レディ・キラーズ The Ladykillers (2004) 3/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

1955年公開のイギリス映画「マダムと泥棒」のリメイク。
楽団を装う強盗一味が、下宿の老婦人に翻弄されながら進める現金強奪計画をユーモアを交えて描く、製作、監督、脚本、編集コーエン兄弟、主演トム・ハンクスイルマ・P・ホールマーロン・ウェイアンズJ・K・シモンズ他共演のサスペンス・コメディ。


コメディ

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スタッフ キャスト ■

監督
イーサン・コーエン

ジョエル・コーエン
製作
イーサン・コーエン

ジョエル・コーエン
バリー・ソネンフェルド
バリー・ジョセフソン
トム・ジェイコブソン
原案:ウィリアム・ローズ(オリジナル脚本)”The Ladykillers
脚本
イーサン・コーエン

ジョエル・コーエン
撮影:ロジャー・ディーキンス
編集:ロデリック・ジェインズ
音楽:カーター・バーウェル

出演
ゴールスウェイト・ヒギンソン・ドア教授:トム・ハンクス

マーヴァ・マンソン:イルマ・P・ホール
ガウェイン・マクサム:マーロン・ウェイアンズ
ガース・パンケイク:J・K・シモンズ
将軍:ツィ・マー
ランプ・ハドソン:ライアン・ハースト
ワイナー保安官:ジョージ・ウォレス
ガッジ社長:スティーヴン・ルート
マウンテン・ガール:ダイアン・デラノ

アメリカ 映画
配給 タッチストーン・ピクチャーズ

2004年製作 104分
公開
北米:2004年3月26日
日本:2004年5月22日
製作費 $35,000,000
北米興行収入 $39,799,191
世界 $76,747,441


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

ミシシッピ州。
敬虔なクリスチャンである、未亡人の老婦人マーヴァ・マンソン(イルマ・P・ホール)は、不吉な予感がした直後に来客を迎える。

自己紹介したゴールスウェイト・ヒギンソン・ドア教授(トム・ハンクス)は、空き部屋があるという看板を見たことを伝え、マーヴァから部屋を借りようとする。

音楽を楽しむというドアは、地下室を見せてもらい、その場が使えることを確認する。

部屋を借りたドアは、合奏の仲間だと言って、偵察担当のガウェイン・マクサム(マーロン・ウェイアンズ)、爆破の専門家ガース・パンケイク(J・K・シモンズ)、トンネル掘りのプロ、将軍(ツィ・マー)、体力には自信のあるランプ・ハドソン(ライアン・ハースト)らを連れて地下室に向かう。

実はドアらは、カジノ船”バンデット・クィーン”の地下の現金保管庫を狙う強盗団だった。

ガウェインはカジノ船の清掃員として内部を調べ、保管庫まで地下室から将軍の掘削技術で到達し、爆破はガースが担当し、巨体のランプは警護役だった。

将軍のトンネル掘りは始まり、土砂は処分されて作業は進み、マーヴァに気づかれないようにドアらは警戒する。

そんな時、ガウェインが女性客に手をだし、ガッジ社長(スティーヴン・ルート)は、彼を即刻クビにする。

ドアらは困惑するが、計画を他言しない約束だったにも拘わらず、ガースが、パートナーのマウンテン・ガール(ダイアン・デラノ)を呼んでしまい、更に問題が増える。

ランプの、賄賂を渡すという提案で、ガウェインはガッジに現金を渡して復職する。

爆破作業に入るものの、ガースがそれに失敗して指を失ってしまう事件が起きながら計画は進む。

そして、トンネルは保管室に到達し、ガウェインの手引きにより、ドアらは現金強奪に成功する。

しかし、犯行の証拠を消すために、トンネルを破壊する予定が、爆破が起きないことに気づく。

ガースは起爆装置をチェックし、タイマーが止まっていることを知るが、それが作動してトンネルは爆破される。

教会に行っていたマーヴァは、早く帰ったためにそれに気づき、地下室の騒ぎを見て驚くものの、追及はしなかった。

マーヴァは、お茶の仲間を招いていたため、ドアらに演奏をしてもらおうとする。

演奏ができない彼らは、ガウェインがいないという理由でそれを断り、その代わりにドアが詩の朗読を始める。

そこにガウェインが戻ってきてしまうが、何とかやり過ごしたドアは、マーヴァに、地下室の騒ぎについての説明をする。

マーヴァはドアの説明では納得できず、ワイナー保安官(ジョージ・ウォレス)を呼ぼうとする。

仕方なくドアは、悪徳カジノの現金を地下から奪ったことをマーヴァに話してしまうが、それが結局、キリスト教系の”ボブ・ジョーンズ大学”の寄付にも使われ、カジノも保険金で損はしないことなどを説明する。

