ギフト The Gift (2000) 3/5 (3)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

人の運命を見抜く超能力”ギフト”を持った未亡人が、女性失踪事件に巻き込まれながらの苦悩を描く、サム・ライミ演出、主演ケイト・ブランシェットジョバンニ・リビシキアヌ・リーヴスグレッグ・キニアヒラリー・スワンク他共演による注目のサスペンス・ホラー。


スリラー/ホラー


スタッフ キャスト ■

監督:サム・ライミ
製作
ジェームズ・ジャックス

トム・ローゼンバーグ
ロバート・G・タパート
製作総指揮
ショーン・ダニエル

グレゴリー・グッドマン
ゲイリー・ルチェッシ
テッド・タネンバウム
脚本
ビリー・ボブ・ソーントン

トム・エッパーソン
撮影:ジェイミー・アンダーソン
編集
ボブ・ムラウスキー

アーサー・コバーン
音楽:クリストファー・ヤング

出演
アナベル“アニー”ウィルソン:ケイト・ブランシェット

バディ・コール:ジョバンニ・リビシ
ドニー・バークスデール:キアヌ・リーヴス
ジェシカ・キング:ケイティ・ホームズ
ウェイン・コリンズ:グレッグ・キニア
ヴァレリー・バークスデイル:ヒラリー・スワンク
リンダ:キム・ディケンズ
デヴィッド・ダンカン:ゲイリー・コール
ジェラルド・ウィームス:マイケル・ジェッター
アニーの祖母:ローズマリー・ハリス
パール・ジョンソン保安官:J・K・シモンズ
ケネス・キング:チェルシー・ロス
アルバート・ホーキンス:ジョン・ビーズリー
トミー・リー・バラード:ダニー・エルフマン

アメリカ 映画
配給 パラマウント・ヴァンテージ

2000年製作 112分
公開
北米:2000年12月22日
日本:2001年06月16日
製作費 $10,000,000
北米興行収入 $12,008,642
世界 $44,567,606


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

ジョージア州、ブリクストン。
人の運命を見抜く特殊な能力の持ち主である、未亡人の占い師アナベル“アニー”ウィルソン(ケイト・ブランシェット)は、三人の子供と郊外で暮らしていた。

夫ドニー・バークスデール(キアヌ・リーヴス)の暴力に悩むヴァレリー(ヒラリー・スワンク)に、法的手段に訴えるべきだと助言していたアニーは、息子が学校で問題を起こして呼び出される。

