ロンゲスト・ヤード The Longest Yard (2005) 3/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

1974年に公開された監督ロバート・アルドリッチ、主演バート・レイノルズによる痛快作「ロンゲスト・ヤード」のリメイク。
刑務所に入れられた元NFLプレイヤーの、囚人チーム率いた看守チームとの戦いを描く、監督ピーター・シーガル、主演アダム・サンドラークリス・ロックバート・レイノルズジェームズ・クロムウェルウィリアム・フィクナー他共演のスポーツ・ドラマ。


ドラマ(スポーツ)


スタッフ キャスト ■

監督:ピーター・シーガル
製作:ジャック・ジャラプト
原案:アルバート・S・ラディThe Longest Yard
製作総指揮
アダム・サンドラー

アルバート・S・ラディ
ヴァン・トフラー
バリー・ベルナルディ
アレン・コヴァート

マイケル・ユーイング
デヴィッド・ゲイル
ティム・ハーリヒー

脚本:シェルドン・ターナー
撮影:ディーン・セムラー
編集:ジェフ・ゴーソン
音楽:テディ・カステルッチ

出演
ポール”レッキング”クルー:アダム・サンドラー

ジェームズ”ケアテイカー”ファーレル:クリス・ロック
ネイト・スカーボロー:バート・レイノルズ
ルドルフ・ヘイズン所長:ジェームズ・クロムウェル
ブライアン・クナウアー:ウィリアム・フィクナー
アール・メゲット:ネリー
“チーズバーガー”エディ:テリー・クルーズ
ディーコン・モス:マイケル・アーヴィン
ジョーイ”バトル”バタグリオ:ビル・ゴールドバーグ
スウィトウスキー:ボブ・サップ
ブルーシー:ニコラス・タトゥーロ
ターリー:ダリップ・シン
アンソニー”ビッグ・トニー”コビアンコ:ジョーイ・ディアズ
トーレス:ロボ・セバスチャン
パンキー:ロブ・シュナイダー

アンガー:デヴィッド・パトリック・ケリー
ミス・タッカー:トレイシー・モーガン
ドク”スキッチー”リヴァース:エドワード・バンカー
ダナム看守:スティーヴ・オースチン
ガーナー看守:ブライアン・ボズワース
エングルハート看守:ケヴィン・ナッシュ
リネット・グレイ:クロリス・リーチマン
ドゥエイン:エド・ローター
リナ:コートニー・コックス

アメリカ 映画
配給
コロンビア・ピクチャーズ(世界)
パラマウント・ピクチャーズ(北米)
2005年製作 113分
公開
北米:2005年5月27日
日本:2006年4月29日
製作費 $82,000,000
北米興行収入 $158,119,460
世界 $190,320,570


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

テキサス州。
八百長疑惑で追放された元NFLプレイヤー、ポール・クルー(アダム・サンドラー)は、恋人のリナ(コートニー・コックス)のパーティーで、部屋に閉じこもっていたため彼女に非難される。

クローゼットにリナを閉じ込めたクルーは、彼女の”ベントレー”に乗り飲酒運転のままパトカーに止められる。

盗難車だと指摘する警官をからかったクルーは、バックしてパトカーに衝突して暴走を始め、その様子はニュースで報道される。

リナからの電話を受けたクルーは、車を傷つけるなという彼女の警告を無視する。

クルーが急ブレーキで停車したため、複数のパトカーが”ベントレー”に衝突する。

逮捕されたクルーは刑務所に移送され、看守長ブライアン・クナウアー(ウィリアム・フィクナー)に迎えられたクルーは、看守のフットボール・チームがあることを知らされる。

