ベスト・キッド2 The Karate Kid Part II (1986) 3.17/5 (29)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

予想外の大ヒットとなった快作「ベスト・キッド」(1984)の続編。
空手少年が恩師の故郷に同行し彼の宿敵との対決や村の人々との交流を描く、監督、編集ジョン・G・アヴィルドセン、主演ラルフ・マッチオノリユキ・パット・モリタタムリン・トミタ他共演によるドラマ。


ドラマ


スタッフ キャスト ■
監督:ジョン・G・アヴィルドセン
製作:ジェリー・ワイントローブ
脚本:ロバート・マーク・ケイメン
撮影:ジェームズ・クレイブ
編集
ジョン・G・アヴィルドセン
デヴィッド・ガーフィールド
ジェーン・カーソン
音楽:ビル・コンティ
主題歌:“Glory of Love
ピーター・セテラ
デヴィッド・フォスター
ダイアン・ニーニー

出演
ダニエル・ラルッソ:ラルフ・マッチオ
ケースケ・ミヤギ:ノリユキ・パット・モリタ
クミコ:タムリン・トミタ
チョーゼン・トグチ:ユージ・オクモト
ユキエ:ノブ・マッカーシー
サトウ:ダニー・カメコナ
ミヤギの父:チャーリー・タニモト
ジョン・クリーズ:マーティン・コーヴ

アメリカ 映画
配給 コロンビア・ピクチャーズ
1986年製作 113分
公開
北米:1986年6月20日
日本:1986年10月25日
北米興行収入 $113,829,022


アカデミー賞 ■
第59回アカデミー賞
・ノミネート
歌曲賞“Glory of Love


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
満身創痍ながら、カラテ・トーナメントに優勝したダニエル・ラルッソ(ラルフ・マッチオ)は、恩師ケースケ・ミヤギ(ノリユキ・パット・モリタ)と喜びを噛み締めながら会場を後にしようとしていた。

