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愛の伝道師 ラブ・グル The Love Guru (2008)


2.97/5 (30)

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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★☆☆☆

インドで修行を積んだアメリカ人のグルが、愛の伝道師として”NHL”のスター選手と妻の復縁に奮闘する姿を描く、製作、脚本、主演マイク・マイヤーズジェシカ・アルバジャスティン・ティンバーレイクロマニー・マルコミーガン・グッドベン・キングズレー他共演のコメディ。


コメディ

モーガン・フリーマン / Morgan Freeman 作品一覧


スタッフ キャスト
監督:マルコ・シュナベル

製作
マイケル・デ・ルカ
マイク・マイヤーズ
製作総指揮
ゲイリー・バーバー
ロジャー・バーンバウム
ドナルド・J・リーJr.
脚本
マイク・マイヤーズ
グレアム・ゴーディ
撮影:ピーター・デミング
編集
リー・ヘイキソール
グレゴリー・パーラー
ビリー・ウェバー
音楽:ジョージ・S・クリントン

出演
グル・モーリス・ピトカ:マイク・マイヤーズ
ジェーン・ブラード:ジェシカ・アルバ
ジャック”ルコック”グランデ:ジャスティン・ティンバーレイク
ダレン・ロアノーク:ロマニー・マルコ
プルーデンス・ロアノーク:ミーガン・グッド
グル・タギンマイプダ:ベン・キングズレー
パンチ・チェーコフ:ヴァーン・トロイヤー
ジェイ・ケル:スティーヴン・コルベア
トレント・ルーダース:ジム・ガフィガン
リリアン・ロアノーク:テルマ・ホプキンス
ラジニーシュ:マヌー・ナラヤン
ディック・パンツ:ジョン・オリヴァー
グル・サチャビグノバ:オミッド・ジャリリ
本人:ジェシカ・シンプソン
本人:カニエ・ウェスト
本人:マリシュカ・ハージティ
本人:ヴァル・キルマー
本人:モーガン・フリーマン
本人:オプラ・ウィンフリー
本人:ディーパック・チョプラ
本人:ロブ・ブレイク

アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ
2008年製作 87分
公開
北米:2008年6月20日
日本:未公開
製作費 $62,000,000
北米興行収入 $32,235,790
世界 $40,863,340


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
インドで育ち、スピリチュアルの修行を積んだアメリカ人のグル・モーリス・ピトカ(マイク・マイヤーズ)は、故郷に向かう。

NHLの”トロント・メープルリーフス”のスター選手ダレン・ロアノーク(ロマニー・マルコ)は、”スタンレー・カップ”ファイナルを前に妻のプルーデンス(ミーガン・グッド)と別居して世間を驚かせていた。

プルーデンスは、ダレンのライバルチーム”ロサンゼルス・キングス”のゴールキーパー、ジャック”ルコック”グランデ(ジャスティン・ティンバーレイク)と交際を始める。

ファイナルを控えてダレンのことが心配なオーナーのジェーン・ブラード(ジェシカ・アルバ)は、ヘッドコーチのパンチ・チェーコフ(ヴァーン・トロイヤー)から、全く使いものにならないと言われる。

ヤンキースが不調の時にグルを雇ったと言うジェーンは、ピトカに目をつける。

ロサンゼルス
広大な僧院を拠点に活動していたピトカは、”ディーパック・チョプラ”が1位で自分が2位であることを不満に思うものの、アシスタントのラジニーシュ(マヌー・ナラヤン)に励まされる。

現れたマネージャーのディック・パンツ(ジョン・オリヴァー)から、”メープルリーフス”から200万ドルのオファーがあったことを知らされたピトカは、ロアノーク夫妻を復縁させれば、チョプラが注目されるきっかけとなった”オプラ・ウィンフリー・ショー”の出演も実現すると言われて興奮する。

ピトカは、30年前にチョプラと共にグル・タギンマイプダ(ベン・キングズレー)を師と仰ぎ修行を積もうとした時のことを想いだす。

ジェーンとチェーコフも参加した講演を終えたピトカは、信者であるジェシカ・シンプソンヴァル・キルマー、そしてマリシュカ・ハージティと話す。

その後、ジェーンを紹介されたピトカは一目惚れしてしまい、彼女のプライベートジェットでトロントに向かう。

1967年を最後に、メープルリーフスが”スタンレー・カップ”を逃しているため、ジェーンは地元の人々から呪われていると言われて、恨まれていることをピトカに話す。

ダレンに会ったピトカは、不調は妻との関係が原因だと言って復縁する方法を考え、手紙を書いてそれを届けに行こうとする。

屋敷に忍び込み、苦労しながらプルーデンスにダレンからの手紙を渡したピトカは、ジャックに追い払われる。

その後、トロントにも僧院を作ったピトカは、現れたダレンに手紙は渡したことを伝え、15年前にグル・タギンマイプダから修業を受けた、”DRAMA”段階療法で優勝を目指し、プルーデンスも取り戻せると伝える。

