ラスト・ショー The Last Picture Show (1971) 5/5 (38)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
5star

テキサスの田舎町で暮らす高校生達のささやかな夢や現実を町の人々との触れ合いと共に描く、監督、脚本ピーター・ボグダノヴィッチ、主演ティモシー・ボトムズジェフ・ブリッジスシビル・シェパードベン・ジョンソンクロリス・リーチマンエレン・バースティンアイリーン・ブレナンランディ・クエイド他共演の秀作ドラマ。


ドラマ


スタッフ キャスト
監督:ピーター・ボグダノヴィッチ

製作
スティーブン・J・フリードマン
ボブ・ラフェルソン
製作総指揮:バート・シュナイダー
原作:ラリー・マクマートリー”The Last Picture Show”
脚本
ラリー・マクマートリー
ピーター・ボグダノヴィッチ
撮影:ロバート・サーティース
編集:ドン・キャンバーン

出演
サニー・クロフォード:ティモシー・ボトムズ
デュエイン・ジャクソン:ジェフ・ブリッジス
ジェイシー・ファロー:シビル・シェパード
サム・ザ・ライオン:ベン・ジョンソン
ルース・ポッパー:クロリス・リーチマン
ロイス・ファロー:エレン・バースティン
ジェヌヴィーヴ:アイリーン・ブレナン
アビリーン:クルー・ギャラガー
ビリー・クロフォード:サム・ボトムズ
レスター・マーロー:ランディ・クエイド
トミー・ローガン:フランク・マーシャル
ポッパー:ビル・サーマン
ボビー・シーン:ゲイリー・ブロケット
チェスター:ノーブル・ウィリンガム
DJ(声):ピーター・ボグダノヴィッチ

アメリカ 映画
配給 コロンビア・ピクチャーズ
1971年製作 118分
公開
北米:1971年10月22日
日本:1972年7月20日
製作費 $1,300,000
北米興行収入 $29,133,000


アカデミー賞
第44回アカデミー賞

・受賞
助演男優賞(ベン・ジョンソン
助演女優賞(クロリス・リーチマン
・ノミネート
作品・監督・脚色
助演男優賞(ジェフ・ブリッジス
助演女優賞(エレン・バースティン
撮影賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
1951年、テキサス州、アナリーン
高校生のサニー・クロフォード(ティモシー・ボトムズ)は、言葉が話せない弟のビリー(サム・ボトムズ)を連れて、サム・ザ・ライオン(ベン・ジョンソン)のビリヤード場に向かう。

フットボールの試合のことを話したサニーは、サムと、現れたアビリーン(クルー・ギャラガー)から、不甲斐ない負け方だったと言われる。

目を離すとホウキを持ってどこかに行ってしまうビリーを捜したサニーは、店を出る。

石油会社の作業員のバイトをする親友のデュエイン・ジャクソン(ジェフ・ブリッジス)が現れる。

道路を掃いていたいたビリーにサムの店にいるよう伝えたサニーは、デュエインとカフェに向かう。

経営者のサムから、釣銭をウエイトレスのジェヌヴィーヴ(アイリーン・ブレナン)渡してくれと言われたソニーとデュエインは、それを彼女に渡す。

その後、町で唯一の映画館”ロイヤル”に向かったサニーは、上映中の「花嫁の父」を観ながら、ガールフレンドのシャーリーンと後ろの席でいちゃつく。

そこに、デュエインとガールフレンドのジェイシー・ファロー(シビル・シェパード)が現れ、キスし合う二人をサニーは気にする。

トラックで郊外の池に向かったサニーは、シャーリーンに迫るものの、結婚するまではキスと胸を触らせるだけだと言われる。

それなら別れようとシャーリーンに伝えたサニーは、彼女から嫌みを言われたために帰ることにする。

カフェに向かいジェヌヴィーヴに愚痴をこぼしたサニーは、ジェイシーのことを話すが、彼女は男を不幸にすると言われる。

翌日、コーチのポッパー(ビル・サーマン)から、翌日、診療所に行く妻のルース(クロリス・リーチマン)を送ってほしいと言われたサニーは、その間の授業を出席扱いにする条件で快く引き受ける。

