エアベンダー The Last Airbender (2010) 3/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

アメリカで放映されたテレビ・アニメの「アバター伝説の少年アン」を基に、全三部作でM・ナイト・シャマランが製作、監督、脚本を担当することが決まっている第一作。
気、水、火、土の4つの王国で統治されていた世界を舞台に、戦乱の世の調和を保つ使命を託された少年の活躍を描く、主演ノア・リンガーデーヴ・パテールニコラ・ペルツ他共演のファンタジー・アクション・アドベンチャー。


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト ■

監督:M・ナイト・シャマラン
製作総指揮
キャスリーン・ケネディ

スコット・アヴァーサノ
マイケル・ダンテ・ディマーティノ
ブライアン・コニーツコ
製作
フランク・マーシャル

サム・マーサー
M・ナイト・シャマラン
脚本:M・ナイト・シャマラン
撮影:アンドリュー・レスニー
編集:コンラッド・バフ
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード

出演
アン:ノア・リンガー

ズーコ王子:デーヴ・パテール
カタラ:ニコラ・ペルツ
サカ:ジャクソン・ラスボーン
アイロ将軍:ショーン・トーブ
ジャオ司令官:アーシフ・マンドヴィ
オザイ王:クリフ・カーティス
ユエ王女:セイチェル・ガブリエル
カタラの祖母:キャサリン・ホートン
パック:フランシス・ギナン
ギアツォ:デイモン・ガプトン
アズーラ王女:サマー・ビシル

寺院の老人:ランダル・ダク・キム
ドラゴン(声):ジョン・ノーブル

アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ

2010年製作 103分
公開
北米:2010年7月1日
日本:2010年7月17日
製作費 $150,000,000
北米興行収入 $131,564,731
世界 $319,713,881


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

かつて、気、水、土、火の4つの王国により、世界の均衡が保たれていた。

各王国には、それぞれのエレメントを操ることの出来る”ベンダー”と呼ばれる者達がいた。

その4つのエレメントを操れるベンダーは、”アバター”と呼ばれていた。

”アバター”は、精霊と呼ばれる唯一の存在で、世界の調和を保っていた。

しかし、100年前に彼は突然、姿を消してしまった。
___________

南の水の国のベンダー、カタラ(ニコラ・ペルツ)と兄サカ(ジャクソン・ラスボーン)は、氷に閉じ込められていた少年(ノア・リンガー)を救い出して村に連れて行く。

暫くすると、火の国の王子ズーコ王子(デーヴ・パテール)が現れ、村の老人達を集める。

少年も見つかり、その額のタトゥーを見たズーコは、彼を連れて村を離れる。

カタラは少年を助ける方法を考え、祖母(キャサリン・ホートン)から、そのタトゥーから、彼は”気のベンダー”で”アバター”だと知らされる。

祖母は、世界の秩序を保てる少年を助けるよう、カタラとサカに伝える。

一方、火の国の軍艦に乗せられた少年は、ズーコの伯父であるアイロ将軍(ショーン・トーブ)に、道具を使いテストされ、”気のベンダー”で”アバター”だということが判明する。

少年は隙を見て軍艦から逃れ、空を飛べる巨獣アッパに乗り、後を追ってきたカタラとサカと共に、気の国の寺に向かう。

そして、少年”アン”は、自分が氷に閉じ込められていた間に100年が経ち、気の国が火の国に滅ぼされたことを知る。

アンは、師匠であるギアツォ(デイモン・ガプトン)の死を知り怒りがこみ上げるが、カタラの言葉で冷静さを取り戻す。

火の国の司令官ジャオ(アーシフ・マンドヴィ)は、王オザイ(クリフ・カーティス)が王子ズーコの弱さを案じ、アバターを見つけるまで追放したことで、彼が敵であると判断し兵士達の前で侮辱する。

