幸せがおカネで買えるワケ The Joneses (2010) 3/5 (1)


■ 作品情報へ ■
スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
 ★★★☆☆

理想のライフスタイルを体現させ、商品販売を促進する偽装家族の顛末を描く、デヴィッド・ドゥカヴニーデミ・ムーアアンバー・ハード共演のドラマ。


ドラマ(コメディ)

WebSite(E)


スタッフ キャスト ■
監督:デリック・ボルテ

製作
クリスティ・ズィー
デリック・ボルテ
原案:ランディ・T・ディンズラー
脚本:デリック・ボルテ
撮影:ヤーロン・オーバック
編集:ジャニス・ハンプトン
音楽:ニック・ウラタ

出演
スティーヴ・ジョーンズ:デヴィッド・ドゥカヴニー
ケイト・ジョーンズ:デミ・ムーア
ジェン・ジョーンズ:アンバー・ハード
ミック・ジョーンズ:ベン・ホーリングスワース
ラリー・サイモンズ:ゲイリー・コール
サマー・サイモンズ:グレン・ヘドリー
KC:ローレン・ハットン
ビリー:クリス・ウィリアムズ
ナオミ・マドセン:クリスティーン・エヴァンゲリスタ

アメリカ 映画
配給 Roadside Attractions
2010年製作 95分
公開
北米:2010年4月16日
日本:未公開
製作費 $5,000,000
北米興行収入 $1,474,508
世界 $7,022,728


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
ある町の郊外の邸宅に越して来たスティーヴ・ジョーンズ(デヴィッド・ドゥカヴニー)と妻ケイト(デミ・ムーア)、子供達ジェン(アンバー・ハード)、ミック(ベン・ホーリングスワース)は、高級車やブランド品を身にまとった、絵に描いたような理想の家族に見えた。

隣人のラリー・サイモンズ(ゲイリー・コール)と妻サマー(グレン・ヘドリー)の訪問を受けたジョーンズ一家は彼らを歓迎する。

夫婦の寝室は別々、ケイトが朝食時に封筒に入れた現金を家族に配り、食事も別々に取り、娘は父親のベッドにもぐりこみトラブルを起こす・・・。

やがて、ジョーンズ家のライフ・スタイルは話題になり、人々は彼らのファッションなどを真似しようとする。

1ヶ月後。
ジョーンズ家にKC(ローレン・ハットン)が現れ、彼女は各人の販売成績を発表する。

実は彼らは、”ステルスマーケティング ”のために雇われた販売員で、偽装家族だったのだ。

KCは、スティーヴが見込みのないことを、リーダーのケイトに伝える。

しかしケイトは、新人だと言う理由でスティーヴをかばい、様子を見ることになる。

ケイトは、更なる販売促進のためホーム・パーティーを開き、それを成功させて売り上げを伸ばす。

その後、スティーヴも成績を上げるが、ある会食の席で、かつての彼を知る者が現れて焦るものの、何とか難を逃れる。

プロ・ゴルファーになり損ね、しがない自動車販売員だったスティーヴは、仕事以上の関係をケイトに望むのだが彼女はそれを拒む。

クリスマス・シーズンを前に、KCはより一層の販売努力をするよう家族に伝え、成績好調のスティーヴは、ボーナスとした”アウディ・R8”を贈られる。

それを喜んだケイトは、スティーヴを見る目が変わり彼を食事に招待する。

ミックは、パーティーに商品を持ち込んでしまい、それにアルコールが含まれていたため、ガールフレンドのナオミ・マドセン(クリスティーン・エヴァンゲリスタ)が、交通事故を起こしてしまう。

ゲイのミックが、ナオミの兄にドライブに誘われている間の事故で、翌日、刑事が現れて、スティーヴとケイトはそれに対応する。

その件で騒ぎになった一家は、ジェンが妻帯者と交際していることも分かり、スティーヴとケイトはショックを受けてしまう。

ケイトは、会社側に知られるのを恐れるが、スティーヴは、これこそが”家族”だと感じて彼女を慰め、そして二人は愛し合う。

その後、ジェンは交際相手に捨てられ、スティーヴとケイトに連絡を入れて、自分の行動を謝罪する。

スティーヴは実績を評価され、KCに他のチームへの移動を勧められるが、彼はそれを断る。

ラリーのホーム・パーティーに招待されたスティーヴは、見せ掛けの生活のために借金が嵩み、家を差し押さえられるだろうということを、彼から知らされる。

翌日、サマーは、ラリーが何通もの請求書を残し自殺しているのを見つけ、スティーヴが彼を救おうとするが手遅れだった。

耐え切れなくなったスティーヴは、ラリーの死は物を売りつけるために、偽りの家族を演じていた自分のせいだと住民達に告白してしまう。

ケイトらは、荷物をまとめてその場から立ち去り、家財が持ち運ばれた屋敷で、スティーヴは出直しのチャンスもあることをKCから告げられる。

スティーヴは、他の町で仕事を再会したケイトの前に現れ、彼女を現実の世界へと誘うが断られる。

ケイトは、立ち去ったスティーヴを追い車に乗せて、彼の実家があるアリゾナに向かうことを告げる。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
ある町の郊外の邸宅に、人も羨む理想の家族ジョーンズ一家が越して来る。
夫スティーブと妻ケイト、そして子供達のミックとジェン、実は彼らは、高級品などの販売促進を目的に、”
ステルスマーケティング”のために雇われていた偽装家族だった。
ジョーンズ家のライフスタイルは、たちまち話題になり、周辺地域の住民達は、一家が身に着けている物などを購入し、リーダーのケイトらは成績を上げる。
やや出遅れた新人のスティーヴは、会社側担当者のKCに見込みなしと判断されるが、ケイトは様子を見ることにする。
やがて、スティーヴは実績を積み、売り上げを伸ばすが、事務的に仕事をこなすケイトと違い、実際の家族ではなくても、親交以上のものを求め始め、偽りの生活に疑問を抱き始める・・・。
__________

コメディタッチで始まるストーリーは、実際の家族のようなトラブルが生じ始める辺りから、虚栄心の追求により、人間らしさを失っていく者達の愚かさを、社会の問題として訴える、皮肉を込めたシリアス・ドラマに変貌する。

デヴィッド・ドゥカヴニーデミ・ムーアの共演ということで、興味深い作品ではあるが、拡大公開はされず、日本でも劇場未公開に終わった。

序盤は面白味があるのだが、かつてハリウッドの頂点に立ったデミ・ムーアの動向ばかりが気になり、インパクトにかける彼女の演技はやや残念。

ロボットのように思える偽装家族の面々の中で、人間の本来の生き方に気づく、デヴィッド・ドゥカヴニーの素朴な演技は注目だ。

偽装家族の子供役アンバー・ハードベン・ホーリングスワース、物欲に走る隣人夫妻ゲイリー・コールグレン・ヘドリー、会社側の担当者ローレン・ハットン、美容師クリス・ウィリアムズ、ミック(B・ホーリングスワース)の友人クリスティーン・エヴァンゲリスタなどが共演している。


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