しかし、神を信じる身で泥棒を見過ごすわけにはいかないマーヴァは、現金を返して教会に行けば通報しないことをドアに伝える。

5人はマーヴァを殺すことで意見が一致し、クジ引きでガウェインが彼女を射殺することになる。

マーヴァの元に向かったガウェインだったが、母親のことを思い出して彼女を殺すことができない。

それをガースにバカにされたガウェインは、彼と揉み合いになり、自分を撃ってしまい命を落とす。

4人は、ガウェインの死体を、橋の上からゴミ収集船に捨てて処分するが、道具を片付けると言っていたガースが、現金を持ち逃げしたために彼とマウンテンは殺害される。

二人の死体も処分し、再びクジ引きをした三人は、将軍がマーヴァを殺すことになる。

将軍は、ベッドで寝ているマーヴァに近づくが、突然に鳴った時計の音に驚き、階段から転落して死亡する。

ドアは、マーヴァを殺すようランプに強要するが、彼はそれを拒み渡された拳銃が暴発して死亡する。

更に、鳥のせいで落下して橋の彫刻がドアを直撃して彼も命を落とす。

地下室で大金を見つけたマーヴァは、それをワイナー保安官に知らせる。

しかし、保安官はそれを本気にせずに、現金はマーヴァのものになってしまう。

マーヴァは、それをキリスト教系の”ボブ・ジョーンズ大学”に全額寄付することに決める。

そして、マーヴァの飼猫は、隠してあったガースの吹き飛んだ指を、橋の上からゴミ収集船に捨てる。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

ミシシッピ州。
大学教授だというゴールスウェイト・ヒギンソン・ドアは、敬虔なクリスチャンである未亡人の老婦人マーヴァ・マンソンの空き部屋を借りることにする。
ドアは、地下室を見せてもらい、そこが、合奏の練習に使えることを確認する。
しかし、実はドアは、カジノ船に隣接する地下の現金保管庫を襲う計画を立てている、強盗団のリーダーだった。
ドアは、カジノ船の清掃員ガウェインに内部の調査をさせ、爆破の専門家ガース、トンネル掘りのプロ、将軍、体力だけが自慢のランプらと共に、マーヴァに気づかれないように作業を始める。
そして5人は、現金の強奪には成功するのだが、マーヴァに騒ぎを知られ怪しまれてしまう・・・。
__________

コーエン兄弟とお馴染みのスタッフによる作品ではあるが、当初は、製作に名を連ねるバリー・ソネンフェルドが監督する予定であった。

ブラック・ユーモアを散りばめ、画一的な映像で恐怖を描き出す、世の中の不条理を追及するコーエン兄弟の真骨頂が発揮された、彼ららしい作風を楽しめる。

コーエン兄弟の盟友でもある、撮影はロジャー・ディーキンス、音楽はカーター・バーウェル、編集は、ロデリック・ジェインズの名前で兄弟が担当している。

個性豊かな強盗団の面々の怪演は見ものだが、カンヌ映画祭審査員賞を受賞した、下宿の主人である老婦人イルマ・P・ホールの、迫力すら感じる貫禄の演技は出色だ。

いかにも胡散臭い、大学教授だという強盗団のリーダー、トム・ハンクス、カジノ船の内部を探るマーロン・ウェイアンズ、爆破のプロ、J・K・シモンズ、そのパートナーのダイアン・デラノ、掘削の専門家ツィ・マー、体力だけが自慢のライアン・ハースト、保安官ジョージ・ウォレス、カジノの社長スティーヴン・ルートなどが共演している。


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