チームの強化を考えるルドルフ・ヘイズン所長(ジェームズ・クロムウェル)から協力要請を受けた場合、それを断るようにと言われたクルーは、クナウアーに痛めつけられる。

一応それを承知したクルーだったが、ヘイズンの元に連れて行かれ、協力を求められる。

ヘイズンに意見を求められたクナウアーはそれに賛成するが、クルーは強力を断る。

刑務所で楽に過ごせると言うヘイズンの言葉にも頷こうとしないクルーは、退席させられる。

クルーに協力させるようヘイズンから命ぜられたクナウアーは、所長秘書のリネット・グレイ(クロリス・リーチマン)と話をしていたクルーを連れ出して再び痛めつける。

元スーパースターとからかわれ、八百長男と囚人達に罵られるクルーは、ジェームズ”ケアテイカー”ファーレル(クリス・ロック)に話しかけられ、快適に過ごす方法を教えられる。

それに従おうとしないクルーは、囚人とトラブルを起こして喧嘩を始め、クナウアーら看守に制止される。

警棒で殴ろうとしたクナウアーに抵抗したクルーは、他の看守に殴られて懲罰房に入れられる。

1週間その場で耐えたクルーは、仕方なくヘイズンの話を聞き、自信をつけさせるために格下のチームと対戦する、調整試合をすることを提案する。

ある考えが閃いたヘイズンは、囚人チームを作ってクォーターバックをするようクルーに命じ、従わなければ刑期を延長すると言って脅す。

クナウアーに手出しさせないことを条件に、作業も免除されることになったクルーは、囚人チームを作ることに同意する。

チームのメンバーを募集する張り紙を見た囚人達は、看守達をぶちのめすことができるとケアテイカーに言われる。

ところが、クルーが仲間を裏切った男だと言うディーコン・モス(マイケル・アーヴィン)は張り紙を外し、“チーズバーガー”エディ(テリー・クルーズ)も同じ意見だった。

怪力の巨漢だがフットボールをしたことがないスウィトウスキー(ボブ・サップ)やアンソニー”ビッグ・トニー”コビアンコ(ジョーイ・ディアズ)、ブルーシー(ニコラス・タトゥーロ)ら、チームに参加を希望する囚人達を集めたクルーとケアテイカーは、彼らの能力をチェックする。

しかし、チームは単なる寄せ集めの素人集団で、しかも悪党の囚人達であり、まともなプレーなどできるはずがなかった。

初日の練習を終えたクルーは意気消沈するが、かつて”ハイズマン・トロフィー”を獲得した名選手ネイト・スカーボロー(バート・レイノルズ)から、コーチとして協力すると言われる。

ヘイズンを殴ったため終身刑となった長老の囚人ドク”スキッチー”リヴァース(エドワード・バンカー)から情報を得たクルーは、ケアテイカーやスカーボローと資料室に忍び込む。

囚人のデータをチェックして狂暴性を調べたクルーは、山のような大男である凶悪犯ターリー(ダリップ・シン)と対面して驚く。

同じく狂暴なトーレス(ロボ・セバスチャン)に会ったクルーらは、看守を叩きのめすことができることを知った彼をチームに入れることに成功する。

ジョーイ”バトル”バタグリオ(ビル・ゴールドバーグ)の加入でディフェンスを強化したクルーは、俊足のランニングバックが必要となり、チーズバーガーやディーコンに声をかける。

バスケットボールを楽しむディーコンにワン・オン・ワンの勝負を挑んだクルーは、自分が勝てばチームに入ることを約束させる。

勝負には負けてしまうものの、ディーコンのファウルに耐えたクルーが気に入ったアール・メゲット(ネリー)は、チームに入ることを決める。

クルーやスカーボロー、そしてケアテイカーは、アールの俊足に満足する。

ミス・タッカー(トレイシー・モーガン)らゲイの囚人達は、クルーのファンだと伝えて応援を約束する。

クルーのチームにメディアも飛びつき、テレビ中継の話もでたため、州知事を狙うヘイズンは、それを政治的に利用しようとする。

再びターリーに会ったクルーは、彼とピンポンをして説得してチームに入れる。

ターリーは、巨漢のスウィトウスキーを一撃で倒し、そのパワーを見せつける。

ようやくチームらしくなってきた囚人達だったが、仲間に入れてもらえないアンガー(デヴィッド・パトリック・ケリー)は、看守チームのクナウアーに囚人チームの情報を流す。

