ミネソタ大強盗団 The Great Northfield Minnesota Raid (1972) 3/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

アウトローのコール・ヤンガージェシー・ジェームズ兄弟率いる”ジェイムズ=ヤンガー・ギャング”が計画した、ミネソタノースフィールドの銀行襲撃を描く、監督、脚本フィリップ・カウフマン、主演クリフ・ロバートソンロバート・デュヴァルによる実録西部劇。


西部劇


スタッフ キャスト ■

監督:フィリップ・カウフマン
製作:ジェニングス・ラング
脚本:フィリップ・カウフマン
撮影:ブルース・サーティース
編集:ダグラス・スチュアート
音楽:デイヴ・グルーシン

出演
コール・ヤンガークリフ・ロバートソン

ジェシー・ジェームズロバート・デュヴァル
ジム・ヤンガー:ルーク・アスキュー
クレル・ミラー:R・G・アームストロング
アレン:ダナ・エルカー
マニング:ドナルド・モファット
ボブ・ヤンガー:マット・クラーク
銀行員:エリシャ・クックJr.
グスタフソン:ローヤル・ダーノ
フランク・ジェームズジョン・ピアース
チャーリー・ピッツ:ウェイン・サザーリン

アメリカ 映画
配給 Robertson and Associates
1972年製作 91分
公開
北米:1972年6月14日
日本:1972年9月2日


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

1870年代、ミズーリ州。
鉄道会社に狙われた家族は土地を追われていた。
そこで立ち上がったのがアウトローのコール・ヤンガー(クリフ・ロバートソン)とジェシー・ジェームズ(ロバート・デュヴァル)と兄フランク(ジョン・ピアース)率いる一団(ジェイムズ=ヤンガー・ギャング)だった。

1876年。
一団は鉄道会社の者達を痛めつけ悪名をとどろかせていたものの、彼らに感謝する者もいることを認めた議会は恩赦を検討し、追跡中止することが州の平和に通じると判断する。

一方、鉄道会社は”ピンカートン社”の探偵を雇い、一団を捕らえようとする。

自分達に賞金が懸けられたことを知ったジェシーは、逃走のための現金を手に入れることを考え、ミネソタノースフィールドの銀行襲撃を計画する。

そんな時、襲撃を受けたコールは銃弾に倒れ、彼が生死をさ迷う間に、ジェシーらが銀行に向かってしまう。

一命を取り留めたコールは、恩赦を前にして早まった行動に出たジェシーらを追う。

途中コールは、かつての仲間クレル・ミラー(R・G・アームストロング)の農場に立ち寄り、彼を銀行襲撃に誘い列車に乗り先を急ぐ。

同じ頃、議会はピンカートンからの賄賂を受け取り一団の恩赦を否決し、コールらもそれを知る。

ノースフィールド
町に到着したコールは、牛の仲買人を装いファースト・ナショナル銀行の頭取に近づき、経営不振の彼の弱みに付け込み彼を利用する。

9月5日。
ミネソタ入りしたジェシーらは、土地を追われそうな老婦人の話を聞き地主を殺す。

蒸気で動く自動車やオルガン、そして野球など興味深いものを目にしながら、コールは警備員に扮する仲間達が運んできた金を銀行に預ける。

そしてジェシーらも到着し、彼らを迎えたコールは襲撃に備える。

その頃、銀行では、銀行を信用していなかった住民達は、コールの行動を見て預金をする。

ところが、コールらが運んできたのが石ころだと分かり銀行は混乱する。

その後、一団は風呂に入り夜は娼館で楽しむ。

9月7日。
町に向かい銀行に押し入ったコールらは、金庫の現金を奪おうとする。

表に置いてあった蒸気オルガンをいじろうとした異常者グスタフソン(ローヤル・ダーノ)が騒ぎを起こし、一団に射殺される。

その隙に銀行員は金庫をロックしてしまい、ジェシーが彼を射殺してしまう。

異常事態を知り通りに現れた住民達は銀行強盗に気づき、一団のクレルがが銃撃される。

金庫に閉じ込められた一人を残し、一団はその場から逃走するが、ボブ(マット・クラーク)が逃げ遅れ兄のコールが戻り彼を助ける。

ジェシー・ジェームズらの犯行と知った住民は、時限ロックが解除され中にいた一人を射殺する。

住民のアレン(ダナ・エルカー)やマニング(ドナルド・モファット)は捜索隊を組織して娼館に向かい、その場にいた男達を縛り首にする。

コールらは、ジェシーが助けた老婦人の家に向かい、負傷したボブの様子を見て故郷に戻ることを考える。

老婦人が医者を呼びに行くことになり、ジェシーフランクが同行する。

アレンとマニングは、森の中で殺されている地主を発見し、そばに落ちていた、ジェシーが捨てた老婦人の人形を確認する。

その後、アレンらの襲撃を受けたコールらは捕えられ、町に連行されるが、ジェシーフランクは逃亡する。

ジェシーは、6年後にボブ・フォードに射殺される。

十数発の銃撃を受けていたコールはかろうじて生き延び、住民達に歓喜で迎えられる。

コールは、1916年まで生きたが、アウトローとしての人生はこの地で終わった。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

1876年、ミズーリ州。
アウトローのコール・ヤンガージェシー・ジェームズ兄弟率いる”ジェイムズ=ヤンガー・ギャング”は、鉄道会社に土地を追われた住民達のために立ち上がる。
鉄道員を痛めつけて悪事を繰り返す一団だったが、議会は恩赦を検討する。
しかし、鉄道会社は”ピンカートン社”の探偵を雇い、一団を捕らえようとする。
それを知った一団は、逃走資金を手に入れるため、ミネソタノースフィールドの銀行襲撃を計画する。
探偵の襲撃を受け傷を負ったコールは、恩赦を前に先走るジェシーらを追いノースフィールドに向かい、銀行を襲う準備を始めるのだが・・・。
__________

有名なアウトロー集団”ジェイムズ=ヤンガー・ギャング”の、実録の銀行襲撃を描くストーリー。

この後、名作「ライトスタッフ」(1983)などで奥深い演出を見せるフィリップ・カウフマンの、ユーモアを交えた軽快な演出は実に興味深い。

「まごころを君に」(1968)でアカデミー主演賞を受賞したクリフ・ロバートソンや、「ゴッドファーザー」(1972)が直前に公開されていたロバート・デュヴァルという、実力派二人の共演は嬉しい。

事件が起きた1876年はメジャーリーグが発足した年でもあり、そのことへのオマージュであろうか、じっくり見せてくれる、初期の野球を楽しむ人々の様子は必見の価値あり。

現代風の西部劇であり、名カメラマンのブルース・サーティースの自然を活かした映像や、デイヴ・グルーシンの音楽も注目だ。

一団のリーダー格コール・ヤンガークリフ・ロバートソンジェシー・ジェームズロバート・デュヴァル、その兄フランク・ジェームズジョン・ピアース、仲間ジム・ヤンガーのルーク・アスキュー、一味に加わる農場主R・G・アームストロング、ボブ・ヤンガーのマット・クラーク、ウェイン・サザーリン、一団に抵抗する住民ダナ・エルカードナルド・モファット、住民ローヤル・ダーノ、銀行員エリシャ・クックJr.などが共演している。


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