エクスペンダブルズ The Expendables (2010) 3.38/5 (32)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

デイヴ・キャラハムの原作を基に、シルヴェスター・スタローンが監督、主演そして共同脚本を担当し、ジェイソン・ステイサムジェット・リードルフ・ラングレンミッキー・ロークエリック・ロバーツランディ・クートゥアテリー・クルーズブルース・ウィリスアーノルド・シュワルツェネッガー他アクション・スターと格闘家を集結させて製作されたハード・アクション大作。


アクション/アドベンチャー

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スタッフ キャスト ■
監督:シルヴェスター・スタローン
製作総指揮
ダニー・ディムボート

トレヴァー・ショート
ボアズ・デヴィッドソン
製作
アヴィ・ラーナー

ジョン・トンプソン他
原作:デイヴ・キャラハム

脚本
シルヴェスター・スタローン

デイヴ・キャラハム
撮影:ジェフリー・L・キンボール
編集
ケン・ブラックウェル

ポール・ハーブ
音楽:ブライアン・タイラー

出演
バーニー・ロス:シルヴェスター・スタローン

リー・クリスマス:ジェイソン・ステイサム
イン・ヤン:ジェット・リー
ガンナー・ヤンセン:ドルフ・ラングレン
トール・ロード:ランディ・クートゥア
ヘイル・シーザー:テリー・クルーズ
ツール:ミッキー・ローク
サンドラ:ジゼル・イティエ
ジェームズ・モンロー:エリック・ロバーツ
ダン・ペイン:スティーブ・オースティン
ザ・ブリット:ゲイリー・ダニエルズ
ガルザ将軍:デイヴィッド・ザヤス
レイシー:カリスマ・カーペンター
チャーチ:ブルース・ウィリス
トレンチ・モーサー:アーノルド・シュワルツェネッガー

アメリカ 映画
配給 ライオンズゲート

2010年製作 103分
公開
北米:2010年8月13日
日本:2010年10月16日
製作費 $80,000,000
北米興行収入 $103,068,520
世界 $266,159,620


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
ソマリア沖、アデン湾
精鋭の傭兵チーム”エクスペンダブルズ”は、海賊船に捕らえられた人質を救出しようとする。

チームのリーダー、バーニー・ロス(シルヴェスター・スタローン)は、海賊に銃の照準を合わせ、人質を解放するよう要求する。

SAS(イギリス陸軍の特殊部隊)隊員リー・クリスマス(ジェイソン・ステイサム)、マーシャルアーツの達人イン・ヤン(ジェット・リー)、スナイパーのガンナー・ヤンセン(ドルフ・ラングレン)、破壊工作のプロのトール・ロード(ランディ・クートゥア)、武器のスペシャリストのヘイル・シーザー(テリー・クルーズ)らは、凶悪な海賊達を難なく倒す。

しかし、精神不安定で薬物依存のヤンセンが、必要以上の行動に出たため、ヤンがそれを制止する。

その後、チームは空路ニューオリンズに戻り、クリスマスは、恋人レイシー(カリスマ・カーペンター)の元に向かうが、彼女が他の男と暮らしていることを知る。

レイシーは、職業も知らない留守の多い謎の男クリスマスを理解しきれないでいた。

クリスマスは、レイシーの相手への怒りを抑え、その場は退散する。

エクスペンダブルズのマネージャーで、タトゥー・ショップ兼バーのオーナーのツール(ミッキー・ローク)は、新たな仕事の依頼を受け、それをロスに伝える。

ロスは、その依頼人チャーチ(ブルース・ウィリス)に会うのだが、そこに、民間軍事企業のオーナーであり、ロスとは旧友でもあるトレンチ・モーサー(アーノルド・シュワルツェネッガー)が現れ、その話に誘われる。