看守のエングルハート(ケヴィン・ナッシュ)、ダナム(スティーヴ・オースチン)、ガーナー(ブライアン・ボズワース)は、図抜けた俊足のアールを侮辱して挑発する。

それを無視するアールの姿を見たディーコンらの看守達に対する怒りは頂点に達し、彼らはクルーと手を組みチームに入り、裏切らないことをクルーに約束させる。

チームとして機能し始めたチームだったが、クルーは、看守側のスパイであるアンガーの行動を気にする。

アンガーの件をヘイズンに話したクルーは、翌日、練習場に水を撒かれる嫌がらせを受ける。

仲間達には内緒で負ける気だったクルーは、看守チームに勝つと言ってその場で練習を始める。

看守の骨折記録を調べ、エングルハートのステロイドに女性ホルモンを混ぜるなど、囚人達は妨害工作を行う。

所長秘書のリネットにサービスしたクルーは、昨年の看守チームのビデオを手に入れて仲間達に見せる。

そのことを看守達に話したアンガーは、クルーを殺すよう指示される。

試合を翌日に控えて練習を終えたケアテイカーは、クルーの選手時代の写真をプレゼントするために、彼の監房に向かう。

アンガーが発火装置を仕掛けてあることも知らずに、ラジオを消したケアテイカーは炎に包まれる。

入り口を閉めたアンガーはその場から逃れ、駆けつけたクルーやスカーボローは、ケアテイカーを助けることができない。

ケアテイカーを埋葬したクルーら囚人達は、試合のために改修された高校のスタジアムに向かう。

囚人達のロッカールームに姿を現わしたヘイズンは、警察の協力による厳重な警戒下で試合が行われるため、逃亡した場合は即刻、射殺する警告する。

ヘイズンはその場を去り、クルーは、ケアテイカーが調達してくれた防具と”ミーン・マシーン”のユニフォームを仲間達に渡す。

試合は始り、看守チームはキックオフ・リターンでいきなりタッチダウンを決める。

囚人達は、看守に復讐することだけを考えているために試合にならず、相手にタッチダウンを与えてしまう。

14対0となり、怒りが収まらないクルーは、仲間達に考えを改めさせる。

審判も看守チーム贔屓であるため、クルーは審判の急所にボールを命中させて痛めつけ、公正なジャッジをすることを約束させる。

反撃を開始した囚人チームは、クルーのパスをディーコンがキャッチしてタッチダウンを決める。

スウィトウスキーにタックルされたダナムは退場し、囚人チームは、前半終了の寸前で同点に追いつく。

ヘイズンに呼ばれたクルーは、ケアテイカー殺害容疑で逮捕されたアンガーの共犯者にすると言われ、試合に負けることを強要する。

囚人達を傷つけないことを条件にそれを承知したクルーは、看守チームに2タッチダウンをリードさせるよう指示される。

クナウアーに手を打ったことを伝えたヘイズンは、3タッチダウン差になった後は、囚人を徹底的に痛めつけるよう指示する。

独力で勝てる自信があったクナウアーだったが、ヘイズンに従うしかなかった。

後半が始り、クルーはわざとミスを続けてベンチに下がり、スカーボローは彼の行動を不審に思い始める。

クルーの代わりに入ったブルーシーもミスして、看守チームは3タッチダウン差にリードを広げる。

アールやディーコンに非難されたクルーは、ヘイズンが約束を守る気がないことに気づく。

ヘイズンを殴ったことを後悔していないかをスキッチーに聞いたクルーは、それが自分の勲章だと言われたため、試合に戻る決心をする。

復帰したクルーは、仲間達の協力を得られないまま相手に叩きのめされる。

単独でファーストダウンをとったクルーは、仲間達に八百長をした時のことを正直に話す。

今回は、負けなければケアテイカー殺害犯にされると話すクルーは、刑期延長を覚悟して勝つことを仲間達に伝える。

ミーン・マシーンは反撃を開始してタッチダウンを決め、看守チームは焦る。

残り1分を切り1タッチダウン差に迫ったミーン・マシーンだったが、アールが負傷してしまう。

スカーボローが代わりに入り、場内にはミーン・マシーンの歓声が起きる。

