皇帝円舞曲 The Emperor Waltz (1948) 3.27/5 (26)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

失われた週末」(1945)や「サンセット大通り」(1950)でもコンビを組んだ二人、ビリー・ワイルダーが監督と脚本を、製作のチャールズ・ブラケットも脚本を担当する、アメリカ人セールスマンと伯爵令嬢の恋を描く、主演ビング・クロスビージョーン・フォンテインのロマンチックな雰囲気漂うミュージカル・コメディ。


ドラマ(コメディ)


スタッフ キャスト ■

監督:ビリー・ワイルダー
製作:チャールズ・ブラケット
脚本
チャールズ・ブラケット
ビリー・ワイルダー
撮影:ジョージ・バーンズ
衣装デザイン:イデス・ヘッド
音楽:ヴィクター・ヤング

出演
ビング・クロスビー:ヴァージル・スミス
ジョーン・フォンテイン:ジョアンナ・ストルツェンベルグ
リチャード・ヘイドンフランツ・ヨーゼフ1世
ローランド・カルヴァー:ホレニア男爵
ルシル・ワトソン:ビトツカ王女
シグ・ルーマン:ツィーバック医師

アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ
1948年製作 106分
公開
北米:1948年6月17日
日本:1953年7月29日
製作費 $4,070,248


アカデミー賞 ■

第21回アカデミー賞
・ノミネート
作曲(ミュージカル)
衣装デザイン賞(カラー)


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

20世紀初頭。
アメリカ人のセールスマン、ヴァージル・スミス(ビング・クロスビー)は、発明されたばかりだった蓄音機を、皇帝フランツ・ヨーゼフ1世(リチャード・ヘイドン)に売るために、愛犬バトンズと共にオーストリアを訪れる。

皇帝の謁見を待っていたスミスは、蓄音機を爆弾と間違えられ追い出されてしまう。

さらに、スミスの愛犬バトンズが、伯爵令嬢ジョアンナ・ストルツェンベルグ(ジョーン・フォンテイン)の愛犬シェヘラザードに噛み付かれてしまい、怒ったスミスは彼女の屋敷に押しかける。

スミスは、ジョアンナに身分違いだと言われ、憤慨した彼は、犬が噛み付いたことのお返しに、ジョアンナにキスして帰ってしまう。

その後、チロルの山奥で再びジョアンナに会ったスミスは、元気のないシェヘラザードとバトンズが、恋仲になっていることに気づく。

スミスとジョアンナも、度々出くわしているうちに、徐々に親密になっていく。

そして、ついにシェヘラザードはジョアンナの元を逃げ出し、バトンズに会いに行ってしまう。

飼い主のスミスとジョアンナも、愛を語り合う仲になってしまう。

しかし、シェヘラザードは、皇帝の愛犬との結婚が決まっていたのだ。

ジョアンナは、結婚まで迫るスミスに、皇帝の許しが得られないことを話す。

しかしスミスは、皇帝と会って話をつけると言い出す。

皇帝に会ったスミスは、ジョアンナとの結婚を諦めれば、蓄音機を買うと言われる。

ウィーンを離れると、ジョアンナ自身が不幸になることを悟ったスミスは、彼女のことを思い、商売のために近づいたと嘘をついてしまう。

ショックを受けたジョアンナは、ラフエンテ侯爵と婚約し、スミスはアメリカへ帰ることにする。

しかしスミスは、様子のおかしいバトンズのために、ジョアンナに、シェヘラザードに会わせてもらおうとする。

その時、皇帝の愛犬と結婚していたシェヘラザードの出産が始まり、白と黒のブチ犬3匹が生まれる。

生まれた子犬が、バトンズの子供だと知って驚いたジョアンナの父ホレニア男爵(ローランド・カルヴァー)は、仔犬達が死産だったと皇帝に嘘をつく。

しかし、スミスは殺されかけた仔犬達を救い、 皇帝の元に連れて行く。

そして、可愛い仔犬達を見た皇帝は、 ジョアンナとスミスの結婚を認める。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

20世紀初頭。
アメリカ人セールスマン、ヴァージル・スミスは、発明されたばかりの蓄音機を皇帝ヨーゼフ1世に売るため、愛犬バトンズと共にオーストリアを訪れる。
しかしスミスは、蓄音機を爆弾と間違えられて追い出されてしまい、更にバトンズが、伯爵令嬢ジョアンナの愛犬シェヘラザードに噛み付かれてしまう。
憤慨したスミスはジョアンナの屋敷に押しかけるものの、身分違いだと言いわれてしまう。
再び怒りがこみ上げたスミスは、犬が噛み付いたことのお返しに、ジョアンナにキスして帰ってしまう。
その後、チロルの山奥でジョアンナに再会したスミスは、互いの愛犬が恋仲になっていることに気づき、自分達も、次第に親密になっていくのだが・・・。
__________

ビリー・ワイルダーのテンポの良い演出と、ビング・クロスビーの持ち味を活かしたコミカルな演技がマッチした非常に楽しい作品。

カナダアルバータ州ジャスパー国立公園でのロケが、テクニカラーの映像と共に際立って美しい。
とても1940年代末の作品とは思えない素晴し
さだ。

第21回アカデミー賞では、作曲と衣装デザイン賞にノミネートされ、特にイデス・ヘッドの衣装は注目だ。

ビング・クロスビーは、アメリカ人気質丸出しのセールスマンを好演し、素晴しい歌声も存分に披露してくれる。

主人公(ビング・クロスビー)が、皇帝に売り込む物が蓄音機というところも、彼のイメージに合っている。

ジョーン・フォンテインは、美しい貴族の令嬢を演じているが、なんとなく作られたような容姿が気になり、ブロンドもあまり似合わない。

フランツ・ヨーゼフ1世役のリチャード・ヘイドン、ヒロインの父ローランド・カルヴァー、王女ルシル・ワトソン、医師シグ・ルーマンなどが共演している。

本作の影の主役達、何匹か登場する犬達の、可愛らしい演技も見ものだ。


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