チャーチは、中南米の小国ヴィレーナの資源を手に入れるために、 国を牛耳っている独裁者ガルザ将軍(デイヴィッド・ザヤス)の抹殺を依頼する。

トレントは、多忙を理由にその仕事をロスに譲り、チャーチはそれを500万ドルで受けたロスに、裏切りは許されないと脅しをかける。

その後、ロスはヤンセンを、止む終えずメンバーから外すことを決意する。

ロスとクリスマスは、自然保護団体に扮して、様子を探るためにヴィレーナに向かう。

二人は、ガルザ将軍の他に、精鋭部隊を率いて現地を動き回る男、ジェームズ・モンロー(エリック・ロバーツ)の存在を知る。

その後、ロスとクリスマスは、島の連絡員サンドラ(ジゼル・イティエ)と接触し、彼女の車で島の内部に案内される。

一旦、クリスマスを車から降ろしたロスとサンドラは、現れた兵士達に取り囲まれる。

ガルザ将軍の娘だったサンドラは兵士達に抵抗し、ロスも襲われるが、そこにクリスマスが現れ、二人は兵士達を倒して逃走し港に向かう。

モンローがそれを知りロスらを追跡するが、彼らは水上機に戻り飛び立とうとする。

サンドラは市民を見捨てられず島に残り、ロスとクリスマスは、モンローの追跡を寸前でかわし港から脱出する。

しかし、二人は港に引き返して背後から攻撃を加え、桟橋にいたモンローらの一団に攻撃を加えて撃破する。

一命を取り留めたモンローは、ロスに見捨てられたヤンセンを寝返らせて、傭兵チームの情報などを得ようとする。

ニューオリンズ
ロスは、依頼人チャーチはCIAと関係し、本当のターゲットがガルザ将軍ではなく、モンローだということを知る。

モンローは元CIA局員で、ガルザ将軍を操り、右腕ダン・ペイン(スティーブ・オースティン)や元イギリス軍人ザ・ブリット(ゲイリー・ダニエルズ)らと共に、ヴィレーナの麻薬ビジネス支配を企んでいた。

レイシーに会いに行ったクリスマスは、彼女が男に殴られたことを知り、その男と仲間達を素手で叩きのめして脅しをかける。

クリスマスは、その場にいたレイシーに、これが自分の仕事だと告げて納得させる。

ロスは、ツールにサンドラのことを話し、共に戦ったボスニア戦争で、ある女性が、自殺するのを救えなかった話を彼から聞かされる。

女性を助ければ、自分の魂も救えたかもしれないと、涙ながらに語るツールの言葉を聞き、ロスはサンドラと人々をを救うために、ヴィレーナに戻ることを決意する。

その頃、モンローはサンドラを捕らえ、ロスらが島に来た目的を吐かせようとして彼女を拷問する。

ロスは、単独でヴィレーナに向かうことを、クリスマスとヤンに告げる。

ロスに同行しようとするヤンだったが、2人はヤンセンの一団に襲われ、廃墟となった工場に逃げ込む。

ヤンとヤンセンは再び一騎打ちとなり、ロスはヤンセンを銃撃するが、急所を外し彼から誰の差し金かを聞きだす。

そしてロスは、エクスペンダブルズのチームを率いてヴィレーナに向かい、ガルザ将軍の宮殿に侵入する。

チームは多数の爆薬を設置し、ロスは監禁されていたサンドラを救い出す。

しかし、サンドラは再び捕らえられ、ペインらは雇い主が誰かをロスに吐かせようとする。

そこに仲間達が現れてロスを救い、彼らは脱出しようとするが、兵士達に包囲されてしまう。

娘のサンドラが正しかったことを悟ったガルザ将軍は、モンローに大金を渡しヴィレーナから手を引かせようとする。

しかし、モンローは将軍を射殺し、現金を持って宮殿から脱出しようとする。

ロスは軍に包囲されるが、サンドラが宮殿から出たことを確認し、爆破スイッチを入れ、チームは敵兵を次々と倒し現場は修羅場となる。

ロードがペインを倒し、ロスはシーザーと共にモンローが脱出しようとするヘリコプターを破壊する。

そして、ロスとクリスマスはモンローを倒しサンドラを救い出す。

ヴィレーナから飛び立つロスは、サンドラと人々のために、自分の口座にある現金を提供することを伝え、彼女に別れを告げる。

ニューオリンズ
ツールの店に戻ったロスは、傷の癒えたヤンセンを再びチームに加え、彼とヤンはわだかまりが消える。

メンバーとナイフ投げに興じていたクリスマスは、”リメリック”を暗唱しながら、ツールにハンデを与えるために店の外に出る。

そして、クリスマスはナイフを投げる。


解説 評価 感想 ■

参考:
・「
エクスペンダブルズ」(2010)
・「
エクスペンダブルズ2」(2012)
・「エクスペンダブルズ3」(2014)