残り6秒、ボールを拾ったスカーボローは、タックルをされながらもタッチダウンを決める。

トライフォーポイントを決めずに勝ちにいったミーン・マシーンは罠を仕掛け、クルーがパスを受ける。

エンドゾーンに向かったクルーはタッチダウンを決め、ミーン・マシーンは勝利する。

クルーに歩み寄ったクナウアーは健闘を称え、ケアテイカーの罪を着せないことを約束して彼に握手を求める。

納得いかないヘイズンは、クルーが脱走すると言ってクナウアーに射殺するよう命ずる。

クルーと叫びながら狙いを定めるクナウアーは、早く撃てとヘイズンに言われるものの、クルーがボールを拾おうとしていることに気づく。

ゲーム・ボールだと言って銃をヘイズンに渡したクナウアーは、不満を露わにしながらその場を立ち去る。

ヘイズンにボールを渡したクルーは、その様子を見守っていたスカーボローの元に向いフィールドを離れる。

ヘイズンにゲータレードを浴びせたディーコンとバトルは、懲罰房1週間だと言われるものの、それを気にしない。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

テキサス州。
八百長疑惑で追放された元NFLプレイヤー、ポール・クルーは、恋人リナの車でパトカーとカーチェイスを繰り広げ、逮捕されて刑務所に移送される。
フットボールの看守チームを率いる看守長クナウアーから、チーム強化のための所長ヘイズンからの協力要請に応じないようにと、クルーは忠告される。
指示に従わせようとするクナウワーに痛めつけられたクルーは、囚人達からも罵られるが、調達屋のケアテイカーと親しくなる。
このままではまともに暮らせないと考えたクルーは、クナウワーに手出しをさせない条件で、ヘイズンに協力することを伝える。
看守チームの調整試合を提案したクルーは、対戦相手の囚人チームを率いることになり、ケアテイカーの手を借りてメンバーを集め始めるのだが・・・。
__________

1974年公開の旧作「ロンゲスト・ヤード」をリアルタイムで観た者にとっては非常に興味深く、また、懐かしく思える作品。

設定などはほとんど同じで、旧作の登場人物をミックスさせているような囚人チームのキャラクターを作りに工夫が見られる。

アメリカ映画の最も得意とする分野と言ってもいい作品で、プロレスラーやフットボーラーらの、巨体同士の肉弾戦などは迫力満点だ。

しかし、旧作の盛り上がりには遠く及ばないところもあり、クライマックスの試合の場面の演出も今一だ。

本作しか観ていない方には十分に楽しめる内容ではあり、男臭さとユーモアを兼ね備えた、ロバート・アルドリッチのパンチの効いた旧作の面白さは、まずまず継承されてはいる。

旧作の主人公を演じた当時のトップスター、バート・レイノルズが、同じナンバー(22)のユニフォームで登場し、彼と共演して看守長を演じたエド・ローターの出演などもファンには嬉しい。

北米興行収入は約1億5800万ドル、全世界では約1億9000万ドルのヒットとなった。

シリアスな演技もできるアダム・サンドラーは、ユーモアを抑え、主人公をクールに演じている。

主人公と親交を深める調達屋の囚人クリス・ロック、元スター選手としてチームに協力するバート・レイノルズ、刑務所長ジェームズ・クロムウェル、看守長ウィリアム・フィクナー、囚人チームに入るネリーテリー・クルーズマイケル・アーヴィンビル・ゴールドバーグボブ・サップニコラス・タトゥーロダリップ・シンジョーイ・ディアズ、ロボ・セバスチャン、試合を観戦する囚人ロブ・シュナイダー、看守側のスパイ、デヴィッド・パトリック・ケリー、ゲイの囚人トレイシー・モーガン、終身犯の長老エドワード・バンカー、看守スティーヴ・オースチンブライアン・ボズワースケヴィン・ナッシュ、主人公に迫る所長秘書クロリス・リーチマン、所長の友人エド・ローター、主人公の恋人コートニー・コックスなどが共演している。


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