プラダを着た悪魔 The Devil Wears Prada (2006) 4.5/5 (4)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

2003年に発表され27カ国語に翻訳された、ローレン・ワイズバーガー同名ベストセラー小説を基に製作された作品。
ジャーナリスト志願の女性の超一流ファッション誌での奮闘を描く、主演メリル・ストリープアン・ハサウェイスタンリー・トゥッチエミリー・ブラント他共演、監督デビッド・フランケルによるコメディ・ドラマ。


ドラマ(コメディ)


スタッフ キャスト ■

監督:デビッド・フランケル
製作:ウェンディ・フェネルマン
製作総指揮
カレン・ローゼンフェルト
ジョー・カラッシオロ・ジュニア
原作:ローレン・ワインバーガー
脚本:アライン・ブロッシュ・マッケンナ
撮影:フロリアン・バルハウス
編集:マーク・リヴォルシー
衣装デザイン:パトリシア・フィールド
音楽:セオドラ・シャピロ

出演
ミランダ・プリーストリー:メリル・ストリープ
アンドレア・サックス:アン・ハサウェイ
ナイジェル:スタンリー・トゥッチ
エミリー・チャールトン:エミリー・ブラント
クリスチャン・トンプソン:サイモン・ベイカー
ネイト・クーパー:エイドリアン・グレニアー
アーヴ・ラヴィッツ:タイバー・フェルドマン
ダグ:リッチ・ソマー
リリー:トレイシー・トーマス
ジェームズ・ホルト:ダニエル・サンジャタ
ジャクリーヌ・フォレ:ステファニー・ショスタク
リチャード・サックス:デヴィッド・マーシャル・グラント

アメリカ 映画
配給 20世紀FOX
2006年製作 110分
公開
北米: 2006年6月30日
日本: 2006年11月18日
製作費 $35,000,000
北米興行収入 $124,740,460
世界 $326,315,344


アカデミー賞 ■

第79回アカデミー賞
ノミネート
主演女優(メリル・ストリープ)
衣装デザイン賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

ニューヨーク
スタンフォード大の法科大学院を断り、ジャーナリストを目指すアンドレア・サックス(アン・ ハサウェイ)は、出版社”イライアス=クラーク”発行の超一流ファッション誌“RUNWAY”の就職面談を受ける。

そこは、ファッション界をリードする編集長”女帝”ミランダ・プリーストリー(メリル・ストリープ)が支配する過激な職場だった。

そんなこととは知らず、アンドレアはミランダのアシスタント、エミリー・チャールトン(エミリー・ブラント)や側近ナイジェル(スタンリー・ トゥッチ)に服装や態度をバカにされてしまう。

出社したミランダは、面接はしたもののアンドレアにまともな対応もしなかった。

自分は優秀だと思っていたアンドレアは愕然とするが、なぜか採用が決まってしまう。

アンドレアは、何とかアシスタントをこなすものの、容赦ない言葉がミランダから浴びせられ、同棲している恋人のネイト・クーパー(エイドリアン・グレニアー)に愚痴ばかりこぼしてしまう。

その後、昼夜を問わず、おかまいなしのミランダの命令に、アンドレアの私生活は理想とはかけ離れ、大きな狂いが生じ始める。

そんなアンドレアは、最愛の父リチャード(デヴィッド・マーシャル・グラント)がニューヨークに来た際、飛行機の手配をミランダにさせられてしまう。

豪雨で便が手配できなかったにも拘らず、ミランダに罵倒されたアンドレアは、意気消沈してナイジェルに泣きつく。

するとナイジェルは、慰めるどころか努力不足を指摘し辞職するようを促し、ミランダがどれだけの重責を背負い仕事をしているかを説明する。

それに奮起したアンドレアは、ナイジェルの助けを借り、外見から大変身することにする。

その後、エミリーらはアンドレアに一目置くようになり、彼女はミランダの命令の先をいく努力をする。

ミランダの指示であるパーティーに行ったアンドレアは、エッセイストのクリスチャン・トンプソン(サイモン・ベイカー)に出会う。

ある日、エミリーの忠告を聞かずに、ミランダの私生活に触れてしまったアンドレアは、彼女から徹底的にいびられる。

15分以内にステーキを用意し、双子の娘のために発刊前の”ハリー・ポッター”の最新版を、数時間以内に手配しろというミランダの命令にアンドレは四苦八苦する。

そんな時、アンドレアはクリスチャンのことを思い出して、「ハリー・ポッター」を入手してもらおうとする。

ステーキを用意するものの、ミランダにそれを無視されたアンドレアは、限界を感じじしょくしようとする。

そこに、クリスチャンからの電話だ入り、アンドレアは”ハリー・ポッター”を手に入れることができ、ミランダの希望に応える。

ネイトの誕生パーティーの日、エミリーの風邪でアンドレアも会社のパーティーに同行することになる。

徐々に会社に染まってきてしまうアンドレアから、ネイトの心が遠ざかる。

しかし、無難にアシスタントをこなしてきたアンドレアは、エミリーの先を越して、パリ・コレの同行アシスタントに選ばれてしまう。

そのために、全てを犠牲にしていたエミリーに申し訳ない気持ちでいたアンドレアだったが、運良くエミリーは事故に遭う。

当然それを喜べないアンドレアは、エミリーに嫌味を言われながらパリ行きの準備を始める。

そんな時アンドレアは、親友リリー(トレイシー・トーマス)に、クリスチャンと親しくしているところを見られてしまう。

アンドレアは、以前とは変わってしまったとリリーに避難され、そこに現れたネイトとも口論になり、ついに彼に愛想を尽かされてしまう。

パリ
パリ・コレが始まり、精力的に仕事をこなすミランダが、離婚問題で悩み、ふと人間らしい一面を見せたのを目の当たりにしたアンドレアは、かつての自分のことも頭を過ぎってしまう。