校長ウェイン・コリンズ(グレッグ・キニア)に会ったアニーは、去年亡くなった父親のことで、息子が気持ちの整理がつかないことを伝える。

そこにウェインの婚約者ジェシカ・キング(ケイティ・ホームズ)が現れ、自分達が幸せになるか占ってほしいことをアニーに伝える。

アニーは不吉な予感を感じるが、幸せになれると言ってその場を去る。

車のドアが閉まらなくなったため、アニーは修理工のバディ・コール(ジョバンニ・リビシ)の元に向かう。

バディは、世話になっているアニーのために彼女を家に送る。

精神を病んでいるバディは、アニーに悩みを伝えて動揺し、彼女はそれを気遣う。

その夜、現れたドニーを家に入れたアニーは、悪魔の崇拝者だと言われ、ヴァレリーに会うなと脅される。

翌日アニーは、訪ねて来たヴァレリーに占ってほしいと言われるが、彼女は後を追ってきたドニーに連れ戻される。

その後、亡くなった祖母(ローズマリー・ハリス)が姿を現し、アニーは何かを予知してしまう。

ある夜、親友のリンダ(キム・ディケンズ)に誘われてクラブに向かったアニーはウェインに会う。

アニーは、ウェインに同伴していたジェシカが、トイレで他の男性と愛し合っている姿を目撃してしまう。

その後ウェインと話したアニーは、事故死した夫の死を予知したかなどを聞かれる。

何かを感じただけと答えたアニーは、ジェシカが現れたためにウェインと別れて、預けてあった子供達を迎えに行き帰宅する。

侵入者に気づいたアニーは、ベッドにカードで”サタン”と書かれていることを確認して、ドニーの仕業だと確信し警察に通報する。

訪ねて来たバディについて占ったアニーは、父親との関係で悩む彼に、自分で物事を考えるようにと助言する。

ドニーに電話で脅されたアニーは、不安を抱えながら夜を過ごし、首を絞められる夢を見てしまう。

日曜日、ジェシカが失踪したため、実業家の父親ケネスが教会に来なかったことを、アニーはリンダから知らされる。

アニーは、ウェインとクラブで親しく話していたことをリンダに冷やかされ、邪魔者がいなくなったとジョークを言われる。

数日後バディは、通りでドニーに脅されていたアニーの息子を助ける。

その後アニーは、娘ジェシカを捜すケネスのために、彼女の所在を探ることを保安官パール・ジョンソン(J・K・シモンズ)に依頼される。

ウェインも同席する中、ケネスを前にしてカードを読んだアニーは、柵などが見えるとしか語らなかった。

その夜、不思議な夢を見たアニーは目が覚めて、裏庭でチェーンを巻かれたジェシカが木の枝に漂っている姿を見てしまう。

警察に向かったアニーは、それをジョンソンに伝え、ジェシカが池に沈んでいる可能性を伝える。

半信半疑のジョンソンだったが、ドニーの土地に池があることが分かる。

ジョンソンは、アニーがドニーと関わっていることに気づき、ヴァレリーの許可を得てその池を調べる。

何も見つからないままドニーが現れ、アニーがいることを知った彼は襲い掛かる。

ウェインがドニーを殴り、ジョンソンが彼に銃を向けるが、その時、ジェシカの水死体が引き上げられる。

ドニーは犯行を否定するが、その場で逮捕される。

その後アニーは、地方検事のデヴィッド・ダンカン(ゲイリー・コール)に呼ばれる。

アニーは、ダンカンがジェシカとクラブで愛し合っていたことを思い出しながら、遺体発見に超能力を使ったことや、自分とドニーが対立関係にあることが問題だと指摘される。

ダンカンに不信感を感じるアニーは、多くを語らず席を立つ。

裁判は始まり、ダンカンはドニーがジェシカと争っていた証拠を提出する。

ドニーの弁護士ジェラルド・ウィームス(マイケル・ジェッター)は、事件を調べるため”占い”を使ったことをアニーに確認して、その信憑性を追求する。

裁判所の入り口でバディに呼び止められたアニーは、子供時代の父親との関係で悩む彼の話を聞いている余裕がなかった。

その夜、バディは父親を拘束して痛めつけ、それを母親から知らされたアニーは現場に向かう。

バディは興奮してアニーの言葉を聞き入れず、彼女や母親を罵倒して父親を焼き殺そうとする。

火を放ったバディは駆け付けた警官に逮捕され、重傷を負った父親は病院に運ばれる。

翌日、裁判で証言したアニーは、超能力を信じられるかウィームスに実演を求められる。

ウィームスが望む答えを返せないアニーは、動揺しながら退席する。

その後に証言台に座ったドニーは、ジェシカとの肉体関係と、彼女に別れ話を切り出されたため暴力を振るったことを認める。

しかし、ジェシカを酒場で降ろしたというドニーは、彼女の殺害を否定する。

その後、ダンカンに追及されたドニーは興奮して、アニーを魔女呼ばわりして法廷から連れ出される。

ドニーはジェシカ殺害容疑で有罪となり、アニーは平穏な生活が戻る。