デュエインとサニーと共にドライブインにいたジェイシーは、父ジーンと現れた母ロイス(エレン・バースティン)から、夕食だと言われる。

ロイスは、夫ジーンの石油会社の作業員で関係を持っているアビリーンがその場にいたため、合図をする。

その夜、眠ろうとしていたジェイシーは、貧乏なデュエインと付き合っていることで、ロイスから小言を言われてうんざりする。

アビリーンに電話をしたロイスは、仕事だと言われたために、一人、酔い続ける。

翌日、ルースを迎えに行ったサニーは、彼女を診療所に送る。

診察を終えて家に戻ったサニーは、うつろな表情のルースの様子を気にしながら、飲物を出すので寄っていくようにと言われる。

ソーダを飲んだサニーは、ルースが泣き出したために驚き、ポッパーが忙しいために寂しいのだと思う。

何も分かってないと話すルースから、学校に戻り練習するようにと言われたサニーは、彼女の指示に従う。

クリスマスのダンス・パーティーで、声をかけてきたレスター・マーロー(ランディ・クエイド)から、全裸で泳ぐプールパーティーに誘われたジェイシーは、それに興味を示すもののデュエインが現れる。

恋人キャシーを同伴したアビリーンは、彼女を気にせずキスしてきたロイスに誘われて踊る。

プール・パーティーに行きたいジェイシーは、デュエインと踊りながら、外で待っていてほしいとレスターに合図を送り、暑いと言って外に出る。

車に向かい、デュエインから時計をプレゼントされたジェイシーは、一緒にいたいが、母ロイスから、レスターとプール・パーティーに行くように指示されたと伝える。

裕福なレスターに付き合うように言われたと伝えたジェイシーは、納得しないデュエインを誘惑しつつその場を去る。

憤慨したデュエインはレスターに襲い掛かるが、パーティーの参加者に制止され、ジェイシーとレスターが車で出かける姿を見て苛立つ。

父に話しかけられてもまともな会話が成り立たないサニーは、ルースからゴミ捨てを手伝ってほしいと言われる。

シャーリーンと別れたことで気落ちするサニーは、励ましてくれたルースとキスしてしまう。

来週も診療所に送ってほしいと言われたサニーは、喜んでいくと伝える。

レスターとプールに着いたジェイシーは、全裸のボビー・シーン(ゲイリー・ブロケット)らに歓迎され、飛び込み台で服を脱ぐようにと言われる。

注目されるジェイシーは、飛び込み台に向かい服を脱ぎ始め、全裸になってプールに入り、デュエインから貰った時計が壊れたことに気づく。

落ち込むデュエインは、仲間達とビリーをからかい、初体験をさせようとする。

何も分からないビリーは相手の女にバカにされて殴られ、デュエインは後悔し、サニーらはビリーを連れてその場を去る。

ビリーが怪我をしていることに気づいたサムは、サニーと仲間達がしたことを知り、最低の人間がすることだと言って批判する。

ビリヤードや映画館、そしてカフェに出入り禁止だと伝えたサムは、弁解するサニーらを見限る。

翌週、ルースを診療所に送り家に戻ったサニーは、彼女と愛し合う。

涙するルースは、気を遣うサニーに、自分が怖いだけだと伝えて、彼に好かれていることを喜ぶ。

その後、サムの店にいるビリーの姿を確認しながら郊外に向かい車を止めたサニーは、町を見つめる。

翌朝、恐る恐るカフェに向かったサニーは、ビリーのことを話すジェヌヴィーヴから、サムが怒るのは当然だと言われる。

小さな町なので、噂は直ぐに広まるとジェヌヴィーヴから言われたサニーは、彼女がルースとの関係を知っていいることに気づく。

そこにビリーを連れたサムが現れ、気まずい思いのサニーは出て行こうとする。

サムに睨まれたサニーは、ジェヌヴィーヴが作ってくれたチーズバーガーが冷めると言われる。

大敗したフットボールの試合の話をするサムに、サニーは心から謝罪する。

その後もルースとの関係が続くサニーは、ポッパーにバレたら射殺されると彼女に言われるものの、それを気にしない。

ビリーを連れたサニーと共に池で釣りをしたサムは、この土地で生きてきた人生を語り、ある女性と愛し合っていたことなどを話し、昔を懐かしむ。

酔ったレスターと過ごしていたジェイシーは、彼が相手にならないために、キッチンにいたボビーに話しかける。

ジェイシーが処女だと知ったボビーは、女になってからまた来るようにと伝える。

鬱憤晴らしにメキシコに行くことを決めたサニーとデュエインは、サムも誘う。

付き合える年でないと言うサムは、二人に小遣いを渡し、羽目を外し過ぎるなと忠告して彼らを見送る。

週末をメキシコで過ごして町に戻ったサニーとデュエインは、いつも開いているサムの店が閉まっていいることを不思議に思う。

サムが、脳卒中で昨日、亡くなったことを知ったサムとデュエインは驚き、ショックを受ける。

サニーは、サムが自分にビリヤード場を、カフェはジェヌヴィーヴに、映画館はムージーに、そして牧師の息子でありクラスメイトのジョー・ボブには1000ドルを遺したことを知る。