同行したナイジェルが、ヘッドハンティングされるかもしれないという話を聞いたアンドレアは、彼と共にそれを喜ぶ。

現地でクリスチャンに会ったアンドレアは、”ハリー・ポッター”の借りを返すつもりで食事をして、一夜を共にしてしまう。

翌朝クリスチャンから、ミランダが”RUNWAY”の編集長を解任されると聞いてアンドレアは驚く。

新編集長は、フランス版”RUNWAY”のジャクリーヌ・フォレ(ステファニー・ショスタク)で、アンドレアはそれをミランダに伝えようとする。

デザイナーのジェームズ・ホルト(ダニエル・サンジャタ)のブランドを世界的なものにするため、”RUNWAY”から選ばれたパートナーは、ナイジェルでなくジャクリーヌだということをミランダは発表する。

ナイジェルは潔く諦め、クリスチャンは呆然としてしまう。

自分の取り巻きを抱き込み、”イライアス=クラーク”の会長アーヴ・ラヴィッツ(タイバー・フェルドマン)に、既に裏で根回しをしていたミランダに、嫌気が差したアンドレアは、彼女の元を去る。

ニューヨークに戻ったアンドレアはネイトと寄りを戻し、新聞記者になるため面接を受ける。

そこでアンドレアは、ミランダが自分を推薦してくれたことを知る。

アンドレアはエミリーに電話をかけ、自分の洋服を提供し、街角で偶然見かけたミランダに挨拶する。

ミランダは、それに気づきながらクールに立ち去るが、車の中で笑みを浮かべる。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

ニューヨーク
ジャーナリストを目指すアンドレア・サックスはスタンフォード大の法科大学院を断り、超一流ファッション誌“RUNWAY”の就職面談を受ける。
ファッション界をリードする編集長の、”女帝”と言われるミランダ・プリーストリーの存在を知らないアンドレアは、アシスタント、エミリーや側近ナイジェルに、服装や態度をバカにされてしまう。
結局アンドレアは、ミランダとのまともな面談も受けられなかったが、なぜか彼女は採用される。
その後、昼夜を問わないミランダの命令や、あまりの仕打ちに、アンドレアの私生活は狂い始め、彼女はナイジェルに泣きつくものの、彼は努力不足を指摘し辞職を勧める。
それに奮起したアンドレアは、ナイジェルの助けを借りて外見から変身し、ミランダの命令の先をいく努力をする。
会社では、徐々にその存在感をアピールできるようになったアンドレアだったが、それと同時に、同棲中の恋人ネイトや友人達の心が、彼女から離れていく・・・。
__________

著者ワインバーガーは、”ヴォーグ”の編集長アシスタントをしていた実体験を基にして、同誌の編集長アナ・ウインターをモデルにしたと言われている。

ミランダの猛烈な仕事ぶりと、日本では想像がつかない、一流誌の編集長の待遇や生活にも驚く。
実際にアナ・ウインターの年収は200万ドルを超えている。
(それほど多い金額にも思えないが・・・)

ファッション業界を描いた作品だけあって、洋服だけでなく、セットの備品など、とにかくセンスがいい。
パソコンも、このような作品には、やはりMacが似合う。

北米興行収入は約1億2500万ドル、全世界では約3億2600万ドルのヒットとなった。

第79回アカデミー賞では、主演女優(メリル・ストリープ)、衣装デザイン賞にノミネートされた。

ミランダを演じたメリル・ストリープは、役に入れ込み過ぎて、やや大袈裟に感じるところもあるが、その辺りは貫禄といったところだろうか。

終始、自分のスタイルを貫き通す、誰をも寄せ付けない、カリスマ編集長役の熱演は圧巻だ。

愛嬌はあるものの、”ダサイ”役を演じたアン・ハサウェイが、健気に奮闘する様子が興味深く描かれ、本作がヒットした要因でもある。

最初は憎らしい主人公のアシスタント役として登場するエミリー・ブラントが、クライマックスで見せる、アンドレア(A・ハサウェイ)への友情を示す笑顔がなかなかいい。

また、本作の魅力の一つ、人間味溢れる役には打って付けの、スタンリー・トゥッチの存在と好演は見逃せない。

キザなエッセイスト、サイモン・ベイカー 、地道に働く、アンドレア(A・ハサウェイ)の恋人エイドリアン・グレニアー、出版社会長タイバー・フェルドマン、アンドレアの友人リッチ・ソマートレイシー・トーマス、デザイナーのダニエル・サンジャタ、主人公のライバル、ステファニー・ショスタク、アンドレアの父デヴィッド・マーシャル・グラントなどが共演している。

もちろん、カメオ出演で大物がずらりと顔を揃えているのも見所で、原作者のローレン・ワイズバーガーは、ミランダの双子の娘の乳母役で出演。

ファッション・デサイナー、ヴァレンティノ・ガルヴァーニ、スーパーモデルのハイジ・クラムブリジット・ホールらが、さり気なく出演しているところも注目だ。


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