相手として戦った道場の師範ジョン・クリーズ(マーティン・コーヴ)は、ふがいない弟子達を痛めつけようとする。

それを見たミヤギは、クリーズを制止し彼をに脅しをかけ、ダニエルと共にその場を立ち去る。

6ヵ月後。
夏休みを控えたダニエルは、沖縄にいるミヤギの父が、危篤だという電報を受け取った場に居合わせる。

帰国することになったミヤギは、ユキエ(ノブ・マッカーシー)という女性を、サトウ(ダニー・カメコナ)という親友と争い、それが沖縄を離れた理由だとダニエルに伝える。

サトウと決闘をすることになったミヤギは、争いを避けた訳だが、面子を潰された者にとっては、その恨みが計り知れないものということも悟っていた。

ダニエルは、大切な友人でもあるミヤギの様子が気になり、自分も沖縄に同行することにする。

沖縄に着いた二人は、サトウの甥チョーゼン・トグチ(ユージ・オクモト)の出迎えを受ける。

サトウの元に連れて行かれた二人だったが、ミヤギは父に会わねばならないことを告げて実家に向かう。

ユキエの姪クミコ(タムリン・トミタ)に迎えられた二人は、病床のミヤギの父(チャーリー・タニモト)と対面する。

ミヤギは、父に付き添っていたユキエと再会し、彼女が結婚していなかったことを知る。

翌朝、家の道場や村を見て回っていたミヤギとダニエルの前に、サトウが現れる。

サトウはミヤギを挑発するが、ユキエは父親が二人を呼んでいることを伝える。

ミヤギの父は、二人の手を取り合いながら息を引き取り、サトウは恩師でもある彼に敬意を表し、三日間だけ喪に服すことを伝え立ち去る。

葬儀を済ませ、落ち込むミヤギをダニエルは励まし、普通の生活に戻った二人は、カラテの修行を再開する。

ダニエルは、ミヤギから渡された”でんでん太鼓”の動きを参考に、防御方法を研究する。

ミヤギはユキエとの時を楽しみ、45年ぶりに恋を取り戻したかのようにも見えた。

ある夜、ダニエルは、チョーゼンが村人を騙しているのを知ったために仕返しされてしまう。

クミコはそんなダニエルを慰め、二人は親交を深めていく。

ドライブや街に遊びに行った二人だったが、ダニエルが出くわしたチョーゼンに、氷割りの賭けを強要される。

それを拒んだダニエルだったが、現れたミヤギがその賭けに乗り、更にサトウがそれを受けて立つ。

ダニエルは見事に氷を割り、大金を手に入れたミヤギは、それを学費にするようにと彼に渡す。

約束の三日が経ち、チョーゼンがミヤギを呼びに来るが、彼はそれを拒む。

チョーゼンはミヤギの畑を潰してしまい、サトウの元に向ったミヤギは、なぜそこまで変わってしまったのかを問質すが、答えは返ってこなかった。

ダニエルとクミコはダンスパーティーに誘われるものの、再び現れたチョーゼンに金を奪われてしまう。

隙を見てダニエルはチョーゼンを叩きのめし、金を奪い返して、クミコと共にその場を逃れる。

その夜、サトウがミヤギ家に押し入り、ダニエルを痛めつけ、道場を壊すようチョーゼンに命ずる。

そこにミヤギが帰宅してチョーゼンらを撃退し、アメリカに戻る決心をする。

翌日、ミヤギはユキエに別れを告げるが、彼女はアメリカ行きを望む。

二人の会話を聞いていたダニエルは、クミコも同行させようとする。

その時、サトウが現れ、村を潰して売りさばこうとしたため、仕方なくミヤギは決闘を受け入れることにする。

今回は面子ではなく、村の存続がかかった問題だとミヤギに言われたダニエルは、クミコの元に向かい愛を確かめる。

夜が近づき嵐となり、決闘に備えていたサトウがいた小屋が倒壊してしまう。

ミヤギはサトウを救い出し、ダニエルは取り残された少女を助けようとする。

ダニエルに手を貸したサトウは、助けを拒んだチョーゼンを見限る。

その一件でサトウは心を入れ替え、壊滅した村の復興支援をミヤギに申し出て、今までのことを謝罪する。

ダニエルは、村で行えなくなった盆踊りを、城跡で行う許可をサトウに得ようとする。

サトウは快くそれを承諾し、今後、永遠にその場を使うようにと伝える。

そして、盆踊りは盛大に始まり、ダニエルはクミコの美しさを再確認する。

そこにチョーゼンが現れ、クミコを人質にダニエルと決着をつけようとする。

ダニエルとチョーゼンは一騎打ちとなり、ミヤギや村の人々が”でんでん太鼓”を打ち鳴らす。

その声援を受けたダニエルは、チョーゼンを叩きのめし、止めは刺さずにクミコと抱き合う。

そして、ミヤギは満足そうに二人を見つめる。


解説 評価 感想 ■

参考:
・「ベスト・キッド」(1984)
・「ベスト・キッド2」(1986)
・「ベスト・キッド3」(1989)
・「ベスト・キッド4」(1994)
・「ベスト・キッド」(2010)

*(簡略ストー リー)
恩師ミヤギが、父の危篤の知らせを受けたことで、ダニエル・ラルッソは、彼の故郷である沖縄に向かう。
そこには、ミヤギがアメリカに渡る理由となった因縁の対決が待ち構えていた。
かつて、親友同士だったミヤギとサトウは、ユキエという女性を争い、決闘することになった。
対決を避けたミヤギは故郷を去り、面子を潰されたサトウは彼を憎んでいたのだった。
沖縄に着いたミヤギはユキエと再会し、彼女が結婚していないことを知る。
ミヤギの父は亡くなり、サトウは、恩師に敬意を表し、三日間、喪に服すことを伝える。
ミヤギはユキエは、45年ぶりに満ち足りた時を過ごし、ダニエルは、彼女の姪クミコとの親交を深めていく。
その間、サトウの甥チョーゼンの、ミヤギやダニエルに対しての嫌がらせは続く。
そして、村の存続が危ぶまれたため、ついに、ミヤギはサトウとの対決を決意するのだが・・・。
__________

前作とほぼ同じスタッフで、舞台を沖縄に移し、キャストは主人公二人以外は一新している。

北米では、前作を凌ぐ興行収益を上げて、ピーター・セテラの歌う主題曲”Glory of Love”も大ヒットした。

北米興行収入 $113,829,022

第59回アカデミー賞では、その主題曲が、歌曲賞にノミネートされた。

しかし、ご覧になっていただければ分かるように、文化の表現が、日本人には全く理解できず、何時代の日本を描いているのか、頭を傾げるどころか不快にすら感じる。
この時代に、未だに日本の認識はこの程度なのかと、ショックを受けた人も多かったはずだ。

でんでん太鼓”の紹介自体は悪くはないが、それが死闘の現場で使われるクライマックスも、滑稽としか言いようがない。

本作では主役とも言える、ノリユキ・パット・モリタの活躍が目立ち、主人公のラルフ・マッチオは、やや控え目な演技で彼を支えている。

主人公と親交を深める現地の少女タムリン・トミタ、ミヤギ(N・P・モリタ)の元恋人役ノブ・マッカーシー、恨みを持つ現地の大物ダニー・カメコナ、その甥役ユージ・オクモト、ミヤギの父親役チャーリー・タニモト、そして、前作で敵対した師範のマーティン・コーヴなどが共演している。


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