エア・カナダ・センター
ジェイ・ケル(スティーヴン・コルベア)とトレント・ルーダース(ジム・ガフィガン)の実況で、”スタンレー・カップ”ファイナルの第一戦メープルリーフスキングスの戦いが始まる。

ベンチに入ったピトカから、絶対に喧嘩をするなと言われていたダレンは、痛めつけられるだけだった。

その後、ピトカから思い切り喧嘩をしていいと言われたダレンは、ジャックとプルーデンスが投げキスする姿を目撃する。

ダレンがジャックに激しくタックルしたために、両チームは乱闘となる。

一試合出場停止となったダレンは、誰とでも好きに喧嘩をしろと言われたため、チェーコフにパックをぶつける。

ダレンは二試合出場停止になり、第二、三戦は出場できなくなり、初戦はキングスが勝利する。

対策会議を開いたジェーンは、ダレンが母親を試合に呼ばないことをピトカに伝える。

ピトカは、それがダレンのトラウマと関係しているかもしれないと考える。

気が進まないまま、ダレンはピトカと共に母リリアン(テルマ・ホプキンス)に会うためにバプテスト教会に向かう。

リリアンに会ったピトカは、チョプラのパクリだと言われる。

何の用なのかとリリアンから訊かれたダレンはビビってしまい、ピトカと共にその場を去る。

立ち向かうようにと言われたダレンはピトカとバーに向かい、その場にいた男達と喧嘩を始めて、店内は大乱闘となる。

その後、二人は”ナイアガラの滝”に向かい、ピトカは、プルーデンスと復縁したいと言うダレンの気持ちを知る。

訪ねて来たジェーンと食事をしたピトカは、男性から疫病神と思われていると言う彼女に、自分を愛するのを恐れているので恐怖心を除くよう助言する。

それに従おうとしたジェーンは、勇気をだしてピトカにキスしようとするが、それを拒まれたために、気分を害して帰ってしまう。

ロサンゼルスでの第三戦もキングスが勝ち三連勝となり、あと一勝で”スタンレー・カップ”を手にすることになる。

三連敗のチェーコフは、選手とジェーン、そしてピトカにに八つ当たりする。

ジェーンから、ダレンをやる気にさせるためにまともな仕事をすることを要求されたピトカは、第4戦までにダレンとプルーデンスを復縁させないと、”オプラ・ウィンフリー・ショー”はチョプラが出演することになるという連絡が入ったことをディックから知らされる。

