ハプニング The Happening (2008) 3.33/5 (3)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

突然、人々を襲った異変から逃れようとする高校教師とその家族、果たしてその正体は何なのか・・・人類への警告という見えない敵と戦う平凡な市民の苦闘を描く、製作、監督、脚本、出演M・ナイト・シャマラン、主演マーク・ウォールバーグズーイー・デシャネルジョン・レグイザモ他共演のミステリー・サスペンス。


スリラー/ホラー


スタッフ キャスト ■

監督:M・ナイト・シャマラン
製作
M・ナイト・シャマラン
バリー・メンデル
サム・マーサー

脚本:M・ナイト・シャマラン
撮影:タク・フジモト

編集:コンラッド・バフ
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード

出演
マーク・ウォールバーグ:エリオット・ムーア
ズーイー・デシャネル:アルマ・ムーア
ジョン・レグイザモ:ジュリアン
アシュリー・サンチェス:ジェス
フランク・コリソン:植物学者
ベティ・バックリー: ジョーンズ夫人
M・ナイト・シャマラン: ジョイ(声)

アメリカ 映画
配給 20世紀FOX
2008年製作 90分
公開
北米:2008年6月13日
日本:2008年7月26日
制作費 $60,000,000
北米興行収入 $64,505,912
世界 $163,403,402


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

普段と変わらないニューヨークセントラルパークの朝、突然叫び声が響き渡る。

そこに居あわせた人々は、その場に立ち尽くし、そして、そのまま後ろに歩きだし次々と倒れてしまう。

ある工事現場では、作業員達がビルの屋上から身を投げてしまう。

メディアは、ニューヨークに限定した細菌テロ発生を発表するが、人為的な証拠はなかった。

そのニュースは、フィラデルフィアの高校の科学教師エリオット・ムーア(マーク・ウォールバーグ)にも伝えられる。

高校は授業を取り止めて生徒は帰宅し、エリオットは同僚のジュリアン(ジョン・レグイザモ)に誘われ、彼の母親の家に避難することになる。

異変により人々は、”意味不明な言動、方向感覚の喪失”その後に自殺するという行動をとっていた。

エリオットは、妻アルマ(ズーイー・デシャネル)を連れて、彼女と不仲のジュリアンと、その娘ジェス(アシュリー・サンチェス)と共に電車に乗り込む。

しかし、被害が、フィラデルフィアボストンにも拡大した事が車内で伝えられる。

電車は途中で止まってしまい、その理由も連絡も全く取れない状態になる。

異変はテロによる可能性が低いことが報じられ、アメリカ北東部に集中して急速に広がっていった。

ジュリアンは、異変が妻の元に影響を及ぼしていることを知り、ジェスをエリオットとアルマに託し、ある家族の車でプリンストンに向かう。

だが、異変はジュリアンらを襲い、車は自爆して全員死亡してしまう。

一方、エリオット達は植物学者(フランク・コリソン)の車に同乗して先を急ぐが、彼の話では、今回の事件は植物が影響を及ぼしている可能性があることを知らされる。

エリオット達は、異変の影響のある地域に侵入してしまい、そこで、兵士や生き残った人々と合流する。

二手に分かれた一行だったが、兵士のいるグループが異変に襲われて自殺し始める。

異変は集団を襲うと察知したエリオットは、少人数に別れて、植物が及ぼす異変を風の動きで見極め、何とかそこから脱出する。

そしてエリオットらは、異変から隔離されているような家にたどり着く。

住人のジョーンズ夫人(ベティ・バックリー)は、エリオット達を迎え入れるが、彼女は今回の事件を知らなかった。

エリオットは、ジョーンズ夫人が異常なほどの被害妄想の持ち主だと気づき、危険を感じて脱出しようとする。

しかし、ジョーンズ夫人も異変の犠牲になり自殺してしまう。

エリオットは、アルマとジェスが離れの納屋にいることを、地下室の伝声管の声で知る。

アルマとジェスを助けようにも、異変が近づく外に出ることが出来ないエリオットだったが、彼女らと共に死ぬことを決意して納屋に向かう。

アルマとジェスも納屋を出るが、異変は彼らに影響を及ぼすことなく急速に衰えていってしまう。

3ヵ月後。
エリオットと妊娠したアルマは、養女としてジェスを引き取り、3人の新しい生活が始まる。

テレビでは今回の事件について議論され、科学者は”自然界では解明出来ないことがある、人類に対する警告だ”と解説する。

質問者は、抽象的なその説明とアメリカ北東部に限定された異変発生地域に疑問を持ち、”別の場所で起きれば信じられるだろうが・・・”と答える。

そしてフランス
突然風が木々を動かし、叫び声が聞こえ、人々は立ち止まり、意味不明な言葉を発する・・・。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

ニューヨーク
人々に突然、異変が起き、地域限定された細菌テロが疑われる。
そのニュースは、フィラデルフィアにも伝わり、高校の科学教師エリオット・ムーアも、同僚のジュリアンの母親の家に避難することになる。
妻アルマとジュリアン、そして彼の娘のジェスと共に、列車に乗ったエリオットだったが、被害が既にフィラデルフィアボストンにも拡大したことを知る。
その影響を受けた人々は、”意味不明な言動、方向感覚の喪失”その後に自殺するという行動をとっていた。
列車は止まってしまい、ジュリアンは妻の危険を察し、ジェスをエリオットとアルマに預けて、ある家族の車に乗車しプリンストンに向かうのだが・・・。
__________

いつまでも、「シックス・センス」(1999)の・・・と言われてしまうのが気の毒なM・ナイト・シャマランは、同作を上回るヒット作は出ていないものの、「レディ・イン・ザ・ウォーター」(2006)以外は、世界的にみて、どれも大ヒットを記録しているのは事実であり、その人気は堅実なもので、本作も批評家の評価こそ低かったものの、全世界で約1億6300万ドルの興行収入を上げている。

北米興行収入 $64,505,912

・「シックス・センス」(1999):6億7000万ドル
・「アンブレイカブル」(2000):2億5000万ドル
・「サイン」(2002):4億ドル
・「ヴィレッジ」(2004):2億5000万ドル
・「レディ・イン・ザ・ウォーター」(2006):7200万ドル
・「ハプニング」(2008):1億6000万ドル
・「エアベンダー」(2010):3億2000万ドル
(全世界推定)

例によって製作、監督、脚本そして出演(声のみ)をこなしたM・ナイト・シャマランの意欲作でもある。

彼の作品がつまらなくなったという世間の噂だが、彼自信の脚本に切れがなくなったからだろうか。

今回も、冒頭から”自然界では解明出来ないことがある”と逃げ口上のようなセリフが登場し、その後のストーリー展開への期待が、消し去られてしまうようなところがある。

結局、一時は収まる “異変”が再び起こる怖い結末も、“解明出来ないこともある”・・・よそで起きても・・・・と思ってしまえば、それで終わってしまうと言ったところだろうか。

音楽はM・ナイト・シャマラン作品でお馴染みのジェームズ・ニュートン・ハワードが担当している。

知的で理論派の高校教師役を演じた、主演のマーク・ウォールバーグは、平凡な市民を熱演している。

3人のエンジェル」(1995)の怪演が忘れられない、あっさり姿を消すのが残念な、主人公の同僚ジョン・レグイザモも、数学教師という地味な役を、どんな役でもこなせる実力派らしく好演している。

主人公の妻ズーイー・デシャネル、養女となるアシュリー・サンチェス、植物学者役のフランク・コリソンなどが共演している。


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