町の人々に慕われたサムの葬儀が行われ、特別な思いのロイスは悲しむ。

卒業ピクニックが行われ、池の横を車で通り過ぎたサニーは、サムのことを想い出して涙する。

ボビーに受け入れられるために、ジェイシーは、モーテルでデュエインと愛し合おうとする。

しかし、不能だと言われたデュエインはジェイシーに罵倒され、サニーらが待つ車に向かう。

部屋に入って来た友人から初体験の気持ちを訊かれたジェイシーは、言葉では言い尽くせないほど素晴らしかったと答える。

卒業式を終えて、今度は大丈夫だと言うデュエインとモーテルに向かったジェイシーは、初体験を済ませる。

ルースの元に向かったサニーは、卒業祝いの財布を贈られる。

その後、目的を済ませたジェイシーはデュエインを相手にしなくなり、ボビーと付き合っていることをデュエインに伝える。

憤慨したデュエインは町を出る決心をして、サニーとビリーに別れを告げる。

ジェイシーとボビーが別れたら連絡をくれと言い残したデュエインは、オデッサに向けて旅立つ。

ある夜、ロイスを誘いに来たアビリーンに、母は留守だと伝えたジェイシーは、ビリヤード場に行くと言う彼について行く。

ジェイシーとアビリーンは、その場で愛し合ってしまう。

帰宅したジェイシーがアビリーンと関係を持ったことを知ったロイスは、複雑な男と女の関係について話し、ルースとサニーが半年前から密会していることを伝える。

40歳のルースを相手にするサムの気持ちが理解できないジェイシーは、彼は自分が好きなはずだと考える。

その後、ボビー・ジョーが少女を連れ去ったという事件が起き、サニーは捜査を始めた保安官を手伝う。

街道に止まっていた車が発見され、少女は母親が保護し、ボビー・ジョーは保安官らに連行される。

騒ぎのことをサニーから訊いたジェイシーは、彼に言い寄る。

用があると伝えたサムだったが、ジェイシーに誘われてドライブすることになる。

サニーのために壁紙を張り替えネグリジェも用意したルースは、彼が遅いことを気にする。

デュエインのことなどを話しながら池に向かったサニーは、迫るジェイシーに戸惑いながら誘惑に負けてしまう。

今後も会うことをジェイシー約束したサニーは、彼女と別れた後で町に戻るものの、ルースの家の前を車で通り過ぎてしまう。

その後、ジェイシーの父の会社で働いたサニーは、町に戻って来たデュエインから、手に入れた車でドライブする途中に寄ったと言われる。

ジョー・ボブの話などをしたサニーは、デュエインから、ジェイシーと会っていることを聞いたと言われ、関係したことを疑われる。

まだジェイシーに未練があり結婚すると言い張るデュエインに、彼女が大学に行けば全ては終わるとサニーは伝える。

それを否定するデュエインは、サニーと言い合いになる。

サニーは、愛し合う約束をしたジェイシーから、デュエインは不能だと聞いたと伝える。

デュエインにビール瓶で殴られたサニーは抵抗しようとするものの、出血して倒れ込んでしまう。

騒ぎに気づいたジェヌヴィーヴらが駆け寄り、サニーは病院に運ばれて治療を受ける。

ルースが見舞いに来たことを知ったサニーは、彼女と会うのを拒む。

退院したサニーは、デュエインが陸軍に入隊したことをジェヌヴィーヴに話し、彼は悪気がなかったことを伝える。

ジェイシーの話題になり、両親のロイスとジーンが貧しかったころを知っているジェヌヴィーヴは、自分の夫が掘り当てるはずだった場所で、彼女らが石油を掘り当てたことを話す。