ダレンと母親との関係が解決していないために、ピトカは焦る。

プルーデンスとジャックを引き離そうとしたピトカは、ダレンが生まれ変わったことを彼女に伝えて、二人を僧院で会わせようとする。

ジャックは、母親の前でプレーできないダレンの弱点がそれだということに気づく。

翌日、僧院でプルーデンスと会ったダレンは許してもらい、同席したピトカやジェーンは喜ぶ。

目的を達成したピトカは、ジェーンからもう少しいてほしいと言われる。

ロサンゼルス、”ステイプルズ・センター”。
第4戦、復帰したダレンの活躍でメープルリーフスが勝利し、第5戦も勝利する。

トロント、”エア・カナダ・センター”。
第6戦、地元で勝利したメープルリーフスは、最終戦に持ち込む。

オプラ・ウィンフリー・ショー”の出演が決まったピトカは、ジェーンから報酬を受け取る。

それ以上のことを期待したジェーンは、”誓い”を立てているというピトカとの進展はなかったために気落ちする。

第7戦が始まろうとする頃、ピトカは、”オプラ・ウィンフリー・ショー”出演のために、ディックと共にシカゴに向かうフライトを待っていた。

ダレンの母リリアンがリンクに現れ、国歌斉唱を始めたためにピトカは驚く。

母を目の前にしてダレンは震え始め、リンクを出てロッカールームに閉じこもってしまう。

それを見たピトカは、ディックの制止を振り切り街に戻ろうとする。

ジェーンに電話をしたピトカは、ダレンが治っていなかったことを伝え、チェーコフに時間を稼がせるよう指示し、ラジーニシュと共に”ステイプルズ・センター”に向かう。

スタンドで観客から非難されたジェーンは、どんなに責められても自分は責めないと怒鳴り返し、他の観客から喝采を浴びる。

ジェーンは、ピトカが来るために時間を稼ぐようチェーコフに指示する。

戻ってきたピトカを嘘つきだと非難したジェーンだったが、彼から、去った理由は貞操帯を着けていたためだと言われる。

ズボンを脱いで貞操帯を見せたピトカは、ジェーンを納得させる。

ロッカールームに入ったピトカは、母リリアンに立ち向かうようにと言ってダレンを励ます。

リリアンと話したダレンは、大人なので問題は自分で解決すると言って母に愛を伝える。

残り31秒で試合に出場したダレンは、ロブ・ブレイクからパックを奪い、ゴールに持ち込んで得点する。

残り8秒でパックをキープしたダレンは、ファールを受ける。

ペナルティー・ショットを獲得したダレンは、近づいてきたジャックから、プルーデンスと愛し合った際のことを知らされ、動揺して動けなくなる。

時間を稼ぐために雄と雌の像をリンクに連れて行ったピトカは、その場で交尾させてしまう。

それを見て気が楽になったダレンは、ピトカから必ずゴールを決めるようにと言われる。

ジャックに突進したダレンは見事にゴールを決めて、メープルリーフスが”スタンレー・カップ”を獲得する。

喜ぶ選手達と共にロッカールームにいたピトカは、現れたチョプラから、オプラ・ウィンフリーには出演を勧めておいたと言われる。

ピトカは、今後はチョプラを追うことなく、”グル・ピトカ”に誇りを持つことを伝える。

その後ピトカは、度々、衝突したチェーコフと和解し、ダレンらと喜びをかみしめる。

インド
ジェーンと共に平穏な日々を送るピトカは、グル・タギンマイプダから、貞操帯を外していいと言われる。

最初から鍵はなく留め金で外れると言われたピトカは、それを外される。

その後、ピトカとジェーンは、楽しい日々過ごす。


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
インドで育ち、スピリチュアルの修行を積んだアメリカ人のグル・モーリス・ピトカは、故郷に向かい活動を始める。
NHLの”トロント・メープルリーフス”のオーナーのジェーンは、”スタンレー・カップ”ファイナルを前に、スター選手ダレンが妻プルーデンスとの別居問題で不調になり頭を悩ませていた。
プルーデンスは、ダレンのライバルチームである”ロサンゼルス・キングス”のゴールキーパー、ジャックと交際を始めてしまったため、話は更にこじれる。
1967年以来タイトルをものにできないことも悩みのジェーンは、ピトカに目をつけて彼を雇い、ダレンとプルーデンスを復縁させようとする。
ジェーンに会ったピトカは彼女に一目惚れしてしまい、二人は惹かれ合いながら、ダレンとプルーデンスを復縁させ復調させようとするのだが・・・。
__________

製作、脚本、主演マイク・マイヤーズによる、豪華スター競演の爆笑コメディ。

マイク・マイヤーズの作品らしいと言えばそれまでだが、その下品なセリフなどが度を越している雰囲気があり、「オースティン・パワーズ」シリーズのようなナンセンスなギャグで笑わせてくれる楽しさがない。

声だけで登場するモーガン・フリーマン程度の役ならいいが、実力派である名優のベン・キングズレーまでもが、目を覆いたくなるような馬鹿げた役には笑えない。

製作費に6200万ドルもかけていることから、マイク・マイヤーズは”オースティン・パワーズ”以上のものを狙ったと思われるが、批評家、観客からは酷評されてしまった。

そのため、北米3000館以上で公開されたものの、1週間で打ち切りする劇場が続出し、北米興行収入は約3200万ドル、全世界では約4000万ドルという結果に終わった。

ラジー賞では主要7部門にノミネートされ、マイク・マイヤーズは、最悪作品、脚本、男優賞を受賞してしまった。

NHLの”スタンレー・カップ”ファイナルの様子や、様々な特殊効果など工夫は凝らされ、魅力的なキャスティングでもあり、愉快なキャラクターが何人も登場するだけに残念だ。

主演のマイク・マイヤーズは、インドで修業を積み、故郷アメリカに戻り活動するグルを愉快に演じてはいる。

主人公を雇い、なんと彼に惹かれてしまうNHLトロント・メープルリーフス”のオーナー、ジェシカ・アルバ、”ロサンゼルス・キングス”のゴールキーパー、ジャスティン・ティンバーレイク、そのライバルである”メープルリーフス”のスター選手ロマニー・マルコ、彼の妻で、ジャック(ジャスティン・ティンバーレイク)と関係を持つミーガン・グッド、主人公の師であるグル、ベン・キングズレー、”メープルリーフス”のヘッドコーチ、ヴァーン・トロイヤー、”スタンレー・カップ”の実況をするスティーヴン・コルベアジム・ガフィガン、ダレンの母親テルマ・ホプキンス、主人公のアシスタント、マヌー・ナラヤン、マネージャーのジョン・オリヴァー、グルのオミッド・ジャリリ、本人役でジェシカ・シンプソンカニエ・ウェストマリシュカ・ハージティヴァル・キルマーモーガン・フリーマン(声のみ)、オプラ・ウィンフリーディーパック・チョプラロブ・ブレイクなどが共演している。


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