*(簡略ストー リー)
精鋭の傭兵チーム”エクスペンダブルズ”を率いるバーニー・ロスは、マネージャーのツールの指示で、謎の男チャーチから、新たな仕事の依頼を受ける。
中南米の小国ヴィレーナの、独裁者であるガルザ将軍の抹殺指令を受けたロスは、メンバーの一人クリスマスと共に現地に飛び、将軍の娘サンドラと接触しする。
更にロスらは、ガルザ将軍を操りヴィレーナの麻薬独占を画策する、元CIAのモンローの存在を知る。
彼らに追われながらも島を脱出したロスらは、CIAと関わっていたチャーチのターゲットがモンローだと知る。
そして、ロスはサンドラを救い出すために、チームを率いて、再びヴィレーナに向かう・・・。
__________

アクション自体は、前宣伝ほどのものとは思えないのだが、友情出演を含めた、超豪華アクション・スターの競演が、とてつもない話題になった作品。

理屈などどうでもいい、好きにやってくれ・・と言わんばかりの痛快アクションの連続ではあるが、派手さだけを売り物にする作り物の肉弾戦とは違い、各界で活躍する、本物の格闘家の迫力ある戦いや技が堪能できる作品でもある。

スタローンの体型に、横幅がなくなったことや、やや動きの鈍いところなどは目をつぶり、スクリーンが張り裂けそうな映像を楽しむことをお勧めする。

この手の作品では、お涙頂戴的に、仲間から犠牲者が出るのが通常かとも思うのだが、それもなく、敵を容赦なく壊滅させる設定も新鮮、痛快だ。

北米興行収入は1億ドルを突破し、全世界では約2億6600万ドルの大ヒットとなった。

日本人には想像もつかない、傭兵軍団のイメージを、豪快に表現するブライアン・タイラーの音楽もなかなかいい。

集団と個人との違いはあるが、舞台設定や派手さが、本作にも出演するアーノルド・シュワルツェネッガー主演の「コマンドー」(1985)を髣髴させる。

気になったのが、そのシュワルツェネッガーの出演シーンで、久しぶりのスクリーンの登場が理由とも思えないが、素人が演じているような不自然さを感じる。
しかし、親友のスタローン作品の出演は、ファンを大いに喜ばせたことは確かだ。

ニヒルで凄腕のナイフ使い、リーダーのロスの腹心として、実に頼もしい男ジェイソン・ステイサムは、他のメンバーのアメリカン・タイプ・バイクに対し、デゥカティに乗っているのも興味深い。

脇役に徹しながらも、ジェット・リーは要所要所で彼らしいアクションを見せてくれる。

スタローンとは「ロッキー4」(1985)以来の共演となるドルフ・ラングレンは、当時と変わらず”デクノボウ”というイメージだが、人間味も加わりドラマにアクセントを加えている。

個人的な意見として、出演してくれるだけで嬉しいのがミッキー・ロークで、感傷に耽るシーンも泣かせてくれる。

格闘家だけあり、肉体的強さを見せ付けるランディ・クートゥア、盛り上がった筋肉で、パワフルな活躍を見せるテリー・クルーズ、独裁者の娘ながら愛国心に燃えるジゼル・イティエ、凄みのある悪の黒幕を演ずるエリック・ロバーツ、その右腕であるスティーブ・オースティンゲイリー・ダニエルズ、現地独裁将軍デイヴィッド・ザヤス、クリスマス(J・ステイサム)の恋人カリスマ・カーペンター、そして、依頼人役ブルース・ウィリスが、短い出演ながら存在感を示す。


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