現れたジェイシーは、ビリヤード上から出てきたジェヌヴィーヴから軽蔑の眼差しで見つめられる。

ジェイシーが来てくれたことを喜ぶサニーは、彼女から結婚してほしいと言われて戸惑う。

大学にも行かないと言うジェイシーは、両親に反対されたら駆け落ちすればいいとサニーに伝える。

それを承知したサニーは、ジェイシーと共にオクラホマに向かう途中で、両親に置手紙を残してきたことを彼女から知らされる。

パトカーとすれ違い微笑んだジェイシーは、それがUターンして追って来たために車を止める。

警官から捜査願いが出ていると言われたサニーとジェイシーは、迎えに来たジーンから説教される。

ロイスに励まされたサニーは、ジェイシーと別れたのは正解で、ルースの方がましだと言われる。

皆が知っていると言われたサニーは、ルースに悪いことをしたと思う。

町に戻り、サムの話になったロイスは、皆が彼を好いていたのとは自分は違う思いだとサニーに伝える。

ロイスから、サムと自分は愛し合っていたと言われたサニーは、彼女がサムの話していた相手だったことに気づく。

その通りだと言うロイスは、大事なものを与えてくれたのはサムだけだったと話す。

そうでなければ、自分はブリッジだけして過ごす堕落した人生を歩んでいたと言うロイスは、サムのことを想い涙する。

”サム・ザ・ライオン”は、22歳だった自分が付けた名だと話すロイスは、サムは喜んでくれたとサニーに伝える。

自分を理解してくれたたった一人の人だと話すロイスは、サムから愛されていたのが分かると言うサニーに微笑む。

自分も気に入られていたと言われたサニーは、車を降りてロイスと別れる。

その後、フットボールの試合を手伝ったサニーは、コーチのポッパーに無視される。

軍隊から戻り朝鮮に向かうデュエインに会いに行ったサニーは、今夜で廃業する映画館で映画を観ようと言って彼を誘う。

映画館に向かった二人は、最後の上映作品「赤い河」を観る。

観終わった二人は、テレビなどで客足が減ったために閉鎖するしかないと考えるムージーから、サムなら別だが自分では経営は無理だと言われる。

寂しくなると言って去ろうとするデュエインに声をかけたムージーは、彼の無事を祈る。

車を頼むとサニーに伝えたデュエインは、ジェイシーのことを尋ね、ダラスから戻ってこないと言われる。

未だにジェイシーのことが好きだと言うデュエインは、そうでなければ殴らなかったとサニーに伝える。

サニーは、自分が邪魔をしなければジェイシーと結ばれたはずだと言ってデュエインに謝罪する。

結婚しても別れさせられたと言うデュエインは、サニーがジェイシーとはモーテルに行かなかったことを確認して、車のキーを渡す。

サニーに別れを告げたデュエインは、バスに乗って旅立つ。

ビリヤード場に向かったサニーは、車のクラクションの音を聴く。

外に出たサニーは、通りに止まっているトラックの近くにビリーのホウキが落ちていることにに気づき、その場に向かう。

倒れいるビリーを前にして、ドライバーは砂嵐で前が見えなかったと話し、集まった男達は、ビリーが知恵遅れだったので罪はないと伝える。

ホウキで何をしていたのか疑問に思うドライバーに対し、サニーは、ビリーは道を掃いていたと言って怒りをぶつける。

ビリーを抱きかかえて道路の脇に運んだサニーは、ジャンパーを脱いでかけてやり、彼の帽子を手にして涙する。

ビリヤード場に戻りその場を見つめて、呆然としながら車に乗り町を出たサニーだったが、途中で引き返してルースの元に向かう。

コーヒーを飲みたいと言うサニーを招き入れたルースは、怒りがこみ上げ、なぜ自分ばかりが独りで謝らなければならないのかと言って彼を非難する。