アニーを訪ねたヴァレリーは、ドニーがいなくなったものの一人の生活に不安を感じていることを伝える。

ヴァレリーは、ジェシカが死んだことを喜んでしまっていることを伝え、何かを感じたアニーは動揺する。

その夜アニーは、現れたジェシカに罵られる幻覚を見てしまう。

アニーは、ジェシカの死のショックで立ち直れないウェインを訪ねる。

ウェインは全てを忘れようとしてアニーを求めてしまうが、彼女はそれを受け入れる気になれない。

アニーは、ドニーが犯人でないことを伝え、信じようとしない彼に、自分にはそれが分かるものの、犯人は不明だと語る。

殺されそうな予感を感じたアニーはダンカンの家を訪ね、ドニーが犯人でないことを伝える。

それを信じないダンカンに、事件前夜のジェシカとの行為を知っていることを伝えたアニーは裁判のやり直しを求める。

ドニーを嫌うアニーだったが、自分のせいで彼が刑務所に入れられるのことが気になると伝えて立ち去る。

自宅に戻ったアニーは、バディがいる気配を感じ、子守にその夜は子供達を任せる。

そこにウェインが現れ、バディが病院に入っていることを知らされたアニーは、カードを読んでほしいと言われる。

何も見えないアニーは、ジェシカの殺害現場である池に行くことをウェインに提案される。

アニーは、ドニーとの関係に気づいたウェインが、それを責めてジェシカを殺害したことを知る。

誰にも言わないというアニーを殴り倒したウェインは、止めを刺そうとするものの、現れたバディが彼を叩きのめす。

ウェインをアニーとトランクに閉じ込めたバディは、病院から逃げ出したことを伝える。

バディは、アニーが町の人々の救いだと言って感謝し、以前受け取ったハンカチを渡す。

ウェインを警察に引き渡したアニーは、バディが姿を消したことに気づく。

ジョンソンは、ウェインが犯行を認めたことをアニーに伝える。

バディが協力してくれたとアニーに言われたジョンソンは、彼が病院で自殺したことを知らせる。

ショックを受けるアニーは、バディから受け取ったハンカチを確認する。

その後アニーは、夫が家族を守ってくれていることを感じ、息子達を連れて墓参りをする。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

未亡人の人のアナベル“アニー”ウィルソンは、運命を見抜く超能力を持つ占い師だった。
アニーは、夫ドニーの暴力に悩むヴァレリーに、法的手段に訴えるよう助言する。
それをきっかけにしてドニーのアニーに対する嫌がらせは始まり、それは次第にエスカレートしていく。
そんな時、学校の校長ウェインの婚約者である、資産家令嬢のジェシカが失踪する。
ジェシカの父親の依頼で、娘を捜すための協力を保安官のジョンソンに求められたアニーは、様々なことを感じ取る。
アニーは、ジェシカが殺害されて池に沈められていることに気づき、それをジョンソンに伝える。
池が調べられジェシカは遺体で発見され、その土地の所有者であるドニーが逮捕されるのだが、アニーは何かを感じる・・・。
__________

スパイダーマン」(2002)で大きく飛躍することになるサム・ライミの、その直前の作品ということで、今観ると注目度が増すと言ったところだろうか。

かなり複雑な物語であり、特殊能力の神秘性、サスペンスとしての謎解きなどの他、主人公の家族や様々な人々の関係が絡み合う、サム・ライミの細やかな演出を楽しめる深い内容となっている。

主演級スター他の豪華競演は見ものなのだが、手に余ると言うか、ややもったいない感じがするのが正直な感想だ。

強い個性がぶつかり合い過ぎているようなところもあり、内容を考えると、もう少し地味な役者で脇を固めた方が良かった感じはする。

上記のように、若手を脱皮した実力派スターを揃えた作品ではあるが、商業的には突出した成績は残せなかった。

北米興行収入 $12,008,642
世界 $44,567,606

地味な未亡人を物静かに演ずる主演のケイト・ブランシェットだが、時より見せる、その役柄に合わないような美しい魅力的な表情が印象的。

精神を病みながら、主人公を慕う青年を好演するジョバンニ・リビシ、主人公を脅すキアヌ・リーヴス、彼女にしてはやや物足りない役柄だったその妻のヒラリー・スワンク、資産家の令嬢で被害者のケイティ・ホームズ、その婚約者で学校長のグレッグ・キニア、主人公の友人キム・ディケンズ、地方検事のゲイリー・コール、弁護士役のマイケル・ジェッター主人公の祖母ローズマリー・ハリス、保安官のJ・K・シモンズ、被害者の父親チェルシー・ロス、証言者ジョン・ビーズリー、主人公の夢に出てくる男で音楽家ダニー・エルフマンなどが共演している。


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