土の国も、火の国の脅威にさらされていることを知ったアンは、それに対抗しようとする。

そしてアンは、自分がアバターの重責に耐えかねて、修行の途中で身を隠したことをカタラとサカに伝える。

アンは、北の水の国のベンダーから、技を習得するようサカに励まされ、世界の果てに向かう。

水の国の秘蔵の巻物を参考に、アンは旅の途中で修行に励むものの、彼はうまく水を操れない。

火の国では、オザイ王がアバターの出現をジャオ司令官から知らされ、王子ズーコにその発見の先を越されないよう忠告する。

その後も水を操れずに悩むアンは、単身、北の気の国の寺に向い老人(ランダル・ダク・キム)に会うが、それは火の国の罠だった。

ジャオ司令官に捕らえられたアンだったが、ズーコがそこに現れて彼を救い、それがオザイ王に知らされる。

さらにジャオは、アバターが火の国の力が及ばない、北の水の国に向かい、”気の技”しか使えない弱点を補おうとしていることをオザイ王に伝える。

北の水の国に着いたアンは、ユエ王女(セイチェル・ガブリエル)に会い、彼女とサカは一瞬で心が通じ合う。

アンは気の技のパワーを示し、ベンダーのパック(フランシス・ギナン)の弟子入りを許され、人々は戦いに備える。

その頃、ジャオ司令官は月と海の精霊の居場所を突き止め、オザイ王は月の精霊を始末し、アバターのパワーを封じ込めようとする。

サカは、ユエ王女の護衛を任されて2人は親密になり、アンは修行を続けるが、火の国の艦隊が到着する。

軍艦に乗っていたズーコは水の国に侵入し、修行をするアンを守るカタラと相対して、彼女を気絶させる。

アンを浚ったズーコは、意識を取り戻した彼と格闘になるが、現れたカタラに氷で固められてしまう。

ジャオ司令官は月の精霊を殺し、水の国のパワーは失われるが、アイロの言葉でユア王女は自らを犠牲にして精霊を救う。

ズーコはジャオ司令官を倒そうとするが、アイロにそれを制止され、司令官は水の国の者達に抹殺される。

その後、アンはドラゴンの精霊(ジョン・ノーブル)の言葉に導かれ、見事に水を操り火の国の軍団を撤退させる。

そしてアンは、ついに真のアバターとなる。

オザイ王は、反撃のための計略を練り、それをアズーラ王女(サマー・ビシル)に託す。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

4つのエレメント気、水、火、土の王国で統治される世界の、調和を保てる精霊”アバター”が姿を消し、均衡が保たれなくなった戦乱の時代に、一人の少年が氷の中から見つかる。
火の国の王子ズーコは、アバターを捜すまで国に帰れない運命にあったため、その少年を連れ去る。
エレメントを操れるベンダー、南の水の国のカタラと兄サカは、ズーコに連れ去られた少年がアバターであることを知らされ彼を救出する。
少年アンは、アバターの重責に耐えかね修行の途中で身を隠してしまい、100年後に復活したものの”気の技”しか扱えなかった。
カタラとサカと共に水を操る修行に出たアンだったが、ズーコの追跡と、その先を越そうとする父王オザイの魔の手が目前に迫る・・・。
__________

M・ナイト・シャマランが、初めて原案のある物語を手がけサスペンスでないファンタジー・アクションに挑戦したことで、大いに話題になった作品。

超人的能力を持つ、無敵の少年にはまだ修行が足りない存在の主人公が、なかなか技を習得できない姿がもどかしくも健気であり、序章としてはまずまずのまとまりを見せている。

しかし、1億5000万ドルをかけた映像は迫力あるものの、他の類似する作品に比べて斬新であるとも言えないところがやや残念だ。

ラジー賞で8部門にノミネートされM・ナイト・シャマランは監督賞を受賞してしまった。

酷評された評価とは対照的に、北米興行収入は約1億3200万ドル、全世界では約3億2000万ドルの大ヒットとなった。

撮影当時まだ11歳の主演ノア・リンガーは、テコンドーの黒帯の実力を生かして未熟ながらも凛々しい主人公を好演している。

悪か善かがはっきりしないキャラクター、火の国の王子デーヴ・パテール、その伯父で将軍役ショーン・トーブ、南の水の国のベンダー役のニコラ・ペルツ、その兄役ジャクソン・ラスボーン、火の国の司令官役のアーシフ・マンドヴィ、王クリフ・カーティス、王女サマー・ビシル、北の水の国の王女役のセイチェル・ガブリエル、カタラ(N・ペルツ)の祖母で、名作「招かれざる客」(1967)を思い起こすと懐かしいキャサリン・ホートン、北の水の国のベンダー役のフランシス・ギナン、主人公の師匠デイモン・ガプトン、寺院の老人役ランダル・ダク・キム、ドラゴンの精霊(声)ジョン・ノーブルなどが共演している。


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