ジェイシーに会うために、自分やビリーを放っておいたとルースから言われたサニーは、今さら元に戻らないと話す彼女の手を握る。

サニーの手を握り返したルースは、もういいと伝える。


解説 評価 感想
1966年に発表された、ラリー・マクマートリーの小説”The Last Picture Show”を基に製作された作品。

*(簡略ストー リー)
1951年、テキサス州、アナリーン
高校生のサニー・クロフォードは、言葉が話せない弟のビリーと共に、町でビリヤード場とカフェ、そして唯一の映画館を経営するサム・ザ・ライオンを父親以上に慕っていた。
親友のデュエインとガールフレンドのジェイシーの関係を気にするサニーは、ある日、フットボール部のコーチのポッパーの妻ルースの、診療所の送り迎えを頼まれる。
それがきっかけとなり、サニーはルースと関係を持ってしまうのだが・・・。
__________

当時、若手として期待されたピーター・ボグダノヴィッチが、映画狂で知られる彼の思いを込めた作品として製作された意欲作。

テキサスの田舎町で暮らす平凡な若者と人々の生活を、冷戦ベトナム戦争などにより揺れ動く激動の時代と疲弊する社会を照らし合わせ、ピーター・ボグダノヴィッチの独得の世界観で描くノスタルジックな作品として批評家から絶賛された、映画史上に残る傑作とも言える秀作ドラマ。

1998年、アメリカ議会図書館が、国立フィルム登録簿に登録した作品でもある。

第44回アカデミー賞では、ドラマ半ばで亡くなってしまうものの、町の人々に慕われる”サム・ザ・ライオン”を出色の名演で演ずるベン・ジョンソンが助演男優賞を、満たされぬ人生を喜びに変えてくれた主人公と関係を持つ中年女性を切なく演ずるクロリス・リーチマンが助演女優賞を受賞した。

・ノミネート
作品・監督・脚色
助演男優賞(ジェフ・ブリッジス
助演女優賞(エレン・バースティン
撮影賞

映画を愛しジョン・フォードを尊敬するピーター・ボグダノヴィッチが、その多くの作品に出演したベン・ジョンソンを起用したことは、ファンにとってたまらなく嬉しい。
作品中、ジョン・フォード作品である、ベン・ジョンソンが主演した「幌馬車」(1950)のポスターも映画館に飾られている。
映画館の最後の上映作になる「赤い河」(1948)にも、ベン・ジョンソンはスタントマンとして出演している。

ロバート・サーティースの素晴らしい撮影も印象的で、ハンク・ウィリアムスエディ・アーノルドなどのヒット曲も効果的に使った音楽もいい。

1990年に、製作、監督、脚本ピーター・ボグダノヴィッチ、本作に続き主要出演者も登場する続編「ラスト・ショー2」が公開された。

当時の若手期待のスターに加え、実力派が脇を固める豪華キャストも見逃せない。

多感な高校生ではあるが、どこか寂しさを感じさせながら、様々なことを学ぶ主人公を好演するティモシー・ボトムズ、彼の親友を熱演するジェフ・ブリッジス、そのガールフレンドではあるが、自分の欲望のために周囲を利用するシビル・シェパード、その母親を雰囲気ある演技で演ずるエレン・バースティン、人間味のある演技が印象的なカフェのウエイトレス、アイリーン・ブレナン、ロイス(エレン・バースティン)の浮気相手クルー・ギャラガー、主人公の弟サム・ボトムズ、裕福な高校生ランディ・クエイド、主人公のクラスメイトである後の大プロデューサー、フランク・マーシャル、フットボール・コーチのビル・サーマン、主人公のクラスメイト、ゲイリー・ブロケット、町の住人ノーブル・ウィリンガム、そして、ピーター・ボグダノヴィッチがDJとして声だけで出演している。


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