急ぐことになるが、あるショッピングモールの天井が割れてフランクが宙吊りとなってしまう。

フランクは、ジャックとジェイソンを助けるために自らロープを切り転落死する。

ローラは、サムの自分への気持ちを受け止めるが、水中で負った傷が原因で敗血症にかかり発熱してしまう。

その頃、最後までホワイトハウスに残っていた大統領が、避難途中に遭難したという連絡が、ベッカー副大統領の元に届く。

宇宙ステーションの観測で、対流圏ホールが1時間でニューヨークに達することが分かる。

ローラの病状が悪化し、ペニシリンの投与が必要となり、サムとJ.D.、そしてブライアンは、図書館の前に流れ着いたタンカーの医療品を探しに行こうとする。

しかし、動物園から逃げた狼がタンカーに侵入して、3人に襲い掛かりJ.D.は噛まれてしまう。

狼の襲撃を逃れた3人は、薬品と食料を調達し、対流圏ホールが迫るのを知りながら、ゴムボートにJ.D.を乗せて急いで図書館に戻る。

気を失ったジェイソンを、対流圏ホールの冷気から救ったジャックは、サムの待つ60キロ先のニューヨークに向かって再び前進を始める。

その頃、宇宙ステーションでは、地球を覆っていた雲が薄れていくのが確認される。

凍りついた自由の女神にたどり着いたジャック達は、ついにマンハッタンに到着し、氷に覆われた図書館に進入する。

そしてジャックは、自分の助言を守り、回復したローラや仲間達を救ったサムと再会して固く抱き合う。

メキシコに避難していたベッカー大統領は、ジャックが無事ニューヨークに到達した連絡を受け、生存者がいることを確認する。

そして大統領は、人類の傲慢さを反省し、手を差し伸べてくれた途上国の人々に感謝する

ジャック達は、駆けつけたNOAA長官ゴメス(ネスター・セラーノ)らにヘリコプターに救助され、自分達以外にも、マンハッタンに多くの生存者がいたことを上空から確認して安堵する。

その頃、宇宙ステーションの滞在者は、澄み切った大気に包まれた青い地球を見下ろしていた。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

気候学者のジャック・ホールは、地球温暖化国連会議で、地球温暖化により氷河期が起きる危険性を発表する。
経済的損失を第一に考えるベッカー副大統領に対し、ジャックは緊急対策を要求する。
ジャックの意見に賛同する、スコットランドの海流研究学者ラプソン教授は、ある海域の異常な水温低下を確認する。
その頃、ジャックの息子サムは、高校生学力クイズに出場するために、メンバーのローラとブライアンと共にニューヨークに向かう。
ジャックは、ラプソン教授の観測データから氷河期が起きる可能性が、現実となると考える。
その後、ロサンゼルスでは、風速30mの突風を伴い多数の竜巻が発生、ニューヨークでは豪雨が続く。
副大統領は、ジャックの、気候の激変が起きるという警告を聞き入れずに、北東部の避難勧告を却下する。
やがて、マンハッタン島を巨大な津波が襲い、サム達はニューヨーク公立図書館に避難するのだが・・・。
__________

製作、監督、脚本を手がけるローランド・エメリッヒの意欲作で、彼らしい迫力ある映像とスケールの大きな展開は見応え十分。

暴風雨、竜巻、大津波、街が一気に氷結する凄まじさ、そして、友情や家族愛など・・・、娯楽の要素がふんだんに盛り込まれた、見所の多い作品。

製作費1億2500万ドル、北米興行収入は約1億8700万ドル、全世界で約5億4400万ドルの大ヒットとなった。

地球温暖化というと、徐々に気温が上昇していくことを想像するが、異常気象はともかく、映画の中では、あっという間に氷河期に達してしまうという極端な展開が、いかにもエンターテインメント作品らしい。

人類の傲慢さへの警鐘を描きたいことは分かるのだが、悪く言えば”荒唐無稽”で、作品を観終わった後は、アミューズメント・パークで楽しんだ後のような、満足感があるだけという感じもする。

息子との約束を果たすため、途中から徒歩ででも目的地マンハッタンに向かおうとする、冒険家に近い逞しさがあるデニス・クエイドの熱演は見もので、渋みを増した演技が最近では評価を受けている。

父親譲りの正義感と、高校生らしい無邪気な側面がなかなかいい主人公の息子ジェイク・ギレンホール、いち早く主人公の説に同調する科学者イアン・ホルム、この年は、「オペラ座の怪人」(2004)のヒロインとして、一気に活躍が目立つようになる、まだ17歳のエミー・ロッサム、主人公の妻で、夫や息子を気遣う医師セーラ・ウォードNASAの科学者タムリン・トミタ、主人公の同僚ジェイ・O・サンダースダッシュ・ミホク、サム(J・ギレンホール)のライバルだが、やがて親友になるオースティン・ニコルズ、親友アージェイ・スミスNOAA長官ネスター・セラーノ、副大統領ケネス・ウェルシュ、大統領ペリー・キングなどが共演している。


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